清里駅からの奥秩父全山縦走は飛龍まででリタイア(80km/30hr;飯盛山→横尾山→金峰山→国師ヶ岳→甲武信岳→破風山→水晶山→禿岩→丹波山温泉)


- GPS
- 27:09
- 距離
- 76.2km
- 登り
- 5,290m
- 下り
- 5,964m
コースタイム
- 山行
- 12:52
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 14:13
- 山行
- 14:05
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 15:43
八王子駅 予定 7:29
↓ (所要時間 0:00 スーパーあずさ1号 ) ↓ (予定 1:25 )
小淵沢駅 予定 8:54 〜 9:16 (休憩 0:22 )
↓ (所要時間 9:40 八ケ岳高原列車1号 ) ↓ (予定 0:24 )
9:40 〜 9:45 清里駅 休憩 0:05 予定 9:40 〜 9:50
↓ (所要時間 1:00 ) 標準 2:00 短縮率 50% ↓ (予定 1:15 )
10:45 〜 11:00 飯森山 昼食 休憩 0:15 予定 11:05
↓ (所要時間 1:55 ) 標準 4:00 短縮率 48% ↓ (予定 1:45 )
12:55 〜 13:00 横尾山 休憩 0:05 予定 12:50 〜 13:00 (休憩 0:10 )
↓ (所要時間 0:29 ) 標準 1:20 短縮率 36% ↓ (予定 0:35 )
13:29 信州峠 予定 13:35
↓ (所要時間 0:31 ) 標準 1:20 短縮率 39% ↓ (予定 0:35 )
14:00 黒森(そば処) 予定 14:10 〜 14:15 (休憩 0:05 )
↓ (所要時間 1:04 ) 標準 2:00 短縮率 53% ↓ (予定 0:50 )
15:04 自然公園分岐 予定 15:05
↓ (所要時間 0:51 ) 標準 2:00 短縮率 43% ↓ (予定 0:50 )
15:55 〜 16:05 富士見平小屋 水場 休憩 0:10 予定 15:55 〜 16:05 (休憩 0:10 )
↓ (所要時間 1:02 ) 標準 1:30 短縮率 69% ↓ (予定 0:55 )
17:07 〜 17:12 大日岩 休憩 0:05 予定 17:00
↓ (所要時間 1:15 ) 標準 1:50 短縮率 68% ↓ (予定 0:55 )
18:27 〜 18:37 金峰山 休憩 0:10 予定 17:55 〜 18:05 (休憩 0:10 )
↓ (所要時間 0:38 ) 標準 1:00 短縮率 63% ↓ (予定 0:30 )
19:15 朝日岳 予定 18:35
↓ (所要時間 0:36 ) 標準 1:00 短縮率 60% ↓ (予定 0:25 )
19:51 〜 20:00 大弛峠 水 休憩 0:09 予定 19:00 〜 19:10 (休憩 0:10 )
↓ (所要時間 0:40 ) 標準 1:15 短縮率 53% ↓ (予定 0:30 )
20:40 〜 20:45 国師ヶ岳 休憩 0:05 予定 19:40 〜 19:45 (休憩 0:05 )
↓ (所要時間 1:28 ) 標準 2:20 短縮率 63% ↓ (予定 1:10 )
22:13 〜 22:20 東梓 休憩 0:07 予定 20:55
↓ (所要時間 1:13 途中岩峰で5分rest ) 標準 1:00 短縮率 122% ↓ (予定 0:45 )
23:33 富士見台 予定 21:40
↓ (所要時間 0:57 ) 標準 1:50 短縮率 52% ↓ (予定 0:45 )
0:30 甲武信ヶ岳 予定 22:25 〜 22:35 (休憩 0:10 )
↓ (所要時間 0:11 ) 標準 0:20 短縮率 55% ↓ (予定 0:10 )
0:41 〜 0:50 甲武信小屋 休憩 0:09 予定 22:45 〜 22:55 (休憩 0:10 )
↓ (所要時間 0:36 ) 標準 1:00 短縮率 60% ↓ (予定 0:30 )
1:26 破風山避難小屋(仮眠) 予定 23:25
行動合計 15:41 (歩行 14:26 休憩 1:20 ) 標準タイム25:45 短縮率 56% 休憩込み短縮率 61% 予定行動合計 13:35(歩行12:25、休憩1:10)
2014/6/15(日) 6月15日 計画
4:13 破風山避難小屋(朝食) 予定 4:00
↓ (所要時間 0:29 ) 標準 0:40 短縮率 72% ↓ (予定 0:30 )
4:42 破風山 予定 4:30
↓ (所要時間 0:43 ) 標準 1:25 短縮率 51% ↓ (予定 0:35 )
5:25 雁坂嶺 予定 5:05
↓ (所要時間 0:13 ) 標準 0:20 短縮率 65% ↓ (予定 0:15 )
5:38 〜 5:48 雁坂峠 休憩 0:10 予定 5:20
↓ (所要時間 0:25 ) 標準 1:00 短縮率 42% ↓ (予定 0:30 )
6:13 〜 6:18 水晶山 休憩 0:05 予定 5:50 〜 6:00 古礼山 (休憩 0:10 )
↓ (所要時間 0:54 ) 標準 1:50 短縮率 49% ↓ (予定 0:35 )
7:12 〜 7:22 雁峠 水 休憩 0:10 予定 6:35
↓ (所要時間 0:06 ) 標準 0:15 短縮率 40% ↓ (予定 0:25 )
7:28 小さな分水嶺 予定 7:00 〜 7:10 笠取山 (休憩 0:10 )
↓ (所要時間 0:46 多摩川水源、水干経由 ) 標準 0:40 短縮率 115% ↓ (予定 0:55 )
8:14 〜 8:29 黒エンジュ 休憩 0:15 予定 8:05 唐松尾山
↓ (所要時間 1:36 巻道 ) 標準 1:30 短縮率 107% ↓ (予定 0:30 )
10:05 〜 10:15 将藍峠 休憩 0:10 予定 8:35 将藍峠 水
↓ (所要時間 0:57 ) 標準 1:00 短縮率 95% ↓ (予定 1:20 )
11:12 〜 11:22 岩場の展望所 休憩 0:10
↓ (所要時間 0:50 ) 1:00 短縮率 83%
12:12 〜 12:28 禿岩 休憩 0:16 予定 9:55 〜 10:05 (休憩 0:10 )
↓ (所要時間 0:26 ) 標準 0:30 短縮率 87% ↓ (予定 0:25 飛龍山経由 )
