槍ヶ岳・大キレット

2021年08月06日(金) ~ 2021年08月09日(月)

• GPS: 69:40
• 距離: 41.2km
• 登り: 3,298m
• 下り: 2,888m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:41
• 休憩: 0:09
• 合計: 6:50

距離 9.5km 登り 922m 下り 42m

12:43 新穂高温泉駅
12:57 12:58 小鍋谷ゲート
13:26 13:26 穂高平小屋
14:04 14:08 白出沢出合
15:10 15:16 滝谷避難小屋
15:21 15:21 藤木レリーフ
19:36 槍平小屋

2日目

• 山行: 5:41
• 休憩: 2:21
• 合計: 8:02

距離 8.5km 登り 1,520m 下り 521m

19:36 槍平小屋
5:40 5:53 飛騨沢千丈乗越分岐
6:24 6:30 千丈乗越
7:36 7:39 槍ヶ岳山荘
7:54 8:25 槍ヶ岳
8:33 9:54 槍ヶ岳山荘
10:00 10:01 飛騨乗越
10:15 10:16 大喰岳
10:44 10:50 中岳
11:30 11:30 天狗原分岐
11:45 11:49 南岳
11:55 南岳小屋

3日目

• 山行: 7:49
• 休憩: 2:01
• 合計: 9:50

距離 15.9km 登り 823m 下り 2,232m

11:55 南岳小屋
7:05 7:14 長谷川ピーク
8:22 9:09 北穂高小屋
9:12 9:12 北穂高岳北峰
10:40 11:08 涸沢岳
11:19 11:25 穂高岳山荘
12:07 12:13 ザイテングラート
12:30 12:30 パノラマ分岐
12:57 12:57 涸沢
13:07 13:10 涸沢ヒュッテ
13:30 13:30 Sガレ
13:42 13:42 大崩落地
14:08 14:14 本谷橋
14:42 14:42 横尾岩小屋跡
14:56 15:11 横尾
15:42 15:42 新村橋
15:52 徳澤園

4日目

• 山行: 1:30
• 休憩: 0:18
• 合計: 1:48

距離 7.2km 登り 39m 下り 96m

15:52 徳澤園
8:34 8:35 徳沢公衆トイレ
9:05 9:05 徳本口
9:09 明神館
9:34 9:35 小梨平
9:54 10:08 河童橋
10:10 10:14 無料トイレ
10:20 10:21 上高地バスターミナル
10:23 ゴール地点

天候

6日(金) 快晴
7日(土) 晴れ後曇り
8日(日) 曇り時々晴れ夕方から雨
9日(月祝) 雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

新穂高から槍平小屋までは歩き易い道がを続きます。仙丈分岐から西鎌尾根に上がれる千丈乗越までは途中から急登となり所々滑りそうな箇所があります。
槍ヶ岳は上り下りでルートが別れています。高度感抜群のハシゴがあり苦手な人はひたすら前だけを見て進んで下さい。槍ヶ岳山荘から南岳小屋までは岩稜帯の縦走となりますが特に危険を感じる所はありませんでした。
大キレットは体感してやはり難コースだなと感じました。南岳小屋から最低コルまでは気を緩める事はできませんがまだ余裕がありましたが、その先長谷川ピーク辺りから断崖絶壁を通過する所がたくさんあって、さらに風も強かったので死と隣り合わせの感覚を持ったままひたすら登りました。
北穂高岳から穂高岳山荘間も気を緩められない岩稜帯が続きます。浮石注意です。涸沢槍手前のハシゴとクサリの連続する所は大キレットにも似た断崖を登る所があるのでここもかなり注意が必要です。
穂高岳山荘から涸沢間のザイテングラートも岩場の急下降となり一歩間違えたら滑落の危険があります。涸沢までは途中パノラマルートを通りました。雪渓を通るようでルートを見失い浮石に阻まれながら何とかルート復帰しましたがあまりこちらを通る方は少ないようでした。涸沢以降は特に危険箇所はありませんでした。

その他周辺情報

☆徳沢園
コロナ禍の山小屋泊と変わらない金額でお風呂がありご飯も最高に美味しい。自家栽培した無農薬野菜や地元の食材をふんだんに使われています。
お風呂はボディソープとシャンプー完備。
館内は洋風モダンな感じで良いです。

