笹尾根大縦走（三頭山〜高尾山）鹿さん列車衝突で1時間押し

2021年05月04日(火) [日帰り]

• GPS: 11:46
• 距離: 40.9km
• 登り: 2,839m
• 下り: 3,179m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:59
• 休憩: 0:45
• 合計: 11:44

距離 40.9km 登り 2,839m 下り 3,189m

7:32 深山橋バス停
7:35 陣屋バス停
7:39 三頭山登山口(ムロクボ尾根(丸山尾根))
8:47 ヌカザス尾根合流点
8:53 ツネ泣峠
9:05 入小沢ノ峰
9:18 鶴峠分岐
9:36 9:41 三頭山西峰
9:47 ムシカリ峠
9:48 9:50 三頭山避難小屋
9:55 9:56 大沢山
10:02 ハチザス沢ノ頭
10:15 クメケタワ
10:33 10:36 槇寄山
10:37 西原峠
10:53 田和峠
11:05 数馬峠
11:12 笹ヶタワノ峰
11:18 藤尾分岐
11:30 笛吹峠
11:40 11:41 丸山
11:51 入沢山
11:54 小棡峠
12:12 12:15 土俵岳
12:23 日原峠
12:51 12:52 浅間峠
12:58 栗坂峠
13:15 坊主山
13:29 13:32 熊倉山
13:38 軍荼利山
13:41 13:43 軍刀利神社元社
13:51 三国山
13:56 14:00 生藤山
14:02 14:03 丸山
14:12 14:18 茅丸
14:28 連行峰
14:41 山ノ神
14:45 大蔵里山
14:52 大蔵里山（東峰）
15:04 醍醐丸
15:08 醍醐峠
15:25 和田峠
15:42 15:47 陣馬山
15:53 陣馬高原下方面分岐
15:56 南郷山
16:06 奈良子峠
16:10 萩の丸
16:17 底沢峠
16:26 堂所山南巻き道分岐
16:29 堂所山東巻き道分岐
16:44 72番鉄塔
17:03 17:08 景信山
17:10 景信山南巻き道交差
17:23 小仏峠
17:41 城山
17:54 一丁平
18:00 大垂水峠(学習の歩道)分岐
18:11 もみじ台
18:18 18:20 高尾山
18:33 18:34 高尾山薬王院
18:41 神変山
18:47 霞台園地
18:51 リフト山上駅
19:01 金比羅台園地
19:16 高尾山口駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：深山橋バス停（奥多摩駅から西東京バス）
帰路：高尾山口駅（京王電鉄）

