記録ID: 2628703
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
前穂、奥穂、槍、大天井、常念、蝶 上高地から周回
2020年10月03日(土) ~
2020年10月05日(月)
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 56:47
- 距離
- 61.9km
- 登り
- 5,884m
- 下り
- 5,875m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 9:26
14:51
2日目
- 山行
- 8:57
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 10:48
13:28
3日目
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 7:06
14:11
ゴール地点
今回の荷物は、雪が降っても大丈夫なように、シュラフはモンベルダウンハガー#1とダウン上、化繊ロングパンツ下も持参。このほか、いつも通り行きのコンビニで3日間の昼食用に買いすぎた惣菜。これで重くなり、総重量13.5kg位。ロング縦走とトレランシューズにはちょっと重い。
ちなみに、常念テント場では、明け方に小熊の鳴き声が断続的に聞こえた。多分、稜線北側の樹林帯付近だろう。
ちなみに、常念テント場では、明け方に小熊の鳴き声が断続的に聞こえた。多分、稜線北側の樹林帯付近だろう。
天候 | 10/3:晴れ、弱風、最低3℃、10/4:曇り、風ややあり、最低3℃、10/5:雨のち曇り、稜線で風速20m/s、最低5℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前穂の短いピストン区間は落石に注意!!登りで目の前の方が40cm位の落石を発生させ、横50cm位のところを落ちていきました。下の方(ヤマレコの山行記録から、多分、YOMOYAMAさん)も間一髪でした。下りの時にも、私の下の方が同じ箇所で落石を発生させていました。歩くこと自体は難易度は高くないですが、落石だけは気を付けてください。ヘルメット必須です(私は持参していたが、落石時、装着忘れ)。それ以外は、奥穂の周囲を慎重に行けば問題ありません。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
さわんど駐車場から上高地へやってきました。
実は、今までこの界隈を避けてきました。人込みが怖いのと、観光地されすぎていたためです。いやあ、でも、来てみると、施設が本当にでかく、人が多くビビりました。3:20ごろからチケット売り場(確か往復23000円で4、5日は有効だったはず)に並びましたが、すでに数十人が並んでました。
実は、今までこの界隈を避けてきました。人込みが怖いのと、観光地されすぎていたためです。いやあ、でも、来てみると、施設が本当にでかく、人が多くビビりました。3:20ごろからチケット売り場(確か往復23000円で4、5日は有効だったはず)に並びましたが、すでに数十人が並んでました。
さわんど5時が始発のはずでしたが、臨時早発便が出たようで、5時少しすぎには上高地到着!!ちょっともたもたしてから歩き始めました。ちなみにさわんどからタクシーも片道4000円くらいで出てましたが、2時間待ちだったようです。予約しておいた方がよいでしょう。
険しさと美しさ!!
相反する景色が絶景を生みますね。
人生も結婚生活も一緒だ!!
そんなことを、「ぼー」っと考えながら登っていると!!
なんと自分の真ん前の方が、40cm位の石を落させた( ゜Д゜)!!
ヤバいっ!!とっさにかわして、下方の方(後で知るが、実はヤマレコユーザーのYOMOYAMAさんだったようだ!!)に「ラーック!!ラーック!!」とこれ以上ない大声で連発する!!
なんとか途中で落下が止まりましたが、やばかった。
そして・・・・、まだヘルメットがザックに括り付けたままの自分に気が付く・・・。すぐに被る!!自分が一番ヤバい・・・。
石を落とされた方が、もの凄く謝られて、気の毒なくらいでした。だれでもあり得ますし、大事なかったので大丈夫ですよ!!あまりご自分を責めないように!!
相反する景色が絶景を生みますね。
人生も結婚生活も一緒だ!!
そんなことを、「ぼー」っと考えながら登っていると!!
なんと自分の真ん前の方が、40cm位の石を落させた( ゜Д゜)!!
