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Yamareco

記録ID: 3483235
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

中ア全山縦走

2021年08月25日(水) ~ 2021年08月31日(火)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
56:37
距離
92.1km
登り
6,653m
下り
6,683m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:35
休憩
0:02
合計
2:37
距離 11.1km 登り 472m 下り 263m
19:29
68
スタート地点
20:37
20:39
29
21:08
58
22:06
2日目
山行
7:41
休憩
0:33
合計
8:14
距離 18.4km 登り 1,360m 下り 356m
5:57
35
8:35
8:37
70
9:47
9:56
48
10:44
10:46
20
11:06
11:23
128
13:31
13:34
37
3日目
山行
11:58
休憩
0:41
合計
12:39
距離 10.1km 登り 898m 下り 675m
6:18
6:24
108
8:12
8:31
131
10:42
138
13:00
8
13:08
166
15:54
16:10
97
17:47
宿泊地
4日目
山行
7:56
休憩
1:27
合計
9:23
距離 8.6km 登り 968m 下り 844m
5:25
88
宿泊地
6:53
7:03
90
8:33
8:51
96
10:27
10:52
41
11:33
11:34
95
13:09
13:35
6
13:41
13:48
30
14:18
30
5日目
山行
6:35
休憩
1:57
合計
8:32
距離 13.5km 登り 1,562m 下り 1,221m
5:32
19
5:57
50
6:47
6:54
18
7:12
63
8:15
8:17
64
9:21
9:45
3
9:48
10:00
3
10:03
10:16
49
11:05
11:17
41
11:58
12:07
6
12:13
12:14
5
12:19
4
12:23
20
12:43
13:07
12
13:19
13:32
0
13:32
9
13:41
7
6日目
山行
6:34
休憩
0:52
合計
7:26
距離 16.2km 登り 441m 下り 1,756m
6:11
6:12
11
6:23
43
7:06
13
7:30
7:34
6
7:40
26
8:06
8:08
8
8:16
8:18
19
8:46
9:00
12
9:12
18
9:30
9:31
35
10:06
10:11
108
11:59
12:09
35
13:06
5
13:11
13:21
5
7日目
山行
4:44
休憩
0:47
合計
5:31
距離 14.1km 登り 968m 下り 1,625m
5:27
5:30
38
6:08
6:09
15
6:24
61
7:25
7:51
18
8:09
8:12
1
8:13
5
8:18
8:20
22
8:42
8:51
39
9:30
9:31
51
10:22
10:24
8
10:32
ゴール地点
天候 25日:曇り、夜中一時にわか雨
26日:晴れ時々曇り
27日:曇りのち晴れ
28日:晴れ、夕方以降時々曇り
29日:快晴のち夕方から霧
30日:霧のち曇りのち晴れ
31日:快晴のち曇り
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
南木曽駅からタクシーで県道8号(飯田南木曽)線の南木曽側のゲートまで移動。その後通行止めの林道を11km歩いた。
コース状況/
危険箇所等
県道8号線:夜歩いたので良く見えなかったが、大平峠から飯田側は道路が川のようになっていた。南木曽側に一本だけ細い倒木があった。
県道8号から登山道までの林道:すぐに未舗装路になる。途中に簡単なゲートがあり、登山届を入れるポストがおいてある。
摺古木山の登山道〜安平路山:進むにつれ藪で覆われるようになる。摺古木山から先は半袖だと嫌かな。安平路避難小屋の水場は、小屋から安平路方面のコルへ進むと看板があるのでそれに従って踏み跡を辿れば良い。
安平路山〜奥念丈岳:一応踏み跡はあるもののロストしやすい。地図とコンパスを駆使して進む。
奥念丈岳〜越百山:進むにつれ道がはっきりしてくる。南越百山からは他の登山者もいた。