12:54 〜 12:57 前飛龍 休憩 0:03 予定 10:30 北天ノタル
↓ (所要時間 0:40 ) 標準 1:00 短縮率 67% ↓ (予定 1:00 )
13:37 〜 13:42 熊倉山 休憩 0:05 予定 11:30 三条タルミ
↓ (所要時間 0:30 ) 標準 0:30 短縮率 100% ↓ (予定 0:35 )
14:12 〜 14:22 サヲウラ峠 休憩 0:10 予定 12:05 〜 12:15 雲取山 (休憩 0:10 )
↓ (所要時間 0:55 ) 標準 0:50 短縮率 110% ↓ (予定 0:25 )
15:17 登山口 予定 12:40 〜 12:50 奥多摩小屋 水 (休憩 0:10 )
↓ (所要時間 0:27 ) 標準 0:20 短縮率 135% ↓ (予定 0:15 )
予定 13:05 ブナ坂
↓ (予定 0:15 )
予定 13:20 〜 13:25 七ッ石山 (休憩 0:05 )
↓ (予定 1:10 )
予定 14:35 〜 14:45 鷹ノ巣山避難小屋 水 (休憩 0:10 )
↓ (予定 0:20 )
予定 15:05 鷹ノ巣山
↓ (予定 0:50 )
予定 15:55 〜 16:05 六つ石山 (休憩 0:10 )
↓ (予定 1:35 )
15:44 丹波山温泉のめこいの湯 予定 17:40 奥多摩駅
行動合計 11:31 (歩行 9:57 休憩 1:34 ) 標準タイム合計 12:50 短縮率 78% 休憩込み短縮率 90%
予定行動合計 13:40 (歩行 12:25 休憩 1:15 )
天候 | 快晴、晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7:29八王子→小淵沢;中央本線スーパーあずさ1号;指定席を3日前に予約。 自由席は相当込んでいたようで、予約しておいて正解でした。 小淵沢→清里9:40;小海線 復路; 16:32丹波山温泉→17:25奥多摩駅;西東京バス;2台で来ました。当然座れましたが、 鴨沢では満席、奥多摩湖ではぎゅうぎゅう詰め。 17:490奥多摩駅→青梅乗換→河辺駅;梅の湯にてkurosukeさん、millionさん、westmalleさん と合流し打ち上げ |
コース状況/ 危険箇所等 |
※コースの状況は季節や天気、個人の力量や体調ので変わりますので、ここに記載の内容を参考にしていただくのは大いに結構ですが、鵜呑みにせず、自己判断でお願いします。 ▼飯森山→横尾山 ・要所にはごく小さな標識やマジックでの手書きの書き込みがありますが、見落としがちです。 ・踏み跡はありますが、細く分かりにくいです。 ・テープ類もありました。 ・特に危険な場所はありませんでした。 ▼みずがき自然公園入口→富士見平 ・最初は砂利の林道を進みます。 ・2.5万図の破線通りに林道から分かれて直進するとごく弱い踏みとになりましたが、 緩やかに登って行くと立派な舗装路に出て、左に駐車車両がたくさんあり、 そこに富士見平への遊歩道の入口がありました(標識あり) ・遊歩道を真直ぐ進むと行き止まりになりました。右下の沢の方に逆戻りするような 分岐までもどり、これを下ると沢の手前で下から登ってくる歩道と合流、道標があり、 さわを渡ってあとは歩きやすい歩道を登って瑞垣山荘からの林道に出て、 この林道を終点まで進にで山道にはいると間もなく瑞垣山荘からの登山道に合流し すぐに富士見平の水場でした。 この間、少しだけ石楠花が咲き残っていました。 ▼富士見平→国師ヶ岳 ・一般道で特に問題ありません。 ・大日岩付近に石楠花がたくさん咲いていました。 ▼国師ヶ岳→甲武信ヶ岳 ・東梓まではやや細いがしっかりした登山道で、テープ類もしっかりしていて問題ありません。 ・その先、富士見までは小さなアップダウンが激しく、時間がかかります。 新しい倒木もおおくなり、その倒木をを回り込む踏み跡がはっきりせず、夜中でライトの あかりで倒木の向こう側にトレースの続きを探すのに少し時間を取られました。 ・登山道は尾根の上をくねくねと曲がっているので、勢いで真直ぐに行ってしまうと 突然道が無くなり、横をライトで探すと踏み跡がある、というケースが何度もありました。 ・富士見を過ぎるとトレースは分かりやすくなりますが、灌木が道の上を覆っている場所 があります。 ・雪は国師ヶ岳の下りで、登山道に少し残っていましたが問題ありませんでした。 ▼甲武信ヶ岳〜 ・一般道で特に問題ありません。 ・残雪はほとんどありませんでした。(木賊山の巻道に少し) ▼破風山付近;尖った岩の上を歩く場所が多く、歩きにくいですが、 岩から岩へ飛ぶように歩けると速く歩けます。 ▼水干〜山ノ神土(巻道) ・山襞に沿ってくねくねと行くので、距離があり、時間がかかります。 ・沢を横切る前後で小さなアップダウンもあります。 ・スズタケが伸びて上から覆いかぶさり鬱陶しいです。 今年は花をつけており、黄色い花粉が舞い上がります。 ・クモの糸も時々ありましたが、数時間前にwestmalleさんが 歩いていたので、少ないほうでした。 ・沢をたくさん横切るので、水の心配はありません。 ▼将檻峠〜飛龍権現(禿岩) ・登り気味の巻道です。 ・ササやスズタケがうっとうしいです。 ・飛龍権現の手前に湧き水があります。(雨季のみ) ▼飛龍権現〜丹波山 ・全体にかなり急です。特に前飛龍からしばらくは、今回の全ルート中で もっとも急坂でした。ちょっとした岩場の下りもありますが、ロープ等はありません。 ・前飛龍までも小さなアップダウンがあります。 ・サヲウラ峠からはとても急な斜面のトラバースとジグザグの下りが続ききます。 登山道が崩れている所もあり、滑落注意です。 ▼コース中の水場 ・自宅から冷凍コーラ500ml+ポカリ500ml ・黒森集落の蕎麦やの外の水道でお願いして500ccいただきました ・黒森集落の自販機(少し道路を瑞牆側へ登ったところ;コーラ160円/500ml ・富士見平 500cc ・大日小屋の上の沢・大弛小屋(水場小屋);500cc ・甲武信小屋(小屋前チップ\50/L、夜中もOK);1L ・雁峠→南へ2〜5分下る(次のyoutaroさんのレコにて確認済み)、今回立ち寄らず http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-66026.html#viewcomment ・多摩川源流の水場(水干の下50m位);500cc→少しだけ飲んで、次の水場で入れ替え ・笠取小屋から山ノ神土間の巻道の沢(いたるところ沢あり) ・将藍峠小屋・禿岩手前の湧水(雨季のみ);200cc |
