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Yamareco

記録ID: 3385541
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

南アルプス北部縦走 (仙丈ヶ岳〜塩見岳〜間ノ岳〜北岳)

2021年07月22日(木) ~ 2021年07月25日(日)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
36:38
距離
51.8km
登り
4,763m
下り
5,003m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:58
休憩
0:37
合計
6:35
9:00
215
12:35
12:36
28
13:04
13:04
33
13:37
14:04
16
14:20
14:21
28
14:49
14:56
26
15:22
15:23
12
15:35
2日目
山行
8:21
休憩
1:31
合計
9:52
4:08
7
4:15
4:16
14
4:30
5:00
28
5:28
5:29
106
7:15
7:15
19
7:34
7:51
6
7:57
7:57
25
8:22
8:23
28
8:51
9:15
17
9:32
9:32
194
12:46
13:03
33
13:36
13:36
24
3日目
山行
7:24
休憩
1:14
合計
8:38
4:04
35
4:39
4:40
28
5:08
5:23
12
5:35
5:35
52
6:27
6:39
6
7:45
7:51
29
8:20
8:35
4
8:39
8:42
7
8:49
8:52
18
9:10
9:10
18
10:15
10:15
53
11:08
11:23
13
11:36
11:36
42
12:18
12:19
23
4日目
山行
9:21
休憩
2:01
合計
11:22
2:01
42
2:43
2:43
46
3:29
3:43
43
4:26
5:04
50
5:54
5:57
47
6:44
6:44
28
7:28
7:28
19
7:47
8:11
11
8:22
8:22
13
9:27
9:29
92
11:01
11:16
94
12:50
12:54
16
13:10
13:15
3
13:18
13:19
4
天候 晴れ時々曇り,一時雨
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
行き:
伊那市駅 =(タクシー35分)= 仙流荘 8:05 =(南アルプス林道バス)= 8:40 歌宿
タクシー運賃:ジャンボタクシー1台13,200円
バス運賃(旅客+荷物):1070円/人
※ 南アルプス林道バス運行状況
 7/22より歌宿より上の鹿の沢まで運行
 7/31より藪沢〜北沢峠間でシャトルバスを運行 (鹿の沢〜藪沢は徒歩移動)
 詳細:https://www.inacity.jp/smph/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

帰り:
広河原インフォメーションセンター 14:00 =(山梨交通バス)= 15:55 甲府駅
バス運賃:2,190円
詳細:http://yamanashikotsu.co.jp/route_bus/route_sp_info/hirogawara/
※ 芦安駐車場までは乗合タクシーあり (http://ashiyasu-kankou-taxi.co.jp/)
 乗合タクシーは客が9人集まるまで発車しないので注意
コース状況/
危険箇所等
丹渓新道登山口〜仙丈小屋〜仙丈ヶ岳
標高約1870mの丹渓新道登山口は鋸岳の絶好のビューポイントとなっている.林道脇の階段を登るとすぐに樹林帯に入る.北沢峠より250m近く標高が低くいため登山者は少ないが,赤テープは多くつけられているので道迷いの心配はない.危険箇所は特になく,2639mの独標まではひたすら樹林帯の急坂を登っていく.独標から後ろを振り返ると甲斐駒ヶ岳やアサヨ峰が見える.独標の先,馬の背までは仙丈ヶ岳を正面に見ながら比較的平坦な道を進む.馬の背を通過後,一旦樹林帯に入るが,すぐに登り返してカールに向けての登りに取り付く.次第に傾斜が増していき,カールから流れ出る沢の脇を登っていく.途中,沢の水を汲めるようにパイプを渡した水場がある.この水場を過ぎると仙丈小屋はすぐそこである.
仙丈小屋から小仙丈ヶ岳へいく場合には,小屋を出て正面方向の登山道へ進み,カール東縁の稜線に取り付き,そこから100mほど下る.小屋から仙丈ヶ岳に向かう場合には,小屋を出て右手方向に進み,カール西縁の稜線に取り付く.小屋から100mほど登ってなだらかな稜線を進むと仙丈ヶ岳の山頂である.

