再び八ヶ岳へ(御小屋尾根から阿弥陀岳〜赤岳〜硫黄岳)
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- GPS
- 10:35
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,815m
- 下り
- 1,805m
コースタイム
天候 | 晴れ後時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
御小屋尾根は初めて使いましたが、変化に富んでいて楽しいコースです。 大きく分けると3つに分かれます。 “濃戸口〜不動清水:緩やかな樹林帯ですが、御小屋山から先は花も多く、所々眺望(中ア、南ア、権現〜編笠〜西岳)が望めます。 不動清水〜2500m付近の森林限界:樹林帯の急登ですが、さらに眺望が良くなり、北アや天狗岳〜蓼科山が望めます。 森林限界〜阿弥陀岳:ガレ場+岩稜地帯ですが、横岳よりは難易度は低いと思います。 一つ問題なのが、北斜面のため日が当たらず涼しいのはいいのですが、前日雨が降ったためハイマツとシャクナゲが濡れていて、横着して雨具を着用しなかったため、びしょ濡れになりました。 また、山と高原の地図の御小屋山→不動清水のコースタイム1:40は間違いではないかと思うくらい余裕見過ぎです。 他の区間と比較すると、1:00くらいが適正ではないでしょうか。 |
写真
感想
同じ山域に続けて行くことはあまりないのですが、前回編笠山〜権現岳に行った際に、阿弥陀岳を見て無性に行きたくなりました。
というのも阿弥陀岳は登山2回目にして登った山で、中岳のコルからの登りが非常に急に感じ、登山って大変だなとつくづく思い知らされた山です。
今となってどう感じるのか、確かめたく行くことにします。
ちなみにその時の阿弥陀岳は、先輩と赤岳待合わせというすごい計画でした。
健脚の先輩は真教寺尾根から赤岳へ、初心者の私は美濃戸口から阿弥陀岳経由で赤岳に向かいました。
中山乗越で道は間違えるは、阿弥陀岳には手こずるはで、這う這うの体で赤岳に到着。
その後もシャリバテ&水不足でバテバテ。
青年小屋でラーメンを食べて一息つくも、編笠山からの下りで日没、ヘッドライトで何とか観音平に到着したものでした。
今考えれば登山2回目なのに、コースタイム13時間の日帰りハードコース。
無謀計画の最たるものでしたが、今となれば懐かしい思い出です。
今回は初めて御小屋尾根を使うことにしました。
阿弥陀岳→赤岳から先は、権現岳→西岳に行く周回コースと、横岳→硫黄岳に行く周回コースがあり、ともにコースタイムはほぼ13時間。
今回はせっかく平日なので、週末だと混雑が予想される横岳→硫黄岳を周ることにします。
夕方から雨の予報が出ていたので早出します。
自宅から美濃戸口までは2時間弱。
奥多摩の鴨沢までよりも早く到着できることが、今更ながら判明しました。
前回の観音平から編笠山への一本調子の登りと違い、御小屋尾根は変化に富んでいて飽きません。
ただ、横着して雨具を付けなかったため、露でズボンがびしょびしょ。
阿弥陀岳山頂では絞れるくらいの水分を吸ってました。
でも最近の素材はすごい。
30分ほどでほぼ完全に乾きました。
阿弥陀岳からの下りで本日初めての人に会います。
やはり阿弥陀岳〜中岳のコルはそれなりの急斜面でした。
登山2回目ではちょっとハードだったことが検証でき、ずっと気になっていたことが解決。
やはり順を追ってレベルアップしていくことが大切ですね。
こんばんは。
御小屋尾根、いいですね。私でも行けるかな?
CT13時間は微妙ですけれど。
やっぱり、晴れていると良いですね。
ギボシ・権現も見る方向が変わると新鮮です。
hirokさん、おはようございます。
このコースいいですね!
前回、阿弥陀岳から御小屋尾根を下ったとき、とても
好印象の尾根だったので、次回はこのルートで周回
したいと思っていました。
出来れば、今年中に歩きたいと思っているのですが。。。
昨日は雲が出て来るのが早かったですね。
sat4さん、おはようございます。
歩いている人は少なそうですが、ルートが濡れていなければ、一般ルートと変わらないと思います。
横岳歩いていれば問題ないでしょう。
ガイドブックによっては上部の岩場が手強いようなことも書いてますが、どこがその場所かわからないくらいでした。
同じ南八つの編笠の登りとは樹相が違うようで、御小屋尾根はシャクナゲなど背丈が低い樹も多く、所々展望も開けて気分的に楽です。
これからの季節は朝露があるでしょうから、せめてズボンだけでも雨具を付けることをお勧めします。
youtaroさん、おはようございます。
御小屋尾根は八ヶ岳の核心部にも近く、かつ面白いルートなので使えそうです。
八ヶ岳では西岳と峰の松目が未登頂なので、次回は阿弥陀→赤岳→権現→西岳の周回ルートをやってみようと考えてます。
一方、峰の松目は眺望なしと書いてあるので、一生行かないような気がしますが。
昨日は高い山からガスり始めました。
最初に御嶽山や乗鞍岳に雲がかかり、その後南アの高峰が、次に八ヶ岳といった順番にガスってました。
八ヶ岳でも赤岳・横岳はガスの時間が長かったですが、硫黄岳や中岳クラスの標高ではあまりかかっていませんでした。
なかなか天気を予測するのは難しいですね。
人気の八ヶ岳を静かに楽しめたようですね。
眩しい空と赤岳の写真(51/71)が特に印象的です。
hirokさんはいつもアイデア溢れる緻密な山行計画を立てていらっしゃいますが、
初期には無茶もされていたのですね
なんかちょっと嬉しかったです
長年のモヤモヤが晴れてスッキリですね
グロテスクな植物は「マムシグサ」のようです。
八ヶ岳の綺麗な花の名前は全く知りませんが、マムシグサは奥武蔵にほとても多く生えている草なので知っていました
ちなみに涼しくなるにつれ実は真っ赤になり一層グロテスクになります。
春に咲く花も、これまたグロいです
doppo634さん、こんばんは
ご指摘ありがとうございます。
マムシグサはてっきり赤と思い込んでましたが、季節によっては緑なのですね。
すっきりしました。
山行計画は結構適当ですよ
天気優先なので、行く場所は大体前日に決めてます。
雨の日などに方面別に候補はいくつかストックしておきますが。
これからの季節は紅葉前線を追いかけて、徐々に標高を下げていく予定です。
若い頃は何も考えてなかったのでしょう。
当時の記録を見ると、コースタイム13時間のところを14時間もかけて歩いてました。
これほど長時間歩いたのはその後記憶にありません
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