ひとりNJAR(TJAR北アルプスのみ)日本海〜剱岳〜薬師岳〜槍ヶ岳〜上高地
- GPS
- 80:00
- 距離
- 108km
- 登り
- 8,258m
- 下り
- 6,750m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:30
- 山行
- 13:20
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 14:10
- 山行
- 14:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 14:50
天候 | 雨、晴れのち曇り、晴れ時々曇り、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
雨具
テント
ポール
エスケーヴィヴィ
マット
帽子
ヘルメット
ヘッドランプ(2個)
予備電池
スマホ
ケーブル
モバイルバッテリー
着替え
エマージェンシーキット
コッヘル
ガスボンベヘッド
ボンベ
ナイフ
コンパス
呼び笛
中間着
マスク
予備マスク
アルコール
薄手ダウンジャケット
長袖シャツ
長ズボン
トレランシューズ
指切りグローブ
テムレス
トイレットペーパー
サングラス
眼鏡ふき
ハッカ油
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感想
8月7日0時スタートのTJAR
その「露払い」として?TJARコースのうち、北アルプス部分のみ、体験してきました。
8月4日、初北陸新幹線で、黒部宇奈月駅で降りて、ローカル線に乗り換え、15時30分、雨の西魚津駅にひとり降り立ち、上だけレイン着て歩き出して、程なく、TJARスタート地点の聖地、ミラージュランド(の前あたり)をスタートしました(ひとり)。
早月川沿いに進みます。雨のためほとんど人がいません。
頑張って、スローペースですが、走ります。
雨は小降りで、やんだりもしていたため、レインは脱ぎました。
途中、月形橋が通行止(Googleマップでは「行け!」指示されたのですが、、、
で引き返して、新月形橋を渡りなおしたり、、、
左岸側は川から離れて、田んぼの中や、水路沿いを進み、しばらくしてから一般道を進みます。だんだんと傾斜がついてきて、山が迫ってくると、
ちょうど時間的に、川沿いの工事事務所からの帰宅車が対向して来るくらい、寂しい道路となり、
期待していた自販機も皆無。幸い、雨で水分補給がほとんど要らず。
だんだんと暗くなり、ヘッドライト装着、傾斜も強くなってきたので、歩き、雨は降ったり止んだりを繰り返して、今日の目的地、馬場島キャンプ場20時ごろ到着、闇の中でテント⛺️設営、濡れたまま簡易寝袋(ただのアルミ蒸着タイベック)にくるまり、まだ標高低いため、寒くなく、少し休めました。
そうこうしていると、、、
8月5日1時起床、2時スタート。
まだまだ夜中なので、ヘッドライト装着。
剱岳への早月尾根にとりつきます。
このルート、実に20年以上ぶり、しかも冬しか来てない!
汗だくで、しかし、ペース上げて、
「松尾平はどこだ?」
と言ってるうちに、見覚えのあるヘリポート。冬はただの丘だったけど、すぐにわかった!
早月小屋(昔は伝蔵小屋と言っていた)に着いてしまった。(結局、松尾平はどこだったんだ?(笑)
冬はザイル出してたな、とか、2,600m付近、この辺でテント⛺️張ったな、とか思い出したりしながら、一般的なルートの別山尾根に合流、程なく、剱岳山頂!
素晴らしい景色!遠く富士山も見える!
天気がいいが、雲一つない快晴という事はなかったですが、日の出からそう時間が経ってないので、変な雲もなく、ちぎれ雲程度。
写真撮って、さらに進みますが、難所のカニの横ばいなど通過し、剣山荘で、濡れた靴、足など乾かしつつ、行動食。
そのあと、馴染みの劔沢キャンプ場を通過し、尾根に上がり、立山三山を通過、夏休みで人が多い!
