檜尾岳・空木岳縦走

2022年08月21日(日) ~ 2022年08月22日(月)

• GPS: 14:11
• 距離: 20.1km
• 登り: 1,246m
• 下り: 3,031m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:47
• 休憩: 0:21
• 合計: 3:08

12:09 千畳敷駅
12:30 12:33 極楽平
12:43 12:43 島田娘
13:29 13:29 濁沢大峰
14:42 14:46 檜尾岳
14:57 15:11 檜尾小屋
15:17 檜尾岳

2日目

• 山行: 9:29
• 休憩: 1:20
• 合計: 10:49

4:57 檜尾岳
5:21 5:21 大滝山
6:36 6:42 熊沢岳
8:00 8:07 東川岳
8:23 8:31 木曽殿山荘
10:04 10:39 空木岳
10:44 10:48 空木駒峰ヒュッテ
11:08 11:09 駒石
11:26 11:32 空木平カール分岐点
12:12 12:12 ヨナ沢ノ頭
12:31 12:32 小地獄
12:36 12:44 大地獄
13:26 13:27 マセナギ
13:35 13:36 尻無
14:06 14:06 池山尾根水場
14:36 14:36 タカウチ場
14:59 14:59 林道終点
15:11 15:11 空木岳登山道入口
15:15 15:16 空木岳登山道取付地点
15:34 15:35 空木岳登山口駐車スペース
15:46 ゴール地点

天候

■初日：霧ときどき雨
■二日目：霧のち快晴のち霧

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

■往路：バスタ新宿(6:45)から高速バスで駒ヶ根バスターミナル(10:15)へ
　2席専有できる「ひとりだけシート」利用。5000円。超快適。
　ハイウェイバスドットコムで予約・支払い可能。
　乗車時はスマホアプリの画面を見せるだけでOK。
■復路：駒ヶ根バスターミナル(17:00)から高速バスでバスタ新宿(20:45)へ
　帰りも「一人だけシート」。10分ほど早く新宿に到着した。

コース状況／危険箇所等

稜線上に何箇所かある岩場は、濡れていると滑りやすいので要注意。
特に空木岳手前は鎖があって然るべき切り立った岩を手足で登る必要がある。
リボンやペイントは豊富だが、一部欠けているところがあるのでGPSマップをよく見ると良い。

下山路は分岐からマセナギまで非常に道が悪く歩きにくい。
大地獄のほぼ垂直に切り立った岩にかかる長い鎖や、急な丸太のはしごなど、滑ったら大怪我間違いなし。慎重に慎重を重ねて歩いた。

安心して歩ける割合は少ないと思った方が良い。健脚者向き。

その他周辺情報

初日のランチは千畳敷のレストランでソースカツ丼。1200円
ランチボックスに入っていてボリューム控えめだけど美味しかった。

下山後、早太郎温泉こまくさの湯で汗を流す。700円。
貴重品ロッカーは100円だが戻ってくるタイプ。
バスの時間の都合でカラスの行水だったが、お湯の質が良く、また入りに来たい。

