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Yamareco

記録ID: 3344940
全員に公開
沢登り
剱・立山

黒部源流周回(黒部五郎岳-五郎沢右俣-黒部川)

2021年07月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
19:52
距離
44.1km
登り
3,515m
下り
3,494m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
19:00
休憩
0:47
合計
19:47
距離 44.1km 登り 3,515m 下り 3,513m
1:20
1:24
43
2:07
128
4:15
4:16
8
4:24
20
4:44
35
5:19
5:20
69
6:29
6:36
4
6:40
6:41
5
6:46
6:50
27
8:40
8:50
126
黒部川
10:56
10:57
30
11:27
53
12:54
12:56
94
14:30
14:31
9
14:40
14:41
5
14:46
14:48
52
15:40
32
16:12
16:13
25
16:38
16:42
5
16:47
83
18:10
35
18:45
68
天候 快晴、夕方から雷雨
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
神岡新道はぬかるみ新道
五郎沢右俣は小滝のみ、ロープ要らず
黒部川は増水時注意
深夜0時、飛越トンネル発 長い一日が始まる
2021年07月18日 00:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
7/18 0:11
深夜0時、飛越トンネル発 長い一日が始まる
神岡新道分岐まで1時間20分
2021年07月18日 01:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
7/18 1:25
神岡新道分岐まで1時間20分
寺地山まで2時間、ここまでぬかるみ新道だった
2021年07月18日 02:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
7/18 2:13
寺地山まで2時間、ここまでぬかるみ新道だった
北ノ俣岳稜線まで4時間ちょい、ようやく白んで来た
2021年07月18日 04:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
7/18 4:20
北ノ俣岳稜線まで4時間ちょい、ようやく白んで来た
無事北ノ俣岳山頂着、まだ寒かった
2021年07月18日 04:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
13
7/18 4:29
無事北ノ俣岳山頂着、まだ寒かった
東の空から朝日が登る
2021年07月18日 04:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
19
7/18 4:57
東の空から朝日が登る
稜線に朝日が当たる
2021年07月18日 04:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12
7/18 4:59
稜線に朝日が当たる
黒部五郎へ 待ってなさい!
2021年07月18日 05:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
14
7/18 5:10
黒部五郎へ 待ってなさい!
稜線東側には残雪も多い
2021年07月18日 05:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
7/18 5:12
稜線東側には残雪も多い
やはりこの辺りもコバイケイソウ
2021年07月18日 05:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 5:23
やはりこの辺りもコバイケイソウ
稜線は花も多い
2021年07月18日 05:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 5:11
稜線は花も多い
黒部五郎岳ロックオン
2021年07月18日 05:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 5:52
黒部五郎岳ロックオン
来た稜線を振り返る
2021年07月18日 06:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10
7/18 6:10
来た稜線を振り返る
五郎の肩
2021年07月18日 06:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
7/18 6:36
五郎の肩
無事ピンポン
2021年07月18日 06:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 6:45
無事ピンポン
槍をバックにピンポン
2021年07月18日 06:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
21
7/18 6:45
槍をバックにピンポン
花と五郎
2021年07月18日 07:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
18
7/18 7:05
花と五郎
雷鳥もいたよ
2021年07月18日 07:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 7:07
雷鳥もいたよ
やはりこの山はカールがすべて
2021年07月18日 07:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 7:13
やはりこの山はカールがすべて
カール最高
五郎沢右俣
2021年07月18日 07:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
11
7/18 7:20
五郎沢右俣
さあトラが行くでよ
2021年07月18日 07:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
16
7/18 7:19
さあトラが行くでよ
ここは桃源郷
2021年07月18日 07:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 7:21
ここは桃源郷
五郎沢から水晶方面
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五郎沢から水晶方面
五郎沢は初級の沢、ロープ要らず
2021年07月18日 07:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 7:30
五郎沢は初級の沢、ロープ要らず
五郎沢でまったり
14
五郎沢でまったり
逆さ五郎
2021年07月18日 07:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 7:36
逆さ五郎
アップ
2021年07月18日 07:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 7:36
アップ
五郎右俣は小滝がちらほら
2021年07月18日 08:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12
