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Yamareco

記録ID: 4561383
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

易老渡〜光岳〜聖岳〜易老渡を2泊3日かけて縦走

2022年08月05日(金) ~ 2022年08月07日(日)
 - 拍手
matusan その他4人
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
33:04
距離
39.4km
登り
3,931m
下り
3,925m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:24
休憩
0:55
合計
9:19
5:52
98
7:30
7:41
181
10:42
10:53
80
12:13
12:13
91
13:44
14:05
14
14:19
14:24
9
14:33
14:38
18
14:56
14:58
13
2日目
山行
10:44
休憩
1:05
合計
11:49
4:22
24
4:46
4:53
73
6:06
6:07
75
7:22
7:31
99
9:10
9:18
19
9:37
9:47
17
10:04
10:05
19
10:24
10:25
42
11:07
11:08
125
13:13
13:18
8
13:26
13:41
5
13:46
13:52
56
14:48
14:49
74
16:03
16:03
8
16:11
3日目
山行
8:57
休憩
1:24
合計
10:21
3:21
3
3:24
3:24
44
4:08
4:09
59
5:08
5:08
66
6:14
6:29
17
6:46
6:53
15
7:08
7:20
41
8:01
8:10
33
8:43
9:15
66
10:21
10:27
17
10:44
10:45
110
12:35
12:35
42
13:17
13:18
24
13:42
ゴール地点
天候 1日目:晴れ後雨、2日目:曇り(ガス)、3日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
中央高速松川ICでおりて道の駅遠山郷で車中泊、翌朝天竜観光タクシーで易老渡登山口へ移動。
帰りも天竜観光タクシーに易老渡へ迎えにきてもらい、道の駅遠山郷へ移動。
コース状況/
危険箇所等
1日目:易老渡登山口から易老岳への急登がハイライト
2日目:光岳小屋〜茶臼山〜上河内岳〜聖平小屋の縦走は、上河内岳から聖平小屋までの急な下りがハイライト
3日目:聖岳から西沢渡への標高差1900mの下りがハイライト。最後に長い林道歩きが待っている。
その他周辺情報 前日と3日目に道の駅遠山郷の近くにある大島屋旅館(神代の湯)で日帰り入浴: 入浴料;300円、利用可能時間;16時〜20時、0260-34-2030
道の駅遠山郷からジャンボタクシーで易老渡まで入り、登山の準備を行う。
2022年08月05日 05:46撮影 by  iPhone 12, Apple
1
8/5 5:46
道の駅遠山郷からジャンボタクシーで易老渡まで入り、登山の準備を行う。
易老渡登山口から橋を渡って登山開始!!
2022年08月05日 05:52撮影 by  iPhone 12, Apple
8/5 5:52
易老渡登山口から橋を渡って登山開始!!
橋はグレーティングの網鋼板製だ!!
2022年08月05日 05:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 5:52
橋はグレーティングの網鋼板製だ!!
山紫陽花!!
2022年08月05日 06:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 6:16
山紫陽花!!
1時間40分の急登をこなして、面平に到達!!
2022年08月05日 07:31撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/5 7:31
1時間40分の急登をこなして、面平に到達!!
面平の先の平坦部で小休止!!
2022年08月05日 07:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 7:39
面平の先の平坦部で小休止!!
面平からまた樹林帯の中を登り、平坦地についたので、小休止を摂った!!
2022年08月05日 08:32撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/5 8:32
面平からまた樹林帯の中を登り、平坦地についたので、小休止を摂った!!
シラビソの樹林越しに聖岳の山体が見えてきた!!
2022年08月05日 09:31撮影 by  iPhone 12, Apple
8/5 9:31
シラビソの樹林越しに聖岳の山体が見えてきた!!
平坦地を見つけて小休止!!
2022年08月05日 09:31撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/5 9:31
平坦地を見つけて小休止!!
2254.1mの三角点の脇を通過!!
2022年08月05日 10:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 10:05
2254.1mの三角点の脇を通過!!
ちょっと岩々の登山道を登る!!
2022年08月05日 10:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 10:08
ちょっと岩々の登山道を登る!!
易老渡の分岐に到達!! 易老渡からの標高差;1470m!!ここで小休止を摂った!!
2022年08月05日 10:35撮影 by  iPhone 12, Apple
8/5 10:35
易老渡の分岐に到達!! 易老渡からの標高差;1470m!!ここで小休止を摂った!!
易老渡分岐より奥まったところにある易老岳のピークで記念写真を撮った!!
2022年08月05日 10:47撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/5 10:47
易老渡分岐より奥まったところにある易老岳のピークで記念写真を撮った!!
