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Yamareco

記録ID: 4595974
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

上高地ー常念岳ー槍ヶ岳ー北穂ー周回

2022年08月12日(金) ~ 2022年08月16日(火)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
36:04
距離
60.2km
登り
4,711m
下り
4,723m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:43
休憩
0:49
合計
7:32
5:53
5:54
8
6:02
6:02
38
6:40
6:52
4
6:56
6:57
44
7:41
7:42
6
7:48
7:52
14
8:06
8:16
42
8:58
9:10
37
9:47
9:54
174
12:48
12:49
28
13:17
13:17
4
13:21
2日目
山行
7:48
休憩
0:15
合計
8:03
6:22
0
6:22
6:22
21
6:51
6:52
5
6:57
6:58
51
7:49
7:50
136
10:06
10:18
5
10:23
10:23
31
10:54
10:54
137
13:11
13:11
74
14:25
3日目
山行
7:46
休憩
0:35
合計
8:21
6:10
8
6:18
6:19
4
6:23
6:23
22
6:45
6:52
20
7:12
7:12
66
8:18
8:19
31
8:50
8:51
54
9:45
9:50
91
11:21
11:29
47
12:16
12:27
9
12:36
12:36
20
12:56
12:57
25
13:22
13:22
47
14:09
14:09
17
14:26
14:26
5
14:31
4日目
山行
7:46
休憩
1:57
合計
9:43
5:47
83
7:10
7:16
87
8:43
8:43
1
8:44
8:50
0
8:50
9:02
6
9:08
9:08
12
9:20
9:21
87
10:48
10:49
9
10:58
10:59
23
11:22
11:22
14
11:36
11:37
36
12:13
12:35
35
13:10
13:11
17
13:28
14:33
43
15:16
15:17
13
15:30
5日目
山行
1:37
休憩
0:02
合計
1:39
7:44
2
7:46
7:46
38
8:24
8:24
4
8:28
8:28
38
9:06
9:08
8
9:16
9:16
7
風は強かったが、結構ぐっすり眠れた。
天候 8/12 ガス 8/13晴れ 8/14晴れ、曇、午後から雨 8/15雨、午後から曇り 8/16曇り 風は毎日強い(特に西側から)
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
さわやか信州号は雨のためか、空席がかなりあった。
コース状況/
危険箇所等
キレットは雨だったので滑りやすいので、こんな日は止めたほうが無難。
ただ渋滞は全くなく、自分のペースで歩ける。
その他周辺情報 小梨平の湯は、早すぎたため利用できず。
そのまま入浴せず帰る。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
上高地到着時は降ってなかったが、予報通り降り出す。
2022年08月12日 05:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 5:53
上高地到着時は降ってなかったが、予報通り降り出す。
パノラマコースで涸沢と思ったが、計画通り常念岳を目指す。
2022年08月12日 08:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 8:13
パノラマコースで涸沢と思ったが、計画通り常念岳を目指す。
ツリガネニンジン。
2022年08月12日 12:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 12:45
ツリガネニンジン。
稜線到着。
2022年08月12日 12:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 12:47
稜線到着。
かなりの強風だが、視界はまあまあ。
2022年08月12日 12:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 12:52
かなりの強風だが、視界はまあまあ。
時折、雲がなくなり明神の稜線も見えるが、基本霧そして強風。
2022年08月12日 12:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 12:57
時折、雲がなくなり明神の稜線も見えるが、基本霧そして強風。
翌日、台風上陸で風はあるが青空が広がる。
予報によれば夕方まで好天。
2022年08月13日 06:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 6:25
翌日、台風上陸で風はあるが青空が広がる。
予報によれば夕方まで好天。
ほぼ快晴。
槍穂を見ながら蝶ヶ岳をあとにする。
2022年08月13日 06:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/13 6:25
ほぼ快晴。
槍穂を見ながら蝶ヶ岳をあとにする。
奥穂高には少し雲がかかるが次第になくなる。
2022年08月13日 06:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 6:25
奥穂高には少し雲がかかるが次第になくなる。
安曇野側は雲海。
