聖岳、光岳を1泊周回登山。(易老渡〜聖岳〜上河内岳〜茶臼小屋(泊)〜茶臼岳〜易老岳〜光岳〜易老渡)


- GPS
- 34:20
- 距離
- 38.6km
- 登り
- 4,027m
- 下り
- 4,019m
コースタイム
易老渡5:00〜5:20便ヶ島5:35〜6:00西沢渡6:05〜(休憩10分)〜8:35薊畑8:40〜9:20小聖岳9:25〜(休憩10分)〜10:35聖岳10:50〜11:05奥聖岳11:10〜11:25聖岳12:00〜13:05聖平小屋13:15〜14:35南岳14:35〜15:00上河内岳(肩)15:00〜15:10上河内岳山頂15:10〜(1時間以上彷徨い)〜17:10茶臼小屋
2日目
茶臼小屋5:45〜6:05茶臼岳山頂6:10〜6:30希望峰6:35〜6:50仁田岳6:55〜8:05易老岳8:15〜9:40静高平9:45〜10:15光岳10:20〜10:25光岩10:30〜10:35光岳10:40〜10:50光小屋11:40〜11:50イザルヶ岳11:55〜13:15易老岳13:20〜15:20易老渡
天候 | 1日目 晴れのち曇り(時々小雨) 2日目 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・アプローチ道 易老渡に続く林道は一部工事中。 R152号からの進入は迂回路(上村中学校の交差点)からの進入となります。 ・登山道 便ヶ島から西沢渡の遠山川沿い、易老渡から易老岳の登山道は崩壊している場所が少々あります。 ちなみに歩行距離、今回は迷った分は入れてません。 ・水場 静高平の水場は枯れてます・・。 そういえば小聖付近の水場は見つけれなかったなぁ。 ・温泉 ,ぐらの湯http://www.tohyamago.com/kankou/kagura/index.html 登山道に近く国道沿いで分かりやすい場所にあります。 600円の割に設備もよく良い湯でした。また来たいです。 △曚壇鬟▲奪廛http://www.ii-s.org/onsen/post_64.html やや離れてますが飯田市にあります。 400円とリーズナブルですが新しく綺麗な施設。 露天風呂が気持ちよかったです。 |
写真
感想
移動日
なんとなく聖岳に登りたくなり、ついでに光岳も・・ってことで、初の山小屋泊してみることにしました。予約不要とのことで、できれば茶臼小屋、いけなければ聖平、どちらかは行程次第ということにして、前日夕方に名古屋を出発。下道で向かいましたが、思ったより早く2時間ちょっとで登山口に近い「かぐら温泉」に到着。しかし道中で突如大雨&雷に襲われ、あまりの大雨に林道や登山道のコンディションが心配です。温泉は循環なのが残念ですが、値段・設備ともに良いところでした。
登山口への林道は噂どおり厳しい道でしたが、今回は会社に試乗がてら貸してもらったテリオスキッドなので楽勝。ちなみに林道は一部工事中で迂回路からの進入となりますのでご注意を・・(国道沿いに看板があります。)易老渡に11時頃着くと、10台ほど車が止まってました。朝まで仮眠しましたが思ったよりも寒かったです。毛布が必要でした。
登山初日
相変わらずの寝坊で4時出発のつもりが5時出発。光岳か聖岳どちらを先に回るか悩みましたが、明日の天気が読めないので先に聖岳へ。林道を少し歩き、便ヶ島に到着。ちょっとまったりして、登山道へ。斜面の崩壊が進んでおり、昨日の大雨で木が倒れたりしてました。有名な篭に乗ろうかと思ってましたが橋があったので、スルー。この辺りから一気に標高を1000mほど登ります。先に出た方々を10人ほど抜かしました。しかしキツかったですが、思ったよりも早く薊畑に到着。聖岳の雄姿が見えます。が、徐々にガスってきました・・。
小聖の辺りからシャリバテな兆候が。一気にペースダウンし、あまりにしんどくて途中でおにぎり補給し、山頂に到着。目の前に巨大な赤石岳の姿が見えます。塩見岳の岩峰や、仙丈が岳など、南アルプスの稜線を楽しみます。残念ながら悪沢岳はガスってました。風景を楽しみ奥聖へ。ガスが多くなってきましたが、たまに晴れます。ちょっと違った風景を楽しみ、再び聖岳へ戻り、赤石岳を眺めならラーメンタイム。さいこーです。
