谷川岳・天神尾根ルート(熊穴沢避難小屋泊)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 807m
- 下り
- 790m
コースタイム
- 山行
- 1:35
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:35
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 6:23
天候 | 04/05(月)→くもり/強風 04/06(火)→はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
05/01〜11/30→大型1,000円 小型500円 12/01〜04/30→大型1,000円 小型1,000円 12/01〜04/30→平日は無料。 ■アクセス→関越自動車道水上IC〜車で約30分。 ■駐車台数→立体駐車場1,000台、屋外駐車場500台。 ■トイレ→あり。 ■登山ポスト→あり(乗車券売り場前にあり) ■水場→なし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト 谷川岳ベースプラザのチケット売り場前にあり、登山計画書の用紙や筆記用具が設置されています。 ■水場 天神平駅から天神尾根を経由して奥の院まで水場がありません(地図で見る限り、冬季以外も水場なし) ロープウェイを利用して好天時ならば往復5〜6時間のルートなので、日帰りでも飲料水1〜2Lあれば問題ありません。 避難小屋泊の場合は、残雪期でも2m前後の積雪量があるので水作りには困りません。 今回は、2食分の食事を合わせて3.5Lの飲料水を担ぎましたが0.3L余りました。 ■屋内駐車場(6階・746m) 上記のアクセス欄を参照して下さい。 平日は無料との事ですが、1泊2日の利用で駐車代金は1,000円でしたが理由は不明です。 ■土合口駅(746m) チケット売り場から約5分で土合口駅に到着です。 ロープウェイに乗り、天神平駅へ向かいます。 距離2,4km、標高差573m、乗車時間15分、乗車人数は最大1台22名。 ※04/05(月)10時に乗りましたが、風速13〜15mとホワイトアウトで日帰りの登山者2名は熊穴沢避難小屋の手前で敗退しました。 チケット売り場には数名の登山者がいましたが、悪天候で登っていないと思います。 下山時に係員に確認したところ、ロープウェイのゴンドラは風速30mまで運行可能です。 ■天神平駅(1,319m) 土合口駅からロープウェイを利用して約15分で天神平駅に到着です。 天神平駅からスキー場へ出ると、雪のベンチがあるので装備を整えましょう。 登山口をスキー場外(ロープ右側)の急登を登ります。 好天時ならば、谷川岳の双耳峰が確認できます。 ■天神尾根・田尻尾根分岐点(1,377m) 天神平駅から約25分で天神尾根・田尻尾根分岐点に到着です。 ここはスキー場のリフトがあったり、直登したりトラバースしたりできる地点なので自由にルートを選べます。 悪天候の場合は、西黒沢や田尻沢へ迷い込まないように注意が必要です。 ■天神平・天神峠分岐点(1,403m) 天神尾根・田尻尾根分岐点から約10分(距離100m)で天神平・天神峠分岐点に到着です。 好天時の場合は、スキー場のリフト降り場や谷川岳へ続く稜線が確認できます。 ■熊穴沢避難小屋(1,465m) 天神平・天神峠分岐点から約60分で熊穴沢避難小屋に到着です。 熊穴沢避難小屋の手前にある細尾根や2mの岩場下りがあり、悪天候(視界不良、風、降雪直後)は特に注意が必要です(写真添付) 熊穴沢避難小屋まで早ければ30分・遅くても60分のコースタイムですが、強風とホワイトアウトで95分かけて到着です。 いわお新道の分岐点は見あたりませんでした。 