【過去レコ】北アルプス7日間95km〜裏銀座・高天原・雲ノ平・大キレット・屏風ノ頭:葛温泉から上高地まで、半袖隊長、アルプス行きたい病に重度罹患中
- GPS
- --:--
- 距離
- 96.2km
- 登り
- 7,725m
- 下り
- 7,142m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 6:35
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:35
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 9:35
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:55
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 8:30
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 8:50
- 山行
- 1:00
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 2:00
〇馨屋を7時に出発し(初日と最終日を除く)
標準タイムの7掛けで歩き
主要な山頂・山小屋で5〜10分休憩する
ことを前提とする自動算出値を転記した。
4日目(双六小屋〜北穂高小屋)を「8時間で歩き15時に到着」との備忘記があるので、あながち間違っていないようである。
合計距離: 96.19km / 最高点の標高: 3081m / 最低点の標高: 919m
累積標高(上り): 7363m / 累積標高(下り): 6763m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
ヤマプラ機能で作成した歩行コースのGPXファイルをダウンロードし、そのまま山行記録にコピーしているので、歩行距離も累積標高差も実数値より少なめ(経験則からしてざっと▲5〜10%?)になっていると思われる。
合計距離は恐らく100kmを越えている可能性が高いだろう。
天候 | 概ね晴れたようだが…四日目は曇天だった |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(注1)青春18きっぷを利用〜信濃大町〜神城間は時間調整のため (注2)当時は葛温泉まで路線バス、七倉までは夏季限定限定登山バスがあった (注3)当日は既に登山バス運行期間外にて、タクシー代をケチって高瀬ダムまで全て歩いた…七倉までバスを乗り継ぎ、その先の高瀬ダムまでタクシー利用が一般的だった (注4)今は葛温泉までの路線バスは廃止され、乗合タクシー(予約制)が代替してるようである 【復路】上高地BT新宿駅 (注1)全行程終了後、上高地BTにてアルプス号を予約した記憶である |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況【emj:158]】 当時(1986年/1988年版)利用した山と高原地図に拠れば、屏風の頭ルート(涸沢〜新村橋)を除けば、全て赤実線ルートである。 因みに現在は北穂〜白出沢間も赤破線となっているようである。 本コースの中で、難所や急登を挙げるとすれば以下の三つか。 .屮蔑て尾根…ヒィヒィ言う余裕がないうちに登り終えた 大キレット…曇天だったので高度感を感じることがないまま北穂直下に到達した V風の頭…惜しむらくはほとんど印象に残っていない |
その他周辺情報 | ★宿泊施設:全て予約なし、当日飛び込み宿泊…当時の常識です 初日:烏帽子小屋…宿泊者4人 二日目:水晶小屋…宿泊者3人、小林さんと10:30pmまで飲んだ 三日目:高天原山荘…雑誌クォーク取材陣、民宿まほろば(中尾温泉)ご一家、下薗さん(鏡平山荘バイト?)と同宿 四日目:双六小屋…雑記事項なし 五日目:北穂高小屋…兵庫2人組、長崎君、千葉君と一緒になる 六日目:五千尺ロッジ…男女別2段ベッド部屋だったような記憶あり/翌日朝食後、経緯は忘れたが、同宿の山ガール・松崎さん?とアルプス号に乗車するまでの間で大正池を散策 |
写真
感想
【記載日:2020年7月30日】
拙者の登山史を振り返ると、1991年は「アルプス行きたい病(yamaheroさん命名)」に重度に罹患していた真っ最中であった。
同年7月〜8月には立山から新穂高まで8泊9日縦走(記録ID2209371)したが、天候に祟られ思い通りの行程とはならなかった。
そこで、入社XX年目特典を活用し、9月初旬に再び1週間休暇を取得し北ア大縦走に挑んだのが本記録である。
それにしてもよく歩いたものだし、よく歩けたものだ。
振り返ってみて自身でも驚いたのが
\捗18利用で夜行普通列車移動し、タクシーを利用せず葛温泉からブナ立てを登り、当日中に烏帽子岳に登っている
⇒眛、縦走方向とは逆の南沢岳にわざわざ登ってから、裏銀座を縦走している
F麁目の水晶小屋で、夜10時半まで酒を飲んでいる
せ案目に水晶岳だけでなく赤牛岳まで足を伸ばし、岩苔乗越まで戻ってから高天原に下っている
チ佻讃屋発で大キレットを通過し15時には北穂に着いている
涸沢から上高地に下る際に、屏風の頭を経るパノラマコースを歩いている
…などなど。たまげたもんだ!
