折立〜雲ノ平〜水晶岳〜鷲羽岳〜槍ヶ岳〜新穂高温泉
- GPS
- 33:28
- 距離
- 54.7km
- 登り
- 4,258m
- 下り
- 4,474m
コースタイム
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 4:40
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 6:50
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 10:11
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 8:30
- 山行
- 3:27
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 3:33
水場は、太郎平小屋(募金箱あり)・薬師平キャンプ場・薬師沢小屋・雲ノ平キャンプ場・三俣山荘前・三俣キャンプ場・双六小屋・飛騨沢最終水場・槍平キャンプ場にある。
コースタイムについては、「らくルート」で計画したらあまり余裕がない場面がありました。
どうやらヤマプラと比較すると、時間が厳し目に設定されているようです。
天候 | 9/3 雨時々曇り 9/4 晴れ 9/5 晴れ 9/6 晴れ(強風) 9/7 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
毎日アルペン号 都庁大型バス駐車場23:00→立山あるぺん村(バス乗換)→折立6:40頃 https://bus.maitabi.jp 【帰り】 濃飛バス(路線バス) 新穂高温泉9:55→平湯温泉10:28 https://www.nouhibus.co.jp/route_bus/shinhotaka-line/ 濃飛バス(高速バス) 平湯温泉14:35→バスタ新宿19:15 https://www.nouhibus.co.jp/highwaybus/shinjuku/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
入山届はコンパスで事前提出。 |
その他周辺情報 | 立山あるぺん村でのバス乗り換え時間にセブンイレブンを利用できました。 折立休憩所は使用できず、トイレと自販機のみ。 下山後の新穂高温泉では、中崎山荘奥飛騨の湯・ひがくの湯と登山者食堂のどちらも休業。平湯温泉のひらゆの森も休業。 午前中に入浴できるところということで、平湯民俗館・平湯の湯に行ってきました。 料金は寸志(とは言いつつ300円程度)、男女別露天風呂のみ・洗い場無し。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
初日9/3は折立から太郎平小屋を経て、薬師平キャンプ場へ。
7時前に折立に到着したときは雨。
雨具をしっかり着込んで出発するも、天気が徐々に良くなっていき、視界がひらける頃には雨具はいらなくなりました。
太郎平小屋で太郎ラーメンをいただき、薬師平キャンプ場に向かうと、途中でまた雨。。
雨の中テントを張り、とりあえず一安心。
雨は夕方まで降ったり止んだり。夜は大雨。
賑やかな声で話していたグループも、雨が降ってくるとそれぞれのテントに戻るのか静かになる。雨も悪くない。
9/4は薬師平キャンプ場から薬師沢小屋を経て、雲ノ平へ。
朝には雨がやみ、青空が見える。びしょ濡れのテントを撤収し、まずは太郎平に戻る。
太郎山に寄り道してから薬師沢小屋に向けて標高を落とす。そのうち薬師沢に沿って行くことになるが、これが意外と長い。要所要所のベンチで休みながら、のんびり歩く。
薬師沢小屋前の吊橋を渡ると、一度河原に出てから雲ノ平への急登の始まり。
急登は短い距離で標高を稼げるから、どちらかといえば好きです。
給湯を無心で登り続け、木道が出てくると雲ノ平が近い。進むに連れて、周囲の木が低くなり眺めが良くなってくる。
途中、祖母岳へ。ちょっとした高台から雲ノ平を見下ろすと、景観の良さがよく分かる。山頂のベンチで休憩。遠くに槍ヶ岳も見える。
雲ノ平小屋はすぐそこ。
小屋でキャンプ場の申込みをしてから、昼食のうどんをいただく。
テントの先客は2張りほど。夕方頃でも10張りを少し超えたくらい。
静かな夜だ。
9/5は、雲ノ平から水晶岳を往復して、鷲羽岳、三俣蓮華岳を経て双六小屋へ。
朝3時に目が覚め、空を見上げると、満天の星空。今日の天気は期待できる。
準備を済ませ、5時に出発。ヘッドライトは早々に必要なくなった。
今日は長丁場なので、スイス庭園でのんびりすることなく先を急ぐ。時々振り返ると、朝日が当たる山の色が赤からオレンジに変化しているのがわかる。
まずは祖父岳、それから水晶岳へ。空気が澄んでいるのか、北アルプスの山々はもちろんのこと、八ヶ岳や富士山まではっきり見える。
山頂でしばらくのんびりしてから、来た道をワリモ岳北分岐まで戻る。
ワリモ岳まで少し登り、また少し下ってから、鷲羽岳への急登に続く。標高差が大したほどではないので、頂上までの行程は長く感じない。
この先、三俣山荘までの下りは意外と長く感じる。遠くに小屋が見えているのになかなか近づかないもどかしさ。
小屋でお昼ごはんと給水。
三俣蓮華岳までまた長い登り。途中で登山道を整備している方々に遭遇。皆さんの尽力無しには安心して山歩きができない。本当にありがたく思う。
三俣蓮華から先は小さなアップダウンで双六岳。自分はその先の広い尾根を歩きたかったので、稜線ルートを歩いてきた。
その先の急坂を下ると、双六小屋に到着。3泊目はテントではなく小屋泊。
やっぱり小屋のご飯は美味しい。
9/6は双六小屋から西鎌尾根で槍ヶ岳、その後飛騨沢を下って槍平へ。
強風の予報があり、少し早めの出発。稜線は風が強い。最初の登りで強風に吹きさらされ体が冷えた。風は進行方向の右側からなので、尾根の右側を歩くと風が吹き付けてきて、左側になると至って平和。冷えたり温まったりの繰り返しでなんとも面白い。
風と一緒に雲もやってくるので、警戒心が溶けてくるのか、登山道に雷鳥も現れてくれた。
千丈乗越から先はゴツゴツした岩の道になる。ここからはヘルメットを装着。
急登の始まり、だけど強風が下から吹き上げてくる追い風のようになり、意外と歩きやすい。
槍の穂先に向かう人影はほとんどなく、槍ヶ岳山荘をスルーしてそのまま進む。
強風のため、先行していた男性はすぐ下山し、暫くの間、槍ヶ岳の山頂を独り占めできた。結局、頂上を後にするまで誰も登ってこない槍の穂先でした。
槍ヶ岳山荘ではDocomoの電波はバッチリ。小屋前のベンチで帰りのバスの予約完了。
飛騨乗越から長いガレ場下り。ガレ場の下りは一番苦手。またその先もゴツゴツした石の多い下り。これも苦手。
もううんざりした頃に槍平小屋が見えてきた。
この日のテント場は2張り。テント場にはLEDの電灯がある。
夜になると雨が降ってきた。
9/7は槍平から新穂高へ。
朝から雨は本降り。テント内でできるだけの準備をしてから、びしょ濡れのテントを片付け。
カッパは着ているものの、早い段階から身体が濡れてきた。どこかから水が入ってる?腕を組んで歩いていたら、肘のあたりに水が溜まっていた。
大きな石がゴロゴロした登山道も、白出沢を過ぎると自動車が走れる林道へと変わる。歩きやすい。
そこからさらに1時間ちょっと歩くと新穂高の駐車場が見えてきた。
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