7/18 8:16
五郎右俣は小滝がちらほら
やっぱこの時期はこれしかない
2021年07月18日 08:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
16
7/18 8:27
やっぱこの時期はこれしかない
黒部川に合流
黒部川源流を目指そう
2021年07月18日 08:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 8:54
黒部川源流を目指そう
黒部川貸し切り、いい雰囲気です
2021年07月18日 09:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 9:14
黒部川貸し切り、いい雰囲気です
正面右には三俣蓮華岳
2021年07月18日 09:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
7/18 9:44
正面右には三俣蓮華岳
雪渓も残る
2021年07月18日 09:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8
7/18 9:56
雪渓も残る
真ん中は崩れ落ちてる
2021年07月18日 10:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
15
7/18 10:00
真ん中は崩れ落ちてる
際どく前進
源流を進むと正面にワリモ岳
2021年07月18日 10:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12
7/18 10:38
源流を進むと正面にワリモ岳
黒部川はイワナも多く水もきれい
2021年07月18日 10:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12
7/18 10:47
黒部川はイワナも多く水もきれい
ここもコバイケイソウの群落が
2021年07月18日 10:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 10:53
ここもコバイケイソウの群落が
もうすぐ源流
2021年07月18日 10:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 10:59
もうすぐ源流
源流ピンポン、登山者が夏道で休憩中
2021年07月18日 11:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 11:02
源流ピンポン、登山者が夏道で休憩中
源流の碑で記念写真
2021年07月18日 11:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 11:09
源流の碑で記念写真
源流からはるか遠くに黒部五郎岳
2021年07月18日 11:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
15
7/18 11:10
源流からはるか遠くに黒部五郎岳
三俣蓮華キャンプ場
2021年07月18日 11:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 11:35
三俣蓮華キャンプ場
キャンプ場からの槍ヶ岳
2021年07月18日 11:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 11:40
キャンプ場からの槍ヶ岳
鷲羽岳
2021年07月18日 11:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 11:41
鷲羽岳
積乱雲モリモリ
五郎の小屋に着
2021年07月18日 12:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10
7/18 12:58
五郎の小屋に着
小屋の周辺はコバイケイソウの群落
2021年07月18日 13:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 13:00
小屋の周辺はコバイケイソウの群落
二度目のカール
2021年07月18日 13:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 13:50
二度目のカール
スンバラシイ景色
2021年07月18日 13:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/18 13:51
スンバラシイ景色
秋は素晴らしいだろうね
2021年07月18日 14:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10
7/18 14:02
秋は素晴らしいだろうね
本日二度目のピンポン
2021年07月18日 14:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
16
7/18 14:46
本日二度目のピンポン
北ノ俣岳までガスの中めちゃ長かった。雷鳴轟き激しい夕立となった。早くおうち帰りたい
2021年07月18日 16:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9
7/18 16:43
北ノ俣岳までガスの中めちゃ長かった。雷鳴轟き激しい夕立となった。早くおうち帰りたい
神岡新道の雨の池塘
2021年07月18日 17:30撮影 by  iPhone XS, Apple
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7/18 17:30
神岡新道の雨の池塘
雨万歳
2021年07月18日 17:37撮影 by  iPhone XS, Apple
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7/18 17:37
雨万歳
夕立がようやく上がりそう
2021年07月18日 17:37撮影 by  iPhone XS, Apple
6
7/18 17:37
夕立がようやく上がりそう
帰りの登山道は川と化す
2021年07月18日 17:56撮影 by  iPhone XS, Apple
6
7/18 17:56
帰りの登山道は川と化す
北ノ俣岳を振り返る
2021年07月18日 18:07撮影 by  iPhone XS, Apple
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7/18 18:07
北ノ俣岳を振り返る
ニッコウキスゲも満開
2021年07月18日 18:41撮影 by  iPhone XS, Apple
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7/18 18:41
ニッコウキスゲも満開
夕暮れ間近
2021年07月18日 18:58撮影 by  iPhone XS, Apple
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7/18 18:58
夕暮れ間近
行程44km、累積標高差3450m、20時間の完全燃焼
2021年07月18日 19:56撮影 by  iPhone XS, Apple
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7/18 19:56
行程44km、累積標高差3450m、20時間の完全燃焼

