390山岳救助隊に救われた北アルプス縦走



- GPS
- 55:19
- 距離
- 62.9km
- 登り
- 5,142m
- 下り
- 6,552m
コースタイム
5:29富山駅=7:00立山駅=7:15美女平=8:00室堂BT
8:35室堂、2400m、12℃
10:00浄土山2831m
10:19分岐点、2830m、8℃
12:10獅子岳2720m、12℃、〜12:40昼食休憩
13:25ザラ峠、2370m、14℃
14:39五色ヶ原山荘(泊)、2500m、13℃、水場、テン場有り
14:50〜15:15五色ヶ原の花畑散策、クロユリ群落
15:30入浴、17:00夕食、20:00消灯
今日の歩数:18589歩、歩行距離:6.5km
2日目、7月26日(金)
4:50五色ヶ原山荘、2500m、12℃
5:27鳶山2616m、8℃
7:10越中沢岳2591m、14℃
8:40スゴノ頭2431m、15℃
9:28スゴ乗越小屋2280m、20℃、水場、テン場あり
11:53間山2585m、18℃、〜12:40昼食休憩
14:33北薬師岳2900m、10℃
15:50薬師岳2926m、8℃
16:33薬師岳山荘2701m(泊)、18:00夕食、21:00消灯
今日の歩数:29366歩、歩行距離:12.4km
3日目、7月27日(土)
5:03薬師岳山荘2701m、8℃
5:55太郎平小屋、2250m、14℃
8:30薬師沢小屋、1960m、16℃、水場有り
11:23アラスカ庭園、2464m、22℃
12:00雲ノ平山荘、2550m、20℃、〜13:00昼食休憩
13:56祖父岳分岐
14:32祖父岳、2825m、13℃
15:17岩苔乗越、
16:18水晶小屋、2890m、12℃、チェックイン荷物置き山頂へ 16:35出発
17:10水晶岳2986m、10℃
17:40水晶小屋(泊)、18:15夕食、20:00消灯
今日の歩数:35228歩、歩行距離:17.9km
4日目、7月28日(日)
5:00水晶小屋、2890m、8℃
5:26ワリモ北分岐、2870m、4℃
5:45ワリモ岳2888m、4℃
6:18鷲羽岳、2924m、4℃
7:150三俣山荘、水場有り、休憩
8:40三俣峠、2755m、9℃
10:00双六小屋、2553m、10℃、水場有り、休憩
11:28弓折乗越、2555m
11:40弓折岳2592m、14℃、 〜12:10昼食休憩
15:07抜戸岳下の分岐
16:40笠ヶ岳山荘(泊)、テン場、水場あり
17:30夕食、20:00消灯
今日の歩数:38293歩、歩行距離:17.3km
5日目、7月29日(月)
5:10笠ヶ岳山荘、11℃
5:30笠ヶ岳、2898m、10℃
7:11雷鳥岩
10:00水場・錫杖沢出合
14:35最終渡渉点、水量多く渡れず
110番通報で救助救助要請する、水量多く明日まで待機
岩影に身を潜め風雨をしのぐ、ビバーグ
16:00〜翌朝6:00まで1時間毎に熱い湯を少量と菓子など食べる
お互い眠らないよう語り、歌い、身体を摩りながら寒さや睡魔に耐える
今日の歩数:17653歩、歩行距離:8.6km
第6日目、7月30日(火)
6:00朝食、パンと熱いコーヒ
渡渉点の水量は半分程度まで減るが、両岸は激流で自力での渡渉は不可
7:00北飛山岳救助隊到着
7:20渡渉点にロープを設置、救出準備
7:30安全確保して頂き渡渉、1290m
8:17中尾高原口下山、1050m
8:27新穂高・北飛山岳救助対本部、1128m
10:00中崎山荘・入浴と昼食、1120m
11:55新穂高ロープウェイ、1130m
14:40高山・濃飛高速バス・大阪行き
20:15大阪なんば駅着
今日の歩数:5903歩、歩行距離:1.3km
天候 | 7/25曇り、7/26曇り時々晴れ・雨、7/27曇りのち小雨、7/28曇りのち雨、7/29雨、7/30雨のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路:新穂高温泉から高山へ、高山から濃飛高速バスで大阪なんばへ |
コース状況/ 危険箇所等 |