一方で、これだけの距離を歩いても
●日本百名山は水晶岳のみ
(⇒槍ヶ岳・奥穂高岳のすぐ近くを通過しているが、山頂には拘らなかった⇒拘ったら、このコースは歩くにはもっと日時が必要だ)
●同二百名山は烏帽子岳・赤牛岳の2座のみ
●同三百名山は赤牛岳・三俣蓮華岳の2座のみ
なので、ピークハンターにとっては効率が悪いコース設定だ。
もっとも素人受けするピークハントではなく、高天原温泉、雲ノ平庭園、大キレットやパノラマコースの岩稜歩きなど、北アルプスの中でも特色ある一帯を巡る玄人受けするコースを選んだとの印象だ。
まぁ、いずれにせよ、今、同じコースを歩けと言われても、もう無理だ。
当時はまだ30代前半、身長は180cmで体重が64.6kg(1991年5月13日測定値)だから、標準値より4%ほど少ない。
今となっては、身長は縮むは、体重は70〜74kg台でウロチョロしてるので、2ℓペットボトル3本分以上も重い。
それに日本ラグビー界の底辺中の底辺の職場チームで、また年齢的に引退間際ではあったが、まだ現役の端くれだったから、走る(歩く)体力だけは人並み以上にあった。
この後もガンガン歩き回る積りだったか、環境の変化には抗えず、数年後には自分の登山史上では「失われた10年」が訪れてしまった(;'∀')
でも山小屋や稜線、山頂で色んな方々と出会ったんだな。
雑誌クオークで高天原温泉を舞台に全国デビューしたのは作戦勝ち。
掲載用写真を撮るまでしつこく1時間以上も湯舟で粘っていたら、思惑通りに、全国誌面を飾る栄誉の恩恵を被った。
朝倉さん(神戸市)、藤尾さん(兵庫・香寺町)、橋本さん・中尾さん(西宮市)、伊東さん(長崎市)、河村さん(つくば市)、下薗さん(鏡平小屋バイト)、松崎さん(五千尺ロッヂで同宿)?…皆さん、お元気で今でも山に親しんでいらっしゃるだろうか?
そして民宿まほろばの4人家族の皆さま…ググってみたら、あった!
https://hpdsp.jp/okuhida-mahoroba/
いつか訪ねてみたいものだ。
もちろん、拙者のことなど覚えていらっしゃらないだろうが…。
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
【個人用過去レコリンク】
1991年07月26日(金) 〜 1991年08月03日(土)
【過去レコ】薬師岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳:立山室堂から新穂高へ深田百ハント8泊9日縦走
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2209371.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
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かなり凝った珍しい縦走ですね〜
あらかた登った後で、行きたかったお山を繋いだような
通好み裏銀座縦走レコ 楽しませていただきました
PS ちょうど僕らが結婚した年のような・・(笑)
職場の夏休みは一斉ではなく交代制。
また年に一度は一週間休暇を取得するとの企業文化もあったので、同期連中に主な(メジャーな)山域には連れて行ってもらっていました。
そのうちに諸種事情で同時期に夏季休暇を合わせることが難しくなり、次第に個人プレーに発展したのですよ。
後立山には櫛の歯が欠けたように未踏区間(八峰キレットや不帰キレット)が残っていますし、餓鬼・唐沢周辺なども手付かず。
でも、もう今さら…って感じです。
来年、ルビー婚式ですね
すると…拙宅は少し「後輩」になります
隊長
半袖隊長 様
梅雨明けが待ち遠しいです、素人好みの、折立から薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六、鏡平で、新穂高温泉へ、、の盛り沢山のルート設定です、テン場も予約制で、苦労してます、長い日も在ります、、行けるかな?
行きたいです、、。
また触発されました、、、
muttyann
長々と続いた梅雨ですが、急転直下…今週末には明けるらしいですね。
暑い夏になるとの長期予報ですね。
今年は天候以外にコロナ禍の感染状況にも大きく影響されそうですね。
天候次第で予定通りに行けるかどうかも分かりませんし、悪天で停滞あるいは行程変更せざるを得ないかもしれませんし…。
再び緊急事態宣言が発令される可能性もあるので、今年のロング縦走は極めて不確定要素が多いと言わざるを得ませんね。
充実した夏山縦走となるよう願っています
隊長
隊長殿 こんばんわー
すんばらしい 記録です
マネレコしたいけど なかなかむつかしそうな、、
写真 バルタンポーズ 🦀
探したのは 私だけでしょうか、、
では よい梅雨明けを
tsui
過去レコにまでコメ を有難うございます。
当時、バルタン星人はまだ宇宙の彼方で、地球進出前だったかも?
えっ…もう来てました…地球に
このロング縦走は荷物軽量化のため全て小屋泊り。
食事は一部自炊でしたが、大半は小屋食を頂きました。
コロナ禍で小屋泊も色んな制限が課され、今夏の縦走は色んな意味で大変ですよねぇ。
早く気軽に語り合える環境に戻って欲しいものです。
梅雨明けしましたが、再び栃木・山梨・埼玉の山域に行っていいものやら…気迷い中です。
隊長
こんにちわ。
我が家は、今「北アルプス行きたい病」にかかっている最中なので、隊長さんのコースは、うらやましい。他の過去レコも含めると、北アルプス全部を網羅しているのではと思います。高天原とか水晶は、本当に山奥だから行くだけで大変。
それにしても、健脚ですね!
「アルプス行きたい病」にかかるとなかなか完治しないのです。
一通り行き尽してしまうか?もう行けない身体になってしまうか?
拙者の場合は物理的に行けない環境になってしまったので、治療法は「強制隔離」でした。
その後に行ったのは、焼岳・乗鞍岳・木曽御岳山などの独立峰をピストンしたのみ。
上高地や室堂にさえ、足を踏み入れていません。
でも「アルプス行きたい病」は再発しやすいとも聞いています。
まだ歩いたことがない不帰キレットや八峰キレットに行ってみたいなぁ…とは思いますが、今は身体が受け付けるかどうか?⇒特に上半身。
それに連投…ではなく連登が利かない身体になりつつあるのが残念です
隊長
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