ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 452632
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

竜ヶ岳 〜今でしょう白い羊たち(動画7本と野鳥やエビネの図鑑)

2014年05月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
01:00
距離
11.9km
登り
957m
下り
957m

コースタイム

宇賀渓P - 遠足尾根取付 - (遠足尾根) - 裏道合流点 - 金山尾根合流点 - 縦走路合流点 - 竜ヶ岳 - (中道) - 長尾滝 - 魚止滝 - 裏道分岐 - 遠足尾根取付 - 宇賀渓P
天候
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
宇賀渓の下部の国道421号沿いの無料駐車場利用
コース状況/
危険箇所等
・植林地の作業道のような遠足尾根への新ルートが整備されていました。
・山頂部の笹原の白い羊たちが見頃でした(シロヤシオの群落)。
・宇賀渓観光協会のHP http://www.ugakei.info/
・登山届提出所で入山料が徴収されるようになったようです(一人200円)
宇賀渓の登山口
登山口でオオルリ♂が高木の松の上でさえずっていました
11
登山口でオオルリ♂が高木の松の上でさえずっていました
オモトの果実と花
オモトの果実と花
サワギクの蕾
マルミノヤマゴボウ
2
マルミノヤマゴボウ
カンアオイ
エビネをヤマガラとルリビタキが二人で静かに鑑賞していました?
ルリビタキの足元にはスハマソウの葉、後ろにフタリシズカがありました
10
エビネをヤマガラとルリビタキが二人で静かに鑑賞していました?
ルリビタキの足元にはスハマソウの葉、後ろにフタリシズカがありました
エビネの群落
↓群落の様子は感想の動画にて
4
エビネの群落
↓群落の様子は感想の動画にて
エビネの花の細部
5
エビネの花の細部
これから花が咲く展開直後のものもありました
これから花が咲く展開直後のものもありました
エビネの果実
エビネ(しっかりとした桃色)
6
エビネ(しっかりとした桃色)
エビネ(白色?)
エビネ(白色?)
クルマムグラ、花が小さくピントが合わせにくく、撮影しにくい花。日陰でフラッシュを使用すると白い花がハレーションを起こしてしまい、いつも失敗に終わる花の一つ。
3
クルマムグラ、花が小さくピントが合わせにくく、撮影しにくい花。日陰でフラッシュを使用すると白い花がハレーションを起こしてしまい、いつも失敗に終わる花の一つ。
マムシグサの雌花
2
マムシグサの雌花
ヤマシャクヤクの葉
ヤマシャクヤクの葉
フタリシズカの蕾
フタリシズカの蕾
シロモジの果実
ヤマツツジ
ベニドウダン
シジュウカラ♂
三池岳-釈迦ヶ岳方面の山並み
1
三池岳-釈迦ヶ岳方面の山並み
シロヤシオ
シロヤシオの花の細部
3
シロヤシオの花の細部
ウグイス♂が笹の上でさえずっていました
15
ウグイス♂が笹の上でさえずっていました
ホオジロ
ヒヨドリが木の実を食べていました
この木の実ナナんでしょう?
3
ヒヨドリが木の実を食べていました
この木の実ナナんでしょう?
木の上でさえずっていた「カッコウ」
9
木の上でさえずっていた「カッコウ」
シロヤシオにヤマツツジも混じっていました
シロヤシオにヤマツツジも混じっていました
竜ヶ岳の山頂部
シロヤシオの大木と竜ヶ岳山頂部の白い羊の群れ
↓詳細は感想の動画にて
10
シロヤシオの大木と竜ヶ岳山頂部の白い羊の群れ
↓詳細は感想の動画にて
シロヤシオの大木
6
シロヤシオの大木
太った白い羊
御池岳と竜ヶ岳
竜ヶ岳の山頂部、年によってシロヤシオの開花時期や花の付き方には差があるようです。
2002年の同日の様子 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Ryugatake_from_North_2002-5-24.jpg
4
竜ヶ岳の山頂部、年によってシロヤシオの開花時期や花の付き方には差があるようです。
2002年の同日の様子 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Ryugatake_from_North_2002-5-24.jpg
山頂部の登山道とシロヤシオの群落
7
山頂部の登山道とシロヤシオの群落
山頂付近からの展望
御池岳-藤原岳
1
山頂付近からの展望
御池岳-藤原岳
遠足尾根方面
表道からの竜ヶ岳の山頂部
表道からの竜ヶ岳の山頂部
御池岳の山頂部、天狗の庭、ボタンブチ、奥ノ平などの笹は枯れてしまったようです
1
御池岳の山頂部、天狗の庭、ボタンブチ、奥ノ平などの笹は枯れてしまったようです
白い羊の群れ、遠景は藤原岳
8
白い羊の群れ、遠景は藤原岳
白い羊の群れ、豚さんも混じる(アセビ)
14
白い羊の群れ、豚さんも混じる(アセビ)
中道からの遠足尾根方面
3
中道からの遠足尾根方面
アセビの若葉に留まるサトキマダラヒケゲ
3
アセビの若葉に留まるサトキマダラヒケゲ
中道からの宇賀渓、駐車場には車がぎっしり
1
中道からの宇賀渓、駐車場には車がぎっしり
ミツバチグリ?
アカゲラ♀、大きなさえずりが森の中に響き渡っていました、幹を突いていてその飛び散る小さな破片が写っていました
16
アカゲラ♀、大きなさえずりが森の中に響き渡っていました、幹を突いていてその飛び散る小さな破片が写っていました
虫をほじくり出していました
4
虫をほじくり出していました
イワカガミの咲き残り
2
イワカガミの咲き残り
中道の砂防堰堤の巻き道の鉄製階段、一部で鉄のステップが変形、三点支持で後ろ向きに慎重に下降
中道の砂防堰堤の巻き道の鉄製階段、一部で鉄のステップが変形、三点支持で後ろ向きに慎重に下降
谷の上で咲いていたタニウツギ
3
谷の上で咲いていたタニウツギ
長尾滝
↓詳細は感想の動画にて
3
長尾滝
↓詳細は感想の動画にて
五階滝の上部
魚止滝
↓詳細は感想の動画にて
2
魚止滝
↓詳細は感想の動画にて
ノギランの蕾
ヘビイチゴ、花床につやがなく、痩果の表面にしわがある(ヤブヘビイチゴは花床につやがあり、痩果の表面にしわがない)
7
ヘビイチゴ、花床につやがなく、痩果の表面にしわがある(ヤブヘビイチゴは花床につやがあり、痩果の表面にしわがない)
ヘビイチゴの花
ヤブヘビイチゴ
サルトリイバラの果実
2
サルトリイバラの果実
この木の実ナナんでしょう?
この木の実ナナんでしょう?
ムラサキシキブ属ヤブムラサキの蕾、秋に紫色の小さな果実となる
1
ムラサキシキブ属ヤブムラサキの蕾、秋に紫色の小さな果実となる
コアジサイ
ヒゲナガオトシブミ、首を長くしてシロヤシオが見頃となるのを待っていました
7
ヒゲナガオトシブミ、首を長くしてシロヤシオが見頃となるのを待っていました
ヤマガラ、こちらは本物です
10
ヤマガラ、こちらは本物です
白いタツナミソウ?
2
白いタツナミソウ?
キセキレイ♂が宇賀渓のお店の前でさえずっていました
8
キセキレイ♂が宇賀渓のお店の前でさえずっていました
シロツメクサを吸蜜するベニシジミ
4
シロツメクサを吸蜜するベニシジミ

