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Yamareco

記録ID: 331313
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

鹿島槍〜(八峰キレット)〜五竜岳〜唐松岳<柏新道入山→八方下山>(八方〜扇沢間直通のバス利用で扇沢駐車場へ)

2013年08月08日(木) ~ 2013年08月10日(土)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
24.6km
登り
3,100m
下り
2,755m

コースタイム

【8/8(木)】
6:20柏新道入り口〜7:20ケルン〜7:40駅見岬〜8:15石畳〜8:25包優岬〜8:45雪渓通過〜9:10種池山荘(9:40出発)〜10:20爺ケ岳南峰〜10:40爺ケ岳中峰〜11:35冷乗越〜11:45冷池山荘

【8/9(金)】
3:20出発〜4:05布引山〜5:00鹿島槍ケ岳〜5:30吊尾根〜5:36鹿島槍南峰〜6:35八峰キレット核心部〜6:50キレット小屋(7:00出発)〜8:00口ノ沢のコル〜8:30北尾根の頭〜9:10G5〜10:05五竜岳山頂(11:30出発)〜12:15五竜岳山荘

【8/10(土)】
5:40出発〜6:25遭難碑〜7:00牛首〜7:35唐松岳頂上山荘(8:40までガスが晴れるのを待つ・・・)〜9:05唐松岳山頂(9:50までガスが晴れるのを待つ・・・)10:25丸山ケルン〜10:40扇雪渓〜11:20八方大池〜12:00グラードクワッド

天候 8/8:晴れ(夕方からは曇り)
8/9:晴れ(早朝、夕方は曇り。強風)
8/10:曇り
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
8/8(木)朝5時半の時点で、柏新道前の駐車場はほぼ満車。
8/10(土)15時の時点で扇沢は空車あるが、無料駐車場はほぼ満車。柏新道前の駐車場は3、4台はスペースあり
【バス】八方から下山後、扇沢バスターミナルまで直通のバスがある。大町駅からでてる「扇沢線」だけでなく「特急バス白馬扇沢線」というのがある。
http://www.alpico.co.jp/access/hakuba/hakuba_ogizawa/

八方14:05発のバスに乗ったが、客は私一人でした。料金:1500円
ただし、通年ではないようだ。(2013年7月13日〜8月25日)
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は「八峰キレット」「北尾根の頭〜G5〜五竜岳山頂」「牛首(唐松岳頂上山荘近くの岩場)」

【八峰キレット:前半】
多くの人が言うように、ここはそれほどでもない。まして大キレットとは比べ物にならない。核心部も梯子があるので大丈夫。ただ、鹿島槍北峰からの急な下りは慎重に。鎖はとくに設置されてない。


【八峰キレット:後半】
キレット小屋から先は、一転してやや難しくなる。ザレ場の急坂では落石注意、三段登り(今ルートでは下り)は足をかける場所を探しながら慎重に降りなければならない。とはいえ、鎖も整備されているので、問題ない。


【北尾根の頭〜G5〜五竜岳山頂】
まず、北尾根の頭。ここは痩せた尾根を進む。風がもろにあたるのでバランスをしっかり取る。全体的に岩峰のトラバースなのでアップダウンよりも、痩せ尾根の歩行に神経を使う。
G5。今回の一番の難所。G5とは五竜手前に聳える黒い岩山のこと。鎖の連続。とはいえ大キレットと違って、足場が届かない、そもそも無い(!)、みたいな危険なことは無いので、三点支持を行えば問題ない。ルートもしっかりペンキがあり分かりやすいが、「ここ行くの!?」みたいな箇所の連続。途中ザレ場の急坂がある。両手両足を使った急な登りなので高度感はある。一部岩がもろいので、三点支持とはいえ、つかんだ岩が本当に大丈夫か、確かめながらのぼる。黒い岩群が見えたらそこがG5の核心部であり、終了点である。

五竜岳山頂まで。G5に比べると、道らしい道があり、ゆっくり進めば、技術的に難しい所は無い。G5よりも、いよいよ山頂へ、ということもあり傾斜がキツい。


【牛首(唐松岳頂上山荘近くの岩場)】
五竜〜唐松岳間は特に危険な噂は聞かなかったのと、前日に稜線を山荘から見ていたので、楽勝だろうと思っていたら、牛首あたりは難所の連続だった。2時間行程の五竜〜唐松岳間で最後の40分は鎖の連続で気が抜けなかった。大小合わせ20カ所近いクサリ場だったと思う。全体的に長い鎖はない。ただ、思わぬ強敵にひるんだのもあり、一番しんどかった。冷静に見ると、それほど危険ではない。足場もしっかりしていた。



