雲ノ平〜黒部五郎岳周回（亀谷起点）

2020年07月19日(日) [日帰り]

• GPS: 19:07
• 距離: 81.9km
• 登り: 6,118m
• 下り: 6,123m

コースタイム

日帰り

• 山行: 17:30
• 休憩: 1:13
• 合計: 18:43

22:33 亀谷ゲート
23:43 23:43 有峰ハウス
0:09 0:14 折立
0:18 0:19 十三重之塔 慰霊碑
0:51 0:51 太郎坂
1:11 1:13 青淵三角点
2:01 2:01 五光岩ベンチ
2:16 2:16 太郎兵衛平
2:34 2:35 太郎平小屋
3:06 3:07 第一徒渉点
3:11 3:11 第二徒渉点
3:26 3:26 第三徒渉点
3:49 3:50 カベッケが原
3:55 4:09 薬師沢小屋
5:22 5:31 アラスカ庭園
5:49 5:50 奥日本庭園
6:05 6:05 雲ノ平山荘
6:53 6:59 祖父岳分岐
7:14 7:18 祖父岳
8:24 8:24 黒部川水源地標
8:57 8:58 三俣山荘
9:43 9:43 三俣蓮華岳巻道分岐
10:21 10:27 黒部五郎小舎
12:06 12:10 黒部五郎の肩
12:16 12:18 黒部五郎岳
12:25 12:29 黒部五郎の肩
13:12 13:18 中俣乗越
13:57 13:57 赤木岳
14:20 14:23 北ノ俣岳
14:27 14:28 神岡新道分岐
15:17 15:18 太郎山
15:21 15:21 太郎平小屋
15:33 15:33 太郎兵衛平
15:45 15:45 五光岩ベンチ
16:20 16:20 青淵三角点
16:35 16:35 太郎坂
17:00 17:00 折立
17:15 17:15 有峰ハウス
17:15 17:15 猪根山散歩道 有峰ハウス口
17:42 亀谷ゲート

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

コース状況／危険箇所等

有峰林道は折立まで20km、標高差1000m
トンネル内は濡れていて下りはスリップ注意

その他周辺情報

亀谷温泉白樺ハイツ

写真

7/18 22:52

トンネル内は路面が濡れている。ボッチは向かい風をまともに受ける。

7/19 0:13

1時間半で20km、標高差1000mを漕ぎきって無事折立到着、深夜0時だった。

7/19 1:43

太郎坂からは富山の夜景も見えた。

7/19 2:36

太郎の小屋着は2時半でまだ真っ暗、誰も外にはいるはずもない

7/19 2:40

薬師沢小屋までも高山植物はたくさん咲いていた

7/19 5:36

さすがに雲ノ平手前で明るくなって暗闇から開放された、雲ノ平は貸し切りだった

7/19 5:54

人物像を入れて写真を際立たせる

7/19 5:59

木道脇には花がたくさん咲いていた

7/19 6:09

雲ノ平の小屋も人気はなかった

7/19 6:10

祖父岳が先に見える

7/19 6:15

お目当ての水晶岳は雲に隠れて残念

7/19 6:28

少し雲が晴れた時に水晶岳を入れてパシャ

7/19 6:31

池塘もあるでよ

7/19 6:48

徐々に雲も取れ水晶岳も姿を表す

7/19 7:00

祖父岳もうちょい

7/19 7:17

祖父岳ゴール、ピンポン！

7/19 7:24

祖父岳の下り、鷲羽岳とワリモ岳

7/19 7:28

鷲羽岳（右）ワリモ岳（左）

7/19 8:05

祖父岳の下りで晴れ渡った、やったね！正面は三俣蓮華岳

7/19 8:12

花と三俣蓮華岳のコラボ

7/19 8:32

ここが黒部川の源流です

7/19 8:36

鷲羽岳と花のコラボ

7/19 8:58

鷲羽の巻からは水晶岳がデカイ

7/19 8:59

祖父岳から鷲羽岳の山並み

7/19 9:06

鷲羽岳は均整が取れていてかっこいい山です

7/19 9:34

黄色い花が素敵でした

7/19 9:57

三俣蓮華を巻きいざ五郎さんへ

7/19 10:23

五郎の小屋が見えた

7/19 10:31

五郎の小屋前で水を飲んでさらばじゃ

7/19 10:50

水晶岳も対岸になった

7/19 10:58

五郎がズンズン近くなる

7/19 10:59

オットここで雷鳥さんが登場

7/19 11:09

素晴らしいカールの景色

7/19 11:12

やっぱ人を入れないとね

7/19 11:13

全く飽きない景色の連続

7/19 11:14

奇石も多いカールなんです

7/19 11:15

あっちにもこっちにも奇石

7/19 11:16

カールにはおいしい水も滔々と流れてます

7/19 11:20

ウワーッ、最高の景色

7/19 11:23

これが黒部五郎岳の真骨頂、カールに来ずして五郎はない

7/19 11:29

良いですね

7/19 11:35

写真に夢中で歩く時間より撮影時間が長い、頑張って取りまくります

7/19 11:39

この景色も良かった

7/19 12:06

肩に出てピークがすぐそこ

7/19 12:22

無事ピクリました

7/19 12:56

五郎さんの下りからバイバイ、また来るよ

7/19 12:56

もう水晶岳は完全に対岸の景色

7/19 13:12

赤木岳から北ノ俣岳の稜線

7/19 13:28

五郎さんも遠くになりにけり

7/19 13:34

水晶岳と雲

7/19 13:53

五郎さんと雲

7/19 14:08

北ノ俣岳まで来た

7/19 14:24

長かった北ノ俣岳

7/19 15:05

北の俣の下りの池塘

7/19 15:22

太郎の小屋まで来たらもうちょいだ

7/19 16:17

三角点付近はニッコウキスゲがたくさん咲いていた

7/19 17:04

折立からは自動運転、ペダルに紐を付けてて登山靴でも快適に漕げます、ビンディングシューズは最近使わない

7/19 17:21

チャリミネンコで恒例の一枚、完全燃焼でした、生きてて良かった、山は最高です！

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

YSHR

当初仲間と別の山に行く予定だったが急用が入って山ボッチになってしまった、すぐに代案を模索、せっかく晴れるなら貸し切りの雲ノ平でお花を見に行こうと仲間の分まで完全燃焼山行を行うことにした。あまりにも素晴らしい景色に夢中で写真を取りまくったため時間超過で18時間を超す戦いであった。