芹葉塩竃(セリバシオガマ)!!
2022年08月05日 11:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 11:09
芹葉塩竃(セリバシオガマ)!!
赤い実をつけた針蕗(ハリブキ)!!
2022年08月05日 11:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 11:12
赤い実をつけた針蕗(ハリブキ)!!
2022年08月05日 11:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 11:14
光岳への縦走路の途中の右側が開けたガレ場からの眺望!!
2022年08月05日 11:19撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/5 11:19
光岳への縦走路の途中の右側が開けたガレ場からの眺望!!
縦走路の中央部分は平坦になっている!!
2022年08月05日 11:19撮影 by  iPhone 12, Apple
8/5 11:19
縦走路の中央部分は平坦になっている!!
ガレ場から南アルプス深南部の眺望を楽しんだ!! 足元は大きく切れ込んだガレ場になっている!!
2022年08月05日 11:19撮影 by  iPhone 12, Apple
8/5 11:19
ガレ場から南アルプス深南部の眺望を楽しんだ!! 足元は大きく切れ込んだガレ場になっている!!
崩壊が続いているガレ場!!
2022年08月05日 11:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 11:25
崩壊が続いているガレ場!!
2022年08月05日 11:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 11:26
三吉平手前の平坦部で小休止!!
2022年08月05日 11:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 11:51
三吉平手前の平坦部で小休止!!
三吉平を通過!!
2022年08月05日 12:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 12:08
三吉平を通過!!
ゴーロ帯の入口、左側に水たまりがある!!
2022年08月05日 12:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 12:14
ゴーロ帯の入口、左側に水たまりがある!!
沢が登山道になっているゴーロ帯の登山道を登る!!
2022年08月05日 12:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 12:21
沢が登山道になっているゴーロ帯の登山道を登る!!
登山道脇に白山風露(ハクサンフウロ)がパラパラと咲いている!!
2022年08月05日 12:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 12:35
登山道脇に白山風露(ハクサンフウロ)がパラパラと咲いている!!
白山風露のお花畑!!
2022年08月05日 12:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 12:46
白山風露のお花畑!!
深山鳥兜!!
2022年08月05日 12:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 12:59
深山鳥兜!!
蝦夷塩竃(エゾシオガマ)!!
2022年08月05日 12:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 12:59
蝦夷塩竃(エゾシオガマ)!!
細葉花独活(ホソバハナウド)!!
2022年08月05日 13:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 13:00
細葉花独活(ホソバハナウド)!!
静高平の下の水場の水は出ていなかった!!
2022年08月05日 13:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 13:06
静高平の下の水場の水は出ていなかった!!
静高平の上の水場の水は、勢いよく出ていた!! しかも、冷えており、喉の渇きを潤してくれ、思わず何杯も飲んでしまった!!
2022年08月05日 13:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 13:07
静高平の上の水場の水は、勢いよく出ていた!! しかも、冷えており、喉の渇きを潤してくれ、思わず何杯も飲んでしまった!!
この水場で小休止を摂り、喉を潤すとともに給水を行った!!
2022年08月05日 13:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 13:11
この水場で小休止を摂り、喉を潤すとともに給水を行った!!
ゴーロ帯の登りをこなして、静高平の水場に到達し、美味しい水で乾いた喉を潤した!! 静高平の水場は、下は枯れていたが、上の水場は、勢いよく水が出ていた!!
2022年08月05日 13:11撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/5 13:11
ゴーロ帯の登りをこなして、静高平の水場に到達し、美味しい水で乾いた喉を潤した!! 静高平の水場は、下は枯れていたが、上の水場は、勢いよく水が出ていた!!
静高平からなだらかな道を進むと開けた平坦な大地に出た。ここは、イザルガ岳分岐!!
2022年08月05日 13:31撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/5 13:31
静高平からなだらかな道を進むと開けた平坦な大地に出た。ここは、イザルガ岳分岐!!
ここまで来ると光岳山荘まで後僅か!!
2022年08月05日 13:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 13:32
ここまで来ると光岳山荘まで後僅か!!
光岳小屋に到着!! 荷物を置いて光岳に登ることとした!!
2022年08月05日 13:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 13:43
光岳小屋に到着!! 荷物を置いて光岳に登ることとした!!
光岳山頂まで後僅か!!
2022年08月05日 14:19撮影 by  iPhone 12, Apple
8/5 14:19
光岳山頂まで後僅か!!
4年ぶりの光岳山頂!!
2022年08月05日 14:22撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/5 14:22
4年ぶりの光岳山頂!!
光岳山頂から10分ほど登山道を下ってテカリ岩に着いた!!
