塩見岳 〜深山と高山に咲く花々

2022年08月19日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 26.6km
• 登り: 2,171m
• 下り: 2,174m

コースタイム

鳥倉林道第二駐車場 - 鳥倉林道ゲートP - 鳥倉林道登山口(カラマツ林の尾根取付) - 豊口山分岐 - 水場 - 塩川小屋分岐 - 三伏峠小屋 - 三伏山 - 本谷山 - 塩見新道分岐 - 塩見小屋 - 塩見岳

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・鳥倉林道の第二駐車場利用（鳥倉林道ゲート前の第一駐車場は満車）
・長野県道59号松川インター大鹿線は新しいトンネルができ、車幅の狭い区間の拡幅工事が進み、以前より通行しやすくなっていました

コース状況／危険箇所等

・ほとけの清水は水量豊富で利用可

写真

ホシガラス

三伏山からの美ヶ原越しの頚城山塊（焼山-火打山-妙高山）

空木岳と右奥の御嶽山の山頂部

燕岳越しの立山と剱岳

三伏峠の高山植物保護エリア

聖岳

兎岳-小兎岳-中盛丸山-大沢岳

中央アルプス
中央付近手前に豊口山と背後に重なるように鳥倉山
その奥に伊那山地と伊那谷

宝剣岳-木曽駒ヶ岳と三伏峠小屋に荷揚げに向かうヘリコプター

三伏峠小屋に荷物を下ろすヘリコプター
帰りにゴミを引き上げて、繰り返し荷物を搬送していました

稜線部でホシガラスが食い散らかしたハイマツの実

タカネコウリンカを訪問中のクモマベニヒカゲ♂
鹿が食べないのか、草地にこの花が沢山咲いていました
満開やや過ぎ

北アルプス
穂高岳と槍ヶ岳

仙丈ヶ岳
右手前に仙塩尾根

塩見小屋近くからの塩見岳

塩見小屋、標高2,760m
2016年に伊那市が建て替え
下：旧塩見小屋

農鳥岳

塩見岳山頂への急登
山頂はこのピークの背後

山頂方面から振り返る塩見小屋のある小ピーク

塩見岳山頂
ここで初めて富士山が姿を現しました

西峰の二等三角点『塩見山』3047.28m
背後に北岳-間ノ岳

東峰（標高3,052m）からの塩見岳西峰

雲海に浮かぶ富士山

荒川三山

蝙蝠岳

白峰三山

山頂のエルタテハ
後翅の裏面に白い『L文字』の斑紋
ヒオドシチョウとキアゲハもいました

山頂部から見下ろす塩見小屋
右上がヘリポートかな？

八ヶ岳（天狗岳-阿弥陀岳-横岳-赤岳）

本谷山の北側の稜線部からの塩見岳

悪沢岳

塩見岳の山頂部（西峰と東峰）
それぞれの山頂にいる方は本日の塩見小屋の宿泊者でしょう

甲斐駒ヶ岳
残雪のように見える花崗岩の岩肌

本谷山の山頂
三等三角点『黒川』2658.33m

三伏山からの塩見岳

三伏山の山頂は、360度の展望地
朝は塩見岳方面などは逆光

小河内岳

赤石岳
左端に小赤石岳

三伏峠小屋のキャンプ指定地
朝はテントが全くありませんでした、朝ヘリコプターによる荷揚げのため撤収の要請があったようでした

三伏峠小屋

鳥倉林道の鳥倉登山口にバス停
伊那バスの南アルプス登山バスの鳥倉線が運行中（松川インター行き）
この先カラマツの植林地の急登
下山時植林地内でニホンジカに遭遇
周辺にはマルバダケブキが沢山咲いていて、鹿が食べないようです
伊吹山でも山頂部にマルバダケブキの群落があり、鹿が食べないようです
キオンも食べないようです