写真

8/6 12:37

新穂高センター
ここで登山届けを出します

8/6 12:39

新穂高ロープウェイ

8/6 13:25

穂高平小屋

8/6 14:02

白出沢出合

8/6 14:49

涸沢岳方面

8/6 15:12

滝谷避難小屋

8/6 15:16

滝谷出合

8/6 15:19

ジャンダルムがみえます

8/6 15:20

アップ

8/6 17:51

槍平小屋到着

8/6 18:26

槍平小屋の夕食
スパイスの調合までされてる特製カレー

8/7 3:53

4時前に小屋を出発
槍平小屋キャンプ場

8/7 5:14

明けてきました

8/7 5:21

槍に近づいて行きます

8/7 5:35

笠ヶ岳に朝日が

8/7 5:36

ハクサンフウロ

8/7 5:37

千丈分岐に近くなるにつれ花畑が広がってきます

8/7 5:38

8/7 5:39

千丈分岐

8/7 5:57

ミヤマダイコンソウの群落

8/7 6:03

笠ヶ岳

8/7 6:07

8/7 6:08

オタカラコウ

8/7 6:24

千丈乗越到着
ここから西鎌尾根を槍ヶ岳に向かって歩いていきます

8/7 6:32

穂高岳方面

8/7 6:34

ブロッケン現象

8/7 6:35

大喰岳

8/7 6:39

西鎌尾根を進みます

8/7 6:45

双六方面
雲で隠れています

8/7 7:09

真ん中あたりに鏡平小屋

8/7 7:18

ヨツバシオガマ

8/7 7:24

裏銀座方面

8/7 7:28

ミヤマダイコンソウ

8/7 7:29

西鎌尾根を振り返る

8/7 7:32

槍ヶ岳がみえました

8/7 7:32

　小槍も

8/7 7:34

槍ヶ岳山荘の分岐

8/7 7:35

槍ヶ岳山荘到着

8/7 7:36

槍ヶ岳へ

8/7 7:46

小槍

8/7 7:56

槍ヶ岳頂上到着 3180M

8/7 7:57

２人小槍を登っておられました

8/7 7:58

槍ヶ岳三角点

8/7 8:00

槍の頂上でもブロッケン現象

8/7 8:15

頂上からの山荘

8/7 9:54

しばし山荘で休憩

8/7 9:54

槍ヶ岳キャンプ場を通過して南岳へと向かいます

8/7 10:00

飛騨乗越
槍ヶ岳と南岳と槍平小屋方面の分岐

8/7 10:31

笠ヶ岳

8/7 10:32

大喰岳

8/7 10:40

二連ハシゴ

8/7 10:44

中岳 3084M

8/7 11:10

裏銀座方面

8/7 11:19

ガスっていましたがまた槍ヶ岳が姿を見せてくれました

8/7 11:24

こちらは東鎌尾根方面

8/7 11:26

天狗原方面分岐

8/7 11:35

雪渓
ここはルートではありません

8/7 11:35

南岳

8/7 11:39

眼下に槍平小屋

8/7 11:45

南岳頂上 3032M

8/7 11:52

まもなく南岳小屋

8/7 11:55

南岳小屋到着

8/7 11:56

入り口

8/7 17:20

南岳小屋の夕食
豚汁が名物らしくとても美味しかったです。
デザートと食後にコーヒーも準備して下さいました。

8/7 17:48

寝床
穂高の間

8/8 5:56

大キレットへ向けて出発

8/8 5:59

獅子鼻展望台からの大キレット

8/8 6:05

大キレット
ここから同じような写真が続きます。
すみません。ただ撮っている場所が違います。

8/8 6:13

ここを下って行きます

8/8 6:13

大キレット

8/8 6:16

ここを降りてきました

8/8 6:20

長ハシゴ

8/8 6:21

北穂高岳
まだまだ遠い

8/8 6:26

振り返ってここを下ってきました

8/8 7:06

長谷川ピーク到着

8/8 7:07

来た道を振り返る

8/8 7:14

いかつい

8/8 7:19

8/8 7:19

どこがルートなんだか

8/8 7:21

ナイブリッジ
飛騨側へ乗越します
このあとすぐに木製橋が

8/8 7:22

木製橋

8/8 7:23

