「過去レコ」南ア大縦走!女子二人ツエルト担いで茶臼岳〜北岳へ
- GPS
- 224:00
- 距離
- 81.5km
- 登り
- 8,820m
- 下り
- 8,240m
コースタイム
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 4:44
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 7:33
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 7:48
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 5:13
- 山行
- 2:28
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 3:05
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 6:22
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 9:20
- 山行
- 3:06
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 4:33
天候 | 8/31 快晴のち晴れ 9/1 晴れのち曇りのち霧 9/2 晴れのち曇りのち霧 9/3 曇りのち霧ガスガスの強風 9/4 雨夕方から曇り 9/5 ガスのち曇り 9/6 快晴のち晴れ 9/7 曇り 9/8 曇り 9/9 雨 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
静岡駅 2:29着 静岡駅にてステーションビバーク 金谷鉄道 5:16発 金谷駅 5:55着 6:??発 大井川鉄道 千頭駅 7:06〜7:10 井川駅 8:48着 バス 9:00発 畑薙第一ダム 10:08着 ここで準備を整え歩いて吊り橋へ 帰りは広河原からバスで甲府へ出て新宿へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
当時、南ア南部の山小屋は8月までしか営業しておらず、 横窪沢小屋、聖平小屋、百間洞山の家、荒川小屋は冬季小屋として利用させてもらえました。 それ以北の、高山裏、三伏、農鳥、北岳ではツエルトを使用 |
感想
この山行は、当時の私にとってロングコースのチャレンジ山行でした。
コースタイムはメモが残っていたのですが、写真は一枚も無くとても残念です(TT)
記録は古い思い出話で参考になるようなものではありませんので、
ほどほどにお付き合いくださいませ m(__)m
南ア南部、当時はアクセスも今よりさらに悪く、静岡駅でステビバしたり、箱庭のような茶畑の中を行く大井川鉄道に乗ったり、畑薙にたどり着くのもやっとでした。
畑薙から茶臼への道は2度目でしたが、ダムから歩いたのは初めてでしたし、10日分の荷物は重く、吊橋に着く頃はお昼近かったので暑くてしんどかったなぁ
おまけに初日から横窪沢小屋で食糧のパンを袋の上からネズミにかじられ、気持ち悪いのでその袋のパンを全部食べないことにし、有人の小屋があるところまでケチケチの食事にすることにしたのでひもじかったなぁ(><)
熊ノ平小屋に着いてビスケットを見付けた時には迷わず買ってふたりで貪りついたのを思い出します(^^;あれは普段水分取られてしまうので山では避けていたチョイスでしたが、そんなことを言っていられないくらい美味しかったなぁ〜(^^)
少し戻って百間洞の当時の小屋は傾いて揺れる小屋でした(冬季小屋)
その日たまたま3人連れの方も泊まりました。その方たちは沢を登ってきたとかで、怖い思いをしていたのか、夜中に大声でぎゃーっと悲鳴を上げられ、それから全然眠れなくなってしまったということもありました(><)
翌日は霧の中だったし寝不足もあって赤石岳までが長かった。
やっと着いたはずの赤石岳避難小屋は今のような立派な小屋ではなかったので、ガスで真っ白な中3メートル先にあるのも見つけられず、仕方なく休憩しようと思ったら一瞬ガスが切れあまりにも近くに小屋があってびっくりしました(@@)
中に入ってホットチョコレートを作って飲んだけど美味しかったなぁ☕
荒川小屋に着くと雨が降り出しました。
このころは毎日天気図を書いていたのですが翌日悪天候の中高山裏避難小屋まで行くよりここで一日停滞したほうがいいということになりました。
小屋には赤石岳の写真を撮りたくて3日停滞しているという方がいたので、その方とお喋りしたりしながら過ごしました。
良い休養だったのかな(^^)
翌日高山裏には午前中に着いてしまったので、停滞した分三伏峠まで行ってしまおうか迷ったのですが、なんとなくこの場所が気に入りそこまでにしました。誰もいなかったのでラジオをつけると高橋真梨子の桃色吐息が流れてきて、ふたりで大きな声で歌いながら大笑いしたのを覚えています(^^♪
三伏峠まではお花畑のあるような道だったと思います。
峠について小屋に入ったのですが、午後になったら小屋番さんが集金にやってきました。
当然テントの方が安いので、金欠の私たちは即決でテント(ツエルト)を選び、外に出ました(><)
翌日は本当は熊ノ平小屋までの予定でしたが、一日取り戻したかったので、農鳥小屋まで行くことにしました。
途中せっせと歩いていたら2〜3メートル先(ホントすぐ目の前)をいきなり大きなカモシカが横切り腰を抜かしそうになりました(@@)
熊ノ平でビスケットを食べたので、農鳥小屋までも元気に歩けました。
翌日は農鳥岳をピストンしてから北岳山荘まで。あっという間に感じました。
今思えばここで北岳にも行って肩の小屋まで行ってしまえばよかったのに、最初の予定が熊ノ平小屋からのはずだったので北岳山荘まででやめてしまったのですね。
北岳山荘はまだ新しく木の香りがしていました。
最終日、残念ながら雨。
帰りたくない。
終わりたくない。
そんな思いでいっぱいでした。
北岳に向かいながら、達成感で嬉しいのと、終わってしまう寂しさに感極まって、涙が出て泣きながら歩きました(^^;
天気は曇りがちで雨にも降られたけれど、あんなに感動をした山行は初めてだったので深く心に刻まれています。
これだからやめられないんですよね〜(^^;
写真も無いのに最後まで長い思い出話にお付き合いいただいた方、
本当にありがとうございました!
素晴らしい旅でしたね。写真無くとも引き込まれました!私も若い頃からやってたら、同じ様な経験談あったのかなぁー。てか、今からでもやりたいです😊
mobiさん おはようございます
写真も無いし載せるのを躊躇しましたが、そんな風に言っていただけると本当に嬉しいです(^^)
今の私にはもう無理ですが(><)
仕事休めるなら小屋どまりでやってみたいかな(^^;
当時「女子二人で・・・」と会の許可を渋られましたが、
「いつか」は待っていてもやってこないので、「今やりたい!」と言って
頑張りました。
行ってよかった。
よろしかったら是非行かれてみては?
コメントありがとうございました!
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