北アルプス、全域で残雪が多く、1日に数回雪渓上を歩いた。 斜面では滑落の危険があるため慎重を期した。軽アイゼンがあれば少しは安心です。 大雨が降ると、登山道が川から激流に変わる。 出発時、天気予報とルートの状況を山小屋で確かめる。 万一のビバーグに備えツェルトやレスキューシート、予備食料など用意する。 |
ファイル |
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写真
渡ろうとしたが腰まで
浸かり流され引き返す
ここで立ち往生
携帯は圏外、
ビバーグ出来そうな所
や渡渉点を探すため
上流部を探すが無い
その簡に水量が増す
笠ヶ岳へ戻る案も
左岸崖を下流へ必死で進む
300mほどで2番目の渡渉点
登山道に出た。
先に渡渉点が無いよう祈る
しかし最終渡渉点
激流の川幅10mは渡れない
携帯の電波通じる
110番救助要請
ビバーグ用のツェルト
が用意していなかった
近くに大きな岩
岩陰に身を潜めると
なんとか風雨がしのげた
夕刻16時から翌朝6時まで
14時間長かった
湯を沸かしテルモスへ
乾いた服に着替えるが
濡れたカッパや靴から
徐々に濡れ冷えてくる
眠ると死ぬのでは
という恐怖
お互い眠らないよう
1時間毎、テルモスの
熱いお湯を少量飲んで
歌い語り励まし合い
手で身体を摩りながら
睡魔と戦いました
第6日目、早朝6時
水量減ったが両側は激流
自力での渡渉は不可
が救出に来てくれた
必死で手を振った
思わず涙がこぼれた
激流の中、身の危険を
顧みず救出用ロープ
を設置してくれた
その間僅か30分
ハーネスを付けて頂き
安全に渡渉させてくれた
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池単三、単四 1式
1/25,000地形図 2冊
温度計・万歩計 1
携帯電話 1
筆記具 1
飲料水 2L
ウエットティッシュ、トイレ用 各1
タオル、ハンカチ 2組
雨具 1式
スパッツ 1式
手袋 2組
ストック 1組
ビニール袋 数枚
替え衣類 3セット
コーヒ等嗜好品 5日分
ザック 50L、カバー 1
クマよけ鈴、笛 各1
日焼け止め、サングラス 各1
非常食・インスタントラーメン 2食
カメラ、バッテーリ 1式
朝食用α米 5食
朝食用パン 5食
ソーセージ 1袋
ジャム、チーズ 1袋
ポカリ粉末 5袋
お茶漬けの素 5袋
帽子、靴下 3組
|
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共同装備 |
ガスバーナ、ガス、ライタ 1
コッフェル・2段セット 1
ファーストエイドキッド 1
テルモス 1
GPSガーミン 1
|
感想
昨年に続いて、山友H氏と行く夏の北アルプス縦走。
今回は室堂から薬師岳、水晶岳、鷲羽岳、笠ヶ岳、焼岳、上高地へ縦走する計画。
今年は天候が優れず毎日カッパを着たり脱いだりでした。
そんな状況でしたが、室堂から笠ヶ岳までは計画通り進めました。
第5日目、笠ヶ岳から中尾高原口へ下山する途中で問題が発生しました。
あと1km程で下山という所で、蒲田川支流クリヤ谷が前夜から降り続く雨で増水、
川が激流と化し最終渡渉点を渡ることが出来なくなりました。
幸い携帯が使える所で、110番をかけ救助の要請をしました。
しかし大雨・増水で、その日の救助は無理と。
雨降りしきる中でのビバーグ、ツェルトやレスキューシートの用意がない。
近くに大きな岩がありその岩陰に隠れることにしました。
山岳小説に出てくる寝たら死ぬぞと言う、まさにその状況でした。
二人、あれこれ励まし、歌い、しゃべり、身体を摩りながら睡魔と戦った長い一夜でした。
翌朝、北飛山岳救助隊が到着、無事救出していただきました。
新穂高温泉にある北飛山岳救助隊・登山指導センターで事情聴取を受けました。
その後、厚く御礼を延べ今回の縦走が終結しました。
前夜や当日の天気の把握が不十分だったこと、
出発時に山小屋の方に下山ルートの危険性を聞かなかったこと、
こういう状況が起こるだろうという予測が立てられ無かったこと、
ツェルトやレスキューシートを装備をしていなかったこと、
など反省点ばかりです。
我々の軽率で無謀な行動が多くの方々にご迷惑や心配をかけ申し訳ありませんでした。
特に救助隊員の皆様には、身の危険を負わせてしまったことに申し訳ない気持ちで一杯です。
