白峰三山縦走

2021年07月29日(木) ~ 2021年07月31日(土)

• GPS: 24:14
• 距離: 28.9km
• 登り: 3,092m
• 下り: 3,752m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:17
• 休憩: 1:02
• 合計: 9:19

6:17 広河原インフォメーションセンター
6:22 6:23 広河原山荘
6:53 6:54 白根御池分岐
9:35 9:35 大樺沢二俣
12:25 12:48 八本歯のコル
13:14 13:19 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
13:38 13:50 吊尾根分岐
14:13 14:28 北岳
14:47 14:52 吊尾根分岐
15:12 15:12 トラバースルート分岐
15:36 北岳山荘

2日目

• 山行: 9:41
• 休憩: 0:43
• 合計: 10:24

4:31 北岳山荘
5:26 5:28 中白根山
6:55 7:11 間ノ岳
8:26 8:27 農鳥小屋
9:49 9:49 西農鳥岳
10:38 11:00 農鳥岳
11:47 11:49 大門沢下降点
14:55 大門沢小屋

3日目

• 山行: 4:11
• 休憩: 0:07
• 合計: 4:18

6:42 大門沢小屋
9:22 9:25 早川水系発電所取水口
9:43 9:43 森山橋
10:16 10:17 大門沢ゲート
10:23 10:26 奈良田第一発電所
10:46 10:46 奈良田駐車場
11:00 奈良田バス停

天候

1日目7/29　晴れ時々ガス→夕方から雨
2日目7/30　晴れ時々ガス→14時以降雨
3日目7/31　晴れ 　

アクセス

利用交通機関：

タクシー

芦安（岩園館）までは会社のバス
芦安（岩園館）からはタクシーにて広河原へ
5:00に芦安を出て夜叉神ゲートで開門待ちし6:00には広河原到着

コース状況／危険箇所等

【広河原〜北岳山荘】
大樺沢の雪渓はかなり溶けてきてほぼ夏道。雪渓の上を歩くことはありません。
八本歯のコルまでは滑りやすい階段が続きます。

【北岳山荘〜間ノ岳〜農鳥岳〜大門沢小屋】
間ノ岳から農鳥小屋までの下りはざれていて歩きにくい、落石注意
農鳥小屋から西農鳥岳までの登り返しはなかなかのもの。
西農鳥岳から農鳥岳まではトラバースしつつ進みます。落石注意
大門沢降下点からの下りは1000m以上あるのでストックを活用するのがベター。降下はじめに崩壊地を通過するところがあり危険

大門沢小屋、コロナ対策のためシャワー使えません。またコロナ対策工事中のため乾燥室使えません

【電波状況（ドコモ）】
広河原〜北岳山荘まで〇
北岳山荘〜間ノ岳〇
間ノ岳〜農鳥小屋〇
農鳥小屋〜西農鳥岳〜農鳥岳×
大門沢降下点〇
大門沢降下点〜大門沢小屋×
大門沢小屋の食堂〇
大門沢小屋〜奈良田第一発電所まで×
奈良田第一発電所以降は〇

その他周辺情報

前泊:芦安温泉岩園館　
広河原までのタクシー:みだいタクシーさん
→広河原までの間写真スポットでタクシー止めてもらえます。山に関するいろんなお話も聞けます！
奈良田の里温泉:温めのアルカリ性温泉。食堂も併設されてます。駐車場から坂を登ります…

写真

7/29 5:33

広河原に行く途中、展望台でタクシーが止まってくれて写真を撮らせてくれました📷

7/29 6:19

広河原を出発！天気も良い良い?