翌朝にザックをデポして、3kgのアタックザックで奥の院をピストンします。 ■天狗の留まり場(1,665m) 熊穴沢避難小屋から約25分で天狗の留まり場に到着です。 標高1,600〜1,900mの肩の小屋直下まで傾斜が45度あり、融雪が進みクラック(ひび割れ)やクレバスが無数にあります。 残雪期でも深さは1〜3m以上あり、落ちた時(重装備・怪我・単独)は救助が必要な場合があります。 ■天神ザンゲ岩(1,820m) 天狗の留まり場から約15分で天神ザンゲ岩に到着です。 正面には西黒尾根の合流地点直下にある南斜面がありますが、夏道側(オジカ沢ノ頭側)の稜線を巻いて肩の小屋へ向かいます。 南斜面の上部には大きなクラックがあり、融雪が進むと全層雪崩の危険があります。 また、降雪直後も表層雪崩の発生エリアなのでルートファインディングが必要です。 ■肩の小屋(1,912m) 天神ザンゲ岩から約50分で肩の小屋に到着です。 営業期間は4月下旬〜11月上旬で終了していますが、冬季は避難小屋として解放されています。 入口はオジカ沢ノ頭側になり、トイレは冬季閉鎖中です。 ■トマの耳(1,963m) 肩の小屋から約10分でトマの耳に到着です。 山頂は狭く、週末は写真撮影で大混雑が予想されます。 山頂の雪は融けてなくなり、東斜面側(白毛門側)のロープが出ていました(写真添付) ロープの先は雪庇の上になり、800mの断崖絶壁なので滑落に注意が必要です。 山頂には展望盤があり、山頂柱は前年夏に落雷が直撃して受割れています。 眼下のマチガ沢や西黒尾根に圧倒されます。 「トマ」は手前を意味します。水上・湯檜曽から見て手前(別名→薬師岳)にあるのが由来です。 ■オキの耳(1,977m) トマの耳から約20分でオキの耳に到着です。 トマの耳と同様に山頂は狭く、地面は雪で埋まっています。 山頂柱のすぐ裏側は雪庇の上になり、800mの断崖絶壁なので滑落に注意が必要です。 トマの耳〜オキの耳区間は雪庇の崩壊・クラック・クレバス地帯で大変危険です。 興味本位に近づいたり乗ったりしないように注意が必要です。 また、西斜面側(オジカ沢ノ頭側)のルートは8時過ぎまで陽が当たらず凍結しています。 眼下の東尾根や対岸の白毛門に圧倒されます。 「オキ」は奥を意味します。 水上・湯檜曽から見て奥(別名→谷川富士)にあるのが由来です。 ■富士浅間神社・奥の院(1,961m) オキの耳から約10分(距離100m)で奥の院に到着です。 奥の院には鳥居と祠と賽銭箱があります。 十分なスペースがあるので渋滞を避けて休憩ができます。 オキの耳から登山者は極端に減るので、週末の混雑を避けるには奥の院→オキ→トマの順路もおすすめです。 眼下にはシンセン岩峰に圧倒されます。 ■今回の山行は、初日に2〜3時間かけて雪に埋まった熊穴沢避難小屋の雪かきで終了、2日目にオキの耳〜オジカ沢ノ頭を登り下山する予定でした。 しかし、強風とホワイトアウトの悪天候とすでに熊穴沢避難小屋に入れる状況(04/01以降に張り出し完了)と誤算だらけ。 翌日は予報通りほぼ無風の晴天で、谷川ブルー・ビーナスベルト・モルゲンロートと山頂を独占できました。 避難小屋泊と山頂を3時間以上も堪能して満足してしまったので、オジカ沢ノ頭は見送りました。 谷川岳エリアは無雪期、西黒尾根、田尻尾根、東尾根、俎グラ山稜、幕岩尾根、中ゴー尾根、馬蹄形縦走、谷川岳〜平標山、白毛門など魅力的な山域です。 複雑な地形で山ヤ・沢ヤ・岩ヤを魅了する谷川岳は避難小屋の多さに驚きます。 必ず厳冬期のラッセルと雪洞泊をする為に戻りたいと思います。 ★その他の注意点 ロープウェイを利用した場合は天神尾根を経由して高低差660m、距離は往復6.6km、コースタイム4〜6時間になり、十分に日帰りが可能な登山ができます(好天時の場合) 積雪期の降雪直後の表層雪崩や雪庇の踏み抜き、残雪期の全層雪崩やスノーブリッジの崩落や下敷きなど死亡事故の記事がたくさん出てくる危険なエリアです。 