救助隊員の皆様のお陰で、今こうして命があることに感謝しています。
ご無事でなによりです。
怖かったでしょう。
装備チエックは大切です。
気象状況で渡渉困難を予測できると
よかったですね。
反省点で書いていたように、わかってはいるのに行動してしまうところ、
写真を見ると、笠ヶ岳からの下山中にもいくらでも引き返すべきポイントがあったにもかかわらず、下山をやめなかったことなど、山の経験もまったくないといってよい状態です。
今回、生きて帰れたのは偶然だと思いますよ。
今後も山を登り続けたいのなら、案内人を雇うなどして、決して素人同士で上ることはないようにしてください。
御無事で何よりで良かったです。やはりアルプスは長丁場になると何が有るか分からない事が出て来るんですね。
八月下旬頃に南アルプスをテント泊で6泊7日の予定を立ててたのですが、色んな事を考え直さないと(°_°:)
明日は我が身です。心が引き締まりました!
色んな意味で参考にさせて貰います。
レコ有難うございましたm(._.)m
そして御疲れ様でした!m(._.)m
NTH-Hiroさんと同意見です
50Lのバックパックで装備は充実していてGPS持っているならツェルトをもっていても大した重荷にはならないと思います
携帯が通じなかったらどうしたのでしょうか
これは明らかに遭難です
無事帰還できて本当によかったですね。
アルプスは怖いことがよくわかりました。
こんにちは
アルプスではありませんが、登りたいコースで増水すると徒渉できなくて下山できなくなるところがあるので、人ごととは思えませんでした。
私はそのコースで増水以外のヒヤリハットの経験をしており、それ以来軽量シェルター(180g)や補助ロープセット(2kg)を持つようになりました。
こんばんは
何はともあれ、無事にお戻りできて良かったです。
お疲れ様でした。
今年は天気に恵まれませんね。
コメントありがとうございます
北アルプスだけでなく、何が起きるか分かりませんね。
それに対応できる装備を持ちたいですね。
普段の山行きから装備品を考え直してみます。
ご心配をおかけしました。
ご忠告ありがとうございます。
命あって帰ってこられたのが奇跡に近いです。
今回の山行きで反省点が多々あります。
しっかり反省して対策を考えてみます。
気象変化だけでなく体調不良や怪我にも対応できる装備が必要ですね。
ご心配をおかけしました。
コメントありがとうございます。
山は何が起こるか分かりませんね。
北アルプスに限らず低山でも十分な装備で行きたいですね。
今回の縦走は、5泊6日で全て山小屋泊でした。
軽量化を図るため肝心のツェルトやレスキューシートを外しては、アホとしかいいようがないですね。
南アルプスを6泊7日のテン泊予定ですか。
楽しみですね。
私の体験も少しは参考にして無理のない山行き計画を立ててください。
ご心配をおかけしました。
ご忠告ありがとうございます。
無謀でした。
命あって帰ってこられたのが奇跡です。
今後の山行き、十分な装備や周到な計画を立てます。
ご心配をおかけしました。
コメントありがとうございます
帰ってこられてホッとしています。
本当に奇跡だと思っています。
多くの方に迷惑やご心配をかけました。
北アルプスだけでなく普段の低山山行きでも何が起こるか分かりませんね。
今後の山行き、しっかりした装備で行きます。
ご心配をおかけしました。
笠ヶ岳のこのコースは長かったです。
甘く考えていました。
今のままでは怖くて行けません。
山では何が起こるか分かりませんね。
それに備えられる装備をしたいです。、
同じコースで増水以外のヒヤリハットを経験されましたか。
軽量シェルターや補助ロープセットなども調べてみます。
ご心配をおかけしました。
何とか命があって帰って来られました。
凄い体験と疲れで凹んでいます。
岩湧山や金剛山でもう一度鍛え直そうと思っています。
今後もいろいろと相談に乗ってください。
同じ頃、南アルプスでも低体温症や滑落で亡くなっていますね。
悪天候は怖いですね。
ご心配をおかけしました。
annyonさん、おはようございます
厳しく過酷な山行も又今後の糧にしてください
急変する天候も山行計画を大きく変えてしまいますしね!