7/29 6:20

最初の吊橋

7/29 7:19

ホタルブクロ

7/29 7:20

今日は北岳山頂行って北岳山荘へ。山頂遠いなー

7/29 7:24

山頂がまぶしい

7/29 8:16

センジュガンピ

7/29 8:58

タカネナデシコ

7/29 8:59

ハクサンフウロ

7/29 9:04

大樺沢のルートはお花畑でした。大樺沢の水量はかなり少なめ

7/29 9:08

少し雪渓が残っています

7/29 9:38

ミヤマハナシノブ。北岳と白馬岳にしかない花。これが見たかった

7/29 9:38

グンナイフウロ

7/29 10:01

イワオウギ

7/29 10:06

ミヤママンネングサ

7/29 10:28

雪渓脇の夏道を進みます

7/29 10:37

グンナイフウロ

7/29 10:46

水量は豊富

7/29 11:29

バットレスはガスの中

7/29 11:38

ヨツバシオガマ

7/29 11:40

白い

7/29 11:43

キンロバイ

7/29 12:01

この階段濡れていると滑ります・・・

7/29 12:19

ガスガス

7/29 12:21

ミヤマクワガタ

7/29 12:25

白いタカネビランジ。

7/29 12:27

少し青空が出てきました

7/29 12:32

北岳山荘が見えました

7/29 12:49

チシマギキョウ

7/29 12:55

相変わらずガスが湧いてきます

7/29 13:18

イワツメクサ

7/29 13:19

タカネツメクサ

7/29 13:23

キンロバイ

7/29 13:27

タカネツメクサ

7/29 13:31

ミヤマミミナグサ。イワツメクサとよく似ていますが、花弁が二つに避けているのが特徴

7/29 13:32

キタダケトリカブト

7/29 13:33

ミヤマムラサキ。トラバース道に1か所だけ咲いていました。青くて小さな可憐な花です

7/29 13:34

やっぱりトラバース道はお花畑。種類がとても多い

7/29 13:39

北岳山頂へ向かいます

7/29 14:09

途中もお花畑

7/29 14:15

山頂到着

7/29 14:20

少しガスが晴れた！

7/29 14:20

イワベンケイと稜線

7/29 14:20

イワベンケイにピントを合わせてみました

7/29 14:27

山頂でsuunto5の標高を確認

7/29 14:54

チョウノスケソウ。まだ咲いてた！

7/29 14:57

エゾシオガマ

7/29 15:46

北岳山荘到着。晩ご飯はサバの味噌煮でした

7/30 4:31

2日目朝4時半。朝焼け・・・天気は下り坂ですね

7/30 4:48

間ノ岳、農鳥岳を越えて大門沢小屋まで、頑張ります

7/30 4:53

日の出

7/30 4:59

北岳が漆黒に包まれている

7/30 5:05

仙丈ヶ岳、鋸岳、甲斐駒

7/30 5:06

インパクトのある岩

7/30 5:17

朝日の中進みます

7/30 5:17

北岳、やっぱりかっこいい

7/30 5:23

中白根山到着。ここは360度展望です

7/30 5:25

間ノ岳遠い・・・

7/30 5:57

ハクサンイチゲ

7/30 6:38

ブロッケン現象！！この日は2回ブロッケン現象を見ました。これは2回目

7/30 6:41

最高の眺めです！！

7/30 6:48

富士山もばっちり

7/30 6:58

間ノ岳到着。山頂着く直前にガスが晴れる奇跡

7/30 7:07

まだまだ先は長い

7/30 7:10

雲湧いてきたなー

7/30 7:10

あっという間に雲に覆われた

7/30 7:16

農鳥小屋までまだまだ。

7/30 7:18

富士山もまだ見えます

7/30 7:20

農鳥小屋に向かう途中見つけてほっこりしました

7/30 7:20

3000mの稜線。この景色をずっと見たかった

7/30 7:32

最高の稜線。

7/30 7:44

間ノ岳ははるか上に

7/30 7:53

間ノ岳、農鳥岳周辺は二重山稜があるって聞いたけどこれかな

7/30 8:02

農鳥小屋へ

7/30 8:13

農鳥小屋到着。おやじはいつになくご機嫌でお話しできました

7/30 8:34

西農鳥岳へ登りなおし

7/30 8:41

はっきりとわかる二重山稜

7/30 8:57

二重山稜見れてよかった

7/30 9:15

シコタンソウ。たくさん咲いていました

7/30 9:19

熊ノ平小屋が小さく見えます

7/30 9:22

ガスって来た・・・

7/30 9:30

ガスとの勝負になります

7/30 9:33

西農鳥岳の山頂はこの先

7/30 9:35

氷河地形っぽい

7/30 9:37

西農鳥岳山頂

7/30 9:42

農鳥岳へ向かいます

7/30 10:22

農鳥岳はまだ遠い・・・

7/30 10:24

でも素晴らしい稜線

7/30 10:36

タカネツメクサ

7/30 10:41