しかし、ロープウェイがある事や登山者が多い事で意識が薄れる登山者が多いのも事実です。 ★谷川岳ベースプラザ駐車場まで国道291号線の自動車の運転は、鹿や動物の飛び出し・路面凍結・落石が多いので注意が必要です。 また谷川岳エリアは複雑な地形で沢が多くあり、豪雨による土砂崩れや通行止めが発生するので自動車の運転には特に注意が必要です。 ★谷川岳ベースプラザ〜奥の院までの区間で、スマートフォンの電波は定期的に入りました(機種による、圏外になったりアンテナ4本中2本が最大) 寒さでバッテリーの消耗はとても早いです。 ★天神尾根ルートはロープウェイがある事で、通年登山者が多いルートです。 しかし、雪山ではセルフレスキューとルートファインディング能力が必要になり、ツェルトと地図の携帯が必須です。 また、積雪期〜残雪期は細尾根のすれ違いや岩場の登下降待ちで予想以上に時間を奪われるので、帰りのロープウェイの時間を意識しながらの登山になります。 ★ストックは登りで天神平駅〜熊穴沢避難小屋(下りは不用)まで使用。 12本爪アイゼンは登下山で天神平駅〜奥の院まで使用。 ピッケルは登りで熊穴沢避難小屋〜奥の院、下りで奥の院〜天神平駅まで使用。 ワカンは使いませんでした。 ★天神尾根ルートの天神平駅〜奥の院まで道迷いする場所はほとんどありませんが、道迷い防止のピンクテープを目印で残しました。 しかし、このマーキングは樹木が少なく深い雪の積雪期には雪に埋まり意味がなく、残雪期しか役に立ちません。 天神尾根のルート上には沼田山岳会の竹竿の赤旗が目印でありますが、9割以上は折れたり倒れていたので下山時の雪が緩んだ時に赤旗を立て直しました。 熊穴沢避難小屋のベンチ下にも複数の赤旗があったので、小屋の入口周辺を踏み抜かないように数本の赤旗を立てました。 天神尾根ルートは全体的に広い尾根になり、悪天候で視界不良になると沢に迷い込みやすい印象があります。 特に積雪期は地図とGPSが必須です。 ★雪山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。バッテリーのリチウムイオン電池は暑さや寒さに弱く、すぐに使えなくなります。 電池切れ、故障、紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。 地図やコンパス、ルートや分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備え、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。 雪山では、技術や経験や知識が全く通用しない場面に直面します。 ★熊穴沢避難小屋について 小屋の定員は10名、コの字型に木製ベンチ(幅60cm)があり直接寝袋が敷けます(写真添付) 10名だとベンチに6人、濡れたコンクリート床に4人、ソロテントを張る場合(コンクリート床)は詰めて3張りが限界です。 両壁と出入り口の3面にガラス窓があり採光が取れ、壁の上部にフックがありザックが掛けられます。 備品はちりとり、ほうき、谷川岳の地図、青ビニールシート(大)、長机2台です。 2〜3時間かけて小屋の出入り口を雪かきする予定でしたがすでに入れる状態だったので1時間かけて出入り口前に階段を掘り出し、小屋内の掃除をしました。 案の定、小屋泊の登山者による大量のゴミが残されて、小屋周辺は大便とちり紙だらけです。 下界でゴミを捨てる人間は山でも捨てる人間です。 また、小屋内には大型ザック4つとバッグ1つ、手付かずの食料がいくつもありました。 食料の賞味期限は1月とあり持ち主たちはどうしたのでしょうか? 今回はテント泊の重装備のため大量に残されたゴミは回収できませんでしたが、長机の下に袋に入れてまとめておきました。 ゴミを拾いながら下山しましたが、スキー場内でマスク4〜5枚回収しました。 ★シリセードについて 登山口からすぐ急登を登りますが、かなり急斜面です。 8時過ぎにはアイゼンが効かないほど雪が腐り危ない場所です。 ステップを刻んでもシリセードでリセットされて歩き辛くなり、とても迷惑な行為です。 滑落停止訓練も同様で、迷惑にならない場所で存分にしてください。 ★雪庇・滑落について ロープウェイを利用した場合は、10〜11時頃に山頂へ到着になります。8時過ぎには雪面が緩んでかなり登り辛くなります。 小屋泊の場合、日の出前に出発して山頂でご来光を拝む山行になると思います。 当日は気温0℃で04時45分に出発、天神ザンゲ岩で05時25分にご来光(日の出→05時16分) 天狗の留まり場〜奥の院(西斜面・オジカ沢ノ頭側)まで陽が当たらず、雪面は凍結してピッケル・ヘルメット・アイゼン(10本爪以上)が必須です。 下山時の8時を過ぎて1,700m地点から雪面が緩み、崩れた雪庇やクラックが「ミシミシ」音を立てて崩壊・崩落する予兆がありました。 また滑落する場合は、東斜面(白毛門側)は急斜面の岩稜帯なので雪の有無に関係なく助かる確率は低いです。 西斜面(オジカ沢ノ頭側)は東斜面に比べて緩斜面になり、雪が融けたハイマツ帯で滑落しても停止・助かる確率が非常に高いです。 ★初日は強風(13〜15m計測)で18kgのザックを背負っていても立っていられず、何十回も暴風姿勢で凌ぎながら熊穴沢避難小屋まで30分足らずのルートに95分を費やしました。 16時過ぎに嘘みたいに風は止まり、翌朝8時過ぎまでほぼ無風でした。 残雪期の登山は、積雪量・天候・雪質・体調以外に風にも大きく左右されます。 ★雪山で先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません。 また、雪山では夏山と違って沢や谷が雪で埋まり自由に歩けます。 ショートカットや直登直下などで踏み跡がいくつもあり迷う事もあります。ピンクテープや赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる所まで戻るのが鉄則です。 ★気温、風速、標高、積雪量、写真撮影、ルート工作、悪天候、危険箇所の確認をしながら登るので、コースタイムより遅くなります。 登山ルートや歩行時間は参考程度にして下さい。 ★近辺にはスキー場があるので、一般道路はよく除雪されていますが、タイヤチェーンやスタッドレスタイヤの装着が必要です。 みなかみ町は特別豪雪地帯に指定されていて、24時間で1m以上の積雪がある場合があります。 冬季は寝具(寝袋や毛布)、携帯トイレ、着替え、飲料水や食料(2日分)を自動車に用意しましょう。 また、雪山では車が雪で埋没した場合のスコップも必須です。 ★谷川岳エリアの山域では、融雪・なだれ注意報が出ています。 標高1,600m〜奥の院まで雪庇の崩落・クラック・クレバスが無数にあるので特に注意が必要です。 また、十分な雪山装備と余裕を持った行動が重要です。 ★コロナ禍なので、登山の前後には店舗に原則立ち寄らず、食事もテイクアウトや車内で済ませ、限りなく人との接触を避けましょう。 マスクとアルコール消毒液を携帯して、健康第一に努めましょう。 ★登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。 また、雪山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり、探し出すのは困難です。 下山後に、降雪で車が雪で埋没している場合があるので、スコップを積んでおくと安心です。 ★雪山では、食事(行動食)、トイレ、着替え、装備の脱着など面倒で後回しになりがちです。 これらは早めに済ませて、落雪・雪崩・落石・滑落など危険回避に神経を使いましょう。 ★冬季+コロナ禍で多くの山小屋が閉鎖しています。 