木曽駒ケ岳(千畳敷→乗越浄土→濃ヶ池→木曽駒ケ岳と反時計回りで周回)
- GPS
- 06:39
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 705m
- 下り
- 712m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:40
天候 | ガス〜ときおり晴れ間。風は終始穏やか。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
中央アルプス 駒ヶ岳ロープウェイ ( https://www.chuo-alps.com/ ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [駐車場] 菅の台バスセンター駐車場(800円/24h) [路線バス(中央アルプス観光)] 菅の台BC → 駒ケ岳ロープウェイ しらび平駅 (乗車時間30分) [駒ヶ岳ロープウェイ] しらび平駅 → 千畳敷駅(乗車時間7分) 時期にもよりますが、8/14までの土日祝日等、 始発がバス5:15、ロープウェイ6:00となって います。 ★1日40人限定の「早朝指定ロープウェイ きっぷ」(ネット予約・当日現金払い)を 利用するとバス待ちの列に並ぶことなく 5:00のバスに乗ってしらび平へ向かうこと ができます(時間を金で買うというやつ)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
[八丁坂] よく整備されていますが急登なのですれ違いの 際はゆずり合いましょう。 下山時に遅いスタートの登山者とかなりすれ 違うことになり渋滞が生じがちです。 ※乗越浄土往復の人たちだと信じたい [乗越浄土から濃ヶ池、将棊頭山分岐まで] ・道は狭いけれど進むべき道はいつも見えて いる(駒飼ノ池から先ハイマツとダケカンバ 帯で虫が少々うざい)ので道迷いの心配は それほど感じませんでした(濃霧だと話しは別)。 ・駒飼ノ池を過ぎるとすぐに急傾斜を2連の梯子 も使いながら80m一気に下るものの、その後 濃ヶ池までは概ねトラバースです。 ※逆回りのルートの場合、濃ヶ池から続く登山道 が見つけにくかったなんていう記録もいくつか 読みました。池の水が流れ出しているところに 登山道が続いています。 [将棊頭山分岐から木曽駒山頂まで] 馬の背に入ってから2回ばかり短い急登あり。 ただ馬の背からイメージするような峻嶮な コースではないです。 |
その他周辺情報 | 菅の台BC周辺には駒ケ根名物のソースカツ丼の 人気店があり、温泉もあります。 山を下りてすぐに食事も温泉も楽しめるのは ありがたい。 BC駐車場から駒ヶ岳の方へ曲がってすぐの 「こまくさの湯」は快適でした。 ぬる湯の浴槽が無いのであまり長風呂できな かったけれど。 |
写真
装備
備考 | [飲料水] 息子:ナルゲン700ml+ペットボトル500ml(飲み切った) 私:ナルゲン1L(650mlほど消費) カップ麺2食と予備:2L弱→息子の帰りの飲み水に500ml回して もまだだいぶ余裕あり。 |
---|
感想
中1の息子と2回目となる木曽駒ケ岳へ登って来ました。
今年の夏山シーズンも天気に振り回されそう。
当初8月5日(金)夜出発〜車中泊、6日(土)〜7日(日)
まで、テント1泊で赤岳あたりに行こうかと計画
していたけれど、どうも微妙なヤマテン予報。
日帰りでもいいから一番天気がもちそうなところへ行こうと、
ぎりぎりまで場所選びに悩んで、日帰り木曽駒へ
最終決定したのは出発日の夕方・・
日帰り前提、でもテン泊ならすぐに装備変更ができる
ようテント装備一式と追加の食料、テン泊用ザックも準備
しておきましたが、結局荷物詰替えの手間は省けました。
富士宮から甲府へ抜けていくことが多い長野への
アクセス、今回初めて往路で中部横断道を使いました。
新東名新清水IC→R52→富沢ICから中部横断道。R52は
奈良田へ行くときにも走るけど夜は眠くなってしょうが
ないな、中部横断道もトンネルだらけでつまらない、
眠くなる。空いてるけど。
途中、諏訪の辺りでゲリラ豪雨に遭いながらも菅の台
バスセンターまで無事到着、お疲れさまビールを1本