写真
→狸ではなくニホアナグマのようです。westmalleさんご指摘ありがとうございました。
装備
個人装備 |
ヘッドランプ、予備ミニライト 各1
予備電池ライト用&gps用、カメラ用) 1式
1/25,000地形図 1式 GPS登録、紙は5万図コピー持参
コンパス(時計内蔵&GPS内蔵) 2
笛 1
筆記具 1式
保険証 1
飲料(容器) 2.5L 途中水場で補給
ティッシュ 適
バンドエイド 適
バンダナ 2
携帯電話 1
計画書 1
折りたたみ傘 1
レインスーツ 1式 ヤッケをかねる
ストック 2本 軽量カーボン製
GPS(ルート登録済) 1
時計(コンパス、高度計) 1
非常食 適 行動職で兼ねる
防寒具(上下ダウン) 1式 仮眠用寝具を兼ねる
日焼け止め 1
帽子(キャップ) 1
マット半身用 1 仮眠時使用
レスキューシート人形型 1
薄手銀マット 1畳 仮眠時使用 70g
タイベックシート 2m 仮眠時使用、非常時ツェルトを兼ねる 150g
メガネ、サングラス 各1
|
---|---|
共同装備 |
カメラ1
|
感想
▼きっかけ
今回はkurosukeさんから奥秩父全山を踏破する分水嶺トレイルへのお誘いを受け、
http://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-68966.html
ちょうどそのころFutaroさん主催で私が参加できなかった丹沢24イベントで、
今回も参加したmillionさんやwestmalleさんたちのとんでもない超超ロングトレイルの
レコを拝見して、自分も頑張ってみたい気になって、2日間で歩くことにしました。
▼計画・準備
http://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-75053.html
距離90km超で宿泊しない登山としては過去最長ということで、ちょうど全行程の真ん中
付近にある破風山避難小屋での仮眠を前提に計画しました。
そのため、仮眠装備として100均の極薄銀マットや半身用エアマット、防寒具も兼ねて
寝袋の代わりに上下の薄手ダウン等を持ち、前日まで雨がちで雷雨の心配があったので
ヤッケを兼ねてゴアテックスのレインスーツと折りたたみ傘、ツェルツ代わりに
タイベックシート2mも持ち、これらを入れるザックも44Lのオスプレイタロン1.09kgを
使用するなど、荷物はツェルト泊と大きな差がない推定7kg超の重装備になりました。
食糧も途中で購入することが困難なルートのため、4食+α分をすべて担いで行く
ことになり、2kgを越えました。ただ、水場はコース中に多く、極力少なく抑えました。
いつものカシミール3Dのルート断面図作成機能を使っての所要時間計算では、
瑞牆山へ寄っても全行程を24時間で行ける推定になってしまい、その後ルート
マップとしてヤマレコから
millionさん;http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-457858.html
kuriboさん;http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-458188.html
shira-gaさん;http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-303342.html
のレコよりダウンロードさせていただいて詳細に計算し直したところ、初日に
スーパーあずさ1号で行って9:40に清里から歩き始めるには、破風山避難小屋までが
厳しいことがわかり、瑞牆山をカットしました。
最近は、奥多摩や丹沢で、この計算よりも早めに歩くことができていたため、
これで問題無く踏破できる気になってしまいました。
▼記録・感想
同じ電車で行くことになったkurosukeさんと小淵沢駅の小海線の中で合流、
私の昔のレコの話をしながらアッと今に清里へ到着しました。
ほんとうは電車の中でコンビニで買ってきた昼食を済ませるつもりでしたが、
食事は最初の山頂である飯盛山ですることにして、トイレによっているkurosukeさん
より先に出発しました。
快適な遊歩道をちょうど見ごろになっているレンゲツツジ等の写真を撮りながら
快調に登っていると、飯森山の手前でkurosukeさんに追いつかれ、山頂まで一緒に
登りましたが、トレランスタイルのkurosukeさんはさすがに速く、わたしにとっては
maxスピードに近い800m/h位の登行速度でした。
山頂ではまず写真撮影し、すぐに出発するkurosukeさんと別れて昼食を取りました。
やや風があって寒く、休憩中は薄手のフリースを着ました。
ここから先は横尾山までバリルートですが、事前にmillionさんやyoutaroさんのレコで下調べ
を十分に実施したのでとくに問題無く通過しました。風が止んで日差しが強く、蝉の大合唱の
なかを汗を流しながらkurouskeさんを追いましたが、とうとうその姿を見ることはありませでした。
横尾山までは予想よりも時間がかかりましたが、信州峠、黒森への下りで挽回、kurosukeさんが
食事をすると言っていた黒森のそば処へは予定よりも10分速く着きましたが、kurosukeさんは
すでに出発した後で、ちょっとがっかりしました。このそば処で水を500ml補充し、少し登った
道路沿いにあった自販機でコーラ500mlを160円で購入して、午後2時を過ぎて背中からの日差し
が強烈な舗装路を飲みながら歩きました。
ところがこの日はとても調子が悪く、まだ15kmしか歩いていないのに、なぜかこの道路の登り
ですでに両太ももが張り出して身体を引き上げるのがつらくなってきてしまいました。
これからが今コース最大の金峰への標高差1400m登りが待っていたので、この段階で
どこまでいけるか、リタイアがすこし頭を過りました。
kurosukeさんにはもう絶対に追いつけないし、とりあえず行けるだけいってみよう、
2年前の秋の丹沢24でも同じように早々と腿に来たことがあったけど、その時は途中から