2022年08月05日 14:32撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/5 14:32
光岳山頂から10分ほど登山道を下ってテカリ岩に着いた!!
テカリ岩山頂にて!! 丁度この頃から雨が降り出し、眺望が効かなかったため、急いで小屋に戻ることにした!!
2022年08月05日 14:35撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/5 14:35
テカリ岩山頂にて!! 丁度この頃から雨が降り出し、眺望が効かなかったため、急いで小屋に戻ることにした!!
テカリ岩山頂で、うっすらとブロッケン現象が見られる!!
2022年08月05日 14:36撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/5 14:36
テカリ岩山頂で、うっすらとブロッケン現象が見られる!!
テカリ岩付近に咲いていたミヤマシャジン!!
2022年08月05日 14:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 14:37
テカリ岩付近に咲いていたミヤマシャジン!!
ミヤマシャジン!!
2022年08月05日 14:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 14:37
ミヤマシャジン!!
雨が降り出してきたため、仲間達は先に光岳山荘へ引き返す!!
2022年08月05日 14:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 14:37
雨が降り出してきたため、仲間達は先に光岳山荘へ引き返す!!
テカリ岩付近には、周囲の植生と異なる花が多数見かけた!!姫薄雪草?
2022年08月05日 14:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 14:37
テカリ岩付近には、周囲の植生と異なる花が多数見かけた!!姫薄雪草?
これは深山茴香(ミヤマウイキョウ)!!
2022年08月05日 14:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 14:38
これは深山茴香(ミヤマウイキョウ)!!
これは蝦夷塩竃!!
2022年08月05日 14:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 14:40
これは蝦夷塩竃!!
光岳小屋に下山!!
2022年08月05日 15:11撮影 by  iPhone 12, Apple
8/5 15:11
光岳小屋に下山!!
光岳小屋の新しいベッドとマット!! しっかりしたつくりで、ゆったりとしたサイズになっており、非常に快適だった!!
2022年08月05日 15:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 15:25
光岳小屋の新しいベッドとマット!! しっかりしたつくりで、ゆったりとしたサイズになっており、非常に快適だった!!
光岳小屋の夕食、タイカレーはお代り自由!!
2022年08月05日 17:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 17:27
光岳小屋の夕食、タイカレーはお代り自由!!
登山2日目:イザルガ岳でご来光を迎えることとし、へッデンを点けて出発準備!!
2022年08月06日 04:22撮影 by  iPhone 12, Apple
8/6 4:22
登山2日目:イザルガ岳でご来光を迎えることとし、へッデンを点けて出発準備!!
ご来光を楽しみにイザルガ岳まで来たが、ガスで何も見えない!! この後、一瞬東の方向のガスが流れ、朝焼けの空が見えたが、直ぐに厚いガスに覆われてしまった!!
2022年08月06日 04:48撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/6 4:48
ご来光を楽しみにイザルガ岳まで来たが、ガスで何も見えない!! この後、一瞬東の方向のガスが流れ、朝焼けの空が見えたが、直ぐに厚いガスに覆われてしまった!!
イザルガ岳山頂にて!! この時刻は、日の出の予定時刻!!
2022年08月06日 04:49撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/6 4:49
イザルガ岳山頂にて!! この時刻は、日の出の予定時刻!!
イザルガ岳分岐に戻った!!
2022年08月06日 05:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 5:00
イザルガ岳分岐に戻った!!
静高平の水場でこの日の縦走で必要となる水を汲み、朝食休憩を摂った!!
2022年08月06日 05:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 5:09
静高平の水場でこの日の縦走で必要となる水を汲み、朝食休憩を摂った!!
ゴーロ帯を下り切り、三吉平の近くで小休止を摂った!!
2022年08月06日 06:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 6:21
ゴーロ帯を下り切り、三吉平の近くで小休止を摂った!!
山母子(ヤマハハコ)!!
2022年08月06日 06:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 6:56
山母子(ヤマハハコ)!!
茶臼岳まであと約2時間
2022年08月06日 07:20撮影 by  iPhone 12, Apple
8/6 7:20
茶臼岳まであと約2時間
縦走路脇には、コバイケイソウが沢山自生していたが、殆どが先端が食いちぎられていた!!
2022年08月06日 08:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 8:25
縦走路脇には、コバイケイソウが沢山自生していたが、殆どが先端が食いちぎられていた!!
1日ぶりに易老渡分岐に戻ってきた!! ここで小休止を摂った!!
2022年08月06日 09:11撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/6 9:11
1日ぶりに易老渡分岐に戻ってきた!! ここで小休止を摂った!!
希望峰分岐にザックをデポして、仁田岳をピークハント!!
晴れていると、素晴らしい眺望が得られるのだが、依然ガスっており、眺望ゼロ!!