A沢のコルで一休み

8/8 7:39

コルからだいぶ急登してきました

8/8 7:47

断崖絶壁

8/8 7:47

飛騨泣き？

8/8 7:52

ここも左側崖です

8/8 7:54

振り返る

8/8 8:14

北ホまでは200M
あと少し

8/8 8:16

最後の急登
油断できません

8/8 8:29

小屋が見えてきました

8/8 8:37

南岳方面は雲の中

8/8 8:59

北穂高小屋到着

8/8 9:12

北穂高岳 3106M

8/8 9:18

北穂山頂、奥穂方面、涸沢方面分岐
奥穂方面へ行きます

8/8 9:39

滝谷
二人が真ん中の岩をロープワークしながら登られていました

8/8 9:42

滝谷

8/8 9:43

涸沢方面

8/8 9:51

こちらも大キレットに負けず劣らず険しい

8/8 9:51

前穂高岳

8/8 9:53

最低コル

8/8 10:15

ここから急登

8/8 10:17

女性の親子連れのとすれ違いました。
上から降りてこられているのがわかります。

8/8 10:20

北穂

8/8 10:33

難易度高いです

8/8 10:36

槍平小屋か見えます

8/8 10:54

涸沢岳頂上 3110M

8/8 10:58

奥穂、ジャンダルム方面

8/8 11:03

北穂から大キレット

8/8 11:32

穂高岳山荘到着
ここで宿泊する予定でしたが、翌日から雨の予報なのでキャンセルさせて頂きました。

8/8 11:35

ザイテングラートを下って行きます

8/8 11:51

ザイテングラート下り

8/8 11:53

8/8 11:53

だいぶ下ってきました

8/8 12:35

涸沢の花畑

8/8 13:07

涸沢ヒュッテ到着

8/8 14:11

本谷橋まで下ってきました

8/8 14:54

横尾の橋

8/8 15:52

宿泊地の徳沢園に到着

8/8 17:13

美味しかった夕食

8/8 17:18

信州牛のサーロインステーキがつきました。
山小屋泊してきたので信じられず、思わずエッという顔をしてしまいました。

8/8 17:37

豪華な談話室

8/8 17:57

綺麗な洋館風

8/8 18:07

徳沢園内にあるミチクサカフェでカフェオレと付いてきた槍ヶ岳クッキー

8/8 19:15

夕食の内容
全然見てなかった😭

8/9 8:15

相部屋の寝床
確かここもホタカという部屋名だったような、、

8/9 9:08

翌朝明神に到着

8/9 9:53

河童橋まで帰ってきました

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

sunrizehill

小学生の時に親に連れられて行った槍ヶ岳。ガスっていて風も強くて最後のハシゴが怖かったのを鮮明に覚えています。再び大人になって行きましたが穏やかで天気も良く怖さはありませんでした。頂上の360°パノラマの景色は本当に素晴らしかったです。
３年前に後立山を縦走した時に通過した八峰キレットと不帰ノ嶮。今回三代キレットの親玉の大キレットに行ってきました。岩場の登り降りはワクワクするので楽しみ半面一歩間違ったら命が無い所なので不安半面でした。当日風が強く印象としては長谷ピーク以降はかなりヒヤヒヤする場所がありましたが何とか歩ききる事ができました。
北穂から涸沢岳の縦走路も大キレットに負けず劣らず、特に涸沢槍手前がハシゴやクサリの連続で振り返ると崖で高度感もあり難易度が高いなと感じました。穂高岳山荘に宿泊予定でしたが次の日が台風の影響で朝から大雨の予報だったので、急遽キャンセルさせて頂いて、こちらも小学生の時に宿泊した思い出のある徳沢園まで頑張って下って泊まる事ができました。約35年前に泊まった時の印象とは少し違いましたがとても綺麗で落ち着く施設でした。
今はコロナ禍で山小屋は軒並み1泊2食付きで13000円ですが、ここは大部屋(カプセルホテル式)にはなりますが13500円で食事が豪華でしたしお風呂もあってシャンプーとボディソープも完備しています。従業員の方達も気持ちの良いサービスでとても快適に過ごす事ができました。