回復してかなりのところまで行けたことがあった・・・と考えながら、小休止を入れてストレット
をしながら、太もものはりをだましだまし登りました。
みずがき自然公園への分岐付近で何度か道に迷ったりしましたが、それまでとは打って変わって
にぎわう富士見平にはなんとかぴったり予定通りの時刻に到着できました。
しかしその先、金峰まではさすがに速度を落とさないと太腿が攣ってしまう状態となり、
予定よりも2割増しの所要時間となりました。
なんとか日没前に金峰山に登頂できましたが、当初北奥千丈で日没をと目論んでいたので
大幅な遅延となり、この時点で破風山避難小屋で仮眠している余裕はないかもしれない、
何のために仮眠装備を持ってきたのか、これがなければこんなに腿が披露することも無かった
かもしれない・・・等、作戦失敗を痛感していました。
それでも、この足で良くここまで登ってきた(腿が張った状態で1400mも登ったことは無い)
ものだ、この先もこの調子で何とかなるかも、と気を取り直しました。ただ、この段階で
私の好きな北奥千丈岳へ寄ることは断念し先を急ぐことにしました。
金峰の気持ちの良い稜線から八ヶ岳にかかる雲に沈む夕日を眺めた時は、日没の中を
初めて歩く寂寥感を味わいましたが、ちょうど満開の黄花石楠花には癒されました。
日が暮れるとさすがに寒く、薄手のフリースを着て、手袋をしました。
大弛峠へは陽がすっかり暮れた20時前で、軽く腹ごしらえして水を500cc補充、真っ暗な中、
木でできた遊歩道をゆっくり登りました。
前国師ヶ岳にでると、甲府の夜景がきれいでした。北奥千丈岳分岐は断腸の思いで通過、
国師ヶ岳に出ると正面から大きな月が期待通りに登ってきて明るくなりました。
ここからは道が急に細くなりますが、樹間右手にたえず月をみて歩くので、方向を間違える
ことがなく、地図やGPSもほとんど見ずにほとんど直感的にトレースを探して歩いていました。
道は細いながらも明瞭で、ちょっと道を踏み外すとヘッドライトの中でもすぐに分かりました。
あれ、ここは道ではないぞ、と気が付くと、すぐに回りを照らして道を探し、ルートへ復帰しました。
しかし腿が張ったままなのと、夜間であることで、大幅に時間がかりました。東梓は行けども
行けどもつかない感じ、その先富士見へは激しいアップダウンと新しい倒木の迂回に時間を要し
あっという間に時間が過ぎました。予定時刻との乖離がどんどん広がっていき、それでも
ここまできたらいやでも破風山避難小屋まで行かないと横にはなれないので、それだけを
考えて前へと進みました。
富士見からは未知が良くなることを昨秋歩いてしっていたので、ここに着いた時はほっとしました。
ところが、梓山登山口分岐の手前のピークへの登りが予想外にきつく、登っても登っても
まだ続く感じで参りました。こんなピーク巻いてくれればいのに、とこの登山道を作った人を
怨みました。
日付も変わった真夜中の甲武信ヶ岳は、当然誰もおらず、山頂標識の真後からは神々しく
月が照らしていて、神秘的でした。この日が梅雨の晴れ間で夜間でも風が弱く、本当に最高の
天気に恵まれたことを感謝しました。
昼間曇っていた富士山が月明かりに全貌を現していました。夜景モードで写真を撮りましたが、
うまく写っていなくて残念です。
甲武信小屋で水を1L50円で購入し、テントに明りを向けないように気を付けながら避難小屋へ
と急ぎ、木賊山の巻道を進みました。
賽の河原でも夜景の撮影を試みましたがうまくいかず、ザレて石の転がった窪地状の急斜面を
下るり、緩やかになって少しアップダウンを我慢すると、ようやく破風山避難小屋へとたどり着き
ました。予定よりも2時間遅れ(2時間で済んだ!!)の深夜の1時半、入口の扉の隙間から
明りといびきがもれてきて、先客がいることが分かりました。自分もここまで苦戦したので、
ひょっとしたらkurosukeさんが予定を元に戻して仮眠しているのかも、と期待しましたが、
知らない方々が4人(単独、単独、夫婦)でした。
小屋の外で軽くパンを食べ、出発前に食べるジフィーズ米のピラフに水を仕込み、マットを
ふくらませて、ダウン上下を着こみ、そっと小屋へ入ってザックに足を突っ込んで仮眠しました。
(結局小屋へ入る時の扉の開閉音で皆さんを起こしてしまいました。起こしてしまい申し訳
ありませんでした。)
身体も頭も興奮状態のため寝つけず、うとうとしていると3時には単独の男性が起きて食事を
始め、体が冷えてきて寒くなってきたので、私も3:45には起きて食事をすませ、予定よりも
13分遅れの4:13出発しました。
その時、先に起きていた方から夕べ9時ころに一人休憩に立ち寄ったとの話を聞き、kurosuke
さんかと思いました。私よりも4時間以上速く、とんでもないと思っていたら、下山後に
その方はkaikaireiさんだったことが分かりました。(kurosukeさんは私より2時間前、と聞いて
少し安心しました)
避難小屋で横になっていた時は両太ももがだるく、左足付け根の外側(大腿筋の付け根付近)
も痛んできて良く眠れませんでしたが、それでも2時間弱横になったので疲労回復し
破風山の登りはまずますのペースが出せて、復活したかと思いました。
このぶんなら今日は下りメインなのでなんとか予定通り下山できるかと期待したのですが、
そう思ったのもつかの間で、速く歩いているつもちでも実際には予定よりも
結構遅いことが雁坂峠到着段階ではっきりし、水晶山への登りでは再び太ももの張りが
再発、左足付け根の痛みも増してきて、登りで身体を持ち上げるのがつらい状態になって
来ました。
予定では東破風山と雁坂嶺の間で、qwgさんhorikoさんとすれ違うはずでした。
しかし雁坂峠までいってもお会いできず、きっと2人は予定以上に順調に進んで
私が小屋で仮眠している間に通り過ぎてしまったのだろう、お会いすることができなくて
残念だなあ、と思いながら歩いていました。
ところが、予想に反して水晶山の山頂に人影があり、qwgさんhorikoさんでした。
この時はまさかお会いすることをすっかり諦めたあとだったのと、足の調子がわるかった
のでテンションが下がっていて、お会いできた喜びをうまく表現することができず、
簡単なあいさつと自分たちの状況、ルートの状況、先行しているmillionさんkurosukeさん
の情報を交換したくらいで、予定よりも遅れていたのでゆっくりお話することも無く
お別れしてしまいました。