仙丈ヶ岳〜大仙丈ヶ岳〜横川岳〜野呂川越〜三峰岳
仙丈ヶ岳から大仙丈ヶ岳にかけては3000mの空中散歩.左手に富士山,北岳,間ノ岳という日本の標高TOP3を眺めながら歩みを進める.大仙丈ヶ岳を過ぎると徐々に高度を下げていき樹林帯に入る.これ以降,三峰岳までは2499ピークなどを除いては,ほとんど展望はない.また,所々倒木が多くなっていて少々歩きづらい.伊那荒倉岳を過ぎると,標高2450m付近に高望池が現れる.一応水場として指定されてはいるものの,雨が降らないと涸れてしまうので,あまり当てにしない方が良いだろう.さらに稜線を辿って標高を下げ,横川岳を越えると,仙塩尾根の最低地点,標高約2300mの野呂川越に至る.
野呂川越を過ぎると登山道は登りへと転じる.最初はダラダラと登って少しずつ標高を上げていくが,徐々に勾配は増していく.森林限界に達する頃には露岩を攀じ登る箇所や鎖場なども現れる.ここを越えると標高2999mの三峰岳山頂である.この区間は700m標高を下げた後,再び700m登り返すので体力的には非常にしんどい.

三峰岳〜熊の平小屋〜北荒川岳〜塩見岳
三峰岳を越え熊の平小屋に向かって400mほど標高を下げる.三国平あたりまでは岩稜の下りとなる.南アルプス南部の山々を見ながらの稜線歩きが楽しめる.三国平を過ぎるて下っていくと,森林限界下に入り眺望はなくなる.樹林帯の中を進んでいくと,熊の平小屋に到着.標高2580mほどの場所に建つ熊の平小屋の近くには,清水のこんこんと湧き出る水場があり,年中涸れずに使えるらしい.小屋前のテラスからは農鳥岳を正面に望む.
熊の平小屋から先は,しばらく細かなアップダウンを繰り返す.途中,安倍荒倉岳や新蛇抜山などのピーくはあるが,登山道は通過せずにそれらを巻くように付いている.いずれのピークもにも山頂へ向かう道はついているが眺望はない.一方,竜尾見晴など,所々では視界が開け,左手に間ノ岳と農鳥岳,正面に塩見岳を見ることができる.新蛇抜山から100mほど下って登り返した先が標高2698mの北荒川岳である.ここからの眺望は素晴らしく,登り切って樹林帯を抜けたところで真正面に大きな塩見だけが現れる.
北荒川岳より先は目指す塩見岳を正面から右手方向に見ながら,開けた稜線を進んでいく.北荒川岳から程なくして打ち捨てられた小さな小屋が見えてくる.以前は幕営地に指定されていたが,すでにキャンプは禁止となっている.さらに進むと雪投沢の源頭に出る.雪投沢を下っていくと水場があるようだが,登山者の屎尿で汚染されてしまったとの情報があった.雪投沢を過ぎると,塩見岳山頂部に向けて一気に急坂を登る.ザレ場の登りで足が流れて登りづらい.ここを登り切ると北俣岳分岐に出る.ここを左方向に進むと蝙蝠岳だが,塩見岳方面へと直進する.最後100mほど緩やかに高度を上げていけば塩見岳山頂に到着である.

三峰岳〜間ノ岳〜北岳〜八本歯のコル〜広河原
三峰岳から間ノ岳へは岩稜の登りとなる.三峰岳方面から間ノ岳に向かうと大きな岩峰が正面に聳えるが,この岩峰は右手方向に巻いて登っていく.稜線は細くなっているが,間ノ岳の山頂はだだっ広い岩の平原になっている.最近の測量で奥穂高岳と並んで日本第3位の標高となった間ノ岳からは,富士山や南アルプスのみならず,八ヶ岳や北・中央アルプスを見渡せる.
間ノ岳から中白根山までは比較的なだらかな稜線歩きとなり,3000mの稜線からの絶景を楽しめる.中白根山から北岳山荘にかけて一気に標高を下げる.北岳山荘は非常に立派な山小屋で,昭和大学の診療所やバイオトイレなどが併設されている.北岳山荘からは再び300mほど登り返し,北岳の山頂を目指す.北岳山荘からの登り初めはジグザグに坂を詰めていくが,トラバース道方向への分岐を過ぎたに最初の梯子がかけられている.さらに進むと鎖場や行き違いのできない細い道が現れる.行き違いには充分気をつけながら登っていく.間ノ岳に比べて山頂は狭く,常に混雑している.
北岳の山頂からは一旦トラバース道への分岐まで下る.トラバースと言いつつ,若干登り気味に北岳の東面を巻いていく.八本歯のコルに近づくと木製の梯子や桟橋が次々に現れる.コルから大樺沢に入ってもしばらくは梯子が連続する下りとなっている.2700mほどまで下ると沢状の地形が明瞭になってきて,ガレた急坂を下る.大樺沢二俣あたりまでは概ねこのような地形となっており,かなり膝への負担が大きい.二俣にはチップ制のトイレが設置されている.二俣からは徐々に傾斜が緩くなるものの,標高が下がるために気温が上がり,熱中症には注意する必要があるだろう.白根御池小屋方面への分岐の手前あたりで樹林帯へと入り,幾分暑さは和らぐ.最後に野呂川にかかる吊り橋を渡るとゴールの広河原インフォメーションセンターはすぐそこである.
その他周辺情報 駐車場
・伊那側 (仙丈ヶ岳)
歌宿や丹渓新道登山口はマイカーでのアクセスは禁止.そのため駐車場はバスの起点となる仙流荘にのみ開設されている.
・山梨側 (北岳)
広河原へもマイカーでのアクセスは禁止.奈良田か芦安の駐車場に車を止め,バスか乗合タクシーでアクセスする必要がある.