■南アルプスの花など
フシグロセンノウ

ビランジ

ハナイカリ

レイジンソウ

ウメバチソウを訪問中のヒラタアブの仲間

ハクサンフウロを訪問中のハナバチの仲間？

ウサギギク

タカネニガナ

タカネヒゴタイ

トヤクリンドウ

コバノコゴメグサ

シコタンソウ

シコタンハコベ

ミヤママンネングサ

イワベンケイの雌株

チシマギキョウ

イブキジャコウソウ

セリバシオガマ、トモエシオガマ
タカネシオガマ、ヨツバシオガマ

ヤマハハコ、ホソバノヤマハハコ？、トダイハハコ、ウスユキソウの仲間

ナンバンハコベ、ボタンヅル、ダイモンジソウ、カニコウモリ、コウモリソウ
イワツメクサ、タカネツメクサ？、ムカゴトラノオ、センジュガンピ、サラシナショウマ
マルバダケブキ、キオン、メタカラコウ、キツリフネ、クモマスミレ？
タカネグンナイフウロ、オヤマリンドウ、ソバナ、フジテンニンソウ？、フジアザミ

コケモモ、イワウメ、ウラシマツツジの紅葉、ミヤマダイコンソウ
シナノキイチゴ、コガネイチゴ、エビガライチゴ、スグリ
イワオウギ、イボタヒョウタンボク？、トチバニンジン、イケマ

シャクジョウソウ

キソチドリ

ミヤマフタバラン

ヒメミヤマウズラ

ミヤマモジズリ

ネジバナ、ネジバナ、コフタバラン、コフタバラン、コイチヨウラン、ホザキイチヨウラン、クモキリソウの小群落（根本に発芽したと見られる葉のみの若い株）

装備

MYアイテム

アルプス岳

重量：-kg

感想

アルプス岳

一時的な秋の気圧配置となり、湿度が低く山上は快適で、タオルが不要でした。
トレイルランニングスタイルの方が多く、塩見岳に向かう途中に次々に追い越してもらいました。
夏の高山植物の花は、わずかとなっていました。
時間切れて三伏峠の高山植物保護エリアには立ち寄りませんでした。
南アルプスと中央アルプスの山肌には全く残雪が見られませんでした。遠くの北アルプスの立山、剣岳などの谷部にはまだ多くの残雪が見えていました。
下山時の鳥倉林道の第一駐車場は、半分強ほどとなっていて、第二駐車場は半分弱となっていました。休日の早朝などは、駐車困難となることもありそうです。

【 バックナンバー　塩見岳周辺】
・6月4日 (2016年)『小河内岳 〜シナノコザクラ・クモイコザクラ・南アルプスの花束をレコニOGC55』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-890258.html
・6月14日 (2014年)『小河内岳 〜お久しぶりの南アルプスで雷鳥と雲居小桜がお出迎え』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-464158.html
・6月17日 (2017年)『小河内岳の花図鑑 〜富士山とアルプスが見える稜線歩き』https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1173314.html
・6月21日 (2022年)『烏帽子岳 〜コヒナリンドウ・シコタンソウ・クモイコザクラ』https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4420944.html
・7月21日 (2022年)『烏帽子岳 〜三伏峠のお花畑が鹿の食害で東側全滅か？』https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4505842.html
・8月19日 (2022年)『塩見岳 〜深山と高山に咲く花々』https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4603800.html
・9月7日 (2021年)『烏帽子岳・三伏山から富士山の初冠雪と花図鑑』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3497225.html
・9月12日 (2015年)『塩見岳 〜秋晴れ稜線歩き富士山を望む』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-715034.html
【塩見岳からのパノラマ展望360度】富士山→蝙蝠岳→荒川岳→小河内岳→烏帽子岳→中央アルプス→北アルプス→仙丈ヶ岳→甲斐駒ヶ岳→北岳→間ノ岳→農鳥岳→富士山


・10月15日 (2015年)『小河内岳 〜南アルプスの稜線からの富士山とご来』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-738528.html