お二人も予定よりもだいぶ遅れていて、奥多摩駅からの厳しい登りをクリアしてきてた
後で、しかも寝不足も重なって、気持ちは張っていてもそれなりにお疲れの様子だったので、
私と同様にあまり会話をする余裕がなかったのではと推測します。
水晶山出発の段階ですでに予定より40分の遅れていました。山頂制覇を断念して
巻ける山はすべて巻いて行くことを決めました。そうすれば40分の遅れはとりもどせるかと。
天気がいいのに残念でしたが私の好きな古礼山は巻きました。ここを通って古礼山を
巻いたのは初めてでした。それでもここからの稜線はとても気持ちの良いところで、
気分的にはゴールがはるか先でどうやってこの足でたどりつくのか、という悲壮感は
あったものの、景色を楽しみながら歩いていました。そして、なるようにしかならない、
だめならエスケープもと考え始めました。とにかく1歩1歩足を前に出し続けること、
そうすれば確実にゴールは近づく・・・・
この日は朝から富士山がばっちり見えており、絶えず見守られながらの登山となりました。
雁峠は少し下ると水場があるそうですが、笠取山へは行かずに巻道を行くことにした
ので、そこで水はいくらでも得られるため、休憩だけにしました。ベンチとテーブルがあり、
晴れて風が心地よいとても気持ちの良い草原で、いつかここで幕営してみたいと思いました。
大幅におくれているのであまりゆっくりはできません。10分の休みで泣く泣く出発です。
一旦森に入りますがすぐまた小さな分水嶺への気持ちよい草原の道となります。
分水嶺でお決まりの3方向の写真をとり、水干経由で巻道へと向かいました。
ところが水干手前で水源へくだる「水場道」というのが分岐しており、これを下れば
下の巻道に降りれえると勘違いして降りて行くと多摩川源流の水場で行き止まりでした。
がっくりしましたがせっかくなので500cc水だけ汲んで約50m登り返しました。
登りを避けるために巻道を採用したのになにやってんだ・・・と自分に怒りながら。
この辺りで奥多摩駅への下山を完全に諦め、鴨沢下山に変更、時間を気にするのも
辞めました。
水干からは黒エンジュ経由で巻道をあるきましたが、これが予想はしていたものの
行けども行けども変化なく延々と続くくねくね道で、花を付けたスズタケが上から
覆いかぶさって鬱陶しく、かなり挫折しました。南斜面で日当たり良いので暑く、
途中沢で何度も小休止して水を飲み、足のストレッチをしながらなんとか山ノ神土へ
たどりつきました。
将檻峠でも草原の木陰でザックに持たれて休憩(ここはベンチがない)。
ここで地図と予定表、計画書を見比べて、雲取も諦め、奥多摩側へ下山する最短ルートとして、
飛龍権現から丹波山への天平尾根ルートを下ることに決めました。
millionさんの計画からコピーしたエスケープ一覧とバス時刻がとても役に立ちました。
16:30丹波山出発のバスなら余裕で真に会いそうです。これで奥多摩駅に出て17:40の
青梅線仁乗れば河辺駅で打ち上げに合流できます。
風が寒きく感じられるようになって出発しましたが飛龍権現(禿岩)までの巻道も登り基調で
とても長く感じられました。
計画完遂ができず、消化試合となってしまったため、気持ちがなえてしまい、足も左足付け根が
登りだけでなく下りでも痛むようになって全くスピードがでません。ほぼ標準コースタイム通りの
所要時間でなんとか歩いている感じでした。
禿岩からは富士山は雲隠れして見えなくなりましtが、歩いてきた国師ヶ岳からの稜線が
見渡せます。よくぞこの足でここまで来たものだと、感慨深いものがありまsた。
あとは下るだけだ、バスまでは4時間あり、コースタイムは3時間、1時間あるので、丹波山温泉に
はいって疲れを流そうと、12:30に下山開始しました。
しかし、まずは疲れた体には思いのほかにきつい前飛龍までのアップダウン。
前飛龍で最後の展望を楽しんでからは超急激な下りでした。登りでは何度も使っていたの
ですが、下りでこの道を使うのは初めてでこんなに急だった記憶がありませんでした。
一般道だったら鎖があるような急な岩場等で痛む足に堪えました。
この下りではとうとう、古傷の右足首も痛み始め、両足が思うように使えなくなりました。
急坂が過ぎると緩やかな気持ちの良い尾根が続き、通常なら一気にかけ下るようなところ
ですが、ここもゆっくりそっと足を運ぶのでいつまでたって標高がさがりません。
最後の登りの熊倉山をなんとか登り切り、まだまだ緩やかな尾根をカタツムリのように
歩き続けてようやくサヲウラ峠へ到着しました。
ここからは一気に標高差800mの下り、足はすでに言うことを聞かず、両太ももはパンパンに
張ってひどい筋肉痛状態でまるで棒のよう、左脚付根の痛みもひどく、右足首も痛んで、
小俣で両手ストックでバランスを取りながらくだりましたが、急斜面の細いトラバース道や
ジグザグ道で、落ちたらお終い状態の所もあり、冷や汗をかきました。
ゆっくりなのでいつまでたっても標高がさがらず時間ばかりが立ちます。下山後温泉に入る
ことだけを楽しみに下りましたが、この調子だと時間が足りず、バスの時間に間に合うか
どうか、と一時はテンション下がりまくりでした。
下に集落が見えてきてからもなかなか下りつきません。傾斜が緩くなって危険ではなくなったので
最後の気力を振り絞ってとうとう見覚えのあるフェンスへたどりつき、いやがらせのように
両側が通電された鹿柵で囲われた畑の中のヘアピンカーブの道路を4回ターンして
バスの時間の1時間近く前にバス通りへと下りつきました。
そこからさらに、のめこいの湯まで歩いて温泉に入ることができました。
今まで全く眠くならなかったのですが、温泉であったたまっていると、やっと緊張が解けたのか、
初めて眠くなりました。
16:32温泉前発のバスは2台で来ましたが、鴨沢あたりで満員になりした。
バスに揺られるとまた眠くなりましたが、青梅線のなかですこしうとうとしただけで、
河辺駅で降り、駅前の「梅の湯」の食事処ですでの始まっていた打ち上げへと合流しました。
kurosukeさん、millionさん、westmalleさん、三人とも元気なのには驚きました。
今回は計画通完遂できず途中リタイアとなりました。今までロングルートをたくさん歩きましたが
途中リタイアは2年前の丹沢24イベント以来の2回目で、リタイアを覚悟した時は、
自分でその事実をなかなか受け入れられず、歩きながらいろいろと自分を納得させるための
言い訳けを考えていました。