写真

8/21 6:32

新宿駅の新南改札から出て左折し、エスカレータを登るともうバスタ。

8/21 6:34

空港にいるみたい。

8/21 6:36

すぐにバスが来ました。

8/21 6:40

往路は先頭左側。一人だけシートなので2席独占。5000円。

8/21 6:40

でも実はガラガラで、4000円の普通席でも2席独占でした。まあ1000円で安心を買えるなら安いものだ。

8/21 6:41

先頭は足を伸ばせないというけどその通り。でも2席あるので斜めに伸ばせるから問題なし。

8/21 6:46

8/21 7:56

高速の途中で青空が見えてきた。一安心。

8/21 8:15

100Vのコンセントもあります。でもケータイの充電限定みたい。ゲーム機の充電もだめなんだって。ご注意ください。

8/21 8:32

最後尾の席はこんな感じ。

8/21 8:35

双葉サービスエリアで10分間の休憩。

8/21 8:36

似たようなバスがたくさん止まっているので、表示をよく覚えておきましょう。

8/21 10:06

高速を降りると長野らしい景色が広がっていました。

8/21 10:17

8/21 10:25

駒ヶ根バスターミナル到着。降りてすぐのところに喫茶店があり、トイレを使わせてもらえます。

8/21 10:28

駒ヶ根駅まで徒歩3分。

8/21 10:28

ロープウェイ行きの始点からバスに乗ります。

8/21 11:16

定刻通りにしらび平到着。

8/21 11:16

行列ができることは分かっているので、さっさと切符売り場へ。

8/21 11:18

最終的にこのスペースをぐるりと囲むように行列ができました。全員乗れたのかな？

8/21 11:20

30分おきの運行。

8/21 11:28

先頭の方だったので、景色が良く見える角地に立てました。ガスってたけど・・・

8/21 11:42

千畳敷到着。まずはレストランへ。

8/21 11:45

ソースカツ丼を頂きます。素っ気ない外見だけど思ったより美味しかった。

8/21 12:07

ガチ登山者と普段着の一般人が交錯する場所。本当は絶景なんだけどなー。

8/21 12:07

宝剣岳の看板周辺は工事中でした。

8/21 12:10

では出発。

8/21 12:35

25分で極楽平到着。

8/21 12:36

去年はこっちに向かったなー。

8/21 12:35

今年はこっちです。

8/21 12:39

晴れていたらすごい景色なんだろうな。

8/21 12:46

8/21 12:51

8/21 12:57

8/21 12:58

気持ちの良い稜線歩き。

8/21 13:00

晴れていたら（略）

8/21 13:06

少し雲が減ってきました。

8/21 13:06

青空！

8/21 13:09

と、思いきや、またガス。

8/21 13:12

これに登ったわけではありません。

8/21 13:13

赤い実。

8/21 13:13

黄色い花。

8/21 13:15

先が全く見えない。

8/21 13:28

濁沢大峰。中央アルプスの山頂標はみんなこんな感じでガッカリ感がすごい。観光資源として、誰か何か言わないのかな？

8/21 13:33

危険な感じの鎖が出てきました。

8/21 13:36

このステップは意外と滑らないのですが、湿っていたのでやっぱりちょっと怖い。

8/21 13:41

痩せ尾根。ついに雨が降ってきました。

8/21 13:41

レインウェア装着。

8/21 13:54

濡れた垂直のはしご。まあはしごは手を使いやすいからそれほど怖くない。

8/21 13:59

可憐な花。

8/21 13:59

賑やかな花。花の名前は調べて後から記入します。

8/21 14:04

昔は鎖だけだったんだろうか。

8/21 14:06

少し明るくなってきた。

8/21 14:07

緑の谷間。

8/21 14:08

美しい稜線がまた見えてきた。

8/21 14:15

濡れそぼった緑とわずかな青空。

8/21 14:16

渓谷。

8/21 14:21

ハイマツの道。

8/21 14:32

アルプスらしくなってきた！

8/21 14:33

立体的な雲。

8/21 14:33

抜けた！

8/21 14:33

山の天気は本当に変わりやすい。

8/21 14:33

空木岳が初お目見え。

8/21 14:35

雷鳥発見！よく見ると奥にもう一羽います。

8/21 14:38