2022年08月06日 09:42撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/6 9:42
希望峰分岐にザックをデポして、仁田岳をピークハント!!
晴れていると、素晴らしい眺望が得られるのだが、依然ガスっており、眺望ゼロ!!
ハイマツの下で咲いていた一薬草(イチヤクソウ)!!
2022年08月06日 10:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 10:13
ハイマツの下で咲いていた一薬草(イチヤクソウ)!!
縦走路には、池塘の傍に木道が設置されている区間もある!!
2022年08月06日 10:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 10:16
縦走路には、池塘の傍に木道が設置されている区間もある!!
蝦夷塩竃!!
2022年08月06日 10:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 10:21
蝦夷塩竃!!
白山風露!!
2022年08月06日 10:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 10:27
白山風露!!
秋の麒麟草!!
2022年08月06日 10:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 10:28
秋の麒麟草!!
縦走路の途中にある茶臼岳山頂に到達!! ここで小休止を摂り、光岳小屋で作ってもらったおにぎりを頂いた!!
2022年08月06日 10:49撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/6 10:49
縦走路の途中にある茶臼岳山頂に到達!! ここで小休止を摂り、光岳小屋で作ってもらったおにぎりを頂いた!!
茶臼岳山頂にて!!
2022年08月06日 10:50撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/6 10:50
茶臼岳山頂にて!!
茶臼岳の石造りの立派な標柱!!
2022年08月06日 11:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 11:07
茶臼岳の石造りの立派な標柱!!
ヤマハハコ
2022年08月06日 11:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 11:09
ヤマハハコ
茶臼小屋分岐を通過!!
2022年08月06日 11:22撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/6 11:22
茶臼小屋分岐を通過!!
梅鉢草!!
2022年08月06日 11:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 11:43
梅鉢草!!
深山小米草(ミヤマコゴメグサ)!!
2022年08月06日 11:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 11:43
深山小米草(ミヤマコゴメグサ)!!
深山小米草の群落!!
2022年08月06日 11:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 11:50
深山小米草の群落!!
周囲が開けた平坦な原っぱ!!
2022年08月06日 11:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 11:54
周囲が開けた平坦な原っぱ!!
岩爪草(イワツメクサ)!!
2022年08月06日 12:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 12:10
岩爪草(イワツメクサ)!!
兎菊(ウサギギク)!!
2022年08月06日 12:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 12:25
兎菊(ウサギギク)!!
深山爪草!!
2022年08月06日 12:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 12:31
深山爪草!!
奇岩の竹内門に到達!!
2022年08月06日 12:33撮影 by  iPhone 12, Apple
8/6 12:33
奇岩の竹内門に到達!!
竹内門を通過すると、岩に複雑な褶曲造山運動の証拠となる縞模様が残っている岩が展開されていた!!
2022年08月06日 12:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/6 12:35
竹内門を通過すると、岩に複雑な褶曲造山運動の証拠となる縞模様が残っている岩が展開されていた!!
深山大根草の花は、殆ど終わっていたz!!
2022年08月06日 12:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 12:38
深山大根草の花は、殆ど終わっていたz!!
白根ヒゴタイ!!
2022年08月06日 12:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 12:42
白根ヒゴタイ!!
上河内岳分岐に到達した。ここでザックをデポして上河内岳に向かうこととした!!
2022年08月06日 13:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 13:06
上河内岳分岐に到達した。ここでザックをデポして上河内岳に向かうこととした!!
深山大根草
2022年08月06日 13:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 13:21
深山大根草
上河内岳山頂
2022年08月06日 13:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/6 13:27
上河内岳山頂
縦走路から外れた上河内岳のピークハント!! ここまできても、依然としてガスっており眺望無し!!
2022年08月06日 13:35撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/6 13:35
縦走路から外れた上河内岳のピークハント!! ここまできても、依然としてガスっており眺望無し!!
風化が進行中の上河内岳の標柱!!
2022年08月06日 13:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 13:40
風化が進行中の上河内岳の標柱!!
チングルマ
2022年08月06日 13:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 13:54
チングルマ
赤茶色のチャートの岩稜に苔が着いた綺麗な岩!!
2022年08月06日 14:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 14:01
赤茶色のチャートの岩稜に苔が着いた綺麗な岩!!
14時頃になって、徐々にガスが薄くなってきた!!
2022年08月06日 14:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 14:02
14時頃になって、徐々にガスが薄くなってきた!!
四葉塩竃!!
2022年08月06日 14:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 14:04
四葉塩竃!!
白山石楠花!!
2022年08月06日 14:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 14:14
白山石楠花!!