2022年08月13日 06:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/13 6:26
安曇野側は雲海。
途中ブロッケンも。
2022年08月13日 06:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 6:56
途中ブロッケンも。
振り返ると蝶槍。
2022年08月13日 07:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 7:50
振り返ると蝶槍。
行く手に常念岳。
2022年08月13日 08:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 8:01
行く手に常念岳。
常念岳に少し雲がかかるが、今日は強風で雲の動きが早く、これも次第になくなる。
2022年08月13日 08:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/13 8:20
常念岳に少し雲がかかるが、今日は強風で雲の動きが早く、これも次第になくなる。
槍ヶ岳も雲覆われだす。
2022年08月13日 08:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/13 8:20
槍ヶ岳も雲覆われだす。
穂高も雲に覆われだす。
2022年08月13日 08:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/13 8:20
穂高も雲に覆われだす。
常念岳より。
蝶ヶ岳への稜線。
2022年08月13日 10:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/13 10:05
常念岳より。
蝶ヶ岳への稜線。
槍ヶ岳、キレット。
2022年08月13日 10:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/13 10:05
槍ヶ岳、キレット。
奥穂高。
雲と青空のコントラストが殊の外鮮明。
2022年08月13日 10:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/13 10:05
奥穂高。
雲と青空のコントラストが殊の外鮮明。
常念小屋へ下り途中、前常念岳。
2022年08月13日 10:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 10:19
常念小屋へ下り途中、前常念岳。
常念岳を後に横通岳、東天井岳、大天井岳と続く稜線に向かう。
2022年08月13日 10:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/13 10:26
常念岳を後に横通岳、東天井岳、大天井岳と続く稜線に向かう。
槍ヶ岳の雲が再び切れる。
台風の影響だろう。今日は雲の動きが早い。
2022年08月13日 10:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
8/13 10:26
槍ヶ岳の雲が再び切れる。
台風の影響だろう。今日は雲の動きが早い。
ミヤマコゴメグサ。
2022年08月13日 11:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 11:39
ミヤマコゴメグサ。
この時間までは時折雲が邪魔をするが、槍穂を見ながらの縦走は心地いい。
2022年08月13日 11:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
8/13 11:52
この時間までは時折雲が邪魔をするが、槍穂を見ながらの縦走は心地いい。
前穂高岳、奥穂高、北穂高。
2022年08月13日 11:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/13 11:52
前穂高岳、奥穂高、北穂高。
越えてきた常念岳。
2022年08月13日 11:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 11:52
越えてきた常念岳。
常念小屋から大天井岳まで、起伏の少ない森林限界越えの気分の良いルートが続く。
台風のためか登山者の数もかなり少ない。
2022年08月13日 12:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 12:10
常念小屋から大天井岳まで、起伏の少ない森林限界越えの気分の良いルートが続く。
台風のためか登山者の数もかなり少ない。
午後になると安曇野側から徐々に雲が湧き出してくる。
2022年08月13日 13:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 13:04
午後になると安曇野側から徐々に雲が湧き出してくる。
東天井岳を通り過ぎたあたり。
2022年08月13日 13:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/13 13:49
東天井岳を通り過ぎたあたり。
イワツメクサ。
2022年08月13日 13:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/13 13:54
イワツメクサ。
大天井岳到着。
2022年08月13日 14:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/13 14:18
大天井岳到着。
朝6:00。
ちょうど小屋の客の出発時刻だが登山者は少ない。
2022年08月14日 06:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 6:06
朝6:00。