午前6時。平日とはいえこの時期は人が多い。針の木も相当人がいたようだ。
午前6時。平日とはいえこの時期は人が多い。針の木も相当人がいたようだ。
出発。登山口に、係の人がいて、登山者カードを記入する
出発。登山口に、係の人がいて、登山者カードを記入する
静かな山道。
朝の光が差し込む。前半はいつものようにゆっくりペースで行きます
朝の光が差し込む。前半はいつものようにゆっくりペースで行きます
暑さはそれほど感じないむしろ立ち止まると、ひんやりした空気で寒くなる。
暑さはそれほど感じないむしろ立ち止まると、ひんやりした空気で寒くなる。
1時間ほどで針ノ木岳が見えた。今日は予報通り天気がよかった。
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1時間ほどで針ノ木岳が見えた。今日は予報通り天気がよかった。
ケルンに到着。コースタイム1;20だが、1時間を切った。1:20はかかり過ぎだと思う。
ケルンに到着。コースタイム1;20だが、1時間を切った。1:20はかかり過ぎだと思う。
駅見岬。ケルン以降、このような地名がついてる。こういうのって登山が楽しくなるからいいですよね!
駅見岬。ケルン以降、このような地名がついてる。こういうのって登山が楽しくなるからいいですよね!
傾斜はあいかわらず緩やか。等高線ほどのキツさは全くなく、登山道が優しく造られてるから疲れない。
傾斜はあいかわらず緩やか。等高線ほどのキツさは全くなく、登山道が優しく造られてるから疲れない。
道がよく整備されている。
道がよく整備されている。
名前にあまり意味が無いかもw
名前にあまり意味が無いかもw
針ノ木の雪渓。蓮華岳もよく見える。
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針ノ木の雪渓。蓮華岳もよく見える。
今回のルート唯一の雪渓。アイゼンはいらない
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今回のルート唯一の雪渓。アイゼンはいらない
森林限界を超えるとコバイケイソウの大群落が迎えてくれる。漢字では小梅蕙草と書くらしい。
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森林限界を超えるとコバイケイソウの大群落が迎えてくれる。漢字では小梅蕙草と書くらしい。
ここまで咲いてるのは見たことが無い。色とりどりのお花畑も良いが、こういう落ち着いたワントーンの無彩色に彩られたお花畑も、どこか懐かしいような気持ちにさせてくれてすごくいい。
ここまで咲いてるのは見たことが無い。色とりどりのお花畑も良いが、こういう落ち着いたワントーンの無彩色に彩られたお花畑も、どこか懐かしいような気持ちにさせてくれてすごくいい。
種池山荘。去年、ここのテント場に熊が出て、一時テン場が閉鎖になったらしい。
種池山荘。去年、ここのテント場に熊が出て、一時テン場が閉鎖になったらしい。
岩小屋沢岳方面。柏原新道からは次々人がくるが、こちら方面からは誰も来なかった。後で知り合った人に聞いた所、この尾根筋はほとんど人がいないかったらしい。
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岩小屋沢岳方面。柏原新道からは次々人がくるが、こちら方面からは誰も来なかった。後で知り合った人に聞いた所、この尾根筋はほとんど人がいないかったらしい。
目指す爺ケ岳
これはなんてお花でしょう?
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これはなんてお花でしょう?
爺ケ岳を目指す。振り返ると山荘が小さくなってる。
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爺ケ岳を目指す。振り返ると山荘が小さくなってる。
今日の天気では大町側は曇り。それを端的に表してる。右側が大町側、左側は晴れ予報だった黒部側。この山脈を雲が超えられないのか、どうなのかきれいに別れる?
今日の天気では大町側は曇り。それを端的に表してる。右側が大町側、左側は晴れ予報だった黒部側。この山脈を雲が超えられないのか、どうなのかきれいに別れる?
1時間ほどで爺の南峰に到着。しかしここは最高点ではない。
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1時間ほどで爺の南峰に到着。しかしここは最高点ではない。
最高点は、あちらの中峰(2669m).
この間の天狗岳ぐらい。
最高点は、あちらの中峰(2669m).
この間の天狗岳ぐらい。
中峰から、下山。その後、北峰は道がなかったのか通過してしまったのか、よく分からず仕舞。
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中峰から、下山。その後、北峰は道がなかったのか通過してしまったのか、よく分からず仕舞。
冷池山荘が見えた。見えてからが遠い・・・
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冷池山荘が見えた。見えてからが遠い・・・
剱岳の全貌が見えた!去年立山では山頂部分がガスって見えなかった。今回の山行では好きなだけ見ることができた。
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剱岳の全貌が見えた!去年立山では山頂部分がガスって見えなかった。今回の山行では好きなだけ見ることができた。
爺が岳を振り返る
爺が岳を振り返る
雲はあいかわらず大町側だけ。独特の気象状況なのだろうか?
雲はあいかわらず大町側だけ。独特の気象状況なのだろうか?
ここまでは、上り下り道は細かい石。
ここまでは、上り下り道は細かい石。
難ルート赤岩尾根との交差「冷乗越」赤岩から来た人がこれを見た時の気持ちはいかばかりだろう。我々はここまで難なく来れるけど。。。