私もこのレコを参考に今後も厳しく山に接していきたいと思います
金剛山、岩湧山でトレーニングの時は
またいろいろ教えてください
コメントありがとうございます
長い縦走で出来るだけ軽くしようとしたまでは良かったんですが、肝心のビバーグ用具を外してしまいました。
また、事前にこのルートの状況を調べていなかったです。
山小屋を出発する際、登山道の危険箇所を聞くこともしなかったです。
天候が悪い中を無理に下山したこともあきませんね。
いろいろと反省することばかりです。
ご心配をおかけしました。
この遭難は新聞記事にもなっています。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20130730-OYT8T01381.htm
「遭難した」という事実に対して、それをどの程度重く受け止められているのかレコの内容を拝見して疑問に感じます。
装備、計画、体力等を反省されているのは結構ですが、それ以前に山に対する「意識」が非常に低いように感じられるのは私だけではないと思います。
コメントありがとうございます。
我々の軽率で無謀な行動が多くの方に多大な迷惑や心配をかけました。
初心に戻り山行きについて考えます。
ご忠告ありがとうございます。
annyonさん
先ずは生還されてなによりです。
多くの批判やお叱りを受ける事を覚悟しながら
よくヤマレコにお書きになられました。
自分の様な超ド素人には良い教訓となり勉強になります。
島崎三歩風に〆ると『良く頑張った!また山においでよ♪』というところでしょうか(^_-)-☆
初めまして
山は危険と隣り合わせ、よく言われますが何がどのように危険だったのか? ニュースでは滑落、遭難の一言で終わり。 登山をしない人から見るとまた死んだか!と登山愛好者に冷たい視線・・・
それに比べるこのレポートをよくヤマレコで書かれました。読むと厳しいコメントもありますが、同じような判断をしないように自分に言い聞かせ安全な登山をしようと自分なりの工夫と心構えが出来るようになりました。ありがとうございました。
ご苦労されたと思いますが無事救助、良かったです。
私も無事故で登山出来るように、annyonさんの大切
レポートを念頭に登山を楽しみたいです。
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、ご批判やお叱りを受けています。
これも私の未熟で無謀な行動が原因です。
しっかり反省して安全で楽しい山行きができるようにと思っています。
ヤマレコは普段通りに書きました。
出来るだけ忠実にそのままを書きました。
山岳救助隊に救われた・・・。のタイトルが多くの方の目にとまったようです。
普段の訪問者の10〜20倍以上で驚いています。
読んでいただこうと、あえてこんなタイトルにしました。
万一同じような状況になった場合、命を落とさないよう様に参考にして頂ければと思います。
コメントありがとうございました。
我々の無謀な行動で山岳救助隊員の方々に身の危険を負わせたことや多くの方に迷惑、心配をかけことを申し訳無く思っています。
救助隊員の方が駆けつけてくださって、その声、姿を見たときは涙が出て嬉しかったです。
今、命あって帰れたことを感謝しています。
いろんな批判で悩んで凹んでいますが、楽しい山登りが出来るようあれこれ対策を考えていきます。
ご心配をおかけしました。
こんちわ
一連の山行記録を閲覧しました。
低山ではベテランといっていい山行の数ですね
大峰あたりから雨の山行が見受けられます。
今回の雨の出立と、乗り切れるという意識で前進したのは、もしかして、この山行が原因ではないのでしょうか
明らかに違う雨の山行。ルートを知っている人との同行でしょうね。
ふふふ・・ちょい、3000mをなめてしまったようですね
小屋を出られるときに小屋の方に道の具合を聞かれなかったのでしょうか?