トイレ
丹渓新道登山口にはトイレなし.仙流荘で済ませておく必要がある.山中,大樺沢二俣のチップトイレ以外には山小屋併設のトイレしかない.仙丈小屋は水洗トイレ,熊の平小屋は汲み取り式,北岳山荘はバイオ式のトイレとなっている.広河原インフォメーションセンター内など,広河原側の登山口にはトイレが多数設置されている.

水場
丹渓新道登山口には水場がないのであらかじめ組んでおく必要がある.
丹渓新道登山口の馬の背先から藪沢に降りたところに水場あり.
仙丈小屋から少し下ったところにカールの雪渓を水源とする水場あり.ただし,8月には枯れることが多く,その場合には仙丈小屋で天水を購入する.
高望池近くの水場は夏場枯れることが多いらしい.(仙丈小屋の方の話)
熊の平小屋の水場は小屋のすぐ近く.ここは年中涸れずに冷たい水が湧いている.
雪投沢源頭から少し下った先に水場があるらしいが,登山者の屎尿で汚染されているとの情報あり.
北岳山荘の水場はかなり稜線から下ったところにあるので,北岳山荘で購入した方が良さそう.
大樺沢の下部では多くの沢を横切るので,沢水を飲むことに抵抗がなければ水には困らないだろう.

売店・食事
今夏はコロナの影響で,一部山小屋が休業していた.仙丈小屋,北岳山荘は営業しており,売店や食堂の営業もしている.一方,熊の平小屋は今夏休業.冬季避難小屋とトイレのみが開放されている状態で,売店や食堂はなし.