感想

黒部川の源流を日帰りで詰めてみたい、この課題をどうすればやれるか、色々考えてみた。飛越トンネルから神岡新道を使い五郎沢右俣を下降して黒部川に降り立てば行けるかもしれない、そう決めたら行くしかない!釣師でもある高山のトラに声をかけていざ挑戦。

1時間仮眠して夜9時半に自宅を出て深夜0時前に飛越トンネルに到着、トラはすでにスタンバイ、彼も1時間しか寝ていない。さあ行くぜ!蒸し暑い夜ネットを被りガシガシ行く。昨日夕立があったのか登山道はひどいぬかるみだった。自分はパドリングシューズ、トレランシューズのトラは泥が靴の中に入ると嘆いていた。寺地山まで約二時間、避難小屋には寄らず北ノ俣岳を目指すがめちゃ眠くて脚は鈍足になる。眠い目をこすり北ノ俣岳まで4時間半、ここで白んできて東の空に朝日が登ってきた。快晴で今日は暑くなりそう。

朝日のあたった稜線はスンバらしかった。アップダウンを繰り返して7時前に黒部五郎岳に到着、すでに登山者が数名いた。春に滑降した山頂下斜面をトラは覗き込む、この崖で滑落したんだとトラは今でも悪夢にうなされると言っていた。滑降中に崖から転落した自分も未だに右腕痛い。

山頂を後にしてカールに下ると水が滔々と流れていた。いつ来てもここは桃源郷である。さあ五郎沢を降ろう。こちらは登山者が来ないので高山植物の宝庫で素敵な池塘が点在していた。もう日も上がりめちゃ暑い、何度も水を被り沢を降りていく、大きな滝もなく快適な沢であった。1時間半ほどで沢を降りていよいよ黒部川に降り立った。この先は未知の領域でどんな景色が待っているのか。

黒部川は水流は多めだが快適に渡渉を繰り返して遡行して行く。イワナも多くてトラははしゃいでいた。振り返ると黒部五郎岳、右手には三俣蓮華岳、正面にはワリモ岳がドン、スンバラシイ景色であった。まだ一部雪渓も残っていたが際どく通過した。川岸にはコバイケイソウの群落もあった。貸し切りの黒部川を素敵な景色にうっとりしながらドンドン詰めて行く。2時間ほどで源流に到着すると夏道に合流してすぐに碑があった。記念写真を撮りさあ頑張って折り返そう。

もう暑すぎ、シャツを水に濡らして頭から水を被る。こうして歩いてもしばらくで乾くくらいだった。三俣山荘からトラバース道を使いズンズン下降して五郎の小屋に着いた。この辺りもコバイケイソウが見頃だった。もう周囲はかなり雲が湧いていた。二度目のカールから肩に登りあげ本日二度目の黒部五郎岳をピクッた。同じ日に裏と表からピクッた人は初めてかもしれない。

黒部五郎岳から北ノ俣岳はガスで視界がないこともあり、めちゃ遠く感じた。北ノ俣岳山頂で雨が降り出しいきなりすぐ近くに雷が落ちた、まじ怖かった。早く稜線を離れたい、しかし雨は激しくなり登山道は川と化し何度も滑って転けた、雷の中生きた心地はしなかった。避難小屋付近まで降りてようやく安堵した。降り続く雨で帰りの神岡新道は川となり足はズブズブ泥だらけであった。しかも滑るので飛ばせず、途中で暗くなりヘッデン装着でスタートから約20時間後に飛越トンネルに着いた。総距離44km、累積標高差3450m、今日は完全燃焼もいいとこであった。

