黒部・奥の廊下・赤木沢 渓流遡行+釣行


- GPS
- 33:16
- 距離
- 40.0km
- 登り
- 2,292m
- 下り
- 2,255m
コースタイム
●8/31(金)
07:00 折立登山口(1360m)
08:50 小ピークベンチ1869m
10:50 五光岩ベンチ(2186m)
11:50 太郎平小屋(2330m) 昼食
14:50 薬師沢小屋 テラスにてくつろぐ。
小屋泊(一泊夕食のみで7800円)
●9/1(土)
04:30 起床、朝食自炊
06:00 薬師沢小屋 出発
08:20 赤木沢出合
09:20 兎平(昼食)
釣りを楽しむ
14:20 五郎沢出合てまえ(戻りポイント)
17:00 薬師沢小屋
●9/2(日)
04:00 起床、朝食自炊
05:00 薬師沢小屋 出発
06:30 赤木沢出合
09:30 大滝(下) ロープを出して登る
12:00 源頭のお花畑 着替え
13:00 中俣乗越(稜線の一般登山道)
14:50 北ノ俣岳
16:40 太郎平小屋
17:10 薬師峠テン場、幕営、夕食
●9/3(月)
06:30 薬師峠テン場 出発
07:00 太郎平小屋
11:00 折立登山口
-
天候 | 4日間、ほとんど晴れ、もしくは高曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
有峰林道は、20:00~6:00までの夜間、通行できない。詳しくは、以下まで http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1603/kj00009876-001-01.html - |
コース状況/ 危険箇所等 |
●折立⇔太郎平小屋(一般登山道) 最初の1時間強は急登でつらい。その他、とくに問題ない。 ●太郎平小屋→薬師沢小屋(一般登山道) 急な下りの後、薬師沢中俣ぞいの道は、お花畑があり快適。その他、問題なし。 ●薬師沢小屋⇔赤木沢出合(沢登り) 小さな高巻きはあったが、ほぼ沢通しでいける。せいぜいヒザ上ぐらいまでの水量。 ●赤木沢出合⇔五郎沢出合てまえ(沢登り) ほとんど平坦な川原歩き。渡渉もヒザ下までの水量。 ●赤木沢出合→中俣乗越(特上の沢登り) ウワサにたがわぬ最高の渓流遡行が楽しめる。ほとんどヒザ下までの水量だが、一箇所だけ胸まで浸かる。 大滝はすぐ右側を登るが、ロープを出して登ったほうが良い。30mロープなら2ピッチ。その際、 少しうるさい木枝を漕いで上まで登ったほうがよい。途中で左にそれると、トラバースがいやらしい。 最初の二股は左へ、次の二股も左へ、その後は、なんとなく右を選べば、中俣乗越にうまく出られる。 我々はすべて左・左と行ったので、源頭以降で右へトラバースせねばならなくなった。ハイマツがうるさかった。 ●中俣乗越→太郎平小屋(稜線の一般登山道) 天気が良いときは、見晴らしが良くて気持ちの良い登山道。天気が悪ければ、風雨がとても厳しいだろう。 ●太郎平小屋⇔薬師峠テン場(一般登山道・木道) 往復40分は、ビールだけの調達にはつらいものがある。 テン場は、ほとんど斜面ばかりで、テント内で頭を交互に就寝するのは難しい。 水は豊富。トイレは新しくなってとてもきれい。 ●その他、情報 薬師沢小屋の夕食時に、地元の家族3人連れの方に釣り情報などをいただいた。 ・水温が低いと、渓魚の活性が低くなり、朝マズメがなく、お昼近くまでアタリが少ない。 ・この時期には川虫が少なくて、エサの現地調達は難しい。事前にイクラなりキジなどを用意しておくこと。 ・明日は、薬師沢右俣を詰めて帰るという。左俣は難しいらしい。 ・このあたりの標高になると、アブはほとんどいない。標高1600mあたりが、いるかいないかの境目となる。 ・ゲートのすぐ下にある亀谷(かめがい)温泉の白樺ハイツはおすすめ。 温泉は、単純硫黄泉のアルカリ泉で、すこしぬめりがある良泉。 さしみ定食(1000円)はおいしかったが、ご飯のおかわり100円はタマニキズ! http://www.shirakaba-toyama.com/index.html - |
写真
感想
長年憧れていた”黒部源流での釣り”や”赤木沢の渓流遡行”だけに、アレもしたい、コレもしたい・・・と何かと欲張りをしていたら、下記の荷物となって、乾燥重量で30kg近くになってしまった。
・キャンプ装備 テント、食糧、火器、シュラフ、マット
・沢登り装備 フェルトシューズ、ネオプレーン上下
・登攀装備 ロープ、ヘルメット、ハーネス、カラビナなど
・釣り装備 ロッド、仕掛け、補修セット、小物
荷物が重たすぎてつらい時もあったが、あまりにも素晴らしかったので自然と足が進み、なんとか目的を達成できて自信にもなった。しかし、もっと目的を狭めて、釣りをするなら小屋泊まりに徹するとか、キャンプ装備は太郎平小屋に預かってもらうとかすべきであった。実際、結構、預かってもらっている方が多いらしい。今後の反省材料だ。
黒部・奥の廊下でのイワナ釣りは、意外に結構渋くて、決してウハウハといったものではなかったが、実質2人で、尺モノ3匹を含む、8匹を釣り上げた。景色があまりにも素晴らしいので、竿をだしているだけで、なんども幸せを感じた。これぞ、渓流釣りの極地であろう。ちなみに、釣ったサカナはすべてその場で食した。
赤木沢は、ウワサにたがわぬ美渓で、別天地のようであった。入渓者も多いが、あまり気にならず、沢登りそのものを存分に楽しむことが出来た。大滝の巻き以外は本当に簡単で、こんな深山幽谷に、あたかも登ってくださいといわんばかりの適当な傾斜は、フェルトソールのフリクションにもちょうど良く、景色を味わう余裕まで与えてくれているようだった。荷物の重みを忘れて登った。
いつかまた、来たい・・・。いや、絶対に来るぞ・・・
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コメント
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kuma-san こんにちは!
