南八ヶ岳縦走【硫黄岳〜横岳〜赤岳〜阿弥陀岳】

2014年07月25日(金) ~ 2014年07月26日(土)

• GPS: 16:08
• 距離: 25.7km
• 登り: 2,062m
• 下り: 2,080m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:53
• 休憩: 2:30
• 合計: 8:23

距離 14.3km 登り 1,623m 下り 386m

5:05 美濃戸口
5:10 5:10 八ヶ岳山荘
5:21 5:21 河原奥の氷柱
5:50 5:50 やまのこ村
5:56 5:58 美濃戸
6:38 6:39 堰堤広場
7:33 7:54 赤岳鉱泉
7:59 7:59 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
8:04 8:09 ジョウゴ沢
9:17 9:26 赤岩の頭
9:49 10:23 硫黄岳
10:41 11:22 硫黄岳山荘
11:51 11:51 台座ノ頭
12:05 12:27 横岳
12:29 12:32 横岳（無名峰）
12:46 12:48 三叉峰
12:55 12:57 石尊峰
12:58 13:03 鉾岳
13:07 13:10 日ノ岳
13:18 13:21 二十三夜峰
13:29 13:29 地蔵の頭
13:34 赤岳天望荘

2日目

• 山行: 5:16
• 休憩: 2:20
• 合計: 7:36

距離 11.4km 登り 470m 下り 1,696m

13:34 赤岳天望荘
6:18 6:19 赤岳頂上山荘
6:24 7:03 赤岳
7:05 7:12 竜頭峰分岐
7:17 7:17 キレット分岐
7:24 7:29 文三郎尾根分岐
7:44 7:53 中岳
7:59 8:06 中岳のコル
8:26 8:41 阿弥陀岳
9:00 9:18 中岳のコル
9:26 9:26 阿弥陀岳北稜
9:30 9:33 中岳のコル登山道水場
9:49 9:50 阿弥陀岳分岐
9:56 10:31 行者小屋
11:27 11:27 中ノ行者小屋跡
12:30 12:32 美濃戸山荘
12:37 12:37 赤岳山荘
13:19 八ヶ岳山荘
13:19 ゴール地点

7月25日（金）
　美濃戸口　　　　　　5：10
　美濃戸（やまのこ村）5：50　　0：40（1：00）
　赤岳鉱泉　　　　　　7：35ー7：54　　1：45（2：00）
　赤岩の頭　　　　　　9：20−9：32　　1：26（1：50）
　硫黄岳　　　　　　　9：50ー10：22　0：18（0：20）
　硫黄岳山荘　　　　10：42−11：22　0：20（0：20）
　台座の頭　　　　　11：55
　横岳　　　　　　　12：17　　0：55（0：50）
　杣添尾根分岐（三叉峰）12：45　　0：28（0：10）
　二十三夜峰　　　　13：27
　地蔵の頭　　　　　13：29　　0：44（0：35）
　赤岳天望荘　　　　13：33　　0：04（0：05）
　　（赤岳天望荘泊）

　歩行時間計　6時間40分　（標準CT　7時間10分）
　
7月26日（土）
　赤岳天望荘　　　5：45
　赤岳頂上山荘　　6：24　　0：39（0：40）
　赤岳南峰　　　　6：28ー7：02
　文三郎道分岐　　7：26　　0：28（0：30）
　中岳　　　　　　7：48
　中岳のコル　　　8：00　　0：34（0：30）
　阿弥陀岳　　　　8：27ー8：35　　0：27（0：25）
　中岳のコル　　　9：00−9：15　　0：25（0：20）
　行者小屋　　　　9：56ー10：30　0：41（0：50）
　美濃戸山荘　　12：30　　2：00（1：40）
　美濃戸口　　　13：19　　0：49（0：50）

　歩行時間計　6時間3分　（標準CT　5時間45分）

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス

往路：京王八王子駅　24：10発→美濃戸口　4：50頃着　毎日あるぺん号
復路：美濃戸口　15：00発→新宿西口　19：30頃着　毎日あるぺん号
　　　　＊中央道の事故渋滞で40分程度ロス

コース状況／危険箇所等

・メジャールートなので道は明瞭。
・横岳〜赤岳間はクサリ場連続し落石、滑落しないよう注意必要。
・赤岳の登下降、阿弥陀岳の登下降も岩稜でのクサリ場の連続箇所あり、スリップ、落石に注意。
・温泉：美濃戸口の八ヶ岳山荘（500円）、赤岳天望荘に五右衛門風呂あり（宿泊者専用）

写真

7/25 5:09

毎日あるぺん号の到着地、美濃戸口の八ヶ岳山荘から出発

7/25 5:11

左の美濃戸方面へ

7/25 5:51

林道を約50分歩いて美濃戸へ。早朝だったせいかアブも途中1匹見掛けただけでした。

7/25 5:57

北沢、南沢コース分岐。硫黄岳へは北沢コースへ。

7/25 6:38

堰堤広場のところで沢を橋で渡り、すぐ左に沢沿いに辿っていきます

7/25 6:41

暫くは緑の爽やかな沢沿いの道です

7/25 6:45

何だか日本庭園の中を歩いているような景観です

7/25 6:51

水音が涼を誘います

7/25 6:56

道は良く整備されており歩き易いですね

7/25 7:34

赤岳鉱泉が見えてきました

7/25 7:35

赤岳鉱泉

7/25 7:38

7/25 7:54

硫黄岳へは小屋正面の登山道を登っていきます

7/25 7:55

登山道から赤岳鉱泉を振り返ったところ

7/25 8:40

緩やかな登りが続きます。道は歩き易いです。

7/25 9:04

右手に赤岳が見えてきました

7/25 9:11

赤岩の頭手前で視界が開けてきました

7/25 9:12

硫黄岳から南下する稜線上のケルンが確認できます

7/25 9:13

横岳から赤岳、中岳、阿弥陀岳と続く山並み

7/25 9:20

赤岩の頭に出ました。これからはずっと開けた稜線を歩くことになります。

7/25 9:20

蓼科山、天狗岳が望めます

7/25 9:21

横岳、赤岳、阿弥陀岳

7/25 9:22

ほんの僅かで赤岩の頭頂上です

7/25 9:23

阿弥陀岳の右手には南アルプスが

7/25 9:23

東西両天狗岳もはっきりと姿を現しました

7/25 9:23

峰の松目

7/25 9:23

正面の硫黄岳を目指して砂地のルートを登っていきます

7/25 9:32

7/25 9:32

硫黄岳への登り途中から赤岩の頭を振り返って。中央に阿弥陀岳、左に赤岳

7/25 9:49

20分弱の登りで硫黄岳山頂へ。広々としています。

7/25 9:50

硫黄岳山頂標

7/25 9:53

天狗岳とその奥に蓼科山

7/25 9:53

硫黄岳の爆裂火口。すごい迫力です。

7/25 9:54

これから歩く赤岳までの稜線が良く判ります

7/25 10:08

阿弥陀岳の右手に低く見えるのは西岳でしょうか

7/25 10:08

左手稜線上には硫黄岳山荘の青い屋根が見えます

7/25 10:20

硫黄岳山荘までの稜線上にはケルンが並んでいます

7/25 10:20

赤岳、阿弥陀岳

7/25 10:22

爆裂火口を南東側から

7/25 10:22

爆裂火口の向こう側に天狗岳を望む

7/25 10:23

横岳へ向かう稜線とケルン

7/25 10:25

稜線上から赤岩の頭を振り返る

7/25 10:29

広々として気持ちの良い稜線です

7/25 10:35

稜線両側はロープで植生保護されています

7/25 10:40

コマクサ

7/25 10:41

硫黄岳山荘

7/25 10:42

7/25 10:42

山荘前の駒草神社

7/25 10:42

山荘前から硫黄岳、赤岩の頭を望む

7/25 10:42

硫黄岳から下ってきた稜線

7/25 10:48

少し早めのランチ休憩とします

7/25 10:50

カレーライス800円、生ビール500円

7/25 11:27

硫黄岳山荘を後にして横岳へ向かいます

7/25 11:27

この両側もコマクサなどが多く見られます

7/25 11:43

硫黄岳山荘も大分小さくなりました

7/25 11:45

台座の頭への緩やかな登り。歩き易いです。

7/25 11:45

7/25 11:46

7/25 11:55

台座の頭付近

7/25 11:57

硫黄岳を振り返って

7/25 11:58

キバナシャクナゲ

7/25 12:00

いよいよ横岳の稜線に入っていきます

7/25 12:03

右手は大同心でしょうか

7/25 12:09

暫くは岩稜沿いのクサリ場が続きますが、まだ其れ程危険ではありません

7/25 12:09

足場は豊富なのでクサリに頼らずとも大丈夫です

7/25 12:17

横岳の主峰である奥の院

7/25 12:17

横岳から台座の頭、硫黄岳を振り返る

7/25 12:18

赤岳は少し雲に覆われてきました

7/25 12:18

横岳から望む赤岳、中岳、阿弥陀岳。中岳の向こうには網笠山、ギボシ、権現岳も見えます。

7/25 12:28

こういったハシゴも何カ所かありました

7/25 12:29

横岳奥の院

7/25 12:30

赤岳まではまだいくつかのピークを越えていかなければなりません

7/25 12:45

三叉峰。杣添尾根への分岐地点です。

7/25 12:46

7/25 12:46

石尊峰

7/25 12:48

いくつかのピークは直登せずに巻いていきます

7/25 12:51

鉾岳

7/25 12:53

7/25 12:56

鉾岳からはいったん大きく下ります

7/25 12:58

ルートは高度をいったん下げながら日の岳を巻いていきます

7/25 12:59

日の岳の巻き道

7/25 13:12

この辺はザレていてやや滑ります

7/25 13:13

日の岳のトラバース道

7/25 13:15

岩稜がそそり立っていて迫力あります

7/25 13:15

赤岳天望荘が見えてきました

7/25 13:22

二十三夜峰手前

7/25 13:23

二十三夜峰

7/25 13:29

地蔵の頭で地蔵尾根を合わせます

7/25 13:30

天望荘まであと僅かです

7/25 13:33

今夜のお宿、赤岳天望荘に到着です

7/25 13:34

天望荘前から硫黄岳、遠く蓼科山を望む

7/25 13:34

阿弥陀岳も大分近くなりました

7/25 13:35

赤岳天望荘入り口

7/25 14:29

左手は個室棟です

7/25 14:29

天望荘から阿弥陀岳

7/25 14:30

硫黄岳方面

7/25 14:30

阿弥陀岳

7/25 17:01

7/26 4:32

日の出前の雲海に浮かぶ富士山

7/26 4:32

日の出前の赤岳。山頂にも沢山のハイカーが日の出を待っているのが確認できます

7/26 4:35

奥秩父金峰山方面

7/26 4:39

蓼科山、北アルプス方面

7/26 4:39

阿弥陀岳の右手には乗鞍、穂高方面

7/26 4:39

中岳の向こうに南アルプス

7/26 4:40

奥秩父方面

7/26 4:43

左から乗鞍、穂高、槍と連なる北アルプス諸峰

7/26 4:45

太陽が姿を現し始めました

7/26 4:45

7/26 4:47

7/26 4:49

日の出です

7/26 4:50

右から槍、穂高、乗鞍

7/26 4:50

北アルプス方面

7/26 4:51

北アルプス方面

7/26 4:52

朝焼けの赤岳

7/26 4:56

7/26 5:45

いよいよ赤岳に向けて出発します

7/26 5:46

県界尾根を左に分けます

7/26 5:46

雲海に浮かぶ富士山

7/26 5:46

奥秩父の山並み

7/26 5:56

やや急な登りが続きます

7/26 6:09

クサリ場

7/26 6:17

山頂まであとひと登りの地点まで来ました

7/26 6:24

赤岳頂上山荘のある北峰

7/26 6:24

山荘から南峰はすぐです

7/26 6:28

赤岳は山梨百名山でもあります

7/26 6:28

空の青さが素晴らしいです

7/26 6:30

御嶽山遠望

7/26 6:30

南アルプスの山並み

7/26 6:30

富士山

7/26 6:41

南アルプス

7/26 6:42

再度、御嶽山遠望

7/26 6:42

槍が岳を中心に北アルプス諸峰

7/26 6:43

山頂は多くのハイカーで賑わっています

7/26 7:05

赤岳山頂からの下り

7/26 7:07

竜頭峰分岐

7/26 7:17

岩稜沿いのクサリ場を下っていきます

7/26 7:18

権現岳方面分岐

7/26 7:26

文三郎尾根分岐。正面がこれから向かう阿弥陀岳

7/26 7:37

中岳手前の鞍部。広々としています

7/26 7:37

権現岳とギボシ。奥には甲斐駒、仙丈。

7/26 7:37

権現岳、ギボシ、網笠山、西岳

7/26 7:37

硫黄岳から横岳への稜線

7/26 7:42

右手に権現岳、ギボシ、左奥に富士山遠望

7/26 7:48

中岳頂上。奥に甲斐駒、仙丈、鳳凰三山

7/26 7:48

蓼科山、天狗岳、硫黄岳、横岳

7/26 7:48

阿弥陀岳

7/26 7:48

赤岳（逆光で見にくいですが）

7/26 7:50

7/26 8:00

中岳のコル。ここにザックをデポして阿弥陀岳に向かいます

7/26 8:00

最後のピーク、阿弥陀岳に向かいます

7/26 8:00

阿弥陀岳への登り途中から見た赤岳

7/26 8:06

阿弥陀岳へも岩稜、クサリ場の急な登りが続きます

7/26 8:27

阿弥陀岳山頂。赤岳よりも広々と開放的です

7/26 8:27

阿弥陀岳山頂からの南アルプス

7/26 8:28

御嶽山は雲に隠れてしまいました

7/26 8:28

槍が岳を中心とした北アルプス

7/26 8:28

7/26 8:29

7/26 8:33

右から硫黄岳、天狗岳、蓼科山

7/26 8:34

北アルプス

7/26 8:34

乗鞍

7/26 8:34

穂高から槍が岳

7/26 8:34

南アルプス

7/26 8:35

赤岳

7/26 8:35

富士山は相変わらず雲の上に

7/26 8:59

中岳のコルに降りてきました

7/26 9:18

硫黄岳から横岳への稜線

7/26 9:18

昨晩宿泊した赤岳天望荘が見えます

7/26 9:48

下山は中岳道で。行者小屋手前で文三郎尾根からの道を合わせます

7/26 9:55

行者小屋のテン場

7/26 9:58

行者小屋から望む赤岳

7/26 9:58

行者小屋から望む阿弥陀岳

7/26 9:58

行者小屋から望む横岳の岩稜群は迫力あります

7/26 10:41

美濃戸へは南沢ルートで。前半は林間の気持ちの良い林間ルートです

7/26 10:46

暫くは林間ルートが続きますが、後半は沢沿いの岩のゴロゴロしたルートとなります

7/26 12:30

美濃戸に戻ってきました

7/26 12:30

美濃戸の南沢ルート入り口

7/26 13:21

ゴールの美濃戸口バス停。バスの出発時間まで八ヶ岳山荘でランチ＆入浴休憩しました。

撮影機器：

iPhone 5c Apple

NIKON 1 J1 NIKON CORPORATION

感想

sonorhana

ついに念願の南八ヶ岳縦走を実現できました。
今回は2日間とも快晴に恵まれた絶好のコンディションで、各山頂からは素晴らしい眺望が楽しめました。
美濃戸近辺ではアブが発生しているとの情報があったため、肌の露出部分にはタイガーバームをしっかりと擦り込んでおいたせいか、美濃戸口〜美濃戸間の林道歩きでもアブ被害には遭わずに済みました。
コース前半の横岳手前までは気持ちの良い稜線歩き、後半の阿弥陀岳までは岩稜地帯をクサリ場やハシゴなどを辿りながらのなかなかにスリリングなルートで、コース自体のバリエーションも人気の秘密なんでしょうね。意外と御歳を召した（失礼！）方々の団体も多く、そのスタミナに驚かされました。
今回で昨年の網笠山から権現岳へのルートと合わせて南八ヶ岳の主要峰を制覇できましたので、次は天狗岳以北のエリアを狙っていきたいと思います。やっぱり八ヶ岳は素晴らしいですね！