飲んで仮眠。2時半ころ一度目が覚めたときはまだ
降っていたのでちょっとテンション下がる。
4時に起きると一応雨は上がっていた。雨雲レーダーを
すぐに確認すると午前中は晴れ間も期待できそう、
観念(?)して支度開始。
バスのチケット購入列、バスの乗車待ち列とも4時半
には相当長くなっていました。
みなさん午前中の晴れ間予報を信じてのことでしょうか。
我々は今回ネット予約限定、当日現金精算の「早朝指定
ロープウェイきっぷ」をおさえていたので全く列に並ぶ
ことなく、行列の皆さんより一足早い5:00発のバスで出発、
ロープウェイにもそのまま待ち時間ゼロで乗ること
が出来ました。
大人2名で往復11,200円、通常料金が8,400円なので
1名あたり1,400円高いけれど列に並んで待つ時間ゼロの
魅力には抗えない。
千畳敷駅に降り立つと晴れ間が。気が急くけれど950m
を7分余りで駆け上がってきているのでここで途中の
コンビニで買ってきたおにぎりを食べながら高度順応
させます。
合羽を着ないで済んだだけでも御の字なのに、八丁坂
からも、乗越浄土からも富士山頂部分が顔を出してくれ
ました。
今回、天気を見ながら木曽駒のピストンで済ますショート
コースにするか、乗越浄土から濃ヶ池を回って将棊頭山の
側から木曽駒へ回る反時計回りのロングコースにするか、
乗越浄土に着いてから決めることにしていました。
到着時、天気も良くタイム的にも余裕があったので濃ヶ池
を回ることに。結果的に山頂からの景色を捨てる決断
をしたことになるけど、濃ヶ池は初めて足を踏み入れる
ところなので、少しでもガスが少なく見通しが良い状態
で歩いておきたかったので濃ヶ池コースへ。
いつか紅葉シーズンにここを歩きたいので下見を兼ねて
います。
さて、濃ヶ池を回るコース、人が少なくていいですよ。
先行する登山者が1名、すれ違った登山者は5人くらい
だったかな。
木曽駒かここ?っていうくらい静かな山歩きを楽しめ
ます。せっかく八丁坂を登ったのに、全く同じだけ
標高を下げなくてはならないけどね。
※geographicaで取ったログをカシミール3Dに取り
込んで確認したところ八丁坂の取付き点が2,660m、
濃ヶ池が2,658mでした。
200m登って200m下るという・・
将棊頭山と木曽駒ケ岳への分岐(八合目)で息子に断って
聖職の碑までのピストンを追加。この碑を自分の目で見て
からまだ未読の新田次郎の「聖職の碑」を読もうと
思って。
分岐へ戻りいよいよ木曽駒山頂へ。山頂までは概ね
ガスの中。しかし時折サッとガスが晴れる瞬間もあり、
息子もその目まぐるしく変わる景色に感動していました。
上から濃ヶ池がチラッと見えた時は二人して盛り上がりました。
山頂はここまでとは打って変わって人人人。
ああやっぱここは木曽駒だ、人気だねー。ショイコで
担がれてきた子供もいて懐かしく思いました。
息子も9年間の8月、私に担がれて登っているので。
当時4歳、さすがに木曽駒の記憶はないとのこと。
それだけに初めて尽くしで楽しめたようです。
予想通り山頂からの展望はガスで無し。
1時間ほどかけて食事、休憩をし下山。頂上山荘に
寄って、登ってないけどいいよね?と「宝剣岳」の
図柄の手拭いを息子は土産に購入。
八丁坂の下りにかかると12:30を回っていても
かなりの登山者、しかも小さい子連れも多く登って
来ていてすれ違い渋滞が若干発生。
それでもスムーズに進めた方かな。
登って来る人達山頂まで行くのかな、いやきっと
乗越浄土ピストンだよね、この時間だと。
千畳敷駅に無事ゴール、ロープウェイには少しの
待ち時間で整理券の発行も無く乗ることができました。
待ち時間、今度はうちにいくつも転がってるのに
ご当地ナルゲン買わされた。案の定帰宅したら
「また買ったの?」って軽く小言言われてましたね。
天気が心配でどうなるかと思った山でしたが、
行ってよかった。
ソロだったら「やーめた、延期延期」ってなった
と思う。中1になった息子は運動部で日々体を動かし
ているので体力も十分(まあ荷物が軽かったからね)、
安心しました。
あと1回今シーズン行けるといいんだけどどうかな。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する