登頂できても山岳バッジの購入ができず困っています。 みなさんは、どうしているのでしょうか? 谷川岳の場合は、ベースプラザに2種類の山岳バッジの販売があります。 ★登山口(スキー場外)〜奥の院まで天神尾根には、トイレがありません。 トイレは谷川岳ベースプラザと土合口駅と天神平駅の3つしかありません。 必ず紙おむつ・携帯トイレを持参しましょう。 ※熊穴沢避難小屋の周辺は大便とちり紙がたくさんあります。小屋内の壁にトイレットペーパーが備えてあるのが問題です。 ★5週続けて雪山に登りましたが、強い紫外線(積雪期の紫外線の照り返しは夏季より強い)を浴びて重度の日焼けと、下山時には雪目による視力低下を感じました。 暗い時間から登るのでサングラスを忘れて、常に日焼け止めクリームを携帯しながら面倒で塗らない事が反省点です。 ★谷川岳ベースプラザ駐車場の10km圏内はガソリンスタンドやコンビニがないので、事前の準備と忘れ物に注意しましょう。 長く細かい説明になりましたが『安全第一』で谷川岳を楽しんでください。 |
その他周辺情報 | ■湯テルメ谷川 ■営業時間→10:00〜20:30(最終受付20:00) ※7〜10月は09:00〜20:30 ■休館日→第3木曜日 ※毎週木曜日の15時〜露天風呂は清掃の為使用不可。 ■料金→大人630円(中学生以上)、小人280円(3才以上〜小学生以下)、3歳未満0円。 ■駐車場→普通車40台。 ■マスクの着用義務あり。 |
写真
装備
個人装備 |
救急セット
ちり紙
ゴミ袋
シュラフカバー
ツェルト
インナーシュラフ
寝袋(夏用)
鍋敷き
ライター
ガス缶
コーヒーフィルター7枚
ジョーゴ
コンロ
コッヘル一式
ハイドレーション(水1L)
ナルゲンボトル(水1L)
ペットボトル(1L)
ワカン
ピッケル
12本爪アイゼン
スリング120cm
スコップ
ヘルメット
防寒グローブ
インナーグローブ2ケ
バラクラバ
ハードシェル
冬用靴下2足
キャップ
合羽(上のみ)
グラウンドシート
スノーソー
塩あめ4ケ
ゼリー飲料2ケ
ソーセージ2本
ビスケット4枚
ようかん(小)1ケ
アミノ酸(粉末)2本
粉末コーヒー4本
一口ドーナツ9ケ
道迷い防止テープ
腕時計
携帯トイレ
筆記用具
スマホバッテリー
スマートフォン2台
登山計画書(控)
現金
乾電池
防犯ベル
救助笛
サングラス
日焼け止めクリーム
リップクリーム
コンパス
手ぬぐい
麺つゆ
100gハンバーグ2ケ
もやし
うどん2玉
パン★ケ
ベーコン120g
風速計
温度計
熊鈴
ヘッドライト2ケ
長袖シャツ
ワイヤー1m
靴ひも(予備)
三脚
地図
LEDライト2ケ
マスク
アルコール消毒液
タイツ
インナーシャツ
鍵
水筒(湯0.5L)
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感想
【2021年/谷川岳・天神尾根ルート/1泊2日】
■2021年04月04日(日)
実家 21:45 14℃ 1,000m 雨
道の駅・八ッ場ふるさと館 00:35 7℃ 613m 雨
仮眠 01:00〜07:00
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■2021年04月05日(月) 1日目
※谷川岳・天神尾根ルート・登り 雨
道の駅・八ッ場ふるさと館 07:00 7℃ 613m 雨
谷川岳ベースプラザ 08:35 5℃ 746m 雨
着替え・荷作り 08:35〜10:00
土合口駅 10:10 5℃ 746m
天神平駅 10:25 2℃ 1,319m くもり
天神尾根・田尻尾根分岐点 10:51 1℃ 1,377m はれ
天神平・天神峠分岐点 11:00 1℃ 1,403m
熊穴沢避難小屋 12:00 1℃ 1,465m
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■避難小屋雪かき 12:00〜13:00 外1℃ 内3℃