感想

竜ヶ岳の山頂部の笹原のシロヤシオが見頃となりそうなので竜ヶ岳に出かけました。青川峡キャンピングパークをスタートして大鉢山から遠足尾根を経由して竜ヶ岳に登り、藤原岳へ向かい孫太尾根を下る鈴鹿サーキットとしたかったのですが、あの群落を見たかったのでこのコースとなりました。初めて遠足尾根への新しいルートを利用しましたが、尾根に合流するまでは植林地の作業道のような感じで、他のルートよりも歩きやすそうな感じでした。山頂に到着すると60人ほどの大勢の人が休憩していました。山上から撮影した写真からは、宇賀渓の駐車場も満車となっているような感じでした。山上ではウグイス、ホオジロ、カッコウのさえずりが聴こえていました。ウグイスは至近距離で観察することができました。山頂部は笹原のシロヤシオは見頃で木全体が真っ白となった大木もいくつかありました。展望は藤原岳、御池岳、静ヶ岳などの新緑と竜ヶ岳のシロヤシオとが絵になっていました。鈴鹿山脈では笹枯れが進んだ山が多いようですが、竜ヶ岳は独特の山容で笹原が残り、こんなに多くのシロヤシオがあることが実感できました。『今でしょう竜ヶ岳の白い羊たち』といった感じで、のんびり散策ができました。早朝、日陰の林はお〜寒ほどではありませんでしたが、日中は汗ばむ陽気でした。山上には花が終わったアセビもあり、汗びしょびしょになりました。

鈴鹿山脈竜ヶ岳は迷い易いコースが多く、木の幹に大きなテープのマーキングと現在位置番号看板と案内板が随所に設置されています。この日下山時に宇賀渓の駐車場に消防署の赤い車がありました。何かの訓練かと思っていましたが、どうも道迷いの通報があったようで捜索が行われていたのかも知れません。