リタイアしたのは2回とも日にちを跨ぐ夜間のロングトレイルで、2戦2敗です。
日を跨ぐようなロングがいかに難しいかを実感するとともに、まだまだ自分の力不足も
認識させられました。
翌日は足越の筋肉痛がひどかったのはもちろんですが、古傷の右足首が歩けないほどの痛んだため、
出勤に徒歩ではなく自転車を使用しました。右脚付け根は3日後の今日になってもまだ痛みますが
だいぶマシになってきてもうすぐ直りそうですが、癖になるのが心配されます。
コメント
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shigetoshiさん、おはようございます。
前半で足にトラブルが出ると厳しいですよね。
そんな中でもトータール3キロ/Hの移動は流石ですね。
私は2.4キロ/Hぐらいでした。
しかもあのザックで。
でも、ヤマやのshigetoshiさんとしては色んなことを想定した
当然の装備なんでしょうね。
2日間お疲れ様でした。
足、しっかり回復させて下さいね。
millionさん、こんばんは。
本当にお疲れ様でした。
早々と足に来たのは、原因として考えられるのやはり荷物の重さと、
最初のオーバーペースだと思います。
オーバーペースについては、私が経験的、感覚的に学んできたことを、
milllionさんは実験的にデータベースで確認していて、大変驚かされる
とともに、とても参考になります
90kmを全く仮眠なしで24時間以上歩きとおすのは無理と思って
仮眠装備持参で臨みましたが、結果的にはあまり仮眠できなかったし、
歩いているときは眠くもならなかったので、仮眠なしでその分軽量化
した方がよかったと思います。
機会があれば、仮眠なしでリベンジしてみたいと思います
sogetoshiさんと水晶山でお会いできてなによりです。私達は、kurosukeさん情報などから、必ず会えることを確信していたのですが、巻き道などですれ違うと気づかず通り過ぎてしまうこともあるため運命を信じてました。
水晶山のベンチでhorikoさんは気持ちよく寝ていて、寝起きだったので会話も少なく残念でした。私もベンチでウトウトしていたのでボーとしてました。
足の痛みに耐えながらのロングトレイルは、肉体的、精神的な二重苦ですのでキツいですね。私も何度も苦しめられました。もう二度とやるかと思うのですが、またやってしまう麻薬のような魅力がなぜかロングにはあり、止められないでいます。
qwgさん、こんばんは。
超ロングの鉄人qwgさんとうとうお会いできたというのに、あまりお話もできず、
少しそっけなかったかもしれません。失礼しました。
お会いできることをとても楽しみにしていたのに、自分でもよくわかりませんが、
やはり相当疲れていたのかもしれません。
次にお会いできるときは、ロングの苦労話や体験をじっくり語り合いたいですね。
お二人はあのベンチで寝ていたのですしたか。通りで低テンションだったわけですね。
horikoさんも妙にトーンが低くて、それが逆にあまり疲れを感じさせない落着きを
醸し出していて、凄みを感じました
qwgさんでも足の痛みに苦しめられますか
それを聞いて少し安心しました。たしかに麻薬のようなところがありますね。
あれだけ苦しくて、身体がダメになってしまうにではないかと心配したくらいで、
もうしばらくこんな無茶なロングは自粛しようかなあ、などと考えながら
歩いていましたが、今はもうリベンジすることを考え始めています
shigetoshiさん、こんにちは。
超ロング、お疲れ様でした。
レコの最初から、レンゲツツジが美しく、いい山旅を
予感しましたが、やはりそう簡単ではなかったようで。。。
レコを拝見すると、kurosukeさんはめちゃくちゃ早いですよね。
私は、自分より早い人と歩くと、自然にオーバーペースに
なってしまう場合が多く、そんな時はその後で必ず腿が
攣ります。。。shigetoshiさんとご一緒するときも
気をつけねばと思っているポイントです
北奥千丈岳と古礼山、私も大好きなピークです。
ここを巻くのは気持ち的にかなり引っ掛かりますよね。
雁坂峠から笠取山にかけての部分は縦走路上で一番好きな
ところです。雁峠などの写真を拝見しているとまた歩きたくなります。
反対に、国師ヶ岳から甲武信ヶ岳への部分、ほんとに長く
深夜の歩きは尚更辛いだろうなあ思いました。
感想を読んでいると、色々と聞いてみたいことが出てきます
またご一緒した時にでも話を聞かせて下さい
youtaroさん、こんばんは
前回の丹沢檜洞に続き、今回も行きはよかったのですが、帰りは散々でした。
序の口の飯盛〜横尾だけで疲れてしまい、本番の金峰からの奥秩父縦走にはいった
時にはすでにへろへろでずっと苦行に耐える修行僧の気分でした。
kurosukeさんはとにかく早すぎ
それでも、甲武信小屋についた時間が2時間差だとあとからわかって、少しほっと
しました。破風山小屋に泊まっていた方から、4.5時前に短パンの人が休憩にきた
と言っていたので、その人がkurosukeさんだと思ったのですが、その方が
予定外で応援にやって来たkaikaireiさんだったようです。
kurosukeさん並みに軽量化してトレランシューズで(私はいつものハイカットの
トレクスタでした)歩けば、足の疲労はあれほどなかったとは思いますが、
それでも初日は何とかなっても2日目にはなされるでしょう。
飯盛山までkurosukeさんと5分程度しか変わらない時間で登り、そのあとも
kurosukeさんを負うべく急いだオーバーペースがあとでたたりました。
オーバーペースには本当に気を付けましょう。youtaroさんと比べたらそれほど
ペースはかわらないと思いますが、お互いに気を付けるに越したことはありませんね
北奥千丈岳をパスするときは、ああこれで、完全制覇の目論見が早くも敗れ去った
とがっかりしました。古礼山はゆっくり休むのを楽しみにしていたのですが、
水晶山でqwgさんたち会って予定外の休憩を取ってしまい、余計に遅れてしまった
ので先を急ぐことにしましたが、もうあきらめのj境地でした
また是非ごいっしょしましょう。尽きぬ話を楽しみに
shigetoshiさん、こんにちは。
最初から最後まで、花の写真が綺麗ですね
私はロングの時はとてもそんな余裕がなく、記録代わりに標識を撮るばっかりで、素晴らしいです。
後半は大変な痛みと苦しみだったようですが、無事下山良かったですね。
途中リタイアとはいえ80kmですからね