旧越百避難小屋跡を利用したが、稜線から下りる道は廃道になっている。ピンクテープと踏み跡を注意深く探せば一応道をたどれる。道は左岸を降りて行き、途中で右岸に渡るが、ここにトラロープがある。ここで右岸へ行かずに左岸をトラバースする踏み跡を見つけないといけない。トラバース道を少し行くと旧越百避難小屋跡。
越百山〜空木平避難小屋:よく整備されていて歩きやすい。稜線の風上側では風が当たって寒いが、反対側では太陽が照り付けて暑い。ここまで5人で来ていたが、3人は完遂するのが体力・体調面で無理そうということで分離下山した。
空木平避難小屋〜木曽駒ヶ岳:体力・体調が問題ない2人だけになったのでここからペースが上がった。限界上の稜線歩きで景色が良い。所々岩場で、慣れない人を通すのは不安かも。熊沢岳手前に雷鳥がいた。檜尾岳から水を補給しに、檜尾尾根を下った。檜尾岳避難小屋から少し下って、アルミ製の不安定なハシゴの下から水場への道が分岐している。濁沢大峰手前でクマが3頭いた。宝剣岳周辺からは人が多く、すれ違いに時間がかかるかも。頂上山荘のテン場は1人1200円。月〜木は頂上山荘が休業なので宝剣山荘で受付するらしい。
木曽駒ヶ岳〜馬返し:将棊頭山は山名標がなかった。西駒山荘過ぎくらいまでは限界上。大樽避難小屋では東側に沢の音がしてトラバースの道がついていたが、水場に繋がっているかは不明。大樽避難小屋にはタクシー会社の電話番号が書いてあった。
馬返し〜権兵衛峠登山口:藪。馬返しには「←権兵衛峠」と書かれた看板があって、最初踏み跡が続いているが1927mピーク〜1916mの三角点ピークはかなり濃い笹藪で踏み跡もないので要注意。1916mピークから烏帽子と名付けられている1898mピークまでは踏み跡の付いている区間が多いが、時々完全に藪なので地図・コンパスは必須。烏帽子から権兵衛峠まではそれなりに踏み跡がはっきりしている。権兵衛峠から木曽側のトラバース道の方へ徒歩2分で水場があるらしいが確認しなかった。権兵衛峠登山口までは遊歩道で、登山口にはトイレ・駐車スペースがある。トイレで水が出るが、配管の繋がりをたどると雨水を溜めているようだった。権兵衛峠の水場まで戻るのが面倒なので雨水を炊事と翌日の行動用の水にした。
権兵衛峠登山口〜経ヶ岳〜羽広:権兵衛峠側の登山道は3年前に整備されたばかりらしい。よく整備されていて歩きやすい。羽広側の登山道は9合目から上が刈り払いされておらず、朝露のついた笹で足はびしょ濡れ。道はちゃんとついているので迷うことはない。9合目から下はつい最近刈り払いされたような感じだった。どちらの登山道も蜘蛛の巣が多かったので登山者は少なそう。実際、下山中に1組とすれ違っただけだった。
その他周辺情報 羽広の近くにあるみはらしの湯は第1,3,5火が定休日でやっていなかったので、バスで伊那市駅まで行ってレンタカーで大芝の湯に行った。
摺古木山。この辺から藪に覆われてくる。
摺古木山。この辺から藪に覆われてくる。
安平路避難小屋から安平路山方面に少し進んでコルまで行くとこの看板がある。
安平路避難小屋から安平路山方面に少し進んでコルまで行くとこの看板がある。
看板に従って踏み跡をたどると水場。綺麗な水がちゃんと出ていた。
看板に従って踏み跡をたどると水場。綺麗な水がちゃんと出ていた。
安平路山。なんで200名山なのかと言いたくなるくらい展望はない。
1
安平路山。なんで200名山なのかと言いたくなるくらい展望はない。
気持ち良い藪!?見た目よりも濃くて進むのが大変。
2
気持ち良い藪!?見た目よりも濃くて進むのが大変。
奥念丈岳。ここからは踏み跡が多くて助かる。
奥念丈岳。ここからは踏み跡が多くて助かる。
南越百山への稜線。登るなぁ。
南越百山への稜線。登るなぁ。
南越百山への登りでは、メンバーがバテたのでザックにザックを括り付けて空身で登らせる。しんどい...
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南越百山への登りでは、メンバーがバテたのでザックにザックを括り付けて空身で登らせる。しんどい...
南越百山。やっと着いた。
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南越百山。やっと着いた。
旧越百避難小屋跡はこの廃道を標高差200mほど降りる。
旧越百避難小屋跡はこの廃道を標高差200mほど降りる。
良い朝だ。
300名山、越百山。
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300名山、越百山。
南駒ヶ岳のはず。いつどこで撮ったのか記憶にないので推測です。
南駒ヶ岳のはず。いつどこで撮ったのか記憶にないので推測です。
200名山、南駒ヶ岳。
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200名山、南駒ヶ岳。
空木岳への稜線。まさにアルプスって感じが良い。