端取草(ツマトリソウ)の群落!!
2022年08月06日 14:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 14:17
端取草(ツマトリソウ)の群落!!
下るにつれて深山竜胆が増えてきた!!
2022年08月06日 14:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 14:18
下るにつれて深山竜胆が増えてきた!!
ヤマブキショウマ!!
2022年08月06日 14:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 14:20
ヤマブキショウマ!!
御前橘!!
2022年08月06日 14:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 14:23
御前橘!!
鳥兜
2022年08月06日 14:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/6 14:23
鳥兜
上河内岳分岐から南岳に向けて下っていくと高山植物が増えてきた。これは、高嶺撫子!!
2022年08月06日 14:25撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/6 14:25
上河内岳分岐から南岳に向けて下っていくと高山植物が増えてきた。これは、高嶺撫子!!
これは、高嶺松虫草!!
2022年08月06日 14:26撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/6 14:26
これは、高嶺松虫草!!
南岳直前の縦走路の右斜面には、お花畑が拡がっており、マルバダケブキ、トリカブト等の花が沢山咲いていた!!
2022年08月06日 14:26撮影 by  iPhone 12, Apple
8/6 14:26
南岳直前の縦走路の右斜面には、お花畑が拡がっており、マルバダケブキ、トリカブト等の花が沢山咲いていた!!
イワオウギの群落!!
2022年08月06日 14:31撮影 by  iPhone 12, Apple
8/6 14:31
イワオウギの群落!!
信濃弟切(シナノオトギリ)の群落!!
2022年08月06日 14:32撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/6 14:32
信濃弟切(シナノオトギリ)の群落!!
南岳に着くと、上空に青空が拡がって来て眺望が開けてきた!! ここで小休止!!
2022年08月06日 14:36撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/6 14:36
南岳に着くと、上空に青空が拡がって来て眺望が開けてきた!! ここで小休止!!
縦走路脇で見つけたトウヤクリンドウ!!
2022年08月06日 15:07撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/6 15:07
縦走路脇で見つけたトウヤクリンドウ!!
聖平小屋に着いて着替えた後、屋外で缶チューハイを飲みながら夕食の準備!!
2022年08月06日 17:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 17:02
聖平小屋に着いて着替えた後、屋外で缶チューハイを飲みながら夕食の準備!!
3日目、聖岳でご来光を迎えるため、3時起床し出発準備!!
2022年08月07日 03:15撮影 by  iPhone 12, Apple
8/7 3:15
3日目、聖岳でご来光を迎えるため、3時起床し出発準備!!
へッデンを点けて登山を開始し、聖岳から西沢渡に下る薊畑分岐に到達!! ここで、ザックをデポして聖岳に登ることにし、軽い朝食(クラッカー&豚汁等)を摂った!!
2022年08月07日 03:49撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/7 3:49
へッデンを点けて登山を開始し、聖岳から西沢渡に下る薊畑分岐に到達!! ここで、ザックをデポして聖岳に登ることにし、軽い朝食(クラッカー&豚汁等)を摂った!!
樹林帯を登っている間は、ガスの中の登りだったが、樹林帯を過ぎて尾根筋に出た途端、ガスが晴れだし、山並みが見えてきた!!
2022年08月07日 04:07撮影 by  iPhone 12, Apple
8/7 4:07
樹林帯を登っている間は、ガスの中の登りだったが、樹林帯を過ぎて尾根筋に出た途端、ガスが晴れだし、山並みが見えてきた!!
これから登る聖岳の山体がシルエットで浮き上がってきた!!
2022年08月07日 04:46撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/7 4:46
これから登る聖岳の山体がシルエットで浮き上がってきた!!
へッデンがいらない程、明るくなってきた!!
2022年08月07日 04:46撮影 by  iPhone 12, Apple
8/7 4:46
へッデンがいらない程、明るくなってきた!!
雲海に浮かぶ兎岳!!
2022年08月07日 04:46撮影 by  iPhone 12, Apple
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雲海に浮かぶ兎岳!!
これまで歩いてきた光岳〜仁田岳〜茶臼岳の山並みが見えてきた!!
2022年08月07日 04:49撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/7 4:49
これまで歩いてきた光岳〜仁田岳〜茶臼岳の山並みが見えてきた!!
聖岳の山体がよりはっきり見えてきた!! 日の出時刻が近くなってきた!!
2022年08月07日 04:49撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/7 4:49
聖岳の山体がよりはっきり見えてきた!! 日の出時刻が近くなってきた!!
更に登って行くと、東の空に夜明け前の朝焼けの空に富士山のシルエットがくっきり浮かびあがきたきた!!