その先からだんだん寂しくなり、雪渓の上を歩いたり、アップダウンしながら、
本日の泊まり場、五色ケ原に到着。
持ってきた食事がひもじく、標高も高いので気温が低く、おまけにペラペラシートの寝袋もどきなので、夜中はガチガチ震えながら寝たり起きたり、で、
8月6日1時起床、出遅れて2時15分スタート。
暗いので、ペースは遅く、想定タイム(通常コースタイムの0.7倍)をなかなか取り戻せません。
何しろ、今日予定の双六小屋、ここのところ山小屋キャンプ場も予約制となるところが増えてきて、ここも予約していたが、到着予定の選択16時が最遅で、このままだと(想定時間ですら17時過ぎ、初めから無理な予定)
心に余裕のないまま進み、
スゴ乗越し(山の窪んだ部分)かと思ったところが、その一つ前だったりで、どんどん凹んできます。
ようやく、
スゴ乗越小屋に到着。
待望の水を補給。
出ようとした時、金髪の山ガールが話しかけてきて、「トレイルランに興味あるけど怖くて」とか、「カッコいいですね!」とまで言ってくれて、おそらく、自分の娘達と同じくらい?若いこに言われて、
瞬間的に気分良くなりました(笑)
実はこの後、本物のカッコいい連中(TJAR選手)がわさわさとやって来る事は触れないでおきました(爆笑)
薬師岳は、北薬師岳までが遠く感じたものの、以外にあっさり。
ふと、トレイルランナーに声をかけられて、ちょうど足のケアをしていてゆったりとしていた様子ですが、
実はTJAR出るはず?の猛者で、
「出るつもりで休みとったのに、不合格になっちゃったんで、一人でTJARやるよー」との事!
自分も落選ですと伝えたら、
「なんか選考会厳しかったよね」
内なる悔しさが伝わってきました。
その後の太郎平までの下りが、(こんなに下ったっけ?)と、少し不安になっていたら、後ろから勢いのあるにいちゃんに追い越されてしまった。トレイルランではない軽登山靴で、また萎える。
太郎平はトレランの聖地か?
やたらとトレイルランスタイルが目立つ、しかもカッコいい(自分と比べて)。
ここからの登りでも強めのハイカー(女性)に煽られたり?剱岳への早月尾根の登りで頑張りすぎた?ツケが回ってきたか?
黒部五郎からの下り、スピードあげる。唯一短縮したかな?
降りたところの沢水で顔を洗ったら、なんと気持ちのいいこと!
黒部五郎小屋(本来なら、この辺りまでとすべきだったか、?)
後ろ髪引かれつつ、ミスの補給もしないまま登り始めると、午後の暑い時間帯で水がどんどん減る!
更に余裕なくなり、、、
結果的に稜線に上がったら、冷たい北風で一気に水分欲求が減り、なんとか、16時台には到着。
双六小屋はアプローチが近いためか、人も多く、賑わっていて、隣のテントも近く、テントに入って寝ようとしても周りのテントの話声細かく聴こえてしまう。幸いあまり非常識な輩はいなく、静かになった。
1時に起きてガサガサ音立てたら、確実に起きるな、
と、思い起床は2時にした。
8月7日
今日も15分くらい遅れる。
しかし、
北アルプス下りたあと、
TJARのように、道路を70キロくらい進んで、中央アルプスも行ければ、、、
と思っていたのを、九割がた諦め、それもあって2時起床としたというのもある。
ちなみに、今日の0時
TJARはミラージュランドを出発した。
暗いうちは霧の北風が舞い上がってきており、メガネの片方だけ曇る、拭く、曇る、拭くを繰り返していた。
日の出前、風も穏やかになって、拭かなくもよくなり、あとはラスボス槍ヶ岳への急登。
あえぎながら、なんとか到着、靴脱いで乾かし(全然乾かず)ガーニーグー塗る。
下りはガンガン抜かす。登りの人は待つ。
この下りで結構ダメージきたかな?
足裏とか痛くなり、平坦が続くようにっても走れず、あとはバスがどうとか(道路を歩くつもりだったので、バスの予約もなし)、風呂どうするかとか、降りた後の心配ごとばかり気になる。
上高地では、夏休みの日曜日というのもあり、河童橋は目も当てられないほど!?
バス予約、風呂調べ、松本駅前に銭湯は無く、どこも12〜15分歩き(いや、近いか?〕
松本電鉄二つ前で降りたら、スーパー銭湯近い(徒歩10分)事がわかり、汗流して、駅に向かおうしたら暑い日差しなのに雨❗️
濡れても日差しで乾くという離れ業?
松本駅のからあげセンターで久しぶりのガッツリ定食ラーメン付きを食べ、ようやく一息ついた、
そしてあずさ号に乗って帰りました。
そして、不甲斐なく、足にマメが出来て痛くなっていたので、帰宅後、針を刺して液を出しました。
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