わたしは、いつも人に会うと情報を聞きます。
いづれにせよ、北アなどは低山とは全く違う山域です。
ふふふ・・いきなりの縦走計画。悪天の決行。装備の不足・・
今度は、登山者の多い涸沢ルートからどうぞ
報告は忠実でわたしは拍手します。
経験を共有できることはとても大事なことです。
わたしは、アルプスで濡れることは、遭難に直結すると考えてますので、目標が見えているとかでないかぎり行動しません
低山で濡れるのとは意味合いが違うことを知っただけでも今後の財産でしょうね。
ふふふ・・わたしはザイルも15mほどは常時装備してますよ
北アで会えるといいですね
大阪浪速区です。思わずコメントしてしまいました。
ふふふ・・金剛・・行こうかしら
でわでわ
大変な思いをされましたね。
そしてまた あえて批判覚悟で その記録をヤマレコに残し 教訓とした事 心中察します。
厳しい批判をされる方も多いでしょう それもごもっともで 言われる通りです。
でもね 人は失敗を経験して 成長します。
我々のような年齢になると 己の成長より 後輩達に その教訓を知らしめる。
そんな体験記として 今回のレコは 大きな意味を持ちます。
登山道が 激流に変わっていく様 何枚かの写真が 言葉以上に教えてくれました。
へたな教則本なんかでは 判らない あせりが判断を鈍らせ ますます取り返しのつかない状況になっていく
そんな ドラマのような経験・・・
今後 たくさんの人に 同じ過ちを繰り返させない為にも レコでの発信を続けて下さい。
無事生還 お疲れ様でした。
NANIWANさんに同感ですが、誰でも失敗は有りますので、成功事例より失敗事例の方がためになります。
掲載していただき、ありがとうございました。自分なら雨の中、億劫になって楽な方から下山していました。それを計画通りに進むのはたいしたものです。
これに懲りずに、次回からはより安全登山をやって下さい。
無事の生還、本当に良かったです。
誰もがミスしたくてミスするものではありません。明日はわが身、貴重な体験談として拝読させていただきました。
第三者から見れば「なぜ?」となるでしょうが、どんな方でもヒヤリハットは多数あり、またま事故に繋がらなかっただけではないでしょうか。克明に記述されたレポートは、まさにヤマレコの目的であり、失敗の共有こそが本意だと思います。
貴重なレコを本当にありがとうございます。
私としてはこのレコをなるべくリアリティを持って受け止めてこれからの登山に役立てたいと思います。
お疲れ様でした。
何よりも無事で帰還おめでとうございます。
最近山で命を落とす方があとを断ちませんので、こういうレコを見ると、ほっとします。
北アルプスはどんなに下界が暑くても、10度から20度ぐらいの気温ですね。
これで雨にふられると、どんなに寒かったことでしょう。
低体温症の危険も十分あった。
クリヤ谷は雨で増水すると渡れないという情報、けっこうあります。
しかも6日間にも渡る北アルプス縦走の最終段階。
もしも疲労を蓄積したままで、増水した川に流されれば、
そのまま死を意味します。
ご無事でなによりですが、もしも運悪く亡くなった場合、
周囲の人々の悲しみは、如何ばかりでしょう。
また登山による犠牲者が出る事で、登山に対するイメージが「命がけのスポーツ」になってしまいます。
プロの冒険家ならいざ知らず、われわれ一般の人間は出来る事が限られているはずです。
自己の限界を知る事も、登山というスポーツを楽しむ上で、常に念頭になければならないのではないでしょうか?
限界を知って途中で下山する事はちっとも恥ずかしい事でもなく、
自分の身を守る為に、必須のことです。
この点複数、もしくは多人数で登山すると、確かに途中で諦めにくい。
しかし「多数決」に反旗を翻す勇気は、
複数でやる登山では大切です。
別に逃げたんじゃない、危ないから、帰るのです!