ヤバいっ!!とっさにかわして、下方の方(後で知るが、実はヤマレコユーザーのYOMOYAMAさんだったようだ!!)に「ラーック!!ラーック!!」とこれ以上ない大声で連発する!!
なんとか途中で落下が止まりましたが、やばかった。
そして・・・・、まだヘルメットがザックに括り付けたままの自分に気が付く・・・。すぐに被る!!自分が一番ヤバい・・・。
石を落とされた方が、もの凄く謝られて、気の毒なくらいでした。だれでもあり得ますし、大事なかったので大丈夫ですよ!!あまりご自分を責めないように!!
ジャン・ダル・ム!!
ピーク素通りと、そのあとの戻りすぎで、1日に3回も通過した、自分登山人生でも、もっとも恥ずかしい思いをした、ジャン・ダル・ム!!だ!!
ほんと、もういいから・・・。
ピーク素通りと、そのあとの戻りすぎで、1日に3回も通過した、自分登山人生でも、もっとも恥ずかしい思いをした、ジャン・ダル・ム!!だ!!
ほんと、もういいから・・・。
そして、景色を堪能した後、前穂の分岐点まで戻る途中、またまた同じ箇所で今度は自分の直下の方が落石を!!
またまた、「ラーック!!ラーック」と大声で叫ぶ!!
まさか人生で2度も、「ラーック」を叫ぶ日が来るとは!!
この石もすぐにとまり、大事はありませんでしたが、本当に注意が必要です。
前穂の登りは、落石の巣です。
またまた、「ラーック!!ラーック」と大声で叫ぶ!!
まさか人生で2度も、「ラーック」を叫ぶ日が来るとは!!
この石もすぐにとまり、大事はありませんでしたが、本当に注意が必要です。
前穂の登りは、落石の巣です。
そんな中で、自分のはもっとも貧弱でミニマムなトレイルシェルター!!皆が、「なんじゃこれ!!」ってな感じで一瞥する・・・。肩身が狭い。
でも、これが好き!!これが好きなんだ!!ダメなこいつが好きなんだ!!
隣の方に、「雨降ったらどうするの?」と聞かれ、→「浸水します・・・」。
「へ・・・?そしたらどうするの?」→「手ぬぐいでふき取って、排水します。浸水したテント内で浮いて寝ます。」。
「風吹いたらどうするの?」→「倒れます。どうにもなりません・・・」→「・・・ふーん・・・」。
・・・もういいでしょ・・・。勘弁してください。そんな感じです。ダメな子なんです。自分と一緒です・・・!!だから好きなんだ!!・・・と初めて気が付いた。
でも、これが好き!!これが好きなんだ!!ダメなこいつが好きなんだ!!
隣の方に、「雨降ったらどうするの?」と聞かれ、→「浸水します・・・」。
「へ・・・?そしたらどうするの?」→「手ぬぐいでふき取って、排水します。浸水したテント内で浮いて寝ます。」。
「風吹いたらどうするの?」→「倒れます。どうにもなりません・・・」→「・・・ふーん・・・」。
・・・もういいでしょ・・・。勘弁してください。そんな感じです。ダメな子なんです。自分と一緒です・・・!!だから好きなんだ!!・・・と初めて気が付いた。
とっても狭いです。
風吹くと飛びます。雨降ると湖です。でも、今日は雨降らないからね!!
・・・と思ったら、夜から爆風と雨でした!!
ゴウゴウと風吹く中、必死にテントの支えのポールを抑え、15分毎に手ぬぐいで水を掻き出し、5分睡眠を100回くらい繰り返して朝を迎えた・・・。テン幕は風と雨の重さで体にシュラフにひっつき、顔には水滴が滴り落ち・・・、そして朝を迎えるのであった。
風吹くと飛びます。雨降ると湖です。でも、今日は雨降らないからね!!
・・・と思ったら、夜から爆風と雨でした!!