農鳥岳到着。残念ながらガスの中ですが来れてよかった

7/30 11:01

これはこれでいい景色

7/30 11:14

南アルプスと言えばこの道標

7/30 11:14

荒川三山でよく見ました

7/30 11:24

雨が降ると池になりそう

7/30 11:33

これも二重山稜？

7/30 11:35

大門沢降下点まではなだらかな稜線歩きです

7/30 11:35

二重山稜で不思議な道でした

7/30 11:38

大門沢降下点到着

7/30 11:39

同行者のザックが転がります

7/30 11:49

降下開始

7/30 11:57

ウサギギク

7/30 12:07

バイケイソウ。たくさん咲いていました

7/30 12:28

こんな道が大門沢小屋まで延々続きます

7/30 13:02

泣きそうになる人がいるのも分かるわ

7/30 13:23

雨が降ってきました

7/30 13:46

大門沢かな

7/30 13:52

イブキトラノオ

7/30 13:52

イワオトギリ

7/30 13:55

大門沢は水量が豊富でした

7/30 13:56

ここで電波入ります！！

7/30 14:32

大門沢小屋までもうすぐ

7/30 17:42

大門沢小屋の夕食

7/31 4:47

最終日朝。富士山が良く見えます

7/31 5:39

大門沢小屋の朝食

7/31 6:41

奈良田目指して下ります

7/31 6:44

沢沿いの道を進みます

7/31 6:52

シモツケソウ

7/31 6:52

ソバナ

7/31 7:02

橋があります。丸太に乗らずに進めば滑らないはず

7/31 7:05

下るにつれ気温が上がります

7/31 7:11

苔

7/31 7:22

時々道と沢が一緒になります

7/31 7:40

この看板たくさんあったけど現在地が全く分からん

7/31 8:01

ワイヤーがある・・・

7/31 8:02

キター集材機！！林業を勉強した身にとって集材機は激アツです。

7/31 8:11

キター小屋跡

7/31 8:11

できれば中見たかった

7/31 8:16

ところどころ平らなところがあります

7/31 8:18

ドラム缶。これもかつての林業の名残

7/31 8:39

時々一気に下ります。滑らないように注意

7/31 8:48

沢を渡るのは7回ほど

7/31 8:50

苔むしています

7/31 9:13

思ったより冷たくない

7/31 9:16

もうすぐ

7/31 9:25

このつり橋が高くて結構揺れた

7/31 9:26

きれい

7/31 9:26

大門沢ブルーと勝手に命名

7/31 9:31

ここを渡りました

7/31 9:42

立派な吊橋

7/31 9:43

砂防堰堤

7/31 9:43

渡ってきたつり橋をパシャリ

7/31 9:46

登山口。あとは第一発電所まで2�劼曚瀕啼司發�

7/31 10:01

雲に覆われて高い山は見えません

7/31 10:20

広河原へ続くトンネル。リニア関係のダンプが頻繁に通っていきました

7/31 10:28

奈良田第一発電所

7/31 11:00

奈良田の里到着。お昼を食べてお風呂に入ってさっぱりしました

撮影機器：

OPPO Reno3 A SIMフリー OPPO

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール

備考

行動食はすべて使い切りました（アミノバイタルゼリー×５、shotz×1、トレイルミックス）
自分はスポーツドリンクを飲みすぎると頭痛（インスリンショック）を高頻度で起こすのでハイポトニック飲料を持っていく必要有

北岳山荘で売っている、「歩きながら覚える北岳の高山植物」\1000はお花が好きな方はぜひ買ってほしい本です。ルートごとにお花が写真付きで記載されているので非常にわかりやすいです

感想

taka0227

当初予定していた1日目に泊まる白根御池小屋から台風接近のためキャンセルしてくれと連絡があり、芦安温泉に前泊しました。そのせいで、初日は北岳登って北岳山荘に泊まるというかなりきついスケジュールに・・・大樺沢のルートはヤマプラでは破線になっていますが普通に通ることができます、ご注意を。危険個所も八本歯まではありません。

大樺沢から北岳山頂にかけてはお花がたくさん咲いていました。このぐらいの時期がちょうどいいのかもしれません

間ノ岳〜農鳥岳の稜線は一度は見てみたかった稜線だったので終始感動していました。

農鳥小屋のおやじも話してみると少し変わったおじさん程度なので、SNSなどの情報は結構偏見入っているのかなと思います。嫌な雲出ているから早く行けよ〜とかビーケアフルとか言って終始面白かったですよ。

大門沢小屋はコロナで定員を絞っている影響でスタッフ2人でいっぱいいっぱいのようでした。泊まる方は多めに見てやってください。またトイレは「ワイルドだろ〜」でした。気になる方はぜひ見てください

1日目、2日目ともに10時間ほど歩きましたが天気に恵まれ素晴らしい景色を楽しむことができました。