どうか今後は安全な登山をされるように、切に願います。
annhyon様
今回は大変な登山でしたね。でも無事戻ってこられて何よりです。
私のような登山初心者があれこれいう立場でないことは十分存じていますが、でもあえて一言だけ述べさせていただきたいのですが、それはあえてこのような苦しい内容の投稿をされたことに敬意を表したいと思います。ある意味自分の恥ずかしい部分をインターネット上で公開されるわけですから、相当のお悩みもあったのではないか、と思います。
他の方の御投稿にもありましたように、登山の成功例より失敗や苦労談は身にしみて参考になります。私自身、この7月上旬に八甲田山での登山中に熱中症による脱水症状を引き起こしてしまい、救助を要請する一歩手前の状況を経験しました。
今回、本「ヤマレコ」における週間ランキングでアクセス数がトップになりました。きっと、多かれ少なかれ、私自身を含め、登山に不安を抱いている多くの方がannyon様の今回の御投稿を読み、それぞれの今後の登山への貴重な教訓とされたことと思います。
是非とも今回の貴重なご体験をもとに、今後もご自身のみならず登山仲間の皆様と共に安全で楽しい登山を続けられることを祈念申し上げます。
annyonさん。
高速バスで会った泉南のcowmanです。
あれから雨が続いたので大変な山行だったろうと
予測していましたが、これほどとは。
とにかく無事に生還できて良かったです。
皆さんに感謝ですね。
無事で何よりでした。
私は、最近必ずツェルトを携帯するようになりました。
以前は、使うか分からない物を持っていく事がいやで、低山などでは携帯しませんでしたが、最近身近なヤマレコで遭難のレコを見かけるようになった事で考えさせられました。
自分の身を守る事ももちろんですが、annyonさんの投稿にもあるように「救助隊員の方が駆けつけてくださって、その声、姿を見たときは涙が出て嬉しかったです」との感謝のコメントを読み、遭難者を助ける為にと携帯するようになりました。(そう考えると苦にならないものですね)
今回の山行を公開して頂き、明日は我が身と考えさせられる事が多々ありました。
非難覚悟で貴重な体験を公開してレコして頂いた事に敬意を表します。
はじめまして。
あの下は滝の連続です、流されたら助からないです。
是迄に何人かの方が流されて亡くなられています。
5泊6日小屋泊まりの縦走、羨ましい限りですが、ツエルト、レスキューシートは登山での最後の砦ですこれは無謀じゃ無くて、無知、無思慮だと思います。たまたまクリヤ谷が渡れなかっただけで、その他にも危険は
いっぱい在ったと思います。
まず雨の中の縦走で小屋に辿り付けなかった場合、道迷い、体調不良、怪我等が有ります。稜線で風雨の中ビバークになります。稜線は数段寒いです。この装備で耐えられたでしょうか?
このコースは渡渉点が数箇所有ります、ココがもっと
増水していればここでストップです。携帯は繋がりません。5〜6時間かけて山荘まで戻るかココでビバークするか。
いずれにしても大変厳しい状況に成ると想像されます。
小屋泊りの方は、小屋に辿り着けなかった時の事を考え
て居ない方が沢山見えるのでは、携帯だけが頼りでは・・・携帯で救助を要請するということは、その時点で他人に命を預けるということです。
軽量化したと聞きましたが、夏にテルモスはいらないと思います。
ラーメンは非常食には向きません、カロリーメイトなどの調理をしなくても食べれる物が良いです。
それにロープを持てばいいといった意見もありましたが、熟知していない方が過信して使うと事故の元です。
南沢でその様な事故もありました。(詳細は知りません)
僕は2日前にここを渡っています。人ごととは思えずつい、厳しい事を書きました。
これに懲りず良い登山をやってください。
初めまして
北アルプスのあこがれだけで、何も考えず行動して大変な目に遭いました。
救助隊員のおかげで救われました、
命があってよかったです。
コメントありがとうございます
ヤマレコは大勢の方が情報を共有できるありがたいサイトですね。
今回、私がした失敗、無知、無謀を読んでいただいて、教訓としていただければ幸いです。
アクセスが凄い数で驚いています。
初めまして
多くの方からご批判に励ましの声を頂き感謝します。
凹んでばかりいては立ち直れないので問題点を解消し山行きを続けて行きたいと思っています。