難ルート赤岩尾根との交差「冷乗越」赤岩から来た人がこれを見た時の気持ちはいかばかりだろう。我々はここまで難なく来れるけど。。。
冷池山荘
テントを張ったら、お隣に倣って(笑)まずは服、靴を乾かす。にしても、ここのテント場は小屋から遠い。十分ぐらいかかるし、すこし登るし。。。。。
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テントを張ったら、お隣に倣って(笑)まずは服、靴を乾かす。にしても、ここのテント場は小屋から遠い。十分ぐらいかかるし、すこし登るし。。。。。
1時にはすることがなくなった。今日はたっぷり時間あるし、目の前には劔、立山、、素晴らしい!!最高です。
この時、気温は25℃。標高2400mあるのに暑い!
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1時にはすることがなくなった。今日はたっぷり時間あるし、目の前には劔、立山、、素晴らしい!!最高です。
この時、気温は25℃。標高2400mあるのに暑い!
暇なので、鹿島槍を見に行くも、すでに雲に隠れていた。手前の山は布引山。ここの山頂でご来光を見よう。
暇なので、鹿島槍を見に行くも、すでに雲に隠れていた。手前の山は布引山。ここの山頂でご来光を見よう。
2時頃。次から次にキレットを超えた登山者がやってきた。難所を超えたからか、みな良い顔をしていた
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2時頃。次から次にキレットを超えた登山者がやってきた。難所を超えたからか、みな良い顔をしていた
オニユリ。近所でも育ててる人がいた。
オニユリ。近所でも育ててる人がいた。
途中、県警のヘリがあたりをホバリングしていた。遭難者の捜索か訓練か?訓練にしては登山道に近すぎるからやっぱり遭難かも。。
途中、県警のヘリがあたりをホバリングしていた。遭難者の捜索か訓練か?訓練にしては登山道に近すぎるからやっぱり遭難かも。。
3時過ぎ。テント場は10張りほど。最終的には15張りほど。この頃からガスと風が強くなった。結局、翌午前中まで、この天気が続くことになる。
3時過ぎ。テント場は10張りほど。最終的には15張りほど。この頃からガスと風が強くなった。結局、翌午前中まで、この天気が続くことになる。
焼き肉食べたかったけど、持って来れなかったので、テレビで見たサラミを卵とじで焼く料理をしてみることに。すごくおいしい。サラミは保存も効き、しかも油が要らない。ただ、卵がこびりつくから結局、持ってきたサラダ油は使った。
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焼き肉食べたかったけど、持って来れなかったので、テレビで見たサラミを卵とじで焼く料理をしてみることに。すごくおいしい。サラミは保存も効き、しかも油が要らない。ただ、卵がこびりつくから結局、持ってきたサラダ油は使った。
翌朝3時半出発。晴れを期待していたものの、前日から引き続きの荒天。雨は降ってないが、明らかにガスっていつのでレインコートに。前回の悪沢岳での教訓をもとに、雨装備は早め早めにすることに。
翌朝3時半出発。晴れを期待していたものの、前日から引き続きの荒天。雨は降ってないが、明らかにガスっていつのでレインコートに。前回の悪沢岳での教訓をもとに、雨装備は早め早めにすることに。
暗闇とガスで何も見えず。とりあえず鹿島槍南峰到着。風が強く、また寒さも尋常でない。
暗闇とガスで何も見えず。とりあえず鹿島槍南峰到着。風が強く、また寒さも尋常でない。
吊尾根で雷鳥に会うも、写真ではどこにいるか分からない・・・
吊尾根で雷鳥に会うも、写真ではどこにいるか分からない・・・
北峰の分岐。こんな天気だが北峰にもいかないと鹿島槍に来たことにならない。ザックをここでデポして登る。
北峰の分岐。こんな天気だが北峰にもいかないと鹿島槍に来たことにならない。ザックをここでデポして登る。
いよいよキレットに向かう。
いよいよキレットに向かう。
整備されているので大丈夫。
整備されているので大丈夫。
踏み外せば即死。だが、よっぽどのことが無い限り滑落は無いだろう。
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踏み外せば即死。だが、よっぽどのことが無い限り滑落は無いだろう。
よく写真で見る八峰キレットの核心部。
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よく写真で見る八峰キレットの核心部。
よく写真で見る八峰キレットの核心部。
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よく写真で見る八峰キレットの核心部。
あっという間に小屋に到着。地図では2時間の行程だが、1時間ほどで来れた。多くの人が言うように、少しオーバーだと思う。
もちろん慎重に越したことは無い。
あっという間に小屋に到着。地図では2時間の行程だが、1時間ほどで来れた。多くの人が言うように、少しオーバーだと思う。
もちろん慎重に越したことは無い。
キレット小屋を超えて、ここから後半。
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キレット小屋を超えて、ここから後半。
三段登りとはここのことか。鹿島槍側から見ると下りである。長いクサリ場。足場は問題ないので、楽しめるのでは?
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三段登りとはここのことか。鹿島槍側から見ると下りである。長いクサリ場。足場は問題ないので、楽しめるのでは?
ガレ場続き
すこしガスが切れ始めた
すこしガスが切れ始めた
口の沢のコルに到着
口の沢のコルに到着
北尾根の頭に着く頃には青空が!雲の中から突然現れる景色!
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北尾根の頭に着く頃には青空が!雲の中から突然現れる景色!