コース状況／危険箇所等

すべて一般コース。
道標完備で危険箇所はなし。
強いて言えば生籐山の前後は岩がちな痩せ尾根。

写真

5/4 4:42

始発に乗って奥多摩駅へ向かう。
立川駅で青梅線に乗り換える。
同じホームの向かい側に停車中だったが、誤って1番線へ行ってしまい、戻ってきた。

5/4 5:41

トンネルの手前で列車が急停車。
鹿に衝突したとのアナウンス…
点検のため20分ほど停車した後再出発。

5/4 6:18

15分の遅れで奥多摩駅にトウチャコ。
06:05発のバスが待っているはずもなく、次の7時発のバスを待つ。
今日の山行は時間がタイトなんだよねえ…

5/4 7:39

予定より一本遅いバスに乗って、深山橋バス停。
三頭橋を渡ったところが登山口になる。
未踏のムロクボ尾根を登る。

5/4 7:41

丸山尾根とな？
途中の丸山までは丸山尾根なのか…

5/4 7:57

ヤマツツジ。
急登だが九十九折の道が切ってあり歩きやすい。

5/4 7:58

丸山にトウチャコ。
急登はここでひと段落。
ムロクボ尾根に乗ったということだな。

5/4 8:02

しばらく斜度の緩い快適な尾根が続く。
新緑だねえ…

5/4 8:41

「ツネの泣坂」と書いてある。

5/4 8:45

ヌカザス尾根合流直前はザレ気味の急登。
今日いちばんの歩きづらさ。

5/4 8:47

ヌカザス尾根と合流した。
ここからは何度か歩いたコース。

5/4 9:36

三頭山（西峰）にトウチャコ。
三頭山の山名標もこれになったんだ…
山頂直前の様子が数年前に歩いた時と違っている気がする。

5/4 9:36

お約束の富士山。
先が長いのですぐ出発。

5/4 9:48

三頭山避難小屋。
中はきちんと整頓されていた。

5/4 9:55

大沢山。
すでにここの登り返しがきつかった。
先が思いやられる…
ベンチがあって見晴らしはよい。

5/4 10:15

クメケタワ。
名前が興味深い。

5/4 10:33

槇寄山にトウチャコ！
四半世紀ぶりだ。

5/4 10:33

道標のペンキが消えかけている。

5/4 10:41

登山道を外して尾根筋を歩いている。
二重稜線ぽいところもあった。

5/4 10:44

祠もあった。
ここで無事下山を祈願。

5/4 10:47

この葉っぱが足元いたるところにあった。

5/4 10:59

とりあえず…

5/4 11:02

数日前、笹尾根を偵察していた大岳山。

5/4 11:05

道中、いちばんまともな道標。
槇寄山頂の山名標もお願いします。
自治体がちがうのかな？

5/4 11:05

権現山と富士山。
権現山は同じくらいの高度から見たほうが目立つ稀有な山。

5/4 11:40

丸山にトウチャコ。

5/4 11:54

棡「コウ」
意味：ならがしわ。

5/4 12:12

土俵岳。

5/4 12:23

日原峠。
お地蔵さんがど真ん中に鎮座。

5/4 12:29

日原峠から尾根を外れての巻き道は気持ちよかった。

5/4 12:50

浅間峠。
東屋あり。
ここからが長かった…

5/4 13:29

熊倉山にトウチャコ。
あれ？坊主山に気づかなかった…

5/4 13:41

突如公園のような平らな広場が現れる。

5/4 13:41

軍刀利神社だった。
お参りする。

5/4 13:51

三国山。
山頂が広い。
食事をするなら生籐山よりこっち。

5/4 13:54

生籐山へは結構な急坂を登る。

5/4 13:57

四半世紀ぶりの生籐山にトウチャコ！
木に覆われた箱庭みたいな山頂。
こんなだったったけ？

5/4 14:02

生籐山からの下りは岩がち。
慎重に下る。

5/4 14:11

さらに登り返して茅丸。

5/4 14:12

道志や丹沢の山々が見渡せる。
この界隈でいちばん眺望のいいピークだった。

5/4 14:28

連行山。
ほとんど通り道のような山頂。

5/4 14:52

醍醐丸手前のピーク。
ここは巻いてもよかった…

5/4 15:02

そして醍醐丸にトウチャコ。

5/4 15:02

和田峠手前の最後のピーク。
いわゆるひとつの目標としていた山だが、時間的、体力的になんとか高尾山まで行けそうだな…

5/4 15:24

和田峠に下りてきた。
それなりの人手があったのかな…
駐車場の整理員が出ている。

5/4 15:25

陣馬山へは、階段を昇っていく。
この階段が山頂まで続くわけではない。

5/4 15:40

開放的な陣馬山の山頂。
清水茶屋でビールをプハーとやりたいところだが、今日はのんびりしている暇はない。

5/4 15:40

鯉のぼりが舞っていた。
さっき歩いてきた生籐山をバックに。

5/4 15:42

ドローンを飛ばしている人たち。
モーター音、結構うるさいのね。

5/4 15:47

生籐山を振り返る。
後ろは三頭山かな？
では、高尾山へ向かおう。

5/4 16:19

伐採地を通過。
写真はないが、疎林越しにこれから歩くルートが一望できた。

5/4 16:29

堂所山は当然巻く。
景信山まで巻けるところは積極的に巻いた。
というか登り返すの無理…

5/4 16:44

鉄塔脇でストレッチすべくしゃがんだらチゴユリが咲いていた。
ラッキー！

5/4 17:03

景信山にトウチャコ。
さすがにここは巻かない。
相変わらずの大展望である。

5/4 17:08

山頂にいるのはトレランの人たちだけ。
高尾山まで結構あるのう…

5/4 17:24

たんたんたぬきの小仏峠。
ここから城山への登りが地味にキツイのだ。

5/4 17:38

これは何？
泥濘対策？

5/4 17:41

ヘロヘロで城山にトウチャコ。
陣馬山を出るときは、18時前に高尾山に着くつもりだったがぜったい無理だな…

5/4 18:07

もみじ台への登り返しがキツイ。
なんとか日没までには高尾山に着きそうだ…

5/4 18:17

高尾山にトウチャコ！
山頂には20〜30名の人（ほぼ観光客）がいる。
あと10分で日没だけど大丈夫かね？
舗装されて安全な1号路で下山しよう。

5/4 18:33

薬王院。
上の方の階段は通行止めになっていたが、ここは通れるのね。

5/4 18:43

切り株に兜の折り紙。
明日はこどもの日か…

5/4 18:47

霞台園地からの夜景。
ここにも10人くらい人がいた。
ケーブルカー乗り場から下は1号路も真っ暗になる。
中国系カップルが20mくらい後ろをずっとついてきたが、ビビりの自分にはむしろ好都合だった。

5/4 19:12

静まり返った山麓駅。
1号路をまだ登ってくる人が何組かいたのは驚き。

5/4 19:17

死ぬほど疲れた…
明日が休みでよかった。
お疲れ様でした。

撮影機器：

Canon IXY DIGITAL 10 Canon

感想

utaki

数年前から、笹尾根を三頭山から高尾山まで歩きたいと思っていた。
自分の脚だとほぼ半日がかりになりそうなので、ナイトハイクのできない自分には日の長い時期限定の山行なのだが、なかなか機会に恵まれずにいた。
夏至は梅雨どまん中だしね。

夏至よりも30分日没時間は早いが、エスケープルートが豊富なので、行けるところまで行ければいいかなと思って決行した。
最悪、日没前に高尾山に着けば、あとは安全な1号路を下山すればいいだろうと考えていたが、まさにその通りになった。

もっとも、列車と鹿が衝突さえしなければ1時間早くスタートできたわけで、そうすれば日没前に下山できたはずである。

いずれにしろ、数年越しの目標だった笹尾根縦走をなんとか達成できてよかった。
これで奥多摩と高尾がやっとつながった。

さすがに40キロは長すぎた。
ロングでもせいぜい20キロくらいがいいな。