お疲れ様でした
kohi-さん、こんばんは。
有難うございます。
目を引くような
撮ってしまいます。たくさん撮るので、取捨選択をするのがいつも大変です
でも、今回後半はさすがに疲れて、どうでもいいや的な投げやりな気持ちにもなって、
足元に小さな花々が咲いていたのですが、撮らずに通過してしまったところもありました。
無事に下山できたのが本当に何よりでした。登りだけでなく、下りでも足が痛くなって
来たときは、どうやって下山するんだと、本気で心配になりました。
飛龍からの天平尾根は、あの状態で下るべき道ではありませんでした
そうですね、リタイアといっても、奥多摩エリアの除く真の意味での奥秩父は一応
踏破したわけで、今はそれなりに満足しています
お気遣い有難うございました
shigetoshiさん、こんにちは。
清里からだと距離も長く、けっこう厳しそうですね。
国師〜富士見が夜間だと、不安も大きいと思います。
それにしても、shigetoshiさんがコースタイム通りで歩くというのは、相当珍しいんじゃないでしょうか。
あ、56枚目の写真ですが、たぶんアナグマだと思います。
アナグマと遭遇するのも、けっこうレアですね。
次回、丹沢24時間では、ぜひご一緒しましょう。
westさん、こんばんは。
清里〜黒森はおまけみたいな感じでなめていました。
なので富士見平についた時の疲労感は全くの想定外でとてもめげました
ただ、国師〜富士見間は、みなさんがご心配するほどでもなく、
計画段階で、景色が無くてつまらないこの区間を夜間にしようと意図したのですが
正解だったと思ってはいます。深くて真っ暗な森の中、ヘッドライトのわずかな照射
範囲だけで、目だけでなく足裏の感覚と感で踏み跡を追ってあるくのは、
野生生物になったようで不思議でした
普段、妻と歩くときはコースタイムと同じ程度でゆっくりなのですが、
早く歩きたくても歩けない、という気持ちは今回初めてわかったような気がします
確かに、調べてみたらニホンアナグマですね
こんな山奥にいるなんて思いもよりませんでした。
狸根入りするそうなので、見てみたかった。脅かしたらやってれたかな
今度是非またご一緒しましょう
shigetoshiさん、こんばんは
いや〜、壮絶なレコですね
あのshigetoshiさんが疲れを感じることがあるんですね。
ちょっとほっとしました
ほぼ夜通し80kmも歩くのですから、当然といえば当然ですが。
それにしてもこの距離・標高差のルートを歩こうという意思もすごいし、
また次を見据えている闘志に拍手です
たまたまshigetoshiさんが歩かれた一部のルートを歩いていましたが、
あまりの短さに呆然です
shigetoshiさんが早すぎ、という方がいるんですね
ヤマレコユーザー恐るべしです。
本当にお疲れ様でした。
hirokさん、こんばんは。
前回の丹沢バリルートに続き、またまた壮絶になってしまいました
こんなことばかりやっていたら身体が持たないと、歩いているときは
本気で考えていたのですが・・・喉元過ぎれば熱さ忘れるっていうのは
このことで、性懲りもなくリベンジしたくなってきています
ニアミス!hirokさんが、半日前に甲武信から雁峠まで歩いていたのは、
レコを拝見して知りました
距離は短くても難関の鶏冠尾根を登っているので、充実した登山だったと
思います。私はこの尾根はまだ未踏なので、そのうちぜひ行きたいと
思っています。
お互いお疲れさまでした
shigetoshiさん、こんばんは。
飯盛山の連続写真ありがとうございます。
あそこは気持ちいいので走りましたが、あれがshigetoshiさんをあおる結果になったようで申し訳なかったです。
前半、差が付いたのはロードがあったからだと思います。
私は山やというよりも今はランナーですから、ロードは速く走れます。
なおさら、shigetoshiさんの荷物では走れないと思います。
最後の丹波への下りも苦しそうでたいへんでした。
打ち上げに来られた印象では、それほど辛かったとは思いませんでした。
私もすべて順調であったわけではなく、持参した食料が合わなくシャリバテぎみで、東梓あたりはペースも落ちました。
でも仮眠をしないで24時間以上連続というのも年齢もいっているので脳梗塞など心配で、身体にいいわけないと思います。
次回の戦略、楽しみです。
kurosukeさん、おはようございます。
術後の療養ははいかがでしょうか。
手術前日にこれだけの登山を予定するとは驚きです
飯盛山を風のように去って行ったkurosukeさんの真似をして
わたしも駆け下りてしまいました
丹波山への下りは途中でなんども嫌になって座り込みましたが
温泉に入ってだいぶリフレッシュし、打ち上げ
足以外はそこそこ元気でした
kurosukeさんがシャリバテですか。たしかに、甲武信で2時間差だったので
このときはまだ意外と差が少なかったですね。
お互い怪我や病気には気を付けて、体をいたわりながら頑張りましょう。
今回はいろいろ有難うございました。おかげでまたひとつ新しい経験を
積むことができました
また次の機会によろしくお願いいたします
shigetoshiさん、こんばんは
とても読み応えのあるレコ…気が付いたら、あっという間にこんな時間Σ
私は前回、瑞牆山と金峰山を歩いたので、その時のことを思い浮かべながら
拝見させて頂きました。
金峰山から甲武信ヶ岳を見た写真
最初の方で腿の不調が出て、良く90kmも歩かれました(^^)
スタートが瑞牆山荘だったら、きっと奥多摩駅まで踏破出来ましたね
足の方は少しずつ快方に向かっていますでしょうか??
超ロングを頑張ってくれた足をどうぞ労わってあげてくださいね(^^)
pippiさん、おはようございます。
夜遅くまでレコにお付き合いいただきありがとうございます
瑞牆は先週妻をつれて行こうかと思ったので、pippiさんのレコを
参考にさせていただきましたが、先週はあいにくの天気だったので
中止しました。
いつもと違うパターンだったり、荷物が重かったりで、予想外の
足の不調になってしまい、情けない結果でしたが、それでもなんとか
奥多摩側に下山できてよかったです
今はだいぶ足も回復し、普通に歩けるようになりました。
階段を上るとまだ左脚の付け根の痛みはありますが
やさしいお心使いありがとうございます
寝起きだったからとか、疲れてたからとか、っていうのは
勿論あるんですが・・・私、スゴク人見知りです!!!