尾根筋が見えた。キレットも見えた!
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尾根筋が見えた。キレットも見えた!
北尾根の頭はゆるやかな坂。
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北尾根の頭はゆるやかな坂。
北尾根の頭に到着。
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北尾根の頭に到着。
五竜岳が目の前に。その前にG5という岩の難所がある。
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五竜岳が目の前に。その前にG5という岩の難所がある。
しかし、G5の前に北尾根頭からの道が、意外に難所。細く崩壊した道と急な梯子。キレット以上の高度間で少し恐怖感もある。
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しかし、G5の前に北尾根頭からの道が、意外に難所。細く崩壊した道と急な梯子。キレット以上の高度間で少し恐怖感もある。
道が少し谷側に斜めになっている。しかも掴まるものがない
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道が少し谷側に斜めになっている。しかも掴まるものがない
ほしがらす!
ここからG5への挑戦。
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ここからG5への挑戦。
一見ザレ場のきれいな道。しかし、この後は岩峰岩峰の連続
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一見ザレ場のきれいな道。しかし、この後は岩峰岩峰の連続
雲が解け、きれいな景色を振り返る。北尾根の頭からの道。上から見ると、道筋が分かるが、歩いてると、方向感覚が分からなくなる。意外とまっすぐ進んでいたのが見て取れる。
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雲が解け、きれいな景色を振り返る。北尾根の頭からの道。上から見ると、道筋が分かるが、歩いてると、方向感覚が分からなくなる。意外とまっすぐ進んでいたのが見て取れる。
青空が青すぎる
再度剱岳を見ることができた
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再度剱岳を見ることができた
崩れた岩場。鎖がでてるが、登りにはそれほど必要ない。
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崩れた岩場。鎖がでてるが、登りにはそれほど必要ない。
G5に到着。難所はこれで終わり?
2013年08月09日 09:48撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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8/9 9:48
G5に到着。難所はこれで終わり?
ペンキマークが「○」となってるが、これを行けと!?
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ペンキマークが「○」となってるが、これを行けと!?
山頂が近い
岩道、いいですね〜〜
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岩道、いいですね〜〜
山頂までもうすぐ。
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山頂までもうすぐ。
疲れもそこそこに休憩を取りながら進む。
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疲れもそこそこに休憩を取りながら進む。
山頂までのビクトリーロード!
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山頂までのビクトリーロード!
山頂到着。無事つけた。大キレットと比較されるが、多くの登山者が言うように、そこまでの難易度はない。しかし、山にそもそも難易度なんてあるのか??といつも思う。
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山頂到着。無事つけた。大キレットと比較されるが、多くの登山者が言うように、そこまでの難易度はない。しかし、山にそもそも難易度なんてあるのか??といつも思う。
鹿島槍方面はずっとガスの中だった。これを撮るのに30分ほど待った。
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鹿島槍方面はずっとガスの中だった。これを撮るのに30分ほど待った。
劔は相変わらず良く見える。富山はこの日37℃の夏日だったようだ。
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劔は相変わらず良く見える。富山はこの日37℃の夏日だったようだ。
キレットの道が見える。
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キレットの道が見える。
立山方面
立山方面
右が鹿島槍南峰。左が北峰。その間の吊尾根で雷鳥を見た。
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右が鹿島槍南峰。左が北峰。その間の吊尾根で雷鳥を見た。
山頂から下山。五竜山荘へ急ぐ。この下山道が意外と歩きにくい。特に、この岩が隆起してる所は傾斜もあって怖い。鎖がほしい
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山頂から下山。五竜山荘へ急ぐ。この下山道が意外と歩きにくい。特に、この岩が隆起してる所は傾斜もあって怖い。鎖がほしい