沢登りされるんですね
私は先日初めてjijiさんに金剛山に連れて行かれてデビューしたばかりなんです
ただ『3年後に赤木沢を目指そう!』って話になったので、非常に興味を持って拝見させて頂きました
11月に入ると相変わらず耐久系のイベントばかり目白押しです
11/3-4 八ヶ岳スーパートレイル100マイルレース
11/11 六甲全縦
11/25 大阪マラソン
やっぱり変人でしょうか?
ButaModernさん、こんにちは。
私の場合は、いつもは渓流釣りの方がメインで、
沢登りはサブというか、単なる手段だったんですが。。。
この赤木沢は違いました。
美しすぎます。
そして、登りが難しくありません。
3年後などと言わず、今年でもまだOKですよ。
ぜひ、行ってきてください。
大峯や台高の渓は難しくて全国レベルですので、
そのあたりでは練習しないでね。死にます!
変わらず、耐久系やってますね!
ButaModernさんは、人間の変人ではないですよ。
スーパーサイア人なのだから。
カカロットになりたいクマ
kuma-sanさん、こんにちわ。
きれいな沢ですね~
ここまで行くのは私には無理そうですが、
ナイアガラの滝辺りで遊んでいたいです。
イワナも美味しそうです。じゅる。
6月に黒部のイワナを20匹程頂いた(日記に書きましたね^^)のですが
現場で食べるイワナは格別でしょうね!
骨酒、やりましたか?
>丸い石が空けた穴。これ何て言うのだっけ?
ポットホール、って言います
天然のあまり見たことないです
sakusakuさん、こんにちは。
いつも日記、楽しませてもらってます。いえ、あの、山行報告も・・・
sakusakuさんの山行履歴を拝見させていただく限り、
正直、赤木沢を沢登りして、これを詰めるのは、問題ないと思いました。
私が言うのも変ですがね。
最初は、是非、経験者に連れてもらってください。
イワナは、塩焼きやサシミが美味しいのですが、
唐揚げ粉をなじませたあと、エキストラバージンで炒めると薫り高くなって、
これがもう・・・絶品なのですよ。ああ思い出す。
まだ日中だったので、沢の中で与太ってはいけないので、
残念ながら、骨酒はできませんでした。唯一の、心残りです。
次は、海谷渓谷でも行って、焼きがらしをジュッとやってこようと思います。
クマ
P.S ポットホールという言葉、ありがとうございました。
夏の赤木沢いいですね~
廊下は奥どころか下も上も未経験な私ですが
レコを拝見して私も行きたい衝動に駆られました。
残念ながら沢登りは未経験でスキルも知識もないのでまだまだ無理ですが
今年から始めてみようかと思っているうちに夏はもう終わりです
くまさんのような方が身近にいればいいんですけどね。
それにしてもイワナのオリーブオイル揚げは美味そうですね(ヨダレ)。
この肴を前にして酒を自重するその大人な自制心に驚嘆です!
カノスケさん、まいどです。
南ア南部のレポート、おもしろかったです。
何年も前に歩いたことあるのですが、懐かしくて、もう一度行きたくなりました。
最近のレポは、これから楽しませてもらいます。
ところで、沢登りの知識って、そんなにたくさんありませんよ。
①上流の天気(雨)を常に気にする。
②ヘルメットは絶対にかぶる。
③単独は避ける。
④自分のフェルトシューズがどこまでのフリクションを持つか確認しながら登る。
ヤマケイの登山技術全書4『沢登り』などを読んで実践してみてください。特別難しい滝登りや、急流のゴルジュ突破などは別ですが、赤木沢などは易しいので、どんどん行くべきだと思いました。
イワナの骨酒は、これを作らなくていいほど、オリーブオイル揚げが、美味でした。 申し訳ありませぬ・・・
クマ
P.S 黒部・下ノ廊下が通過できるようになったみたいですね。エライさんのチェック待ち状態まですぐのようですので、今がチャンスですよ。しかし、あれだけの崩落に対してよくもまあ桟道を付けたものです。驚愕ものです。
http://azohara.niikawa.com/album/index.php?q_dir=.%2Fimg%2F0latest
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