2022年08月07日 04:53撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/7 4:53
更に登って行くと、東の空に夜明け前の朝焼けの空に富士山のシルエットがくっきり浮かびあがきたきた!!
素晴らしい眺望に、足を止めて山座同定を楽しむ余裕も出てきた!!
2022年08月07日 04:53撮影 by  iPhone 12, Apple
8/7 4:53
素晴らしい眺望に、足を止めて山座同定を楽しむ余裕も出てきた!!
昨日歩いてきた光岳〜茶臼岳〜上河内岳の山並み!!
2022年08月07日 04:53撮影 by  iPhone 12, Apple
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昨日歩いてきた光岳〜茶臼岳〜上河内岳の山並み!!
日の出前の富士山!!
2022年08月07日 04:54撮影 by  iPhone 12, Apple
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日の出前の富士山!!
小聖岳に到達!!
2022年08月07日 04:58撮影 by  iPhone 12, Apple
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小聖岳に到達!!
聖岳の南斜面がよりくっきり見えてきた!!
2022年08月07日 05:01撮影 by  iPhone 12, Apple
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聖岳の南斜面がよりくっきり見えてきた!!
夜明け直前の東の空!!聖岳の山体が日の出を隠している!!
2022年08月07日 05:01撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/7 5:01
夜明け直前の東の空!!聖岳の山体が日の出を隠している!!
西の方角を見ると、雲海の上に”影聖岳”が見えていた!!
2022年08月07日 05:18撮影 by  iPhone 12, Apple
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西の方角を見ると、雲海の上に”影聖岳”が見えていた!!
深山茴香(ミヤマウイキョウ)
2022年08月07日 05:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/7 5:25
深山茴香(ミヤマウイキョウ)
岩桔梗(イワギキョウ)
2022年08月07日 05:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/7 5:26
岩桔梗(イワギキョウ)
伊吹麝香草(イブキジャコウソウ)
2022年08月07日 05:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/7 5:29
伊吹麝香草(イブキジャコウソウ)
峰薄雪草(ミネウスユキソウ)
2022年08月07日 05:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/7 5:29
峰薄雪草(ミネウスユキソウ)
岩爪草(イワツメクサ)
2022年08月07日 05:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/7 5:37
岩爪草(イワツメクサ)
前聖岳山頂に到達!! 写真の左下にブロッケン現象が見えている!!
2022年08月07日 06:10撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/7 6:10
前聖岳山頂に到達!! 写真の左下にブロッケン現象が見えている!!
大沢岳の後方に中央アルプスの山並みが見えている!!
2022年08月07日 06:10撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/7 6:10
大沢岳の後方に中央アルプスの山並みが見えている!!
北方に目を転じると、赤石岳の後方に悪沢岳、塩見岳、仙丈ケ岳が見えている!!
2022年08月07日 06:11撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/7 6:11
北方に目を転じると、赤石岳の後方に悪沢岳、塩見岳、仙丈ケ岳が見えている!!
前聖岳から奥聖岳に向かう縦走路の先に富士山が見えている!!
2022年08月07日 06:11撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/7 6:11
前聖岳から奥聖岳に向かう縦走路の先に富士山が見えている!!
この時間帯になってブロッケン現象が発生し、綺麗なブロッケン現象をとらえることが出来た!!
2022年08月07日 06:11撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/7 6:11
この時間帯になってブロッケン現象が発生し、綺麗なブロッケン現象をとらえることが出来た!!
前聖岳山頂にて!!
2022年08月07日 06:23撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/7 6:23
前聖岳山頂にて!!
時間が早いため、前聖岳から奥聖岳に向かう!!
2022年08月07日 06:31撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/7 6:31
時間が早いため、前聖岳から奥聖岳に向かう!!
奥聖岳山頂を目指して進む!!
2022年08月07日 06:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/7 6:40
奥聖岳山頂を目指して進む!!
奥聖岳から前聖岳に戻ってきて、小休止を摂った!!
2022年08月07日 07:08撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/7 7:08
奥聖岳から前聖岳に戻ってきて、小休止を摂った!!
ザックをデポしていた薊畑まで戻ってきて小休止!! カップ麺とクッキーで軽食を摂った!!
2022年08月07日 08:44撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/7 8:44
ザックをデポしていた薊畑まで戻ってきて小休止!! カップ麺とクッキーで軽食を摂った!!
西沢渡の渡渉地点まで下山。左は、ロープリフト!! 今回は、写真右側に仮設橋が設けられており、リフトは使わずに渡渉できた!!
2022年08月07日 12:33撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/7 12:33
西沢渡の渡渉地点まで下山。左は、ロープリフト!! 今回は、写真右側に仮設橋が設けられており、リフトは使わずに渡渉できた!!