なので、落ち着きとか凄みとかじゃないんですってば(笑)
shigeさんのようなカッコイイ山屋さんは、特に緊張するので、
慣れるまでは、ローテンションかもしれませんが、
また丹沢24Hの時は(それより前にも会えますかね^^)
よろしくお願いしますね^^;
しっかし、あんなに足痛そうだったのに、
ハイペースですね(><)さすがです!!
そしてお花の写真がいっぱい゚+.(´∀`*).+゚
私なんて、撮った写真23枚だけな上に、花の写真は1枚も無し、、、
な上に、qwgさんの「シャクナゲが綺麗だねぇ」には後半、
ほぼ無視してるくらい元気無しでした(-_-;)
いや、元気ある時も、お花に興味を持てない
心の乾いた人間なんですが・・・(-_-;)
長旅、お疲れさまでした♪(´ω`*)
horikoさん、こんばんは。
「カッコイイ山屋さん」ですか
そのように行っていただけるとお世辞とは分かっていても
でもとてもうれしいです
horikoさん、あのときあまり疲れているようには見えず、
レコのコメントから感じられるようなテンションがなかったので、
とても意外に思いましたが、緊張でしたすか
そうですね、秋の丹沢24よりも前にお会いする機会はあるかも
知れませんが、コメントのやり取り同様に接していただければ結構です。
前回の丹沢周回のレコから、私もhorikoさんにならって、標準コースタイム比較
をやってみました。
今回は計画段階から短縮率をだしてみたら、50%以下になったので、
自分の計画通りには無理かもと思ったのですが、やっぱり駄目でしたね。
特に最後の丹波山への下りは私も完全に100%オーバーとなり、全く
速くありませんでした。
速く歩かなかったので、その分立ち止まって休みながらたくさん花の写真
等をとりましたよ
horikoさん、今は速く歩くこと、ロングを歩くことに興味の中心がある
段階でしょうけれど、そのうち花とか他のものにも興味が湧くように
なりますよ
shigetoshiさん、こんばんわ
計画を見たときにワクワクしていました
完全な奥秩父主脈縦走(飯盛〜雲取)は私が登山を始めたときに最初の目標みたいなものでした。結局まだ実行したことはありませんが、shigetoshiさんが実行するとどうなるのだろうと楽しみにしていました
本来なら3〜4泊は必要なコースだと思うので、2日で飯盛〜飛龍〜丹波山でもすごい記録です。最初から足にきているのに、その後もハイペースで50〜60km歩けるとはまたすごいです。さらにそのshigetoshiさんよりも速いペースで突破される方がいることにも驚いております。個人的には、体を仕上げていけばこのような事も可能なんだと夢が膨らみました
金峰〜破風山非難小屋の区間のナイトハイクですが、いかがだったですか?私の過去の記録とダブる所があったので、東梓が遠く感じたという部分、確かに私もそうだったと思い出した所です。
夕焼け+夜景+朝焼けの三点セット本当に綺麗ですよね。
なんだかまた夜景を目的に歩いてみたくなりました
ご体調は元に戻りましたか???
これからは海外登山に向け高い山を登られるのでしょうか?
リフレッシュしてまた新たなチャレンジに頑張ってください。
お疲れ様でした
aottyさん、こんばんは
飯盛〜雲取を最初の目標にしたとは、すごいですね
私は今回のお誘いを受けるまで、清里~信州峠を歩くことは考えたことが
ありませんでしたし、バリルートがあることも知りませんでした。
確かに、足の調子がいつも通りだったら、奥多摩駅までの完全縦走が
できたかもしれないという気もしないではなく、リベンジしてみたと
思います(でもまた今回のように厳しかったらどうしよう
「体を仕上げていけばこのような事も可能なんだ」
その通りだと思います
私のように50歳をこえてもここまでやればできるのですから。
kurosukeさんに至っては私よりもっと年配ですから
若いaottyさんなら、今らかでも十分でしょう。
金峰〜破風山非難小屋の区間のaottyさんのナイトハイクのレコ、
私も歩きながら、思い出していました。展望がないこの区間をあえて
夜間に充てたのですが、森の中をトレースがくねくねと曲がるので
狭いヘッドライトの視野ではすぐにトレースが視野外になってしまい
走ることができませんでした。首を振ってトレース確認しながら歩くので
時間がかかりました。予定時間は前回歩いた笛吹川源流域周回のときの
実際にかかった時間で計画したのですが、全くその昼間に歩いた時間では
歩けませんでした。
お心遣いありがとうございます。本日妻と日の出山から大岳山へ登ってきました
が、途中少しだけ足の付け根が痛んだだけで大きな問題はなく、自分でも
安心しました。夏までは高度順応登山を予定しています
shigetoshiさん、今晩は。
僕は計画の達成率が10%位なのでリタイヤにも慣れっこですが、shigetoshiさんがクタクタでリタイヤなんて想像もできませんね。本当にきつかったんですね。お疲れ様でした。
レコを読むと最初から調子が悪かった様ですから、よくぞここまでもったものだと思います。80キロとこの累積標高なら普通なら十分ゴールですよ。足が悪くならないと良いのですが。。。十分休めて下さいね。
Futaroさん、こんばんは。
途中リタイアは最初に参加した第2回丹沢24(大山~東海大前を諦め、ヤビツ峠で下山)以来2回目でした。だめだと思ったとたん、モチベーションが下がって速くあることが苦痛になりましたが、それも初めての経験でした。
参加できなかったFutaroさんの分まで頑張ると言っておきながら、頑張れなかった自分が不甲斐ないと思いながらも下がったテンションを上げる方法が見つかりませんでした
2日目のコースタイムを見るとほんとに情けないのですが、私個人の中では奥秩父って飛龍までで、雲取は奥多摩エリアなので、一応奥秩父は端から端まで行ったつもりで、満足はしてます
今日、奥多摩を歩いてきましたが足の方はなんとか治りそうです。お気遣いありがとうございました。お互い身体を大切にして、長く山を続けられるように頑張りましょう
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