足に識別標がついています。近づいても全然逃げる気配ありませんでした。

8/21 14:44

檜尾岳登頂！

8/21 14:46

だれもいないのでカメラを地面においてセルフ撮影。

8/21 14:43

標高2,728メートル。

8/21 14:45

山頂標の向こうに檜尾小屋が見えます。

8/21 14:47

ポツンと一軒家。

8/21 14:47

8/21 14:47

もともと無人の避難小屋でしたが、今年から有人小屋になっています。

8/21 14:50

檜尾岳から小屋に至る道は天空のお花畑。

8/21 14:50

8/21 14:50

8/21 14:50

8/21 14:51

8/21 14:51

8/21 15:05

テント場にテントをデポして、その先にある小屋へ受付に来ました。

8/21 15:05

許可をいただいて新築の小屋内を撮影しています。

8/21 15:05

売店も充実。

8/21 15:05

ここで食料を買ってもいいかも。

8/21 15:05

これ上手にできていますよね。

8/21 15:06

カモやんプロフィール。おもしろいw

8/21 15:06

ビールを一本買いました。ここから取るのではなく、冷蔵庫から冷えた缶を渡してくれました。

8/21 15:06

8/21 15:06

檜尾小屋外観。

8/21 15:07

トイレもとてもきれい！匂いはあるし、網戸の外はブンブン虫が飛んでいるけど、それでも十分快適と言えます。

8/21 15:13

テント場へ戻る道。水たまりができていました。

8/21 15:17

翌朝出発時は、テント場にあるこのポストにプレートを返却するだけ。小山で行かずに済むので助かります。

8/21 15:17

私は4張り目でした。東側が開けた場所を選択。空いているときは自由に場所を選べるのだそうです。

8/21 15:18

ごく僅かに傾斜があるので、平らなところが人気みたい。

8/21 15:19

今回の荷物。ビールを除いて16kgありました。飲料が2.7kg。もっと減らしたいな〜。

8/21 15:47

テントを立てて雨具を干します。

8/21 15:47

ザックカバーはこちら。

8/21 15:47

ひとまず乾杯！このあと雨がザーッと降ってきました・・・

8/21 16:24

虹だ！の声を聞いて外に出てみると、確かに見事な虹。

8/21 16:25

パソコンの壁紙のような鮮やかな青と緑。

8/21 16:25

8/21 16:25

檜尾小屋にかかる虹。

8/21 16:26

植物も鮮やか。

8/21 16:29

虹の行方は。

8/21 16:31

空木岳も顔を出しました。

8/21 16:32

8/21 16:33

テントは最終的に6張りでした。

8/21 17:04

今日の夕食。

8/21 17:07

アルファ米にお湯を注いだあと、順にレトルトを温めます。

8/21 17:12

また怪しげな雲が。

8/21 17:21

豚の角煮トロトロ。

8/21 17:21

アルファ米のパックに欧風ビーフカレーと豚の角煮を投入。混ぜ混ぜして食べると美味しい！

8/21 17:45

食後、小屋の先5分の場所まで水を汲みに来ました。途中はしごがありました。

8/21 17:47

この日は勢いよく水が出ていました。

8/21 17:47

水場は結構不安定な場所にあります。

8/21 17:47

サンダルで来たからちょっと大変。

8/21 17:48

檜尾尾根からちょっと外れたところです。

8/21 17:55

夕暮れてきた。

8/21 17:55

檜尾小屋の裏手から。小屋がワイヤで固定されています。

8/21 17:56

沸き立つ黒雲。

8/21 17:57

こうしてみると檜尾岳まで結構な登りに見える。

8/21 18:31

黒雲の向こうの夕焼け。

8/21 18:31

早いけどおやすみなさい。

8/21 21:31

ふと目が覚めて外を除くと晴れてる！とりあえずテントの中から一枚。

8/21 21:34

アンドロメダ銀河もしっかり写ってます。

テント場に落ちる天の川。

射手座方向の天の川もう一枚。

夏の大三角形と天の川。

8/22 3:56

曇ったので本格的に眠って3時半起床。空はすっかり冬の星座。下弦の月も昇って来ました。

8/22 4:46

半数のテントは既に出発した後でした。みんな早いなあ。

8/22 4:46

4時45分、二日目スタート！

8/22 4:55

再び檜尾岳。