ちょうど小屋の客の出発時刻だが登山者は少ない。
どんよりとし曇り空の中槍ヶ岳へ。
2022年08月14日 06:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 6:07
どんよりとし曇り空の中槍ヶ岳へ。
安曇野側もどんよりとした雲に覆われる。
2022年08月14日 06:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 6:07
安曇野側もどんよりとした雲に覆われる。
コウメバチソウ。
2022年08月14日 07:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 7:01
コウメバチソウ。
赤岩山。
2022年08月14日 07:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 7:17
赤岩山。
朝方より天候回復かと期待が膨らむ。
2022年08月14日 07:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
8/14 7:23
朝方より天候回復かと期待が膨らむ。
常念岳もだいぶ遠くなる。
2022年08月14日 08:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 8:24
常念岳もだいぶ遠くなる。
ミヤマキンポウゲ。
2022年08月14日 08:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 8:24
ミヤマキンポウゲ。
ミヤマコウゾリナ。
2022年08月14日 08:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 8:24
ミヤマコウゾリナ。
トリカブト。
2022年08月14日 08:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 8:32
トリカブト。
天気が怪しくなる。
2022年08月14日 08:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 8:51
天気が怪しくなる。
奥穂高も見納め。
2022年08月14日 08:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 8:51
奥穂高も見納め。
東鎌尾根を行く。
2022年08月14日 09:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 9:59
東鎌尾根を行く。
イワギキョウ。
2022年08月14日 11:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 11:14
イワギキョウ。
トウヤクリンドウ。
2022年08月14日 11:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 11:19
トウヤクリンドウ。
ウサギギク。
2022年08月14日 11:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/14 11:59
ウサギギク。
槍ヶ岳山荘からは風雨ともに強まる。
2022年08月14日 14:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 14:25
槍ヶ岳山荘からは風雨ともに強まる。
南岳サイト地は石積みで強風がかなり防げ助かる。
それでも風雨の中のテント設営、撤収は大変だった。
この3日間いずれも風が強く、久しぶりに昔の訓練が役立った。
2022年08月15日 05:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 5:44
南岳サイト地は石積みで強風がかなり防げ助かる。
それでも風雨の中のテント設営、撤収は大変だった。
この3日間いずれも風が強く、久しぶりに昔の訓練が役立った。
雨の中、南岳小屋を後にキレット越えに。
2022年08月15日 05:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 5:47
雨の中、南岳小屋を後にキレット越えに。
ほぼ最低鞍部付近。
雨でザックがずしりと思い。
2022年08月15日 06:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 6:42
ほぼ最低鞍部付近。
雨でザックがずしりと思い。
ガスの中亡霊のように映る岩場が連続する。
2022年08月15日 07:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 7:47
ガスの中亡霊のように映る岩場が連続する。
涸沢に近づきようやく視界が効く。
2022年08月15日 10:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 10:28
涸沢に近づきようやく視界が効く。
涸沢のテントも極めて少ない。
2022年08月15日 10:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 10:54
涸沢のテントも極めて少ない。
毎年シーズンラストに来るので、この吊橋がある期間にくるのは初めてだ。
2022年08月15日 12:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 12:08
毎年シーズンラストに来るので、この吊橋がある期間にくるのは初めてだ。
横尾到着。
今日も明日も天気はだめのようだ。
2022年08月15日 14:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 14:02
横尾到着。
今日も明日も天気はだめのようだ。
