黒部五郎岳（新穂高からピストン）

2021年09月18日(土) ~ 2021年09月20日(月)

• GPS: 25:19
• 距離: 50.3km
• 登り: 3,722m
• 下り: 3,680m

コースタイム

1日目

• 山行: 13:07
• 休憩: 3:06
• 合計: 16:13

22:39 新穂高温泉バス停
22:48 22:51 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
23:06 23:06 お助け風穴
23:19 23:19 中崎橋
23:28 23:29 笠新道登山口
23:38 23:41 わさび平小屋
23:59 0:01 小池新道入口
0:53 0:53 秩父沢出合
1:08 1:08 チボ岩
1:30 1:30 イタドリが原
1:58 2:02 シシウドヶ原
2:49 2:53 鏡池
3:00 3:00 鏡平山荘
3:54 3:59 弓折乗越
4:05 4:05 弓折岳
4:08 4:14 弓折岳(分岐)
4:13 4:15 弓折岳（三角点）
4:16 4:17 弓折岳
4:22 4:27 弓折乗越
4:42 4:42 花見平
5:03 5:03 くろゆりベンチ
5:38 5:38 双六池
5:42 6:06 双六小屋
6:24 6:27 双六岳巻道分岐
6:30 6:30 双六岳中道分岐
7:17 7:25 双六岳
7:39 7:39 中道分岐
8:12 8:12 丸山
8:36 8:43 三俣蓮華岳
9:04 9:05 三俣蓮華岳巻道分岐
10:05 11:39 黒部五郎小舎
13:11 13:11 黒部五郎の肩
13:26 13:39 黒部五郎岳
13:44 13:46 黒部五郎の肩
14:53 黒部五郎小舎

2日目

• 山行: 7:22
• 休憩: 2:08
• 合計: 9:30

3:08 黒部五郎小舎
4:16 4:16 三俣蓮華岳巻道分岐
4:46 4:49 三俣蓮華岳
4:57 4:57 三俣峠
6:02 6:03 双六岳中道分岐
6:13 6:19 双六小屋
6:45 6:54 樅沢岳
7:13 7:22 双六小屋
7:24 7:24 双六池
7:46 7:46 くろゆりベンチ
7:56 7:56 花見平
8:03 8:05 弓折乗越
8:28 8:36 鏡平山荘
8:37 8:37 鏡池
8:59 8:59 シシウドヶ原
9:11 9:11 イタドリが原
9:18 9:19 チボ岩
9:28 9:28 秩父沢出合
9:51 9:51 小池新道入口
10:10 11:35 わさび平小屋
11:47 11:47 笠新道登山口
11:58 11:58 中崎橋
12:12 12:12 お助け風穴
12:27 12:31 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
12:37 12:37 新穂高温泉駅
12:38 ゴール地点

天候

1日目　未明は雨、夜明け前からは晴れ
2日目　快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

コース状況／危険箇所等

左俣林道〜小池新道入口　
・地震の影響ですぐ横の斜面から岩が崩れて道を塞いでいた
・余震でさらに岩が崩れ落ちてきた

小池新道〜鏡平山荘
・岩が敷かれた歩きやすい登山道

鏡平山荘〜弓折岳〜双六小屋
・整備されて歩きやすい

双六小屋〜双六岳〜三俣蓮華岳〜黒部五郎小舎
・稜線上は強風と痩せ尾根に注意
・黒部五郎小舎に下りていく坂は濡れていると滑りやすそう

黒部五郎小舎〜黒部五郎岳
・カールコースは岩がゴロゴロの沢沿いの道、増水時には注意が必要か
・カールの奥から稜線に上がるまではガレた急登

その他周辺情報

ひらゆの森　日帰り入浴600円

写真

槍ヶ岳へ行く友人のkukaminnくんの車に便乗して新穂高温泉に到着。前回もナイトハイクで行った笠ヶ岳のときよりも雨が強いぞ。晴れるんじゃなかったのか！？今年初のテン泊デカザックが重い・・。
kukaminnくんは鍋平の駐車場で車中泊するため早々に去っていった。

9/18 22:37

登山届を出してスタート。黒部五郎岳まで本当にいけるのか・・、雨で心がもう折れてる。

9/18 23:59

雨降る暗闇の中、黙々と歩いて小池新道入口に到着。ここで日付が変わった。

9/19 3:57

雨は止んだけど眠気でヘロヘロになりながらようやく弓折岳分岐に到着。ここまできたなら弓折岳にも寄っておこう。

9/19 4:10

弓折岳に到着。

9/19 4:46

東の空が明るくなり始めた。槍ヶ岳山荘の灯りが見える。

9/19 5:29

双六小屋まであと少し。草木が結構色づいてる。

9/19 5:42

7時間かかってやっと双六小屋に到着。眠いし遠すぎだわ。

9/19 5:43

鷲羽岳のモルゲンロート

9/19 5:43

鷲羽岳をアップ

9/19 6:25

双六岳に向かう。

9/19 6:51

広ーい山頂台地

9/19 6:53

笠ヶ岳、端整で何処から見てもかっこいいな。

9/19 7:15

双六岳に到着。

9/19 7:16

左に今回メインの黒部五郎岳と右に昨年行った薬師岳。

9/19 7:22

山頂は結構広い。

9/19 7:22

稜線沿いに丸山を越えて三俣蓮華岳に向かう。

9/19 8:14

前日の台風の吹き返しの風なのかかなりの強風。徹夜の身に堪えるぜ。

9/19 8:31

三俣蓮華岳に到着。

9/19 8:34

三俣蓮華岳山頂。

9/19 8:36

鷲羽岳と三俣山荘。奥に水晶岳。次に来るときはこの先に行ってみたいな。

9/19 8:43

黒部五郎へ向かう。まだまだ遠い。黒部五郎小舍は見えないが、それだけ下ろされるってことか。

9/19 8:48

五郎↑

9/19 9:06

雲ノ平がみえる。

9/19 9:27

正面に笠ヶ岳を見ながらさらに標高を下げていく。

9/19 9:43

やっと黒部五郎小舎が見えてきた。

9/19 10:04

合掌造りみたいな小屋だな。

9/19 10:07

黒部五郎小舎に到着。

9/19 11:17

テン場には2番手で到着。今日のねぐらが完成。笠を望める一等地

9/19 11:30

小屋とテント場が近いし傾斜もなくていいところ。

9/19 11:38

カールコースで黒部五郎岳へ向かう。

9/19 11:45

そこかしこ紅葉が始まっていてきれいだ。

9/19 12:26

岩ゴロゴロの沢沿いのゆるーい傾斜を登っていく。

9/19 12:55

カールの奥から稜線に上がる直前は斜度のきつい九十九折の道

9/19 13:17

黒部五郎の肩を経てビクトリーロード

9/19 13:20

黒部五郎岳に到着

9/19 13:25

ヘロヘロのお疲れ自撮りで記念撮影

9/19 13:26

槍穂高と手前に双六岳

9/19 13:26

笠ヶ岳

9/19 13:27

右から鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳、一番左は赤牛か

9/19 13:27

双六岳から歩いてきた稜線

9/19 14:49

黒部五郎小舎まで戻ってきた。

9/19 16:05

夕飯はバターチキンカレーとビール。食べた後、横になっていたら大きめの地震が3回。自分のスマホは電波がないので調べようもなく、まさか槍の直下で起きた地震だとは知る由もなかった。夜通し歩いた疲れで早々に爆睡してしまった。

9/20 3:08

2日目、新穂高に向けて出発。

9/20 3:57

前日上着を脱いだときに置き忘れたストックを無事に回収。こいつのおかげでペースが格段に上がった。

9/20 4:47

再びの三俣蓮華岳。

9/20 5:15

帰りは巻き道コースで。草紅葉がきれいだ。

9/20 5:47

大天井岳の横からご来光

9/20 6:19

双六小屋まで戻ってきた。ザックをデポって今回最後のピークの樅沢岳に向かう。

9/20 6:43

サクッと樅沢岳に到着。

9/20 6:49

ヤリホー、今日も快晴だ。槍平でテン泊しているkukaminnくんは飛騨乗越あたりだろうか。この時点でまだ昨日の地震で槍周辺が大変なことになっていることを知らなかった。

9/20 6:51

北鎌尾根ギザギザだなぁ。

9/20 6:51

笠ヶ岳

9/20 6:54

鷲羽岳

9/20 7:22

双六小屋に下りてきた。

9/20 7:37

徹夜だった昨日とは違いしっかり寝た今日は疲れているけど体が動く。やはり睡眠大事。

9/20 8:29

鏡平山荘に到着。ここでkukaminnくんが地震の影響で槍に向かわず撤退したことを知った。落石のおそれのある滝谷を避けて奥丸山を越えて左俣林道で下山するというので、タイミングがあえば合流することにした。

9/20 8:38

鏡池。逆光ぎみ、もう少し時間が後の方がきれいに写ったな。

9/20 9:51

小池新道入口まで戻ってきた。橋の向こうが奥丸山登山口か。

9/20 10:05

わさび平小屋に到着。ここでkukaminnくんを待つことにした。

9/20 10:21

待つあいだにそうめんとラムネでまったり休憩。久しぶりにそうめん食べたがこれが美味い！

9/20 11:25

1時間半後、槍目前で撤退と奥丸山の藪コギでお疲れのkukaminnくんと合流。まあ何にせよ無事で良かった。

9/20 12:00

左俣林道でも地震の影響で崩れているところが。撮影するのに立ち止まったら余震がきてその直後に岩が崩れて落ちてきた。立ち止まらずに通っていたら当たっていたかも。

9/20 12:38

無事下山。お帰りは鍋平までロープウェイ。

9/20 12:56

鍋平高原でソフトクリーム、美味し

9/20 14:00

20分並んでひらゆの森で汗を流し、沢渡の食堂で昼飯を食べたあと、kukaminnくんに家まで送ってもらい帰宅。彼の槍リベンジには付き合ってあげるかな。

撮影機器：

AQUOS sense SHV40 au シャープ

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

個人装備

ソフトシェル 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コッヘル 食器 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 タオル ツェルト ストック カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

まるた

今年初のテント泊で新穂高から黒部五郎岳まで行ってきました。
友人のkukaminnくんが右俣林道で槍ヶ岳へ行くというので、
前回の笠ヶ岳のときと同様に彼の車に便乗させてもらいました。

今回も時間が限られているのでナイトハイクで出発。
前回の笠ヶ岳のときもスタートは雨でしたがまた雨とは。
付いてないと思いつつも夜明け前に雨は止んであとは快晴に。
それ以上に徹夜の身でロングコースは骨が折れました。
しっかり寝た翌日は疲れてても調子が良かったので、やはり睡眠は大事です。

黒部五郎岳に登って帰ってきて、テントで横になっていたら地震がありました。
大きな揺れが3回。まさか槍ヶ岳直下で起きてるとは思いもよらず、
そのあとすぐ落ちて爆睡してしまいました。
翌日、槍平から槍に向かわず奥丸山経由で撤退してきたkukaminnくんと合流し下山。
左俣林道であわや落石に遭遇という場面もありましたが、
お互い無事に下山できて良かったです。

kukaminnくんの撤退レコ
地震で撤退！槍ヶ岳（右俣林道〜槍平〜奥丸山〜左俣林道〜新穂高）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3535836.html