温泉
登山口周辺には温泉なし.芦安温泉郷,または桃の木温泉が最寄りと思われる.いずれも広河原からバスでアクセスできる.奈良田に車を止めている場合には女帝の湯が便利.さらに,少し足を伸ばして石和温泉を利用するという手もある.
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
登山の起点となる仙流荘
2021年07月22日 07:47撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/22 7:47
登山の起点となる仙流荘
仙流荘横に立つバス乗り場.ここでバスのチケットを購入
2021年07月22日 07:48撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/22 7:48
仙流荘横に立つバス乗り場.ここでバスのチケットを購入
丹渓新道登山口は鋸岳の絶好のビュースポット
2021年07月22日 08:38撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/22 8:38
丹渓新道登山口は鋸岳の絶好のビュースポット
丹渓新道登山口は道路脇の階段から入っていく
2021年07月22日 08:48撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/22 8:48
丹渓新道登山口は道路脇の階段から入っていく
序盤は樹林帯の急坂を登っていく
2021年07月22日 10:29撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/22 10:29
序盤は樹林帯の急坂を登っていく
標高が上がってくると,まだ石楠花が咲いていた
2021年07月22日 11:26撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/22 11:26
標高が上がってくると,まだ石楠花が咲いていた
登山道脇のお花畑
2021年07月22日 11:59撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/22 11:59
登山道脇のお花畑
独標から振り返ると甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰が見える
2021年07月22日 12:04撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/22 12:04
独標から振り返ると甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰が見える
馬の背までくると仙丈ヶ岳と仙丈小屋がだいぶ近くなってくる.この頃にはガスが濃くなってきた.
2021年07月22日 12:28撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/22 12:28
馬の背までくると仙丈ヶ岳と仙丈小屋がだいぶ近くなってくる.この頃にはガスが濃くなってきた.
1日目に宿泊する仙丈小屋.
2021年07月22日 13:52撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/22 13:52
1日目に宿泊する仙丈小屋.
仙丈ヶ岳から小仙丈ヶ岳へと続く稜線
2021年07月22日 14:11撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/22 14:11
仙丈ヶ岳から小仙丈ヶ岳へと続く稜線
小仙丈ヶ岳から見た仙丈ヶ岳
2021年07月22日 14:43撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/22 14:43
小仙丈ヶ岳から見た仙丈ヶ岳
日の入りが近づき,雲が晴れて甲斐駒ヶ岳が顔を出した
2021年07月22日 17:48撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/22 17:48
日の入りが近づき,雲が晴れて甲斐駒ヶ岳が顔を出した
2日目,仙丈ヶ岳から望む日本の標高TOP3.左から富士山,北岳,間ノ岳.
2021年07月23日 04:23撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/23 4:23
2日目,仙丈ヶ岳から望む日本の標高TOP3.左から富士山,北岳,間ノ岳.
甲斐駒ヶ岳の方向から日が昇る
2021年07月23日 04:40撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/23 4:40
甲斐駒ヶ岳の方向から日が昇る
雲海に映る仙丈ヶ岳の影
2021年07月23日 04:51撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/23 4:51
雲海に映る仙丈ヶ岳の影
遥か彼方に北アルプスを望む.槍ヶ岳がはっきりわかる.
2021年07月23日 05:09撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/23 5:09
遥か彼方に北アルプスを望む.槍ヶ岳がはっきりわかる.
大仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳を振り返る.
2021年07月23日 05:16撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/23 5:16
大仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳を振り返る.
これから目指す塩見岳を遥かに望む.道のりは長い・・・
2021年07月23日 05:18撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/23 5:18
これから目指す塩見岳を遥かに望む.道のりは長い・・・
伊那荒倉岳の山頂は眺望なし.
2021年07月23日 07:33撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/23 7:33
伊那荒倉岳の山頂は眺望なし.
途中のピョコから見えた北岳と間ノ岳.かなり標高を下げてきた.
2021年07月23日 08:08撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/23 8:08
途中のピョコから見えた北岳と間ノ岳.かなり標高を下げてきた.
同じピョコから仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳
2021年07月23日 08:09撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/23 8:09
同じピョコから仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳
横川岳到着.こちらも眺望ゼロのイモピーク.
2021年07月23日 09:02撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/23 9:02
横川岳到着.こちらも眺望ゼロのイモピーク.
仙塩尾根最低点の野呂川越.ここから三峰岳へ700m近く登り返す.
2021年07月23日 09:19撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/23 9:19
仙塩尾根最低点の野呂川越.ここから三峰岳へ700m近く登り返す.
三峰岳の山頂標
2021年07月23日 12:43撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/23 12:43
三峰岳の山頂標
三峰岳の山頂から見た農鳥岳
2021年07月23日 13:07撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/23 13:07
三峰岳の山頂から見た農鳥岳
熊の平小屋のテラスから望む農鳥岳.雨が上がり虹がかかっていた.
2021年07月23日 16:30撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/23 16:30
熊の平小屋のテラスから望む農鳥岳.雨が上がり虹がかかっていた.
今夏はコロナで休業中の熊の平小屋.冬季避難小屋を使えるように開放してくれている.
2021年07月23日 16:31撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/23 16:31
今夏はコロナで休業中の熊の平小屋.冬季避難小屋を使えるように開放してくれている.
3日目,竜尾見晴から見た塩見岳
2021年07月24日 04:54撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/24 4:54
3日目,竜尾見晴から見た塩見岳
木漏れ日が気持ち良い.
2021年07月24日 05:40撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/24 5:40
木漏れ日が気持ち良い.
北荒川岳から望む塩見岳.だいぶ近づいてきた気がする.
2021年07月24日 06:10撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/24 6:10
北荒川岳から望む塩見岳.だいぶ近づいてきた気がする.
北俣岳分岐への急登を登り切って売りをを振り返るが,ガスが湧いてきてしまった
2021年07月24日 07:34撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/24 7:34
北俣岳分岐への急登を登り切って売りをを振り返るが,ガスが湧いてきてしまった
塩見岳東峰の山頂直下
2021年07月24日 08:06撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/24 8:06
塩見岳東峰の山頂直下
東峰から見る塩見岳西峰
2021年07月24日 08:17撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/24 8:17
東峰から見る塩見岳西峰
西峰の方に三角点がある.後は来た道をひたすら帰るのみ.
2021年07月24日 08:27撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/24 8:27
西峰の方に三角点がある.後は来た道をひたすら帰るのみ.
最終4日目,間ノ岳から拝むご来光.早起きした甲斐があった.
2021年07月25日 04:31撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/25 4:31
最終4日目,間ノ岳から拝むご来光.早起きした甲斐があった.
雲海に浮かぶ富士山
2021年07月25日 04:36撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
7/25 4:36
雲海に浮かぶ富士山
南アルプス南部の山々.塩見岳から随分と歩いてきた.
2021年07月25日 04:36撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/25 4:36
南アルプス南部の山々.塩見岳から随分と歩いてきた.
歩いてきた仙丈ヶ岳とこれから行く北岳
2021年07月25日 04:55撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/25 4:55
歩いてきた仙丈ヶ岳とこれから行く北岳
中白根山から穏やかな山容の間ノ岳を振り返る
2021年07月25日 05:39撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/25 5:39
中白根山から穏やかな山容の間ノ岳を振り返る
同じく中白根山から望む北岳
2021年07月25日 05:40撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/25 5:40
同じく中白根山から望む北岳
北岳山荘にヘリが来ていた.要救助者の搬送か?
2021年07月25日 05:52撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/25 5:52
北岳山荘にヘリが来ていた.要救助者の搬送か?
北岳山荘から再び登り返す
2021年07月25日 06:36撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/25 6:36
北岳山荘から再び登り返す
山頂直下は大混雑
2021年07月25日 07:25撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/25 7:25
山頂直下は大混雑
日本第2の高峰北岳の山頂.いよいよこの山行も最終盤に差し掛かる.
2021年07月25日 07:44撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/25 7:44
日本第2の高峰北岳の山頂.いよいよこの山行も最終盤に差し掛かる.
北岳から見た間ノ岳とその奥の塩見岳
2021年07月25日 07:48撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
7/25 7:48
北岳から見た間ノ岳とその奥の塩見岳
目指す広河原はまだ遠く・・・
2021年07月25日 09:07撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/25 9:07
目指す広河原はまだ遠く・・・
北岳バットレスを登る人を見かけた
2021年07月25日 09:09撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/25 9:09
北岳バットレスを登る人を見かけた
八本歯の凝るまで下ってきた
2021年07月25日 09:15撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/25 9:15
八本歯の凝るまで下ってきた
バットレスをしたから見上げる.後はひたすら下るのみ.
2021年07月25日 10:00撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/25 10:00
バットレスをしたから見上げる.後はひたすら下るのみ.
野呂川に架かる吊り橋.ここを渡ればゴールはもうすぐ.
2021年07月25日 13:05撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/25 13:05
野呂川に架かる吊り橋.ここを渡ればゴールはもうすぐ.
広河原登山口に建てられた案内看板
2021年07月25日 13:06撮影 by  ILCE-6500, SONY
7/25 13:06
広河原登山口に建てられた案内看板