徳沢園手前で。
危険、厳重警戒、警戒、ありえない。
2022年08月15日 15:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 15:18
徳沢園手前で。
危険、厳重警戒、警戒、ありえない。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

8/12
いつもの夜行バスで上高地に早朝5:30に到着。毎年晩秋に利用するが、その時はまだ暗くそして寒いが、今の時期はすでに明るく、気温も丁度よい。
 いつもながら横尾までの平坦路が長い。ここから今日は蝶ヶ岳に向かう。出来れば常念岳までと考えたので、長塀尾根を避けたが、天気も悪く、稜線はかぜがかなり強かったので、初日は無理をせず、蝶ヶ岳に天張る。
結構風が強く、久々に強風下のテント張りを体験。
明日以降の天気を確認しようとスマホを見るが、旗が上がらない。小屋の方いわく安曇野側が比較的良好らしいがこの日は気象条件が悪くそのためかと思った。だが夕方周りの方はドコモ電波がつながるようだ。こんな時に携帯のまさかの故障か、多分違う料金未納で通信斬られたのだ。事情は向こうの手違いなのだか、今更感だ。やっぱり楽天モバイルはキャンセルするか。
8/13
夜間、風雨が強く何度か目が覚める。翌日も4:00に起きるも、風が強くテント撤収を考えると気がめいる。久々の強風の中のテント設営そして撤収、昔の手順を思い出しながら無事完了したが、お気の毒にテントを飛ばされてしまった方がいた。設営すれば、かなりの強風に耐えるそうだが、設営、撤収はかなりリスキーだと実感。
朝の強風も次第に収まり、10:00位までは快晴。その後雲が出だすが12:00くらいまでは槍穂も見え隠れする程度だつたが、午後からは雲の中となる。一方表銀座側は快晴とはいかないまでも太陽の照り返しが結構きつい。常念小屋を過ぎると、大天井岳まで起伏が少ない森林限界越えの山道が気持ち良い。
8/14
昨夜はかなり風雨が強よく何度か起きた。3:00にに起きるつもりが、気持ちが萎えて4:00まで寝袋に。日の出を過ぎると少し風が収まるが、結構強風。昨日の件を見ているので、手順に従い慎重に撤収。天気は朝方は快晴だが、何時まで持つか、せめて槍ヶ岳まて持ってくれればと期待して大天井岳を後にするが、直後大天井岳に登るために引き返す。
今回のルートは40年以上前にどこも歩いているはずだが全く記憶がなく、初めて歩くも同然。
天気は西岳まではなんとか槍穂、常念岳、大天井岳と見渡せたが、東鎌尾根の途中からは残念ながらガスにつつまれる。そして槍ヶ岳に近づくにつれ風も強くなる。途中の岩場箇所もガスで周囲が見えず、高度感がなく、緊張感も乏しい。ただ、
槍ヶ岳小屋までがやたら長い。とくに最後の400mからの表示板の100m毎のカウントが悩ましかった。
ようやく槍ヶ岳小屋に到着。暫く休憩していると、雨がポツポツとから次第に強くなる。ソフトシェルを装着して南岳に向うが、飛騨側からの風が常時強く、これに雨が断続的に強弱降ってくる酷い天気となる。ただ、槍沢側に入ると風は殆ど気にならないので、そこで休息する。南岳のテント場は飛騨側の斜面なのでまともに風を受け、設営は難儀するかと懸念したが、風除け石が積まれており、これがかなりの効果があり助かる。この日は小屋泊まりに変更した方も多くテントは4張りとさすがに少ない。テント設営後に雨脚が一段と強まったが、テント浸水もなく助かった。昔のテントならずぶ濡れ必至だ。
8/15
昨晩はかなり雨脚が強かった時間も有ったが、今朝はす少し小降りになった気がする。風も少し収まったが、テント撤収は今日も気を使う。
強風、雨の中のテント場を出発、キレット、北穂高岳に向う。風は冬山に比べれば大した事ないが、雨で岩場滑りやすく、これには細心の注意を払う。昨日と同様、飛騨側が強風。上高地側は殆ど風〜感じない。いつもはかなりの渋滞で時間待ちで悩まされると聞くが、さすがこの日は、キレット最低鞍部を越えたところで1名すれ違っただけ、誰にも会わない。キレット付近で休憩後は上り400mほどを一気にと思ったが、ザックが雨でずっしり重く、途中で萎える。そして頂上直下でまた200mの標識。この急登の200はやたらと長い。頂上小屋で熱いコーヒー一杯を期待して、最後の石段を登る。
頂上小屋には、雨の中のでも数名の登山者。皆さん雨の中、そしてコロナでもやってくる物好きだ。
ここから先は毎年歩く勝手を知った道だ。但し、積雪が無い時期に歩くのは久しぶりだ。南陵ルートの岩場、はしご、鎖場は、今まで同様、油断禁物、慎重に下る。標高が下がるとようやくガスが切れて涸沢テント場が見えて来たが、涸沢にしてはテント数は極わずか。
 今日のうちに上高地そして最終バスに乗る必要もないので、涸沢にテント泊とも思ったが、明日の天気を考えるとここでテン泊する気にもなれない。まずは梓川まで下ることにする。横尾、徳沢園、小梨平どこでも良かったが、中間の徳沢園に天張る。
8/16
 朝はのんびりと出発。小梨平でひと風呂浴びたかったが営業は午後から、しかも人数制限予約制との事で諦め、バス電車と乗り継ぎ帰る。
 

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体力レベル
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燕岳から蝶ケ岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
キャンプ等、その他 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から涸沢にテント泊で周辺の紅葉景勝地の散策も
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地〜横尾〜徳沢
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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