1時間の林道歩きを経て、ジャンボタクシーが待ってくれていた易老渡に到着!!
2022年08月07日 13:43撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/7 13:43
1時間の林道歩きを経て、ジャンボタクシーが待ってくれていた易老渡に到着!!
遠山郷道の駅に戻り、8/4にも利用させていただいた大島旅館の”神代の湯”で日帰り入浴させて頂き、長旅の汗を洗い流し、さっぱりとして帰路についた!!
2022年08月07日 15:37撮影 by  iPhone 12, Apple
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8/7 15:37
遠山郷道の駅に戻り、8/4にも利用させていただいた大島旅館の”神代の湯”で日帰り入浴させて頂き、長旅の汗を洗い流し、さっぱりとして帰路についた!!

装備

共同装備
コンロ(2) コッヘル(2) 食料 ランタン サーモス(2)

感想

8/4〜8/7にかけて、山岳会の仲間4人と一緒に南アルプス深南部の光岳、茶臼岳、上河内岳、聖岳等の峰々を縦走して来た。
この山域は、4年前に一人で日本百名山の踏破を目指して椹島〜荒川岳〜赤石岳〜聖岳〜光岳〜易老渡というコースを3泊4日で縦走して以来の山行だ。当時は、テントを担いでの単独行だったが、今回は光岳小屋と聖平小屋の小屋泊山行で、更に山岳会の仲間との山行だったため、余裕で歩けるのではないかと侮っていた。
しかし、聖平小屋では自炊をする必要があり、シェラフや飲み物も持参したため、重量が増え、ザックの重量は20圓魃曚┐討い拭E初の想定では、易老渡から易老岳までの登りを我慢して登れば、後は、何とかなると考えていたが、ここ数年本格的な縦走登山をやっていなかった”つけ”が出て、静高平手前のゴーロ帯の登りで”ぜーぜーはーはー”。静高平の水場で何とか息を吹き返すことができたが、これからの縦走に黄色信号が点灯!!
光岳小屋に荷物を預け、光岳$テカリ岩に出かけた。ここまでは、好天だったが、光岳あたりから雲が拡がり始め、テカリ岩で雨がふりだした。このため、テカリ岩からの眺望はお預けになってしまい、雨具を着て小屋に引き返した。
光岳小屋の新管理人の花さんは、私の故郷の幼友達の娘さんということもあり、今回の山行計画も花さんに会って小屋の営業のお役に立ちたいというのが目的の一つだったが、受付では、花さんは出かけていると言われて会えなかった。おかしいなと思って男性の従業員の高橋さんに花さんから頼まれた品物を持ってきたと伝えると、体調が悪いため、お客様の前には出てこれないと言われた。
小屋の中は、花さんの決断で整備されたマット付きベッドが余裕をもって設置されており、大変寝心地が良かった。また、事前に宿泊料を振り込んでいた宿泊者向けにウェルカムドリンクとして、”エビスビール”が出てきて、運び上げたワインで宴会が始まった。夕食のタイカレーは、ご飯とカレーがお代り自由で、メンバー全員がお代りをさせてもらった。
翌日は、イザルガ岳でご来光を拝もうと思い、4時半過ぎに小屋を出発した。明け方に小屋の窓から富士山尾シルエットが見えたこともあり、ご来光を期待して進んだが、へッデンの先は、乳白色のガスが灯りに浮かび、雨粒をまとったハイマツの木が花が咲いたように反射して光っていた。
イザルガ岳山頂でしばらく待ったが、ガスは晴れなかった。静高平の水場で水を汲みながら、朝食休憩を摂った。
ここから易老渡分岐に引き返し、ここからは、アップダウンを繰り返す縦走路を進み、途中で希望峰分岐にザックをデポして、仁田岳のピークハントを目指した。仁田岳山頂からは、富士山等の眺望を期待していたが、ガスは依然として晴れる様子は見えなかった。
縦走路に戻り、茶臼岳山頂で光岳小屋で作ってもらったおにぎりを食べた。茶臼小屋分岐を過ぎ、上河内岳分岐への登りをこなしても、天候はガスが掛かった状態が続き、縦走路からの南アルプス南部の眺望は望めなかった。
上河内岳分岐にザックをデポして上河内岳のピークハントに向かった。上河内岳山頂でも、眺望は全く開けなかった。事前の予報では、午後になると、天候は回復に向かうという予報だったが、回復が遅れているようだった。
上河内岳分岐から聖平小屋への一気の下りで南岳の手前の縦走路の東斜面にお花畑が拡がっており、高嶺松虫草、高嶺撫子、丸葉ダケブキ、谷地鳥兜、高嶺高輪花、信濃弟切等の高山植物が見られ、これまでの疲れが吹き飛ぶ思いがした。南岳山頂に到達する頃になると、上空に青空が拡がり始め、南方を振り返ると、下ってきた上河内岳の大きな山体が見え始め。
