裏銀座縦走
- GPS
- 80:00
- 距離
- 42.5km
- 登り
- 3,853m
- 下り
- 3,935m
コースタイム
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 11:00
- 山行
- 10:15
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 11:30
天候 | 全日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
写真
感想
【7/21(土)〜22(日) 晴れ時々曇り】
◆8:30 高速夜行バス、富山地方鉄道バスを乗継ぎ、昨年あきらめた鷲羽、水晶岳を目指して折立登山口を出発!天気は良好。”No Problem”
2時間も登れば薬師岳の大展望。高山植物も見え出し、暑さも忘れて気分は最高潮!
◆13:00 太郎兵衛平小屋到着。正面には昨年行った雲ノ平と、今回縦走する水晶、鷲羽、黒部五郎岳の稜線が一望! 長い!はたして体力は持つのか…
norazoo君はテント泊のため、ここから薬師峠のキャンプ指定地へと向う。(今日は軽く4時間30分)
【7/23(月) 早朝ガスのち晴れ】
◆5:30 太郎兵衛平小屋出発。
朝はガスっていたが、7:30北ノ俣岳に登頂する頃にはすっかり晴れ上がり、これから行く黒部五郎岳と彼方には、槍・穂高連峰も姿を現した。
黒部川を隔てて、雲ノ平全景や北アルプス最奥の山々等、写真でしか見たことのない風景が今、目の前に拡がっている。しかも、最高のコンディションで…(*^。^*)
◆10:40 黒部五郎の肩にザックをデポし、15分程急なガレ場を登って、今回1座目の日本百名山 黒部五郎岳(2,840m)登頂。
眺望はもちろん申し分ない。双六岳から笠ケ岳にかけての魅力ある稜線が心を揺さぶる。(イツカ、アルイテミタイ ^▽^)
◆12:00 黒部五郎カールに下ると、そこは雲上の別天地。
岩とハイマツと残雪のコントラストが絶妙に配置され、そこから融雪が集まり、小さな流れが始まる。
冬の厳しさゆえに、夏のすばらしい景観が出来るのだろう。
◆カールから思いのほか時間がかり13:00に黒部五郎小舎に 到着。行程は既に8時間近くになり、体力もそろそろ限界。
ここから三俣蓮華岳への急登は、今日最後の試練である。
それぞれマイペースで標高差500mを登り切り15:30三俣蓮華岳(2,841m)登頂。槍ケ岳から北鎌尾根のアルペン的な稜線が夕方の斜光に照らされて絶景!
◆16:30 三俣山荘に到着。(今日の行動11時間 疲れたぁ…)
【7/24(火) 快晴】
◆5:30 三俣山荘を出発。朝一の鷲羽岳への急登だが、その分高度が稼げる。30分も登れば三俣山荘も眼下に小さくなり、周りの山々が俯瞰できるようになった。
途中の鷲羽池を隔てての槍ケ岳遠望は、あまりにも有名なロケーションだ。
◆6:50 今回2座目の日本百名山 鷲羽岳(2,924m)登頂!
この好天の中でここに居られることに、只々感謝!
◆鷲羽岳からワリモ岳を経て、水晶小屋にザックをデポし、梯子や鎖場の岩尾根を越えて、9:20 3座目の百名山水晶岳(2,978m)に登頂!ここは北アルプスのど真ん中!
北は白馬岳から南は乗鞍岳まで、北アルプスの日本百名山15座全てが見える、大、大、大〜絶〜景〜!!
これから越えて行く裏銀座北部の山々もはっきり見える。
◆10:00 水晶小屋に戻り、東沢の痩せ尾根を越えて、真砂岳、野口五郎岳へと向う。ここからは裏銀座らしく登山者はめっきり減り、地味だが奥深い雰囲気がとてもいい。
◆13:30 野口五郎岳(2,924m)からは、水晶岳から赤牛岳、さらに黒部湖へと続く長大な読売新道が印象深い。
◆17:00 烏帽子小屋に到着 (本日は11時間30分)
【7/25(水) 晴れ 】
◆5:45 烏帽子小屋から20分ほど稜線を歩き、ニセ烏帽子に到着。ここは様々な写真やイラストになっている烏帽子岳のベストビューポイントだ。
花崗岩とハイマツの配色、そこに烏帽子岳のオベリスクが起立し、まるで大自然の盆栽のようである。
ニセ烏帽子の下りで、雷鳥の雄に遭遇。井手君は”初めて見た!”と興奮し写真を撮っている。
◆6:30 岩場のトラバース、鎖場を経て、今回最後の山、烏帽子岳(2,628m)に登頂。狭いオベリスクの頂上は高度感満点。眼下には池塘が点在し、これもまた自然の庭園を醸し出している。
◆7:30 烏帽子小屋に戻って下山開始。アルプス三大急登のブナ立尾根をひたすら下り、10:30に高瀬ダムの登山口に下山。(5時間)
好天に恵まれた大展望の山旅でした。(^。^)
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