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空木岳への稜線。まさにアルプスって感じが良い。
今山行初の百名山、空木岳。
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今山行初の百名山、空木岳。
今日もいい天気!!
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今日もいい天気!!
空木岳からの下りは結構急。慎重に。
空木岳からの下りは結構急。慎重に。
熊沢岳手前で雷鳥に遭遇。
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熊沢岳手前で雷鳥に遭遇。
ある日♪森の中♪クマさんに♪出会った♪
歌ってる場合じゃない。これから進もうとする方向に親子3頭のクマがいてビビる。笛を吹いてクマが見えなくなってから進む。
2021年08月29日 10:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/29 10:40
ある日♪森の中♪クマさんに♪出会った♪
歌ってる場合じゃない。これから進もうとする方向に親子3頭のクマがいてビビる。笛を吹いてクマが見えなくなってから進む。
宝剣岳。険しい。
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宝剣岳。険しい。
木曽駒ヶ岳の山頂はガス(泣)。ここだけはリベンジしたい。
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木曽駒ヶ岳の山頂はガス(泣)。ここだけはリベンジしたい。
分水嶺。この付近は東側が天竜川、北西側が信濃川、南西側が木曽川に流れていく。一級河川のせめぎ合いの場。
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分水嶺。この付近は東側が天竜川、北西側が信濃川、南西側が木曽川に流れていく。一級河川のせめぎ合いの場。
権兵衛峠まで道があるのか!?と思わせるような立派な看板。騙されてはいけない。
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権兵衛峠まで道があるのか!?と思わせるような立派な看板。騙されてはいけない。
烏帽子。ここからは踏み跡が割とハッキリ。
烏帽子。ここからは踏み跡が割とハッキリ。
アンテナピークまではモノレールが作られていた。
アンテナピークまではモノレールが作られていた。
花畑かと思ったらピンクテープ。あり過ぎw。
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花畑かと思ったらピンクテープ。あり過ぎw。
最後のメインピーク、200名山・経ヶ岳。ここまで長かった。
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最後のメインピーク、200名山・経ヶ岳。ここまで長かった。
下山口、羽広観音。
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下山口、羽広観音。
全行程のGPSログ。水平距離約92km、累積標高+8900m、-9000m!!
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全行程のGPSログ。水平距離約92km、累積標高+8900m、-9000m!!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ シェラフ
共同装備
ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理用食材 調味料 針金 ポール テント

感想

5泊6日で中央アルプスの主稜線上にある100,200,300名山を全部(恵那山は遠いので除く)打つ、という企画が出たので参加した。開始早々、8/13からの大雨で登山口への林道が通行止めになっており11kmの徒歩でのアプローチが追加されるというアクシデントに見舞われた。さらに、前半の3日は隊のメンバーの調子が良くなかったため他の人の荷物も運んだりして大変だった。しかし、空木平避難小屋で隊を分離してからの後半3日は一転して早いペースで順調に進み、予定のルートを完遂できた。結果的に、体力と気力の限界に挑戦するハードな企画となったが、やり切った後の達成感は過去一であった。全体的に素晴らしい天気であったが、木曽駒だけはガスったのでリベンジしたい。

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