薬師岳(五色ヶ原山荘休業で縦走できず)
- GPS
- 22:26
- 距離
- 35.3km
- 登り
- 2,684m
- 下り
- 2,679m
コースタイム
- 山行
- 3:37
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 4:18
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 8:34
- 山行
- 9:16
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 11:28
天候 | 晴・強風雨・晴/ガス/小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路:黒部平or黒部ダムに抜ける予定が五色ヶ原山荘休業で折立に戻る。太郎平小屋前からタクシーを呼び折立16:30で富山市内へ。太郎平小屋前からはsoftbank, auともにNG、docomoで通話できた |
コース状況/ 危険箇所等 |
薬師岳〜北薬師岳の岩場は慎重に |
写真
感想
小屋泊とテン泊の混成パーティで折立から薬師岳・五色ヶ原・一ノ越を経て黒部平への縦走の予定が、スゴ乗越小屋泊の夜に次の五色ヶ原山荘がコロナで臨時休業を知る。スゴまで来てですか〜、しかも前日夜に〜状態。7月に入って小屋閉鎖は発生していたのに他人事だったことを反省。救いはテン場でnet・telが使えてすぐに対応ができた事。
【計画変更】
五色ヶ原は越えたい、平ノ小屋迄は折立戻りよりCTが短いのでTelするも満室、残念。となると戻るしかない、CT 9h超えは我々の脚前では休み入れて10h以上かかる。途中の小屋は太郎平小屋満室、薬師岳山荘はTel受付時間の20:00を過ぎて明朝確認。でも、折立に戻るのが一番早い。明朝出発を5:15〜30として携帯が繋がる所で薬師岳山荘に連絡し、へばった場合に備えて小屋泊確認をすることとした。
【縦走を諦め折立に戻る】
6:00過ぎに薬師岳山荘にTelしたところ空きありとのこと。完全予約制の山小屋予約にあって当日朝のTelで暖かな女将の応対に感謝しかありません。薬師岳山荘到着時点で皆さん元気なので折立へ。太郎平小屋前でタクシーを予約、下山後お風呂に寄ってもらい富山駅19:00着。
【コロナ新常態での縦走について】
縦走途中の小屋が突然のコロナ休業になると、混雑時期の計画変更は困難を極める。同じ境遇のパーティも多かったでしょう。五色ヶ原山荘のHPには『キャンプ場のご利用もお控えください』とあるので、小屋スタッフのリソース不足でテン場の整備もできないのでは? もし水場が維持できないとマズい。そして、山奥に入れば入るほど登山口に戻るのが大変。電波が通じる所で後行程の小屋営業確認は重要。小屋利用ができないと判った時点で体力的にも確実に登山口まで戻る計画としておくか・・。そう考えると小屋利用は1泊がリスクが少ない。
なお、コロナによる教訓とは別に、レインウェアの撥水が取れて全身がずぶ濡れとなったのも反省点。帰宅後、洗濯・撥水剤漬け・アイロンがけした。また、濡れたテントは、食料・酒が無くなった以上に重く感じた。こちらも撥水加工を検討したい。
同行の皆様、ご苦労様でした。縦走ができず、ガスと強雨を味わう修行山行になった感がありますが、薬師岳に2回登頂し、雷鳥も2度も真近で見れました。ありがとうございました。
荷重は、水分2L込で15.0kg+カメラ2.2kg。
水分消費は、初日:スポーツドリンク500、ほうじ茶500、Hot紅茶100、計1,100ml
二日目:スポーツドリンク500、Hot紅茶100、計600ml
最終日:スポーツドリンク400、ほうじ茶300、Hot紅茶100、計800ml
2022年8月23日(火)22:15記
薬師岳を五色ヶ原へ越えてみたくて山行に参加させて貰った。2日目の薬師岳山頂を越える日は、予想以上の悪天候の暴風雨で、危険な岩場を慎重に通過しやっとの思いでスゴ乗越小屋に到着しました。ほっとしてさあ寝ようと思った時に知らされたのは、明日の予定していた五色ヶ原小屋が閉鎖になると言うショックな情報でした。
無事に下山する最善を話し合いリーダーと仲間の結論は、同じコースを戻る事です。
納得です。
翌日は五色ヶ原に思いを残しながら、泣く泣く同じコースを引き返しました。
色んなアクシデントの中、皆を纏め手配して頂いたリーダーシップと、怪我もなく下山出来た事に感謝します。
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