8/22 5:12

ガスに包まれています。

8/22 5:38

日の出時刻を過ぎた頃、急速に晴れてきました。

8/22 5:41

8/22 5:42

幻想的な朝日。

8/22 5:42

と思ったらまたガス。

8/22 5:51

右側の道からも先に進めますが、ここはやっぱり岩の上ですよね。

8/22 5:54

8/22 5:57

またもや幻想的になってきた。

8/22 5:59

8/22 5:59

8/22 6:04

8/22 6:09

丸い虹の輪。

8/22 6:15

御嶽まで見えるようになりました。

8/22 6:15

8/22 6:15

陰影が濃い。

8/22 6:15

去年行った御嶽アップ。きっと向こうも晴れて絶景でしょう。

8/22 6:16

8/22 6:25

歩いてきた山々。

8/22 6:29

熊沢岳にいた方に撮っていただきました。今回山頂に人がいたのはここと空木岳のみでした。感謝！

8/22 6:30

雲海を照らす朝日。

8/22 6:30

素っ気ない山頂標。

8/22 6:31

空の青さが際立つ。

8/22 6:31

さて、では先に進みましょう。

8/22 6:34

影熊沢。

8/22 6:35

くっきりブロッケン現象。

8/22 6:36

8/22 6:41

行く手に見えるは東川岳と空木岳。

8/22 6:41

南アルプスの山々。

8/22 6:41

地球は丸かった。

8/22 6:41

青空へ登っていく道。

8/22 6:41

8/22 6:49

熊笹に挟まれて下半身がびしょびしょになります。

8/22 6:51

8/22 7:01

基本的には稜線よりやや西に下った道となっています。

8/22 7:01

8/22 7:13

8/22 7:19

またガスが上がってきました。

8/22 7:25

空木岳はガスに飲まれました。

8/22 7:29

ペイントは豊富です。

8/22 8:02

東川岳登頂！うっすいなー。

8/22 8:02

どんどんガスに包まれていきます。

8/22 8:04

いったん木曽殿山荘に向けて下ります。

8/22 8:09

ちらっと見えた空木岳。

8/22 8:11

ここは足を滑らせたら一巻の終わりだな。

8/22 8:20

くねくねと急な下り坂を降りて、木曽殿山荘。

8/22 8:24

大きな山荘ですね。

8/22 8:32

ここでベンチに座ってスニッカーズを補給。パッキングも見直して、いざ出発！

8/22 8:57

とにかく急な上り坂。

8/22 9:09

岩を乗り越えて行きます。

8/22 9:20

どこをどう行けと？

8/22 9:23

噂の第1ピーク。騙されないぞ！

8/22 9:23

まだまだ続く。

8/22 9:31

8/22 9:34

丸太の階段。

8/22 9:39

ほぼ垂直な壁。ストックを仕舞い、三点支持で登っていきます。

8/22 9:53

この写真は易しいですが、鎖も足場もない場所を必死の思いで登らねばならない場所もありました。岩が濡れて滑りやすくなっていて、本当に怖かった・・・。

8/22 9:55

岩に固定された丸太。

8/22 10:07

ついに空木岳到着！反対側から登ってきた方に撮っていただきました。感謝！

8/22 10:10

いつか南駒ヶ岳方面にも行ってみたい。

8/22 10:26

シュリンクパックのカップ麺を用意しました。でも空木岳山頂ってそこそこスペースあるのに座りやすい岩があまりなくて、ちょっと居づらいですね。

8/22 10:40

カップ麺食べてるときは暑いくらい日が差してきたのに、瞬く間に霧の中。

8/22 10:39

名残惜しいけど下山開始。

8/22 10:45

駒峰ヒュッテでトイレを借りました。200円。

8/22 10:54

ホシガラスの食事跡かな？

8/22 10:58

このあたりはとても気持ちよくて歩きやすい。

8/22 11:05

ヘリポート。「中アにテント場はありません」って看板をいくつか見たけど、こういう場所を指しているんだろうな。

8/22 11:10

駒石。比較対象が無いから大きさがイマイチ伝わらない写真。ここで登ってきたトレランのお兄さんと少しお話しました。

8/22 11:10

8/22 11:28

ここからは樹林帯に入ってひたすら修行の時間となります。

8/22 11:30

淡々と4時間下るだけの簡単なお仕事（全然簡単じゃない！）

8/22 11:32