装備

個人装備
ザック ザックカバー シュラフ シュラフカバー 登山靴 ゴアマ 山シャツ ジャージ フリース セーター 靴下 地図 コンパス マップケース 銀マット ヘッドランプ 軍手 ライター 替え電池 テーピング ガムテープ 新聞紙 キジペ ブキ コウゲキ ナイフ 行動食(4 日分) 非常食(1 日分) 米 3 合 タオル お金 保険証 ポリタン 3 時計 日焼け止め 帽子
共同装備
4人用テント 3人用テント 鍋 2 おたま 1 しゃもじ 1 EPI ヘッド 2 EPI 大 缶 2 ラジオ 1 ファーストエイドキット 1
備考 高山病への対応策としてバファリンを持参したがバファリンを持参したが役に立った.

感想

東京オリンピックの開会式に合わせて出現した4連休を使って,仙丈ヶ岳,塩見岳,間ノ岳,北岳の南アルプス北中部に位置する100名山4座を巡る縦走山行に行ってきました.私にとって久しぶりにテント泊装備での参考となりました.当初,体力的に迷惑をかけてしまわないか不安ではあったものの,好天にも恵まれ非常に楽しい山行となりました.
6月の頭頃から計画を始めて,あれやこれやと縦走案を考えていたのですが,メンバーと話し合いを重ねるうち,3泊4日でそう歩行時間36時間以上,50km近い道のりを歩く長大な山行になってしまいました(笑).さらに,これ加えて蝙蝠岳にも行こうとしていたのですから,相当に欲張りですね.蝙蝠岳に行けなかったというのは少々残念ですが,行こうと思っていた主要ピークは全て晴天のうちに討つことができたので,気持ち的には大満足です.また,20kg近い装備を背負って3泊4日の山行を完遂できたというのは,大いに自身になりました.
これまでは日帰りで行けるようなところばかりに狙いを定めて登ってきましたが,今後は今回のような泊まりがけの縦走山行を積極的に企画していきたいと思います.今年は南アルプス南部の静岡県側の山小屋が全て休業だったため,そちらの方への縦走は諦めざるを得ませんでしたが,来年以降,長く休みが取れた時に挑戦しはトライしたいですね.また,久しぶりに藪漕ぎをしたくなってきました.大学の部活仲間を誘ってみようかな.

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