初めまして
これまでヤマレコでいろんな情報を得てきました。
すばらしいサイトですね。
今回、私の行動がどうであったか、忠実に記しました。
明日はわが身、貴重な体験談として・・・。
そのように参考にしていただければありがたいです。
初めまして
本当に怖い体験でした。
あとわずかで命を落とすという場面が何度かありました。命あって帰れて良かったです。
ただただ救助隊員に感謝する限りです。
初めまして
こんな内容で週間ランキングアクセス数がトップになり、お恥ずかしいです。
多くの方が当レコを読まれ、それぞれ今後の登山への教訓としていただければ幸いです。
勇気と励みの言葉をいただき感謝します。
大峯奥駆道・全ルート歩かれたんですね。
おめでとうございます。
富山行きのバスで再会したときは驚きました。
富山駅では声をかけられず失礼しました。
剱・立山を回られたんですね。
我々は室堂から上高地を目指していました。
ごらんのようなことで最後に苦い苦い経験をしました。
幸い山岳救助隊員に助けていただき、今こうして生きています。
多くの方から励ましの声を頂き感謝しています。
はじめまして
普段はツェルトに非常パックなる物を携帯していたのですが、今回の北アルプス縦走は軽量化するあまり大事な物を削ってしましました。
アホとしか言いようがありませんね。
励ましのお言葉感謝します。
はじめまして
あのクリヤ谷の渡渉点では、これまでに何人も流され亡くなられたと聞きました。
岸に石仏がありました。
そこでは携帯が通じ、身を寄せる大きな岩があり救助隊に連絡でき、ビバーグすることができたました。
でもこれは偶然で奇跡だと思っています。
救助隊員に助けられた命を大切にしてより慎重、安全な山行きをしたいと思っています。
ご心配をおかけしました。
はじめまして
このような事故でも無事に帰還できて良かったですね
私は登山歴27年目です。とくに北アルプスに関しては石橋を叩いて渡るような雰囲気で登山をしております
長距離縦走の為に荷物を軽くして道具を減らす気持ちは良く解りますが、北アルプスはショボ山(低山)とは違い一般登山道上においても天候悪化でビバークなどをしなければならない事も少なからずあります。おそらく今回の件も一晩中雨がザーザー降っていて雨宿りするような場所も無ければたちまち低体温症で倒れていたことでしょう。annyonさんたちが川を渡れなくてビバークするのは悪い事ではありませんが、ただビバークする為の道具の不備に問題があるわけです
そこで今後は夏山アルプスでも最低限以下の道具は必ず携行して下さい↓
ツェルト、ブルーシート、荷造りヒモを数メートル、ペグ6本、四本爪軽アイゼン
初めまして
登山歴27年の方からご指導を頂きありがとうございます。
今後は低山の山行きであっても最低限の安全装備を携行します。
はじめまして。
ご無事で何よりです。本当に良かったですね。
自分の身にも同じようなことがいつ起こるかわかりません。
自分は油断していると気づかせてくれました。
拝見していてなぜか涙が出ました。
もっともっと慎重にもっともっと楽しい山登りをしたいと思わせてくれました。
初めまして
お叱り、ご批判、おっしゃるとおりです。
救助隊員の皆様方に救っていただきました。
感謝の気持ちで一杯です。
初めまして
自分の無知や無謀な行動で多くの方にご迷惑をかけました。
特に救助隊員の皆様方には危険な目に合わせ、本当に申し分けなく思っています。
ご心配をおかけしました。
はじめまして。
なによりも、生きて下山できてよかったです。
私は縦走を夢見るばかりで、なかなか実現できていません。
が、今年の秋には、縦走とういか、立山あたり周回できたたまらんなぁ・・・と計画中なのです。
が、やはり縦走には試練がありますね。
勉強させていただきました!
そして、おかえりなさーい!
はじめまして
一つ間違うと命を落とす場面が何度かありました。
生きて帰れてよかったです。
山岳救助隊員の皆様方に救われました。
北アルプスに限らず山の天候には十分気をつけたいです。
万が一に備えツェルトや非常食などをザックに入れます。
縦走計画も無理のない日程で余裕を持って望もうと思っています。
多くの皆様にご心配をおかけしました。
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