ゴウゴウと風吹く中、必死にテントの支えのポールを抑え、15分毎に手ぬぐいで水を掻き出し、5分睡眠を100回くらい繰り返して朝を迎えた・・・。テン幕は風と雨の重さで体にシュラフにひっつき、顔には水滴が滴り落ち・・・、そして朝を迎えるのであった。
この爆風(風速20m/sはある)の中、行くのか?
一の沢登山口までエスケープを検討したが、小屋で、「去年の台風の時、蝶ヶ岳まで」行ったよ!!今日も行くよ!!」とツワモノSZK様!!
「・・・ご・・・ご一緒させてください・・・」と頼み込む。
「ええよ!!」と即答m(__)m!!あなた様に付いていきます!!
一の沢登山口までエスケープを検討したが、小屋で、「去年の台風の時、蝶ヶ岳まで」行ったよ!!今日も行くよ!!」とツワモノSZK様!!
「・・・ご・・・ご一緒させてください・・・」と頼み込む。
「ええよ!!」と即答m(__)m!!あなた様に付いていきます!!
幻想的な地球の営み。
この後、SZKさんは横尾へ下り、自分は蝶ヶ岳経由で徳沢へ下る。2人、がっちり握手をして爆風地獄の稜線制覇を讃えあった。
心の中で叫ぶ!!
SZKさんがいて、心強かったです。ありがとううございました。m(__)m。
またご縁があればお会いしましょう!!
この後、SZKさんは横尾へ下り、自分は蝶ヶ岳経由で徳沢へ下る。2人、がっちり握手をして爆風地獄の稜線制覇を讃えあった。
心の中で叫ぶ!!
SZKさんがいて、心強かったです。ありがとううございました。m(__)m。
またご縁があればお会いしましょう!!
撮影機器:
装備
個人装備 |
半袖シャツ
長袖着替え(ジオラインLW2枚)
手袋(スーパーグリップとテムレス非防寒)
防寒着(モンベルのウィックロンジオサーマルロングと薄手ダウン
化繊の長ズボン)
雨具
サロモントレランシューズ(スピードクロス5GTX)
ザック(グラナイトギアのクラウン38)
昼食(3日分)
柿の種
水2L
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ(レッドレンザーMH5と予備MH3)
予備電池
GPS(ガーミンmap64Sと予備のe-trex30)
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
スマホ
トレッキングポール(シナノのトレランポール14.0)
帽子
ココヘリ
ツェルト(ヘリテイジのトレイルシェルター)
フットプリント
お風呂の湯冷まし帽子の3mm位の銀マットとザック背面サイズの合わせたサーマレストのクローズトシェルマット(両方合わせてザックのフレーム替わり)
シュラフ(モンベルダウンハガー#1)
シュラフカバー(モンベルブリーズドテック)
|
---|
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:506人
コメント
この記録に関連する登山ルート
![](https://yamareco.info/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fmodules%2Fyamainfo%2Fupimg%2Fpt%2f9e7b2ebefa2eb0354a8d6a57c0484d4c.jpg)
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [5日]
中房温泉から上高地まで表銀座ルート縦走 燕岳(合戦尾根) 大天井岳(表銀座) 西岳(喜作新道) 槍ヶ岳(東鎌尾根)
利用交通機関:
電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
greenriverさんこんばんは(^o^)
先日はありがとうございました、まさかの三度目の遭遇にはびっくりでしたね!
