常念岳は本日ライチョウ日和
- GPS
- 11:24
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,748m
- 下り
- 1,755m
コースタイム
- 山行
- 9:49
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 11:20
天候 | 晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・登山開始時深夜2:30頃、第一駐車場空き4割程度、第二駐車場ほぼ空車 ・下山時13:50頃、第一駐車場ほぼ満車、第二駐車場空き多数 ・トイレは駐車場内になし (20分ほど登った先の登山口にきれいな水洗トイレ有。夜間も近づくと照明つきます。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
<コース状況> ●登山ポスト:登山口に有(記入用紙もあり) ●コース全体を通してよく整備されており、危険個所には注意を促す標識があります。上部にはベンチもあります。 ●登山口〜王滝ベンチ なだらかな道が続きます。夜間に歩いても問題ないほど良い道でした。 ●王滝ベンチ〜胸突八丁 だんだんと斜度が強くなってきますが、胸突八丁あたりからお花が多くなってくるので気がまぎれます。 ●最終水場〜常念乗越 個人的にはここが一番キツかったかな。ベンチ標識のところにある「あと〇m」が逆にまだそんなにあるの〜という感じでした。 ●常念乗越〜常念岳 ペンキマークを見ながら進んでいけば問題なし。落石には注意。山頂は広くないので、休憩は少し下がったところの岩場が適していると思います。 常念乗越には常念小屋があります。 http://www.mt-jonen.com/ |
写真
感想
♪常念岳は本日ライチョウ日和♪
常念岳に初めて登る計画があったのが今から9年前、山好きの友人がスキークラブのメンバーに声をかけて一緒に山小屋泊で行こうとなったことがきっかけだった。しかし、あいにくその予定の日は大雨警報が出るような荒れた天気予報となり、直前キャンセルとなってしまった・・・。
その後も、中房から縦走、三股から縦走など、何回も計画したものの、いつも天候不良などの影響で長い間登りたいと思いつつ登れない山になっていた。
今回、一の沢からの日帰り計画を立ててはみたものの、天気予報は相変わらず毎日コロコロ変わり各社まちまち。「あ〜、またダメなのかな」と半ばあきらめていたところ、直前に天気予報が少し改善してきた。
夕立もしくは午後から雨になることを前提に、何とか晴れ間のあるうちに山頂にたどり着けるよう、当初のスタート時間を前だおししてナイトハイクで出発。この時点では夜空に満点の星空だった。
その後も順調に標高を上げ、常念乗越に到着した時には、目の前に槍ヶ岳がドーンとそびえる素晴らしい景色。少し休憩してから山頂を目指したかったが、少しでも天気が崩れないうちにという選択をし、そのまま山頂へ向かった。
そして山頂までもう少しの地点で「クウクウ、ピヨピヨ」の聞きなれた鳥の声が。何とすぐ近くにライチョウ親子登場!しかもどんどん近づいて来てる。そんなに近づいても大丈夫なの?と逆に声をかけたくなるほど近くに来てくれる大サービスに夢中でシャッターを切った。
念願かない天気も景色も良い山頂をしばし楽しんだ後下山を始めると、またまたライチョウ親子に遭遇。先ほどの親子とともに別の親子も現れ、その可愛らしい姿に癒されて常念乗越まで下山。少し長めに休憩を取って本格的下山にかかった。
しかし、胸突八丁あたりからポツポツと雨が降り出し、少し様子見で雨具を着ずに歩き続けたものの降りが強まってきた為木陰で急いで雨具を着こんだ。その後雨は一時土砂降り状態に・・・。「これ夕立?」「それにしては早くない?」と思いながら、ツルツルに滑る岩や木の根そしてドロドロの水たまりを避けながら何とか「山の神」まで戻ってきた時はホッとしたな〜。山の神様に無事に下山してきたことのお礼を申し上げて駐車場まで下山。その時には汗なのか雨なのかもはや分からないほど全身びしょ濡れであった・・・。
今回、結果として雨には降られてしまったが、ナイトハイクが功を奏し、素晴らしい景色とライチョウさんに出会えた感激の山行となった。
一度計画がうまくいかなくなった山って、その後も何度も計画倒れになってしまうことが多いように思うが(昨シーズンの火打山など)、登頂をあきらめなければ、いつかチャンスが巡ってくるのかな〜。
いいねした人