荷作り・小屋掃除 13:00〜14:00 外1℃ 内3℃
昼食 14:00〜14:30 外1℃ 内3℃
自由時間 14:30〜16:00 外1℃ 内3℃
ティータイム 16:00〜17:00 外1℃ 内1℃
仮眠 17:00〜20:30 外1℃ 内1℃
夕食 20:30〜21:00 外0℃ 内1℃
消灯 21:00〜03:00 外-2℃ 内1℃
※気温→外は屋外、内は屋内。
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■2021年04月06日(火) 2日目
※谷川岳・天神尾根ルート・登り はれ
起床 03:00 0℃ 外-2℃ 内1℃
荷作り 03:00〜04:00 外-2℃ 内1℃
朝食 04:00〜04:30 外-2℃ 内1℃
着替え 04:30〜04:45 外-2℃ 内0℃
熊穴沢避難小屋 04:45 外-2℃ 1,465m
天狗の留まり場 05:09 3℃ 1,665m
天神ザンゲ岩 05:25 1℃ 1,820m
肩の小屋 06:18 2℃ 1,912m
トマノ耳 06:26〜45 5℃ 1,963m
オキノ耳 07:04〜13 6℃ 1,977m
奥の院 07:24〜30 4℃ 1,961m
オキノ耳 07:41 5℃ 1,977m
トマノ耳 08:16 4℃ 1,963m
肩の小屋 08:30〜45 6℃ 1,912m
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■2021年04月06日(火) 2日目
※谷川岳・天神尾根ルート・下り はれ
肩の小屋 08:45 6℃ 1,912m
天神ザンゲ岩 08:55 6℃ 1,820m
天狗の留まり場 09:12 6℃ 1,665m
熊穴沢避難小屋 09:40〜10:05 3℃ 1,465m
天神平・天神峠分岐点 10:48 3℃ 1,403m
天神尾根・田尻尾根分岐点 10:56 3℃ 1,377m
天神平駅 11:08 3℃ 1,319m
土合口駅 11:34 6℃ 746m
谷川岳ベースプラザ 11:34 6℃ 746m
着替え・荷作り 11:34〜48
実家 11:48〜16:20 10℃ 1,000m
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■先週は立山三山の下見で富山県へ向かう。
15日のアルペンルート開通に向けて忙しい。
今年は開通50周年で秋まで人混みになる。
静かな立山を歩くには2〜3月が望ましい。
今回は見送り、来年の雪山に期待したい。
今季は見送るはずの谷川岳は登れそう。
雪に埋まる避難小屋を掘り出して泊まろう。
ロープウェイを利用するので山頂はおまけ。
俎グラ・幕岩尾根・中ゴー尾根・西黒尾根
オジカ沢ノ頭・白毛門の下見が見たい。
魅力的な山域で、3m超えの積雪量は圧巻。
暖かい4月でも2mの積雪量がある豪雪地帯。
強風とホワイトアウトで全く進まない。
18kg背負っても何十回も暴風姿勢で凌ぐ。
16時過ぎには嘘みたいに無風になる。
翌日は3時間近く谷川ブルーの山頂を独占。
悪天と好天の谷川岳を存分に体験できた山行。
雪庇の崩落、クラック、クレバスの脅威を知る。
誕生日を独り避難小屋で過ごせて大満足。
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■ 2日間
体重64.0kg 荷物18.25kg
日の出→05:17 日の入り→18:18
移動距離→6.72km(片道3.36km)
移動時間→06時間44分(合計)
(上り→04時間46分、下り→01時間58分)
休憩時間→01時間14分
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