ちなみに細かいですが2回目は位山ですよ!( ^∀^)
あの日あの後、我々の3時間も前に穂高岳山荘を通過されてるとか、それは3分もついていけないはずだとものすごい納得しました💦
そして翌々日に過酷なテン泊を頑張っておられたとは!浮いて寝るのくだりに笑ってしまいましたごめんなさい💦
それにしても私がいつも困っているhattoの棒とマルシンに一定のファン?がいらっしゃるとは、あまりやめてとも言いづらくなってきました笑
次はどこでバッタリしますかね、鈴鹿かな。
またどこかで( ^ω^ )
こんばんは。
位山でしたか?最近というか、前からですが、やはり記憶力が、、、。自分が登った山を見ても、名前が出てこないわけですね。
hattoさんの棒とマルシン、良いと思いますよ。凄いレコに憧れるのと対極にある、ほっこり、安らぎという感じのものでしょうか。若い方にはわかりにくいかもしれませんね。だから、続けさせてあげてくださいね(笑)。次回お会いするときには、自分も少しは成長して、生き急いだ登山を卒業しているかもしれませんが、お声をかけてあげてください。それでは、お互い怪我なく楽しみましょう。
greenriverさん,こんにちは。
またまたすごい周回コースを歩かれましたね
でもって,時間からみて,横尾〜槍見河原でボクとすれ違ってるようです
そのあたりですれ違う方には
「今日はどちらまで?」って聞いたほうがいいか迷ってたんですよね。
もし「槍ヶ岳山荘まで」という方がいるようなら,
「それはちょっとむずかしくないですか」とご忠告申し上げたほうがいいかと。
でも結局,どなたにもそんなお声かけしなかったのでした
声かけてたら,greenriverさんともお話しできたかもしれなかったのにね。
またどこぞのお山でお目にかかれるのを楽しみにしています
hushiyamaさん、こんにちは。
自分は体力岳しか登っていない感じです(^^ゞ
どうも知らず知らずのうちに急ぎすぎのようです。
一番大事な「楽しむこと」ができていないように感じています。
せっかく山にいるのに、もったいないですね。
hushiyamaさんのレコ、拝見させていただきました。
ちょっとした人生を感じました。良いですねえ・・・。仲間がいるって。
それと確かにスライドしていますね!!でも、あの密な登山道では、やはりなかなか出会うことがむずかしいですね。
登山ならではですが、やはりたまにしか人に会わない時こそ、人恋しくなり、話をし、素晴らしい一期一会の出会いとなるのでしょうね。
人がいっぱいだと、人としてというより、群れとしての認識となり、会話がなくなるのかもしれませんね。
また、どこか人気のない山でお会いできたら・・・と思います。
きっと、お会いできますよ。
お顔、脳裏に焼き付けておきますm(__)m。
昨年、三俣テン場でお会いしたハチカゼです。健脚とロングコースに脱帽です。自分も、似たようなコースを中芳温泉から一泊2日で歩きました。9月下旬に槍ヶ岳に行きましたが霜ありましたが、ストックシェルで過ごすなんて(笑 8月の北アルプスは空いていましたが、紅葉が始まり人が多くなってますね。これからも、ハードな山行楽しみにしてますよ
おおおぉぉぉ!!はちかぜさんですか?ご無沙汰です!!
その節は大変お世話になりましたm(__)m!!めちゃくちゃたのしかったです。
YAMAPでご活躍見てますよ!!
道標の「雷鳥はヤマをきれいにと鳴いている」にかけて、「雷鳥にいつも会えないと泣いている・・・」とか(笑)。
ハチカゼさんも1日3座とか、1日アルプス40km弱とか攻めてますね!!脱帽です・・・。
今回はちょっと、天候が悪く、正直、トレイルシェルターでは厳しかったですね。というより、やってはいけませんね(^^;)。天気予報外れて、きっと雨なんだろうな?・・・とは薄々気づいていたんですけど、「一体どうなってしまうんだろう?」という好奇心もあって、ツェルト泊、決断してしまいました。へ〇た〇ですね。
隣の人のルナソロはワンポールなのに全然平気で、しかもバスタブ構造だし、屋根も高く前室もあるので煮炊きまで余裕でやっていました。あれ、良いですね。今回はテントのスペックの違いを思い知りました(もしかして、ハチカゼさんはトイレイルシェルター、卒業?)。
今度、機会がありましたら是非誘ってください。
私の方が少しペース遅いですが、その辺はご勘弁を!!
では、お互い、怪我無く、山旅、楽しんでいきましょう!!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する