青空を撮ってみました
青空を撮ってみました
この日のテント場。前日の冷池山荘と違って、小屋から近いので便利。
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この日のテント場。前日の冷池山荘と違って、小屋から近いので便利。
山荘。立派な建物。
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山荘。立派な建物。
時間があったので遠見尾根を歩いてみることに。道標が無かったけど、地図にある白岳はここのことか?
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時間があったので遠見尾根を歩いてみることに。道標が無かったけど、地図にある白岳はここのことか?
白岳?山頂から。47スキー場が見える。一昨年行った。
白岳?山頂から。47スキー場が見える。一昨年行った。
唐松岳方面。明日行く道を確認。なだらかで歩きやすそう!
2013年08月09日 11:55撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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8/9 11:55
唐松岳方面。明日行く道を確認。なだらかで歩きやすそう!
5時過ぎのテント場の様子。
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5時過ぎのテント場の様子。
翌朝。先日に続き、強風(遭対協の方が計った所、風速10M)、ガス。しばらく晴れるのを待つものの、一向にその気配無く、6時前に出発。バスの時間を考えると、これ以上の長いは難しいから。
翌朝。先日に続き、強風(遭対協の方が計った所、風速10M)、ガス。しばらく晴れるのを待つものの、一向にその気配無く、6時前に出発。バスの時間を考えると、これ以上の長いは難しいから。
昨日見た、素晴らしい景色をみながらの稜線歩きを期待していたがかなわず。唐松岳までの道は、昨日見る限りはそれほどキツくなさそう。道も緩やかだし。
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昨日見た、素晴らしい景色をみながらの稜線歩きを期待していたがかなわず。唐松岳までの道は、昨日見る限りはそれほどキツくなさそう。道も緩やかだし。
すごい獣臭がした。熊の水飲み場なのかな?
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すごい獣臭がした。熊の水飲み場なのかな?
徐々に傾斜が増す。また、道の様子も先ほどとは違い、岩場になってくる。
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徐々に傾斜が増す。また、道の様子も先ほどとは違い、岩場になってくる。
防衛大学生の遭難碑。
防衛大学生の遭難碑。
再びザレ場。
そして牛首。
いつ終わること無く続く。次々と対向から人がくる。5、60人ぐらいはすれ違った。唐松岳頂上山荘に収容力恐るべし。
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いつ終わること無く続く。次々と対向から人がくる。5、60人ぐらいはすれ違った。唐松岳頂上山荘に収容力恐るべし。
最後の鎖!と思いながら進む。これほどの場所とは!
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最後の鎖!と思いながら進む。これほどの場所とは!
唐松岳頂上山荘。中には雲が明けるのを待つ人で賑わっていた。ここの山小屋は本当にきれい。今まで見た中では燕に匹敵するぐらい。いや、それ以上かも。
唐松岳頂上山荘。中には雲が明けるのを待つ人で賑わっていた。ここの山小屋は本当にきれい。今まで見た中では燕に匹敵するぐらい。いや、それ以上かも。
今年初めてのコマクサ!
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今年初めてのコマクサ!
岩ヒバリ?逃げない!!(笑)
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岩ヒバリ?逃げない!!(笑)
山頂。1時間ほど雲が明けるのを待つ。
が結局見えず。早々に下山。」
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山頂。1時間ほど雲が明けるのを待つ。
が結局見えず。早々に下山。」
八方からの眺め。だいぶ下ったが、晴れる気配無し。この日の天気予報晴れ時々曇り。まだ晴れないか・・・
八方からの眺め。だいぶ下ったが、晴れる気配無し。この日の天気予報晴れ時々曇り。まだ晴れないか・・・
丸山ケルン。
なんの花でしょう?
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なんの花でしょう?
八方大池が見えた!
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八方大池が見えた!
少し雲が無くなってきたものの、山の上は依然として雲に巻かれていた
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少し雲が無くなってきたものの、山の上は依然として雲に巻かれていた
大池到着
ニッコウキスゲ
47スキー場
登山終了〜〜〜
3日目は物足りなかったので、グラートクアッドに乗らず歩いて下山。さすがにゴンドラには乗りましたが・・・
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3日目は物足りなかったので、グラートクアッドに乗らず歩いて下山。さすがにゴンドラには乗りましたが・・・
撮影機器:

感想

【天気】
夏休み、ニ泊三日でテント泊。天気予報では3日間とも晴れ時々曇り。この日しか無い!という日だったにもかかわらず、二日目の午前中、三日目は前日曇り。また星空撮影するために三脚まで持っていったのに、今回も全く見えず。これではテント泊する意味が無い

風も強かった。8/9は常時風速10m前後はあったかと思う。
二日間とも夜半に雨が少し降った程度。しかし、雲に巻かれるとあっというまにびしょぬれになる。

【行程】
今回は、難所通過ということもあり、早めの山行を心がけた。2日とも12時前にテント場についた。
柏原新道は、4時間の登り。かなり体力を削られると思いきや、意外に道は平坦で歩きやすかった。
全体的に、地図の表記はオーバー。どんなに遅くてもあそこまでは時間がかからない。

【難所】
八峰キレット、G5と難所と呼ばれる場所を行くことになった。事前に戸隠で訓練したけども、あれほどではなかった。ただ行程が長いので、一概に大キレットと比較はできないが、大キレットをレベル10とすると八峰キレット〜G5はレベル4ぐらい。ただ、こうやって、恐ろしげな名前や伝説?は
残しておいた方がいいかも。やはり、今回は警戒に警戒を重ねて登山したこともあって、そう思うのであって、大キレットのときのような、よもやこんな難所だったとは!と後から思うのとは全然違うから。
そもそも登山に難易度、ってナンセンスだと思う。どんな道でも油断すれば落ちるし。
ただ、恐ろしいから行かないでは、素晴らしい経験を掴み損ねる。危険な所だよ、と言いつつ、一方で、でも挑戦してみよう!と思わせることが、この道を語る上で重要なことだと感じた。

【小屋/テント場】
冷池のテント場は小屋から遠いので、トイレ買い物に不便。また五竜でもそうだったが、風下にあるので強風をもろに受ける。稜線の逆側だったらいいのに。
五竜山荘のテント場は小屋の目の前なので小屋の人とも交流できるのがいい。買い物も便利。
冷池は劔の鋭峰が、五竜では白馬岳など後立山の稜線が見れる。が五竜はテント場から少し歩かないと景色は見れない。目の前に五竜山頂が屏風のようにそそり立ってる。
2日目は時間に余裕があったので、一気に唐松岳頂上山荘に行こうかとも思ったが、小屋から遠い、という情報があったのでやめた。結局、キレットを超えて疲れた足で牛首通過を考えると、やめて正解だった。

【人の多さ】
対向からのすれ違いは多かった。大人気のコースであることがわかる。

【下山後】
帰りに、薬師の湯に立ち寄る。しかし、冷房が無いので、風呂上がりも汗がとまらず。。。。
みんな文句を言っていた。またお土産に「白馬の豚カレー」なるものを購入も1食500円もする!




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コメント

すれ違ったんですね
五竜山頂手前ですれ違った者です。写真をアップしていただいていました。
2013/8/18 17:22
これは失礼しました!
お疲れ様でした。
五竜から下山される途中ですね!絵になったので一枚撮らせていただきました!
2013/8/18 23:59
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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