南岳からガレ場の脇を下る登山路の脇には、深山竜胆や深山秋の麒麟草や白山風露等の高山植物が眼を楽しませてくれた。その後、樹林帯の下りとなったが、ここまでの縦走で疲れが蓄積してきており、下りのスピードがガクンと落ちてしまい、他のメンバーに迷惑をかける羽目になった。
なんとか、聖平に着き、聖平小屋でザックを下すことが出来、ホッとした。聖平小屋は、食事がないため、担ぎ上げた食材とワインで夕食となった。夕食時の缶ビールを楽しみにしてきたが、既に売切れとなっており、到着時刻の遅れが響いたようだ。
3日目は、真夜中に外に出ると、満天の星で天の川がくっきりと見え、好天が期待できそうだった。聖岳でのご来光を期待し、3時に起床し、外へ出ると、何とまた真っ白いガスが小屋を覆っていた。ガスの中をへッデンを点けて薊畑まで登り、ここでザックをデポし、軽く朝食(クラッカーと豚汁)をとった。
樹林帯の中の登りでは、依然としてガスが掛かっていたが、森林限界の尾根筋に出ると、ガスが一気に晴れ、兎岳や聖岳の山体が雲海の上に見えてきた。これでテンションが一気に上がり、富士山が見える場所に日の出前に着きたいと先を急いだ。朝焼けの空の中に特徴のある富士山のシルエットが見え始め、感動した。南の方角を見ると、昨日歩いてきた光岳〜茶臼岳〜上河内岳の山並みが雲海の上に浮かんで見えていた。
小聖岳を過ぎて、ガレ場を登り、6:14に前聖岳山頂の到達した。山頂からは、360度の大展望が開けており、富士山、八ヶ岳、赤石岳、荒川岳、塩見岳、仙丈ケ岳、大沢岳、兎岳がくっきり見え、西に目を転じると、中央アルプスの峰々と恵那山が確認できた。南に目を転じると、沢口岳、光岳、大無限岳、茶臼岳、上河内岳等がくっきり見えた。
山頂からの大展望を楽しんでいると、ガスが流れてきて、ブロッケン現象が起きており、見事なブロッケン現象の写真を撮ることが出来た。
4年前は、奥聖岳に行けなかったため、今回は奥聖岳にピストンでピークハントをしてきた。この縦走路も変化に富んでおり、楽しかった。
今回の縦走では、最大の難所は、聖岳〜薊畑〜西沢渡にくだる標高差;1900mの下りだった。3日間の縦走で疲れが蓄積しているところに、ザックを背負っての下りの連続は、足に応え、滑落に注意しながらの下りは、苦行となり、下りのスピードがどんどん落ちていった。何とか西沢渡の渡渉地点にたどり着いた時は、ホッとした。
西沢渡から易老渡までは、長い林道歩きが待っていたが、1時間強の時間で歩き通すことが出来た。易老渡では、行きに予約していたジャンボタクシーが待っていてくれ、芝沢ゲートまでの歩き無しで車まで戻ることが出来、タクシーの利用を勧告してくれたAさんの慧眼に感謝!感謝!だった。
道の駅遠山郷までタクシーで送ってもらい、直ぐに近くにある神代の湯の女将さんに電話を入れ、通常の営業時間より時間を早めて入浴させてもらことができた。神代の湯は、8/4にも利用させてもらったが、非常に綺麗で安い入浴料金(300円)で入浴させてもらえ、有難かった。
今回の山行は、きつい登りや下りがあったが、それらの苦難をしないとたどり着けない南アルプス深南部の自然を楽しむことが出来、新し管理人が運営する光岳小屋に宿泊することができ、沢山のピークに登ることが出来、更に、3日目の聖岳登山では、朝焼けの富士山や、聖岳でのブロッキング現象、聖岳からの360度の大展望等を堪能することが出来、強く印象に残る山行だった。
なお、山行の途中で光岳小屋に宿泊した登山客がコロナに感染していることが判り、光岳小屋も営業休止になってしまったことを知り、非常に残念だった。小屋側は、一所懸命予防処置をとっていても、不特定多数の登山客を相手に営業せざるをなく、医療対応は望むべくもない立場にあることを考えると、登山客側の慎重な対処と配慮が不可欠と思っている。

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未入力 塩見・赤石・聖 [4日]
技術レベル
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体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 塩見・赤石・聖 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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