急いで着替えて自宅に着いたのは深夜23時、家を出てから26時間ぶっ通しの長い一日であった。

YSHR先生から、黒部源流周回誘われてもちろんok.5月の連休に行って見たかった場所、岩魚がどんだけいるか楽しみでした。
 スタートとは安定の0時出発、相変わらず寝不足です。相変わらずここの登山道はドロドロでちょっと前に雨が降っていたみたいで水溜りもひどかった、新品のモンベルのトレランシューズすぐにドロドロになった、 この時期は虫も多い、ネットをかぶって登っていたけど、汗をかきすぎてネットまでベタベタになったら前が見にくいので、結局無しで歩いた、ほんとうっとうしい虫、上の方行けば虫が少なくなるので我慢だった。
 日の出前に稜線についたので、空が綺麗で幻想的だった。 いつも思うけど飛越トンネルから苦労して稜線に出た時に見える景色がとてもいいんです、雲の平を中心に北アルプスが大体見えるので僕はここの景色が一番好きかな。
 北ノ俣岳から黒部五郎岳まではけっこうあるけど天気がいいので意外とサクッと登頂できた、記念撮影してから冬に滑落した斜面を見て見たら崖のような所でした、ほんと怖い思いをした今でもたまに思い出す。
 僕は黒部五郎のカールを行くのは初めてだったので下に降りるのが楽しみだった、降りてみると大きな岩がゴロゴロしていて高山植物の花が咲き乱れていた、ほんといい時期に来たんだな〜と思った。五郎沢の源頭で休憩、冷たくてほんと美味しい水でした。 ちょっとまったりしてから今日のメインイベント黒部川源流周回❗️
 五郎沢は大きい岩の連続の谷、小さい滝が2、3個あったかな、モンベルのソールが濡れた岩でも調子が良かった、モンベルのトレランシューズを買ってよかった^_^ 僕は釣りもするので岩魚が気になってしょうがない、ずっと探しながら降っていたら右股の出合のちょい下流からいました、そこから下るにつれだんだん数が増え黒部川の出合付近なんか大きいのが沢山いた、本当釣りしてーと思った。
 本流に合流すると流石に水量が増えてたまに遡行するのに苦労した、下流を見れば黒部五郎岳、上流を見れば鷲羽岳や三俣蓮華岳、景色も最高でした、祖父沢出合の周辺は川原が広くて薪も豊富にあったから沢泊には最高だと思った、ここら辺は川が太かったのでルアーなんか良さそうだと思った。 いや〜ほんといい川です、釣りする人には最高だと思った。 結局岩魚は祖父岳の登山者の下までいた。黒部川の源流の石碑に前で記念撮影、やっとここから後半戦、帰りの道のりを考えるとぞっとします。 
 支流の沢でちょっと休憩、水分補給とエネルギー補給、先生がシャツを脱ぎ出してシャツをジャブジャブして絞って着ていたのでビックリした、気持ちいいと言うので、僕も真似してみたほんとだ気持ちいい^ ^ 途中雪渓の雪をヘルメットに入れてクールダウン。 
 途中黒部五郎小屋の近くで綺麗な女ので人とスライド、なんと先生のブログのファンらしくて写真のおねだり、最後握手してまた写真、すごく喜んでいたのでこっちまで嬉しくなっちゃった。 
 黒部五郎岳のカールに到着、これで黒部川源流周回完了、やー長かったまた源頭で休憩、後は帰るだけ、そしたら先生からもう一度五郎の山頂行かないかと言う、どんだけ〜ほんと好きな人だ。
 山頂はガスっていたけど行くだけでも満足です、先生はご機嫌で降っていきました。
 帰りはガスっていて涼しくて快適だったけど疲れているので北ノ俣岳まですごく長く感じた。北ノ俣岳の帰りに近くで雷が鳴ってビックリした、横に走っていたのでマジ怖かった、雨も急に降り出して最悪、登山道も沢になっていた。 
 樹林帯に入ると登山道はぐしゃぐしゃほんと最悪、泥が靴の中に入ってくるので気持ちが悪かった。先生はパドリングシューズだったので泥を気にしずに歩いていた、けど草と泥道が滑るみたいで苦労していた。最後はヘットライトをつけて下山。や〜長かった、今日は完全燃焼です。 
 いつかタープと竿を背負ってまた今日のコースを行きたいと思いました、今日は大満足ので1日でした。

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