急の展開で準備の時間がなく殆ど寝ないまま20時に自宅を出て立山町に向かう、前回スズケンと挑戦した時は帰路三角点で真っ暗になったので明るいうちに帰還しようと22時半に有峰林道亀谷ゲートをチャリリンでスタートした。この林道チャリボッチはいつも向かい風をまともに受けるので辛い、特にトンネル内は風に押し戻される。仲間がいて隊列を組みながら風を避ければペースは早いが仕方がない、チャリミネンコまで1時間、さらに激坂を35分、気合で漕ぎまくって20km、標高差1000mを無難にこなし折立に深夜0時過ぎ着いた。駐車場は三分の一ほど埋まっていた。

チャリをデポして早々にスタート、しばらくは足が重くてペースは上がらない、徐々に足は軽くなりペースは上がる。三角点を過ぎ太郎坂に上がると富山の夜景が見えた。二時間半で太郎平小屋に着くもまだ二時半で真っ暗、誰もいなかった。暗闇の中ガシガシ薬師沢方面へ、何度か渡渉し薬師沢小屋に着いたがまだ4時前でここも真っ暗で人気はなかった。このペースなら赤牛まで行こうかなと思ったが河原に降りると水かさが少し多かったので諦めた。

雲ノ平への急登をガンガン登って視界が開けた頃ようやく長い暗闇から開放された。色々な庭園を回りながら高山植物を楽しんで自撮り写真を取りまくる。人物が入らないと写真は冴えないのでボッチの場合は自分を入れるしかない。何度も往復して良い写真が撮れるまで頑張るから時間はかかる。雲ノ平は貸し切りで誰もいなかった。お目当ての水晶岳はガスで見えなかった。残念だ！

祖父岳はよく見えたので良い写真も取れて良かった。対岸に目指す黒部五郎が見えるがメチャ遠い、行くしかない！祖父岳の下りで次第に雲が取れて鷲羽岳がドン、スキーで山頂から滑った日が懐かしい、沢伝いに祖父岳を下り黒部の源流点で写真を撮った。このあたりは水がめちゃ豊富で登山道は小川のようになっていてパドリングシューズで来て正解だった。雲も取れ太陽が燦々と輝き暑くなってきたので頭から何度も水をかぶった。

三俣蓮華岳はトラバースして進む。ここで初めてボッチとクロスした。登ったり下ったりの連続で五郎の小屋には10時20分着、ここも貸し切りだった。小屋前にはおいしい水が流れていた。前回黒部五郎のカールはガスで何も見えなかったが今日は晴れ渡り最高の景色が貸し切りだった。何と素晴らしい場所だろう。今日のハイライトはここであった。あまりにも素晴らし景色に歩く時間より写真を取る時間が長くて全く進まなかった。こんなチャンスは滅多に無いからゆっくり時間をかけた。雷鳥さんまで来てくれた。

貸し切りのカールを堪能して肩まで這い上がり山頂をピクって写真に収めた。時間は12時過ぎ、先は長い頑張ろう。暑かったは稜線は風もあって心地よかった。高山植物を愛でながらようやく北ノ俣岳へ、さらに太郎平小屋まで来ると登山者は増えた。小屋からぶっ飛ばして先行者を抜いて1時間半で折立に着いて後はチャリリンで自動運転で亀谷ゲートに着いた。

〆て18時間半、完全燃焼で素晴らしい一日を堪能できた。三日分のコースを一日で堪能できとてもお得な気分であった。

コメント

D3310

周回お疲れ様です！
雲の平周回お疲れ様です。凄い景色、綺麗な写真楽しませていただきました。自転車と登山の１８時間超え‼凄い体力とスタミナですね。３日間の行程を１日で回れるのはさすがです。また記録楽しませていただきます。

YSHR

Re: 周回お疲れ様です！
レス有難うございます。
雲ノ平も黒部のカールも貸し切りで楽しめました。
通過した小屋はどこも予約が必要なようで宿泊者以外は小屋にも立ち入ることは出来ないようなのでご注意下さい。

ぐり。

凄いの一言！
初めまして！
いつもヤマレコ拝見しています。
私の登山とは全く別次元の山行、見るたび驚かされていますが、今回も凄すぎます❗
ホント、2泊3日のコースですよね⁉
私じゃ3泊かも？
ヒトを超えたYSHRさんの健脚ぶり、今後も楽しみに追っかけさせていただきます=33

お疲れ様でした٩̋(๑˃́ꇴ˂̀๑)

YSHR

Re: 凄いの一言！
レス有難うございます。
この周回最高に楽しいですね。車で前日入って折立を起点にすれば楽なんですが、仕事柄どこへ行くにも日帰りしか選択肢がないのでこういう山行をせざるを得ないのです。最初から出来ないと頭で考えてしまうと何も進歩がないのでダメ元でやるしかないと言う発想で取り組んでます。安全第一で誰も考えなかった山行ができれば楽しいかなと思ってます。今後とも宜しくお願いいたします。