濡れた急峻な金属階段。この穴の開いた金属面は意外と滑りません。

8/22 11:38

8/22 12:01

ヨナ沢の頭。

8/22 12:29

迷い尾根。噂通りとっても歩きにくい。

8/22 12:32

小地獄はあまり分からなかった。

8/22 12:40

大地獄の長い鎖場。下りでは足場を確保しにくく、疲労もあって、かなり腕力に頼ってしまった。

8/22 13:13

600mの距離がとても長く感じる。

8/22 13:28

マセナギ。

8/22 13:36

面白い名前で知られる尻無。

8/22 13:39

このあたりまで来るとやっと歩きやすい道になります。

8/22 14:00

池山方面へ。遊歩道になっていてとても歩きやすい。

8/22 14:01

池山の水場。冷たい水が豊富に出ていました。ここで駒石で会ったトレランのお兄さんが追いついてきました。さすがランナーは速いですね！いつも尊敬しています。

8/22 14:01

水場で補給し、顔も洗ってサッパリしたところで再び出発。池山は巻いていきます。

8/22 14:20

歩きやすくなったところで時間が気になりだしました。

8/22 14:24

帰りのバスに乗るためには、16時25分菅の台のバスに乗る必要があります。

8/22 14:37

タカウチ場。鷹撃ち場？

8/22 14:42

温泉に入る時間を考慮すると、あと1時間で5km。間に合うか？

8/22 14:58

林道終点。

8/22 14:58

8/22 14:58

8/22 14:58

昔の看板？倒れています。

8/22 14:59

やっと下界を見通せました。

8/22 14:59

車がポツンと一台。奥にトイレがありますが、あまりに不衛生でとても使えませんでした。

8/22 15:01

道沿いにちょっと下ったところから再び山道。

8/22 15:01

ここから少し傾斜がきつくなります。

8/22 15:07

三本木地蔵。この蕎麦にお地蔵さんがありましたが、温泉に入るためにダッシュで通過。

8/22 15:13

8/22 15:18

8/22 15:29

8/22 15:36

ここで山道終了。さらに5分ほど舗装路を歩いてなんとかこまくさの湯で汗を流すことができました。

8/22 17:04

帰りの高速バスにはUSB充電ポートが座席の横にありました。予約時にはコンセントなしと書いてあったので、嬉しい誤算でした。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ テント テントマット シェラフ 携帯トイレ 100均椅子 ミニテーブル 三脚 モバイルバッテリー 文庫本

感想

comet

中央アルプス、千畳敷から空木岳にかけて一泊縦走してきました。

早い段階で計画を立てたもののこの夏は天候不順。いよいよ8月も終わりが近づいてきたため、この日に思い切って実行しました。

今回は初めて高速バスを利用しましたが、予想以上に快適でいいですね！新宿まで行くのがちょっとタルいけど、今後も活用したいなと思いました。

懸案の天気の方は、残念ながらやっぱりイマイチ。初日に雨がザーッと降ってきたときはかなり絶望しました。でも結果的には夜中や翌朝は晴れて、短時間でもザ・アルプスを堪能できて良かったです。

宿泊は檜尾小屋のテント場。今年から有人小屋にリニューアルした檜尾小屋は、噂通りの良い小屋でした。今度は小屋泊で来たいな。

星の写真は今回ちょっと勉強しまして、ISO6400の20秒露出を10枚ほどコンポジットしています。星のヒストグラムが中央にくるくらい露光しても耐えられる空は貴重ですね。

上に書いた通り、二日目の6時から8時まではスカッと晴れて、最高の山歩きとなりました。その後は一転してガスに飲まれ、最も辛く危険な空木岳の登りはやっぱりしんどかったです。いくつかの切り立った岩場は鎖をつけるべきでは・・・。かなりロッククライミングな感じで登りました。

そして地味に辛かったのが下りです。特に迷い尾根前後の数kmはとても危険に感じました。岩も木も滑りやすく、丸太の階段などは本当にハラハラしました。

そもそも距離が長い！菅の台まで2000メートルの下りは伊達じゃなかった。余裕を持って歩いたつもりが最後は時間に追われてダッシュする羽目に。ちょっとコースタイム厳しくないですかね？

まあでもなんとか下山してこまくさの湯で汗を流して、無事帰路につくことができました。個人的には南アルプス農鳥岳から奈良田へ降りる道に匹敵する辛いルートでしたが、達成感もまたひとしお。体力つけて、次の山に臨みたいと思います。