立山〜五色ヶ原〜薬師岳 どこまでも続く天空の縦走路
- GPS
- 25:56
- 距離
- 38.7km
- 登り
- 3,145m
- 下り
- 4,199m
コースタイム
- 山行
- 0:47
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 0:48
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 9:17
- 山行
- 10:56
- 休憩
- 2:57
- 合計
- 13:53
天候 | 7/29小雨のち晴れ 7/30快晴のち豪雨(13時頃〜) 7/31快晴のち豪雨(15時頃〜) 8/1快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
上野6:22(新幹線)7:37長野8:15(バス)10:00扇沢10:30(アルペンルート)11:55室堂 (帰り) 折立8:40(バス)9:30有峰口9:41(地鉄)10:35富山11:20(新幹線)13:46上野 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・危険箇所なし。 ・鬼岳東面に雪渓横断2箇所あり。ステップあり。 ・五色ヶ原〜スゴ乗越はキツいアップダウンの連続。体力消耗に注意。 ・五色ヶ原〜薬師岳は登山者が激減し静かな登山を楽しめる一方自分との戦いとなる。すれ違った登山者は10名以下。 ・薬師岳〜薬師岳山荘はザレザレで転倒注意。ストック&ちょこちょこ歩きがオススメ。 ・薬師峠上部の登山道は大雨の増水時は濁流路となり靴の水没は不可避。転倒にも注意。 |
写真
感想
夏山と言えばやっぱり北アルプス。どこまでも続く雲上の稜線を歩きたい。今回はテン泊装備で立山〜薬師岳を縦走した。
■1日目
始発の新幹線に乗りお昼に室堂入り。下界の暑さとは無縁の別天地。雷鳥沢キャンプ場で翌日からのロング縦走に備えまったりと過ごす。白昼の温泉とアルコール。隣に幕営した同世代の奥様方4名との自炊。何とも贅沢で楽しい一時でありました笑。
■2日目
快晴。テント撤収し5時前に出発。久しぶりの夏空の北アに心踊る。室堂から立山への登りは朝日を受けず快適に高度を稼ぐ。
立山は5年前に長女との山行以来。雄山山頂や一の越は大勢の登山者でごった返す。
一の越からは静かな山歩き。急にガスに包まれ視界は無くなるも途中雷鳥親子や雪渓横断を楽しみながら獅子岳に到着。
ここから悲劇が起きる。突然予告なくバケツをひっくり返したような雨に襲われる。豪雨は2時間近く続く。びしょ濡れでテン泊気分は消失。急遽五色ヶ原山荘泊へ変更した。
■3日目
快晴。同室のソロ男性と4時前出発し近くの鳶山で御来光を迎える。目指す薬師岳はもちろん槍・水晶・野口五郎の裏銀座、立山・劔、針ノ木・鹿島槍・五竜・白馬の後立山連峰がバッチリ。遠く白山や浅間山も望めた。
スゴ乗越小屋までは陽射しもキツく強烈なアップダウンが続きバテバテ。小屋名物スパイスカレーをお目当てに頑張ったが何とやっていない。仕方なくカレー味のカップ麺で我慢。30分昼寝したら元気が出る。
スゴ小屋から再びソロ山行。徐々にガスに覆われヒンヤリ登りやすくなった。北薬師岳山頂手前のピークでガスが切れ裏銀座の大展望を心行くまで眺めながら大休止。
薬師岳は6年ぶり。ここで昨日に続き悲劇が起きる。どしゃ降りの大雨で直下の薬師岳山荘で雨宿り。小降りになり出発も濁流と化した登山道で滑り豪快に転倒し上半身までドボン。その際左手首を捻挫。またしてもびしょ濡れでテン泊気分は消失。急遽太郎小屋泊へ変更した。
■4日目
快晴。最終日は下山するだけ。午後のゲリラ豪雨にやられたロング山行も終わったようなもんだ。途中同ルート縦走中のアスリート系のソロ女性と下山。折立からバス・地鉄・新幹線を乗り継ぎ昼過ぎに猛暑の自宅に到着。早く帰宅できたので良かった。バルコニーでゆっくり濡れたテントを干したり洗濯、片付け。早い下山&帰宅もアリかも。
ふと思う。今回のロング縦走。テン泊するはずじゃなかったのか。雨でもテン泊している登山者は沢山いたのに自分は大雨で山小屋へ"逃避"。俺はずくなしか。テント装備は単なるお荷物に。結果的にはヘビーな夏季鍛練となってしまった。
不安定な天候が続く今年の夏山。想い描いていた天空の楽園と縦走路とはならずも予定通り体調も崩さず縦走を果たせた。急な宿泊に対応下さった五色ヶ原山荘と太郎小屋に感謝。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
4日間の縦走お疲れ様でした。
特に3日目は頑張りましたね。
雄山でお別れしてから、珍道中の連続でした。
山行の締めくくりの温泉は、コロナで営業停止て叶いませんでした。
そして、異常気象の大雨で大糸線が不通。JR手配のタクシーで松本まで、最終あずさに何とか間に合い帰宅することが出来ました。
携帯の電源切れでJR切符の購入が危機。
剱岳クライミングの男性が受電機を貸してくださったりと、この山行ではとても素敵な人と巡り合え幸せでした。
やまパパさん、またどこかでお会い出来ること楽しみにしております。
こんばんは。立山縦走お疲れさまでした。雷鳥沢での夕食は盛り上がりましたね。翌日の雄山山頂でのまさかの再会。その後もまさかまさかの珍道中の連続だったようですね。無事に帰宅できて何よりです。また是非どこかでお会いしましょう。ありがとうございました!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する