前日のヤマレコの山行記録でも報告されていましたが、NHKテレビの取材班が23日(撮影日の天候はあまり良くなかったようです。)にこの白い羊を撮影しに来ていたようです。

検索していたら、記憶の彼方となっていた2年前の日記が検索できました
『鈴鹿山脈の竜ヶ岳の子羊 〜NHK名古屋ほっとイブニング』
http://www.yamareco.com/modules/diary/6266-detail-36436

【エビネの群落(鈴鹿山脈) Calanthe discolor】 ヤマガラとルリビタキもエビネの花を観賞していました?


【竜ヶ岳のシロヤシオの群落と展望 】竜ヶ岳山頂部北側のピークの展望地からは竜ヶ岳の白い羊たちと伊勢湾方面、藤原岳-御池岳-静ヶ岳、琵琶湖方面など360度が見渡せました。


【竜ヶ岳の白い羊たち(シロヤシオの群落) 】遠足尾根方面からの穏やかな竜ヶ岳の山容と白い羊たちの様子


【竜ヶ岳の白い羊たち(シロヤシオの群落) 】真っ白に開花したシロヤシオの大木と周辺の様子。山頂には大勢の人がいるようで今日の竜ヶ岳は賑わっていました。


【竜ヶ岳の白い羊たち(シロヤシオの群落) 】山頂直下東側の中道からのシロヤシオの群落。山頂部ではカッコウやウグイスのさえずりが聴こえました。鈴鹿山脈南部と伊勢湾方面の展望。


【長尾滝(宇賀渓)】


【竜ヶ岳の魚止滝(宇賀渓 】



【 バックナンバー 竜ヶ岳 】
・4月12日(2014年)『竜ヶ岳-藤原岳(大鉢山〜聖宝寺道縦走)』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-427616.html
・5月24日 (2014年)『竜ヶ岳 〜今でしょう白い羊たち(動画7本と野鳥やエビネの図鑑)』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-452632.html
・11月8日 (2009年)『竜ヶ岳〜御池岳・鈴鹿サーキット』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-103867.html

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2082人

コメント

こんにちは
鹿の角でわかりました。
山頂で「あ、いいの拾われましたね。なかなか拾えないですよねソレ」って話しかけた者です
鳥も花も虫も、独特の目線でとても素晴らしいお写真ばかり。
まさに他人の行かない先にこそある花畑ですね。
2014/5/25 19:07
alpsdakeさん こんばんは〜
昨年には遠足尾根にエビネの情報はあまり聞かなかったような気がしますが、
今年は見事な群生ですね。
エビネも当たり年とか、何年周期で咲くとかあるのでしょうか?

ps・今日も汗びしょびしょの天気でしたね〜
   シカの角は、洋服掛けとか帽子掛けとして便利ですよね〜
   あっ、そうそう背中掻くのにはちょうどいいですよね〜
2014/5/25 20:57
鹿の角を撮影した場所は山頂の北側の小ピーク
f_nobさん こんばんは
山頂手前の笹原の踏み跡をたどると、山頂の北側の見晴らしの良い小ピークにたどりつきました。この辺りで鹿の角を撮影しました。その少し前にカッコウを見つけましたが、近くで撮影しようとした寸前に飛んでいってしまいました
その後、別の方がこれを手にされたようです。山頂で休憩されている時に見かけていました。笹原の踏み跡だったと思った道筋は、鹿の獣道だったかも知れません。
2014/5/25 21:00
なるほど
そうでしたか。
とんだ早とちりを…(^_^;)
何れにしても素晴らしい写真数々、ありがとうございました。
2014/5/25 21:15
バナナホルダーにも使えそうですね
miya162さん こんばんは
部屋に鹿の角が1本あります。
https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Cervus_nippon_anatomy のCervus nippon (horn).JPGの画像
「バナナホルダー」にも使えそうです

昨年のこの花の状況は分かりませんが、新しいルートだったこともあり、多くの花が見られました。今後減らないことを望みます。
2014/5/25 21:14
5月26日のNHK総合テレビのニュース845東海で放送されました。
5月26日の夜の8:45分からのNHK総合テレビのニュース845東海で「竜ヶ岳のシロヤシオ」放送されました。
シロヤシオが一斉に花を付けるのは数年に一度で、今月いっぱい楽しめるとのことでした。
2014/5/26 21:05
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

雪山ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
無雪期ピークハント/縦走 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
ハイキング 東海 [日帰り]
竜ケ岳(遠足尾根)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
竜ヶ岳 UP中道 Down金山尾根 
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら