記録ID: 486946
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
南アルプス 悪沢岳・赤石岳・聖岳(反時計回り)
2014年07月26日(土) ~
2014年07月29日(火)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 73:26
- 距離
- 44.4km
- 登り
- 4,601m
- 下り
- 4,581m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 7:48
距離 9.9km
登り 1,634m
下り 147m
2日目
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 10:14
距離 15.1km
登り 1,349m
下り 1,502m
3日目
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 2:46
- 合計
- 10:21
距離 11.6km
登り 1,297m
下り 1,489m
天候 | 26日(土) 晴れ 27日(日) 晴れ→曇り→雨 &強風 28日(月) 晴れ→曇り 29日(火) 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
毎日あるぺん号 /竹橋22:40発〜畑薙第一ダム夏季臨時駐車場6:00着 東海フォレスト /畑薙第一ダム夏季臨時駐車場7:00発〜椹島ロッヂ8:00着 (※1) 【復路 7/29】 東海フォレスト /聖岳登山口10:00発〜椹島ロッヂ10:15着 (※2) 東海フォレスト /椹島ロッヂ13:00発〜畑薙第一ダム夏季臨時駐車場14:00着 毎日あるぺん号 /畑薙第一ダム14:10発〜新宿20:00着 毎日あるぺん号は往路9300円、復路8,300円。畑薙第一ダムまでの道が狭いせいか25人席の小型バス、往路は満席で座席も狭く熟睡とはいかない。復路は乗客が7、8人のみの乗車でゆったりと帰ることができた。 東海フォレストのバスは無料だが、指定の山小屋に1泊以上することが条件。往路の乗車時に前金として3000円を支払い、宿泊時に残りの差額を支払う。 ※1 7時の臨時便に乗車できた。7時の臨時便は2台発車、但し、7時時点で待っていた人数は乗車できなかった様子。 ※2 復路(畑薙第一ダム行き)は、聖岳登山口からの乗車ができないので要注意。一度椹島に戻ってから、改めて復路のバスに乗車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【1日目】 椹島〜千枚小屋 ・椹島から目的地の千枚小屋までは標高差約1400メートルを登る。 ・清水平で給水可能。荷物の重量が気になる場合は清水平での給水を見込んで計画を立てるとよい。 ・見晴台、駒鳥池が景観が良く、休憩向き。 ・この区間は特に危険個所はなし。 【2日目】 千枚小屋〜千枚岳〜丸山〜東岳(悪沢岳)〜中岳〜前岳〜荒川小屋〜大聖寺平〜赤石岳〜百諒拭蘇期瞭音海硫 ・とのかくアップダウンがキツイ、特に前岳から荒川小屋まで約500メートル下り、再び赤石岳までは500メートルの登り。 ・危険個所は千枚岳からの岩場の下りで2か所、3点確保しながら慎重に下っていく。 ・当日は煽られるような強風、さらに午後から雨が降り出し、東岳(悪沢岳)以降、景観も望めずシンドイ一日になった。 ・給水はちょうど中間地点の荒川小屋でできる。 【3日目】 百瞭音海硫函疎臑岳〜中盛丸山〜小兎岳〜兎岳〜前聖岳〜奥聖岳〜小聖岳〜聖平小屋 ・前日に続きアップダウンの多いコース。兎岳からの下りと聖岳への登り返しが特にキツイ。 ・兎岳の三角点は山頂部から5分程度離れたところにある。ハイマツに囲まれた2畳程度の場所に三角点と小さな標識。 ・奥聖の三角点も山頂の標識の少し先にあるので見逃しやすそう。 ・この区間は特に難しい場所はないが片方が切落ちている崖のふちを歩く場合があるので注意。 【4日目】 聖平小屋〜聖沢登山口〜椹島 ・林間の下り、前半は多少のアップダウンあり。 ・岩頭滝見台で給水と休憩。その後崩落個所があるので注意。造林小屋を越えると一気に高度を下げる。 ・聖沢吊橋以降はなだらか下り。出合所小屋跡を過ぎて急坂を下りきると聖岳登山口に到着。 ・10時までに登山口に着ければ、椹島行のバスに乗車可能。その後だと50分程度歩くことになる。 全体を通して、一つ一つの山ごとのアップダウンが想像以上に大きく体力的にキツイ。山小屋や給水箇所が豊富なので工夫して重量を減らすとよい。 北アルプスに比べると圧倒的に人が少なく、のんびりと落ち着いた登山を堪能できる。 |
その他周辺情報 | 【千枚小屋】 テン泊。テントスペースの埋まりは7割程度か?虫が多いので注意!3カ所ほど刺されかゆい思いをした。 【百瞭胸海両屋】 小屋泊。噂の食事はとんかつでボリュームもありあり満足。8人スペースに7人泊で余裕あり。 【聖平小屋】 テン泊。テントスペースはかなり余裕あり。簡単なベンチもあり快適なテントサイト。到着時にフルーツポンチをご馳走になる。トイレが小屋から離れているのが小屋どまりの人にとっては難点か? 【椹島ロッヂ】 食事、シャワーが可能。ロッヂの裏に広場あり、バスを待つ間マットを敷いて昼寝。 畑薙第一ダム〜椹島間の送迎バスを利用するためには、指定の山小屋へ最低1泊が条件となる。今回は百瞭胸海両屋を利用。ちょうど天候の悪い日だったこともありタイミングが良かった。北アルプスのような混雑もなくゆったりと休めた。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(1)
ザックカバー(1)
ストック(1)
水筒(1)
ヘッドランプ(1)
ナイフ(1)
コンパス(1)
地図(1)
ストーブ(1)
ガスカートリッジ(1)
ライター(1)
コッヘル(1)
カトラリー(1)
テント(1)
グラウンドシート(1)
シュラフ(1)
マット(1)
食糧
携行食
帽子(1)
グローブ(1)
レインウェア(1)
フリース(1)
着替え
タオル(1)
ファーストエイドキット(1)
GPS(1)
予備電池(1)
エマージェンシーシート(1)
ゴミ袋(2)
携帯電話(1)
健康保険証/運転免許証
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感想
夏季休暇をつかって南アルプス、荒川、赤井、聖の山々を4日間で縦走。
3000メートル越えの山をいくつも越えていくコースは少々(かなり?)体力的にいキツイが、登りごたえがあり満足感も大きい。
人が多くないというところも良い。
印象としてはとにかくアップダウンの繰り返し、いくつもの山を越えていくが、稜線を進むというより、ひと山ひと山を登って、下ってを何度も繰り返す感じ。
スケールが大きいというか、懐が深いというか、純粋に山登りを満喫できる。
2日目は残念ながら強風に曇り、雨と天候に恵まれなかったが、それ以外は天気が大きく崩れることもなく、特に3日目は大展望を楽しむことができた。
少々アクセスが悪い山域だが、夏休みにも関わらず、北アルプスや八ヶ岳のような人の多さはなく、落ち着いた登山をじっくりと味わえる。
同行した方が言っていたし、自分もそうだったが歩行時間がほぼコースタイム通りになっていた。いつもならガイドブックのコースタイムより1割くらいは短いので休憩時間は入れず計画を立てることが多い。
今回のコースでは宿泊地の選び方によっては1日の行動時間が長くなるので、食事、休憩時間を入れてゆとりをもった計画を立てたほうがよいと思った。
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