下山開始。一時間ほどで聖平小屋へ。山頂方面だけでなく、全体的にガスがひどくなってきましたが、まだ一時半。水を補給し、茶臼小屋へ。しかし聖小屋からは標高差が800m近くあるので、午前中の標高差2000mと合わせてかなり効きます・・。おまけにガスがひどく、ほとんど人も歩いておらず、雨もポツリポツリと。昨日の豪雨や雷が来たらヤバイとあせります。上河内岳(肩)に到着もひたすらガス。荷物をデポして山頂を踏み、茶臼へ向かったのですが、地図を見誤る間抜けなミスで登山道を行ったり来たり。一時間ほどロスし、結局茶臼小屋に着いたのは5時になってしまいました・・。初の山小屋泊。ガスっては居ましたがちょっとだけ夕焼けを楽しみながらビールタイム。明日は晴れると良いなぁと思いつつ、就寝。星空を期待しましたが、残念ながらほとんど曇りでした。
二日目
翌日も朝からガス。たまに晴れたので雲からのご来光は楽しめました。
茶臼〜喜望峰〜仁田岳〜易老岳へ。疲労のためか道中で古傷の右膝が痛み始めペースダウン。でも歩けないことはないので光岳へ。遅いペースながらも、ガスっていた付近もそこそこガスが晴れ、光岳に到着。展望台へ向かい、来て良かった〜と景色を楽しみ、せっかくなので光岩へ。思ったよりも下ります。光岩には誰も居らず、しばしゴロリ。ちょうどガスも晴れており、気持ち良いです。展望台でラーメンを楽しもうかと思いましたが、羽蟻(?)が鬱陶しいので光小屋でご飯。帰りにイザルヶ岳にも立ち寄り、縦走路で踏めるだけのピークを制覇し、満足感にひたりつつ一気に下山。行きが嘘のように、快調なタイムで易老岳へ。膝は登りは曲げる場面が多いのでキツかったです。でも後は下るだけ。しかしこの下りが体力的にしんどかった。下れど下れど先が見えない・・。コースタイムからして一時間半くらいでたどり着けると思いましたが、気づいたら二時間ノンストップで下ってやっと駐車場にたどり着きました。確かに標高1500mを下るんだからそうそう甘くはないですね。ヘロヘロになり、こっちから登らなくて良かったと思いました。
駐車場の斜面から沸いてる水を浴び、生き返りました。帰りは林道や町道から見える光岳を楽しみ、飯田市まで下りて「ほっ湯アップル」で痛めた膝を労わり、高速で帰宅。しかし恵那辺りから渋滞でうんざり・・。帰りも下道で帰るべきだったかな・・。ちなみにテリオスキッド、予想以上に良い車でしたが、今回は購入を見送ることにしました。登山の方は二日とも快晴とはいきませんでしたが、非常に良い山行でした。また快晴の日に来たいです。
初めまして。henatyokoさん。
同じ日に、逆コースで(我々は2泊3日で)登ってた3人組です。
記録を拝見すると、南岳〜聖平小屋付近で遭遇していますね。
(我々は3人ばらばらで、私は結構へろへろの頃です。)
憶えていらっしゃいますでしょうか?
しっかり奥聖岳、光岩も踏み、完全踏破!うらやましいかぎりです。
前日は、下の町のほうでも、やはり雷雨があったようで、
我々はテント内でひたすらブルブルふるえておりました。
縦走路は、やはり人が少ないなあ、と思いました。
(それがいいのですが・・。)
北岳から単独縦走の方にお会いしました。
私も基本単独です。
なにはともあれ、完全踏破おめでとうございます。
コメントいただきありがとうございます。
まさか誰かからコメントをいただけるとは思ってもなく、返事が遅くなってすいません。
はい、覚えております!南岳の手前だったと記憶しております。
小屋から一人しかすれ違わず、久しぶりに人に会えてかなり嬉しかったです。
私は体力的にも精神的にもかなりヘロヘロでした(汗)
前日は本当にすごい雨で道路は川になってましたよ。
林道が通行止めにならないか本当に心配でした・・。
雷もかなりすごかったですよね。
テントで過ごすのは相当大変ではなかったのではないでしょうか?
私は初の山泊でしたが、おっしゃるとおり、縦走は人が少なくて良いですね。
天気が良ければもっと良かったんでしょうけど・・
zunさんたちもお疲れ様でした。
また何か機会があれば、よろしくお願いします。
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