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Yamareco

記録ID: 5005692
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

焼岳北峰・中尾高原ルート敗退(日帰り)

2022年12月20日(火) [日帰り]
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コースタイム

日帰り
山行
8:40
休憩
0:00
合計
8:40
4:30
26
中尾温泉口駐車場
4:56
4:56
15
林道ゲート
5:11
5:11
3
5:14
5:14
78
渡渉点(足洗谷)
6:32
6:32
8
焼岳登山口(第2)
6:40
6:40
135
白水の滝展望台
8:55
8:55
127
鍋助横手
11:02
11:02
38
1,797m敗退地点
11:40
11:40
37
鍋助横手
12:17
12:17
7
白水の滝展望台
12:24
12:24
22
焼岳登山口(第2)
12:46
12:46
3
渡渉点(足洗谷)
12:49
12:49
9
12:58
12:58
12
林道ゲート
13:10
13:10
0
13:10
ゴール地点
天候 12/20(火)→はれ
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■中尾温泉口駐車場
■アクセス→長野道・松本IC〜約100分。
■駐車台数→11台(無雪期)
■トイレ→あり(紙あり、電気・水道なし)
■水場→なし。
■登山ポスト→あり。
■24時間利用→可能。 

※工事車両・重機が複数駐車されています。
コース状況/
危険箇所等
■中尾温泉口駐車場(1,170m)
上記のアクセス欄を参照して下さい。
登山ポストがあります(登山計画書とペン有り)
駐車場の手前200mから工事があり、駐車場は重機・工事車両・資材が置かれて駐車台数は2〜4台になり、工事が始まる8時過ぎには工事車両で満車になります。
駐車場より上部には中尾地熱発電所だけあり車の通行が少なく、工事中は道路に重機や資材が置かれていて下山時には駐車場から出庫するのに5分〜10分掛かります。
先週末の登山者1人の足跡があり、中尾温泉口駐車場からすねラッセルで林道ゲートへ向かいます。
※別称→焼岳登山者駐車場と呼ばれます。


■林道ゲート(1,217m)
中尾温泉口駐車場から25分で林道ゲートに到着です。
林道ゲートからすねラッセルで焼岳登山口へ向かいます。
2020年7月に焼岳登山口(第1)付近が崩落して中尾高原ルートは通行止めでしたが、12/16(金)に災害復旧工事が終わり通行可能です。しかし林道ゲートから先は雪が深く積もり、林道と崖の境界線の見極めが難しいので注意が必要です。(写真添付)
登山口


■■焼岳登山口(第1・1,190m)
林道ゲートから約15分で焼岳登山口(第1)に到着です。
焼岳登山口からすね〜膝ラッセルで白水の滝展望台へ向かいます。
道標を左折→林道へ(工事用道路→焼岳登山口・第2へ続く)、右折→登山道へ続きます。
新中の湯ルートに比べて登山者が極めて少なく登山道の整備は期待してはいけません。無雪期は2m〜3mの熊笹の藪こぎがあり、当日は熊笹が雪に埋まっておらず藪こぎとラッセルが続きます。
新雪で雪を崩してラッセルして進みますが、ラッセル後は雪に埋まった熊笹が起き上がります。新雪の足元は岩畳や木製階段で足場が滑り、足首やストックが熊笹に絡まり体力を奪われます。
焼岳登山口(第1)の周辺は足洗谷・割谷・黒谷・白水谷など大きな沢が集まる場所で、大雨の時は水害による大きな崩落が発生するので特に注意が必要です。
※別称→中尾温泉登山口、奥飛騨側登山口と呼ばれます。
私は焼岳登山口(第1)と表記します。


■渡渉点(足洗谷・1,241m)
焼岳登山口(第1)から約3分で渡渉点(足洗谷)に到着です。
凍結した3mの丸太橋を渡り、ここから本格的な登山道とラッセルが続きます。
当日は駐車場から柔らかい新雪が繋がり、駐車場でチェーンスパイク or アイゼンを装着して問題ありません。しかしアイゼンやピッケルが効く雪質にはまだ時間が掛かります。


■■焼岳登山口(第2・1,416m)
渡渉点(足洗谷)から約80分で焼岳登山口(第2)に到着です。
焼岳登山口(第1)から続く林道の合流点になり、開けた平坦地でソロテント10張り可能です。
ここから傾斜が増して落枝・落雪が増えます。
雪の積もった枝が落ちたり、木の枝に積もった40cm〜50cmの雪が風速3mでしきりに落ちてくるので樹林帯でもヘルメットは必要です。
※私は焼岳登山口(第2)と表記します。


■白水の滝展望台(1,442m)
焼岳登山口(第2)から約10分で白水の滝展望台に到着です。
対岸に落差約45mの白水の滝が見えます。
週末の登山者の足跡が消えて、ここから雪が深くなり太股〜腰〜胸ラッセルが敗退地点(1,797m)まで続きます。
マーキングがなくなり直角に曲がる登山道で何度か道迷いしました。足元が岩畳や木製階段ではなく熊笹の場合はルートロスしている証拠です。
80cm〜100cmの雪を崩しながらのラッセルが続き、吹き溜まりの最深部は2mを超える積雪量です。


■鍋助横手(1,649m)
白水の滝展望台から約135分で鍋助横手に到着です。
太股〜腰〜胸ラッセルが敗退地点(1,797m)まで続きます。
ロープが張られた谷側が深く切れ落ちた場所になり、熊笹と雪で足元が隠れているので滑落に注意が必要です。
白水の滝展望台から距離0.9km、標高差209mを稼ぐのに135分掛かりました。


■敗退地点(1,797m)
鍋助横手から約125分で敗退地点に到着です。
太股〜腰〜胸ラッセルが敗退地点(1,797m)まで続きます。
鍋助横手から距離0.6km、標高差148mを稼ぐのに125分掛かりました。


■鍋助横手(1,649m)
敗退地点から約40分で鍋助横手に到着です。
登りに比べて下りは早く楽ですが、太股〜腰〜胸ラッセルは続きます。


■白水の滝展望台(1,442m)
鍋助横手から約40分で白水の滝展望台に到着です。
藪こぎ・ラッセルが続き、ほとんどチェーンスパイクは効きません。
雪がとても深いので落し物に注意が必要、防寒・防風対策が特に必要です。


■焼岳登山口(第2・1,416m)
白水の滝展望台から約10分で焼岳登山口(第2)に到着です。


■渡渉点(足洗谷・1,241m)
焼岳登山口(第2)から約20分で渡渉点(足洗谷)に到着です。


■焼岳登山口(第1・1,239m)
渡渉点(足洗谷)から約3分で焼岳登山口(第1)に到着です。
日没までに通過できれば安全圏です。


■林道ゲート(1,217m)
焼岳登山口(第1)から約10分で林道ゲートに到着です。
林道ゲートは鎖を跨ぐか山側から回り込み、谷側は狭く滑落する危険があるので注意が必要です(写真添付)


■中尾温泉口駐車場(1,170m)
林道ゲートから約10分で中尾温泉口駐車場に到着です。
08:00〜17:00は工事中、これで無事に山行が終了です。


※■■マークは勝手に呼称しています。


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★その他の注意点
乗鞍岳・鳥居尾根ルートの区間は距離→13.9km・標高差→1,362m・コースタイム→9〜11時間(積雪期)になりますが、日帰りが可能です(積雪期の好天時の場合・山滑走を除く)
日帰りで登頂するには雪質・積雪量・天候・体調・装備・気力・長距離を歩ける体力が必要です。


★噴火警戒レベルについて
飛騨山脈に跨がる焼岳は活発な活火山になり、噴火警戒レベル2以上で立ち入り規制があり登山ができません。
今年5/24(火)にレベル2へ引き上げになり7/12(火)にレベル1に引き下げられたばかりです。
万が一噴火した場合は、中尾高原ルートでは中尾峠より上部、新中ノ湯ルートでは広場より上部にいる場合は想定火口範囲になり火砕流・噴石・火山ガスが発生して非難する猶予がなく生存確率が低い場所になります。
焼岳登山は通年を通して簡単に登頂できる認識が強く、登山よりハイキングという風潮がありヘルメットの携帯率・装着率は非常に低いです。
標高2,200m付近から有毒の火山ガスが噴出しているので、噴出口に近づいたり火山ガスが溜まりやすい窪地で休憩しないように注意が必要です。
活火山なのでゆっくり山頂での食事は避けて、事前に噴火警戒レベルとライブカメラで最新情報を確認しましょう。


★市道中尾焼岳線の通行止めについて
中尾高原ルートが災害復旧工事(林道ゲート前)で04/11(月)〜12/16(金)まで通行止めでしたが、無事に規制解除されて通行可能です(写真添付)


★焼岳南峰と正賀池の立入禁止について
焼岳南峰と正賀池は岩場の崩落の危険があり立入禁止です。しかし積雪期には焼岳南峰へ登る登山者が多いのも事実で、複数のルートがあります。
/恵罎療鬟襦璽箸任蝋場から南東斜面を安全に登下降できます。
広場→焼岳カール→東斜面の岩場を稜線まで登り上げます(雪崩エリア)
は南峰・北峰のコル→北斜面の岩場を南峰直下まで登り上げます(3年前に滑落した現場)
い牢篦攣核免根→北斜面を登り上げます。
積雪期は谷や沢が雪で埋まり自由にルートを選ぶことが可能になり、現時点では焼岳南峰と正賀池は立入禁止ですが黙認されている状況です。
今後の見通しとしては死亡事故が発生しない限り、強い規制やアナウンスは無いと思います。
^奮阿離襦璽箸詫鄒弌雪崩・滑落の危険が非常に高いです。


★中尾高原ルートについて
焼岳な登山者の9割→新中の湯ルート、1割→中尾高原ルートを利用します。
新中の湯ルートに飽きた人や静かな山登りをしたい人にはおすすめです。
岐阜県側のルートは中尾高原ルート・中尾温泉ルート・中尾ルートと複数の呼び方があり混乱します。


★積雪量について
焼岳では12/18(金)から降雪があり、松本市内でも10cm以上の積雪量があり常に状況が変わります(12/21現在、21日〜28日まで降雪予報があり大きく変わる)
標高1,170m(中尾温泉口駐車場)から雪が繋がり、中尾温泉口駐車場〜焼岳登山口(第1)→足首〜すねラッセル(15〜20cm)、焼岳登山口(第1)〜白水の滝展望台→すね〜膝ラッセル(40〜60cm)、白水の滝展望台〜1,797m敗退地点→太股〜胸ラッセル(90〜135cm)です。
長野県外から来る登山者は冬山フル装備(ピッケル、アイゼン、チェーンスパイク、スコップ、スタッドレスタイヤ等)でお越しください。
また大雪で立ち往生しても48時間を過ごせる食料・毛布・寝袋・着替え・携帯トイレがあると災害時は便利です。
登りでは雪が降らなくても下りで雪が降る場合もあり、少しでも安全に登山できる装備をする事で登頂確率が上がります。


★登山ポストについて
中尾温泉口駐車場に登山ポストがあります(登山計画書とペン有り)


★水場について
地図では焼岳・中尾高原ルートでは水場がありません。
今回は前日から登山終了まで降雪があり距離も短く、水を1.35L担ぎあげて0.3Lを消費しました。
足洗谷の渡渉点の沢水は飲料可能ですが、黒谷は硫黄成分で茶褐色の沢水になり飲料水として利用できません。


★駐車場について
焼岳・中尾高原ルートには中尾高原口駐車場(下部・11台)と中尾温泉口駐車場(上部・15台)の2つがあります。
中尾温泉口駐車場(焼岳登山者駐車場)は重機・工事車両・資材が置かれて狭くなり、駐車台数11台→2〜4台です。
工事が始まる8時過ぎには工事車両で満車になります。
長野県内は12/18(金)から山に限らず市街地も雪が積もり、一気に本格的な冬に変わりました。
駐車場が除雪されていない場合が多いので、雪かき道具(スコップ・長靴・軍手・ブラシ)があると便利です。


★山小屋の営業について
焼岳・中尾高原ルートには焼岳小屋がありますが冬季閉鎖中です。
日帰りでも、緊急時に備えてツェルトを必ず持参しましょう。


★マーキングについて
焼岳・中尾高原ルートには各所に道標やピンクテープがありますが、積雪期は道迷いする場面があります。
今後は道標やピンクテープが雪で埋まり登山道は消えてルートファインディング能力が必要です。
白水の滝展望台〜1,797m敗退地点までピンクテープを設置しました。


★天候や服装について
交通規制・登山口までのルート・登山ルートに注意が必要です。
同時に大雨注意報・雷注意報・土砂災害警報にも注意が必要です。
当日の山行では焼岳・中尾高原ルートの8割が樹林帯になり、焼岳登山口〜1,797m敗退地点の区間では雪を被った熊笹で衣類が濡れるのでザックカバー・ゲイター・タオル・合羽・着替えがあると快適です。
標高2,000m以上の山は厳しい雪山の環境なので防寒・防風対策が必要です。
当日は気温3℃〜-5℃あり、平均気温は-4℃です。
悪天候では装備や服装(着替え)に注意しましょう。ピアスや指輪の貴金属による凍傷に注意が必要です。 


★幕営適地について
焼岳・中尾高原ルートでは焼岳登山口(第1)〜1,797m敗退地点の区間に2つの幕営適地がありますが、悪天候や緊急時以外(噴火)に幕営するのは非常に危険です。
中尾峠より上部は森林限界になり、有毒な火山ガスの噴出エリア(ガスが溜まりやすい窪地はNG)、火口から1km以内で噴石が着弾する距離です。
焼岳で幕営する場合は噴火・落石・火山ガス・風向き・雪崩などいつも以上に条件が厳しくなります。
携帯トイレを持参して、必ずゴミを持ち帰りましょう。


★熊の出没について
焼岳エリアは熊の生息地になり、想像以上に身近に熊がいます。
熊が冬眠するにはまだ早く、焼岳登山口(第1)〜1,797m敗退地点まで熊笹の長い樹林帯があり熊が隠れる場所には最適です。熊に十分に注意が必要です。


★雪崩・落石・滑落について
焼岳登山口(第1)〜1,797m敗退地点の区間では落石・雪崩・滑落に注意が必要です。
当日の中尾高原ルートの岩場は霜・雪・氷で滑りやすく、初冬の岩場の浮き石は凍って地面に接着しているだけです。
手足を掛けて地面から剥がれる可能性があるので注意が必要です。
標高1,400mから上部は積雪量が50cm以上あり、いつどこで雪崩が発生しても不思議ではありません。
また焼岳は活発な活火山の影響で地熱の温度が高く、焼岳北峰の山頂直下の周辺はクレバスが多く開いていて、腰〜胸の深さまであります。
山頂は溶岩ドームで形成された岩場なので、落石や岩の隙間があり積雪期は踏み抜きが増えます。


★中尾温泉口駐車場まで国道158号線の自動車の運転は、動物の飛び出しや落石が多いので注意が必要です。
また大雨による林道の崩落・通行止め・雨量規制・土砂災害・台風の交通規制に注意しましょう。


★焼岳・中尾高原ルートでは、スマートフォンの電波が常に入りました(時期・天候・機種による)
暑さ・寒さ・高所の影響でバッテリーの消耗がとても早いので、予備のモバイルバッテリー(充電ケーブル含む)が必要です。

   
★当日の焼岳・中尾高原ルートでは登り0名、下り0名で登山者のすれ違いはありません。
日照時間が短くなりましたが日帰りでは装備・服装・天候が重要です。
特に単独登山者の場合はセルフレスキューとルートファインディング能力が必要になり、ツェルトと地図とヘッドランプの携帯が必須です。

 
★ヘルメット・手袋・ハードシェル(上下)・チェーンスパイク・ストックを全行程で使用しました。
ピッケル・12本爪アイゼン・ゴーグルは携帯しましたが不使用です。


★積雪期になり多くの山小屋が冬期閉鎖しています。
登頂できても山バッジの購入ができず困りますが、山小屋が開く春まで待ちましょう。
グレンパークさわんどの売店(営業→09:30〜15:30)に焼岳の山バッジの販売があるそうですが、休日で未確認です(休日→火曜・水曜)
道の駅・風月の里では槍ヶ岳・穂高岳(奥穂高岳)・乗鞍岳・常念岳の山バッジの販売があります(4種・550円)
別に同種類の百名山の山バッジの販売もあります(4種・880円)


★緊急時の連絡先
々盪碍抻―(岐阜)→0577-32-0110(代表)
⊂硝楫抻―(長野)→0263-25-0110(代表)


★今回の山行の危険箇所
‐導拇仍蓋(第1)〜敗退地点→落石・雪崩・滑落。
中尾峠〜山頂→落石・雪崩・滑落。
C翦峠〜山頂→火山ガス・噴火・噴石・火砕流。
※↓は今回の山行で到達していません。


★中尾温泉口駐車場→04時30分に気温-3℃、1,797m敗退地点→11時02分に気温-5℃、中尾温泉口駐車場で13時10分に気温3℃です。
気温の温度差が大きく紫外線が強く、体調管理や服装選びが難しくなります。
当日の日の出→06時47分、日の入り→16時48分と活動時間は短くなり、日の出と日の入り1時間前にはヘッドランプが必要です(ルートは樹林帯が長く日陰が多いため)


★焼岳登山口(第1)〜山頂の区間では落石に注意が必要です。
単独行なので鳥の鳴き声・荒い呼吸・風の音・水の音しか聞こえません。
落石を発見した場合は、後続の登山者に恥ずかしがらず大声で「ラーク」と知らせてあげましょう。


★焼岳・中尾高原ルートでは、トイレが中尾温泉口駐車場に1つあります(紙あり、電気・水道なし)
奥飛騨さぼう塾と焼岳小屋のトイレは全て冬季閉鎖中です。
それ以外は原則トイレがないので必ず紙おむつ・携帯トイレを持参しましょう。


★登山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。バッテリーのリチウムイオン電池は暑さや寒さに弱く、すぐに使えなくなります。
電池切れ・故障・紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。
地図・コンパス・ルート・分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備え、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。
登山では技術・知識・経験が全く通用しない場面に直面します。


★積雪期でも先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません。
また登山道や踏み跡が草木で隠れて道迷いしやすい状況です。
ピンクテープ・道標・赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる所まで戻るのが鉄則です。


★標高・距離・気温・天候・風速・写真撮影・ルート工作・危険箇所の確認をしながら登るので、コースタイムより遅くなります。
登山ルート・距離・歩行時間は参考程度にして下さい。


★コロナ禍なので、登山の前後には店舗に原則立ち寄らず、食事もテイクアウトや車内で済ませて限りなく人との接触を避けましょう。
マスク・除菌シート・除菌スプレーを携帯して健康第一に努めましょう。


★登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。
また登山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり、探し出すのは極めて困難です。こまめに落し物やジッパーの開閉を確認しましょう。
しっかり貴重品は管理して、荷物のデポなどで盗難の被害に注意が必要です。


★登山では、食事(行動食)・水作り(水汲み)・トイレ・着替え・装備の着脱など季節を問わず面倒で後回しになりがちです。
これらは早めに済ませて落石・滑落・雪崩など危険回避に神経を使いましょう。


★積雪量が多く強い紫外線を浴びて重度の日焼けや、紫外線の照り返しで視力低下による怪我や事故に注意が必要です。
日焼け止めクリーム・リップクリーム・サングラス・ゴーグル・バラクラバがあると便利です。
 

★今回の山行
先週の乗鞍岳に続いて3年ぶりに焼岳を目指します。
いつも長野県側の新中の湯ルートからしか登ったことがなく、今回は岐阜県側からの中尾高原ルートから登ります。
中尾高原ルートは災害復旧工事(04/11〜12/16)が解除されたばかりで、万が一通行できない場合は錫杖岳 or クリヤ谷へ散策する計画で登山開始です。
焼岳は活火山ですが標高が低くて気軽に登れる山として人気ですが、焼岳は冬期しか登ったことがなく焼岳カールの深いラッセルと南峰北斜面で滑落した記憶が鮮明に残ります。
乗鞍岳のお鉢巡りより焼岳のお鉢巡りはテクニカルな登攀になり、過去の記録も少ないです。今回の山行は南峰北斜面とお鉢巡りの下見でしたが、甘い考えでした。
今回の山行は最強寒波直後の新雪の深いラッセルに苦しみましたが、とても貴重な体験ができました。また機会があれば腰〜胸ラッセルを楽しみたいです。
同日・同時刻に平湯インターから四ッ岳に登った登山者の記録(距離→6.4km・時間→07時間11分)を見ると、同じ雪質のラッセル・距離・移動時間と似た状況で敗退していました。


★中尾温泉口駐車場の10km圏内はガソリンスタンドやコンビニがなく、とても不便なエリアです。
場所によって車中泊の禁止・火気厳禁など禁止事項がありますので注意が必要です。
長く細かい説明になりましたが『安全第一』で焼岳を楽しんでください。
日帰り装備→8.85kg(1,000m)
2022年12月19日 11:42撮影 by  iPhone 7, Apple
12/19 11:42
日帰り装備→8.85kg(1,000m)
釜トンネル(1,116m)
2022年12月19日 16:22撮影 by  iPhone 7, Apple
12/19 16:22
釜トンネル(1,116m)
平湯インター(1,295m)
2022年12月19日 16:28撮影 by  iPhone 7, Apple
12/19 16:28
平湯インター(1,295m)
平湯インターの積雪量(1,295m)
2022年12月19日 16:31撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/19 16:31
平湯インターの積雪量(1,295m)
|翦橋(965m)
※1→新穂高口、2→中尾温泉口。
|翦橋(965m)
※1→新穂高口、2→中尾温泉口。
中尾橋(965m)
※1→中尾温泉口、2→中尾高原口駐車場。
中尾橋(965m)
※1→中尾温泉口、2→中尾高原口駐車場。
中尾高原口駐車場(965m)
※赤→ヘリポートは駐車禁止。
中尾高原口駐車場(965m)
※赤→ヘリポートは駐車禁止。
 ̄飛騨さぼう塾(965m)
※公衆トイレ→冬季閉鎖中
2022年12月19日 16:57撮影 by  iPhone 7, Apple
12/19 16:57
 ̄飛騨さぼう塾(965m)
※公衆トイレ→冬季閉鎖中
奥飛騨さぼう塾(965m)
※冬期は除雪作業があり駐車禁止。
2022年12月19日 16:57撮影 by  iPhone 7, Apple
12/19 16:57
奥飛騨さぼう塾(965m)
※冬期は除雪作業があり駐車禁止。
|翦温泉口駐車場(1,170m)
2022年12月19日 17:07撮影 by  iPhone 7, Apple
12/19 17:07
|翦温泉口駐車場(1,170m)
中尾温泉口駐車場(1,170m)
※工事車両あり、駐車台数→2〜4台。
2022年12月19日 17:11撮影 by  iPhone 7, Apple
12/19 17:11
中尾温泉口駐車場(1,170m)
※工事車両あり、駐車台数→2〜4台。
駐車場前の工事現場(1,170m)
※駐車場の手前200mから工事。
2022年12月19日 17:12撮影 by  iPhone 7, Apple
12/19 17:12
駐車場前の工事現場(1,170m)
※駐車場の手前200mから工事。
|翦温泉口駐車場のトイレ(1,170m)
※電気・水道なし。
2022年12月19日 17:07撮影 by  iPhone 7, Apple
12/19 17:07
|翦温泉口駐車場のトイレ(1,170m)
※電気・水道なし。
中尾温泉口駐車場のトイレ(1,170m)
※紙あり、水→凍結で使用不可。
2022年12月19日 17:08撮影 by  iPhone 7, Apple
12/19 17:08
中尾温泉口駐車場のトイレ(1,170m)
※紙あり、水→凍結で使用不可。
新穂高登山指導センター(1,090m)
※P3駐車場→無料開放されず。
2022年12月19日 17:23撮影 by  iPhone 7, Apple
12/19 17:23
新穂高登山指導センター(1,090m)
※P3駐車場→無料開放されず。
新穂高オフィシャルドリンク(1,090m)
2022年12月19日 17:26撮影 by  iPhone 7, Apple
12/19 17:26
新穂高オフィシャルドリンク(1,090m)
中尾温泉口駐車場(1,170m)
※登山スタート。
2022年12月20日 03:53撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 3:53
中尾温泉口駐車場(1,170m)
※登山スタート。
気温-3℃から登山開始(1,170m)
2022年12月20日 04:31撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 4:31
気温-3℃から登山開始(1,170m)
登山ポスト(1,170m)
※登山計画書とペン有り。
2022年12月20日 04:32撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 4:32
登山ポスト(1,170m)
※登山計画書とペン有り。
火口域から2km圏内(1,196m)
2022年12月20日 04:42撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 4:42
火口域から2km圏内(1,196m)
焼岳登山口(1,206m)
※焼岳登山口は複数あり。
2022年12月20日 04:49撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 4:49
焼岳登山口(1,206m)
※焼岳登山口は複数あり。
積雪量→15cm〜20cm(1,206m)
2022年12月20日 04:49撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 4:49
積雪量→15cm〜20cm(1,206m)
林道ゲート(1,217m)
※左側・中央→安全、右側→危険。
2022年12月20日 04:56撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 4:56
林道ゲート(1,217m)
※左側・中央→安全、右側→危険。
通行禁止ゲート(1,233m)
※路肩崩壊はなく通行可能。
2022年12月20日 05:06撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 5:06
通行禁止ゲート(1,233m)
※路肩崩壊はなく通行可能。
焼岳登山口(第1・1,239m)
※別称→中尾温泉口登山口、奥飛騨側登山口と呼ばれます。
2022年12月20日 05:11撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/20 5:11
焼岳登山口(第1・1,239m)
※別称→中尾温泉口登山口、奥飛騨側登山口と呼ばれます。
渡渉点(足洗谷・1,241m)
※凍結した丸太橋に注意。
2022年12月20日 05:14撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 5:14
渡渉点(足洗谷・1,241m)
※凍結した丸太橋に注意。
1個目の幕営適地(1,416m)
※1→焼岳、2→焼岳登山口、3→林道→焼岳登山口。
1個目の幕営適地(1,416m)
※1→焼岳、2→焼岳登山口、3→林道→焼岳登山口。
焼岳登山口(第2・1,416m)
※左側→1個目の幕営適地。
2022年12月20日 06:32撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 6:32
焼岳登山口(第2・1,416m)
※左側→1個目の幕営適地。
白水の滝展望台(1,442m)
※先行者の足跡が消えて鬼ラッセル開始。
2022年12月20日 06:40撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 6:40
白水の滝展望台(1,442m)
※先行者の足跡が消えて鬼ラッセル開始。
積雪量60cmの登山道(1,461m)
2022年12月20日 06:45撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 6:45
積雪量60cmの登山道(1,461m)
太股ラッセル開始(1,461m)
※足首とストックに熊笹が絡まる。
2022年12月20日 06:52撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 6:52
太股ラッセル開始(1,461m)
※足首とストックに熊笹が絡まる。
2個目の幕営適地(1,519m)
※ソロテント→10張り。
2022年12月20日 07:13撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 7:13
2個目の幕営適地(1,519m)
※ソロテント→10張り。
上部から眺めた2個目の幕営適地(1,536m)
上部から眺めた2個目の幕営適地(1,536m)
2回目の朝食(1,525m)
2022年12月20日 07:34撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 7:34
2回目の朝食(1,525m)
藪こぎ+ラッセル(1,594m)
2022年12月20日 08:22撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 8:22
藪こぎ+ラッセル(1,594m)
腰ラッセル開始(1,619m)
2022年12月20日 08:40撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 8:40
腰ラッセル開始(1,619m)
鍋助横手(1,649m)
2022年12月20日 08:55撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 8:55
鍋助横手(1,649m)
腰ラッセルの急斜面(1,674m)
2022年12月20日 09:08撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/20 9:08
腰ラッセルの急斜面(1,674m)
胸ラッセル前(1,699m)
2022年12月20日 09:22撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 9:22
胸ラッセル前(1,699m)
胸ラッセル中(1,699m)
2022年12月20日 09:23撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/20 9:23
胸ラッセル中(1,699m)
胸ラッセル後(1,699m)
2022年12月20日 09:22撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 9:22
胸ラッセル後(1,699m)
2mの雪壁を乗越す(1,722m)
2022年12月20日 09:57撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/20 9:57
2mの雪壁を乗越す(1,722m)
敗退地点(1,797m)
※11時リミット→時間厳守。
2022年12月20日 11:02撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 11:02
敗退地点(1,797m)
※11時リミット→時間厳守。
鍋助横手から距離0.6km、標高差148m、時間125分(1,797m)
2022年12月20日 11:07撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 11:07
鍋助横手から距離0.6km、標高差148m、時間125分(1,797m)
遠かった中尾峠(1,742m)
2022年12月20日 11:22撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 11:22
遠かった中尾峠(1,742m)
下りも鬼ラッセル(1,694m)
2022年12月20日 11:32撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 11:32
下りも鬼ラッセル(1,694m)
鍋助横手を通過(1,649m)
2022年12月20日 11:40撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 11:40
鍋助横手を通過(1,649m)
鍋助横手の急斜面(1,649m)
2022年12月20日 11:39撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 11:39
鍋助横手の急斜面(1,649m)
火口域から1km圏内(1,629m)
2022年12月20日 11:47撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 11:47
火口域から1km圏内(1,629m)
赤→中尾地熱発電所の噴煙、黄→中尾温泉(1,595m)
赤→中尾地熱発電所の噴煙、黄→中尾温泉(1,595m)
‘嗣造ぅ櫂ぅ鵐(1,536m)
※直角に右折。
‘嗣造ぅ櫂ぅ鵐(1,536m)
※直角に右折。
道迷いポイント(1,536m)
※直角に右折、赤→目印あり。
道迷いポイント(1,536m)
※直角に右折、赤→目印あり。
道迷いポイント(1,530m)
※対岸へ渡らず90度右上する。
道迷いポイント(1,530m)
※対岸へ渡らず90度右上する。
凍結した下半身(1,536m)
2022年12月20日 12:06撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 12:06
凍結した下半身(1,536m)
白水の滝展望台を通過(1,442m)
2022年12月20日 12:17撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 12:17
白水の滝展望台を通過(1,442m)
焼岳登山口を通過(第2・1,416m)
2022年12月20日 12:24撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 12:24
焼岳登山口を通過(第2・1,416m)
安全圏に突入(1,416m)
2022年12月20日 12:26撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/20 12:26
安全圏に突入(1,416m)
渡渉点を通過(足洗谷・1,241m)
※赤→1個目の水場、黒谷は硫黄成分で茶褐色で飲めない。
渡渉点を通過(足洗谷・1,241m)
※赤→1個目の水場、黒谷は硫黄成分で茶褐色で飲めない。
‐導拇仍蓋を通過(第1・1,239m)
2022年12月20日 12:49撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 12:49
‐導拇仍蓋を通過(第1・1,239m)
⊂導拇仍蓋を通過(第1・1,239m)
※1→中尾温泉口駐車場、2→焼岳。林道は焼岳登山口(第2)へ続く。
⊂導拇仍蓋を通過(第1・1,239m)
※1→中尾温泉口駐車場、2→焼岳。林道は焼岳登山口(第2)へ続く。
通行禁止ゲートを通過(1,233m)
※赤→焼岳登山口(第1)の道標。
通行禁止ゲートを通過(1,233m)
※赤→焼岳登山口(第1)の道標。
[啼札押璽箸鯆眠(1,217m)
※赤→安全、黄→危険、青→狭い。
[啼札押璽箸鯆眠(1,217m)
※赤→安全、黄→危険、青→狭い。
⇔啼札押璽箸鯆眠(1,217m)
※右側通行→危険。
⇔啼札押璽箸鯆眠(1,217m)
※右側通行→危険。
[啼札押璽帆阿諒落地(参考写真)
[啼札押璽帆阿諒落地(参考写真)
[啼札押璽帆阿諒落地(参考写真)
[啼札押璽帆阿諒落地(参考写真)
林道ゲート手前の崩落地(1,217m)
2022年12月20日 13:00撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 13:00
林道ゲート手前の崩落地(1,217m)
焼岳→活火山で注意(1,206m)
2022年12月20日 13:03撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 13:03
焼岳→活火山で注意(1,206m)
中尾地熱発電所(1,199m)
2022年12月20日 13:05撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 13:05
中尾地熱発電所(1,199m)
火口域から2km圏内を通過(1,196m)
2022年12月20日 13:07撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 13:07
火口域から2km圏内を通過(1,196m)
中尾温泉口の樹氷(1,180m)
2022年12月20日 13:10撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 13:10
中尾温泉口の樹氷(1,180m)
無事に中尾温泉口駐車場に生還(1,170m)
2022年12月20日 13:12撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 13:12
無事に中尾温泉口駐車場に生還(1,170m)
中尾温泉口駐車場(1,170m)
※工事中で駐車台数は11台→2〜4台。
2022年12月20日 13:15撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 13:15
中尾温泉口駐車場(1,170m)
※工事中で駐車台数は11台→2〜4台。
中尾焼岳登山口バス停の水場(1,046m)
2022年12月20日 13:32撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 13:32
中尾焼岳登山口バス停の水場(1,046m)
中尾高原ルートで回収したゴミ(1,000m)
2022年12月20日 17:54撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 17:54
中尾高原ルートで回収したゴミ(1,000m)
八ヶ岳の積雪量→11cm(1,000m)
※11/19(土)・12時間の降雪。
八ヶ岳の積雪量→11cm(1,000m)
※11/19(土)・12時間の降雪。
茅野市から眺める八ヶ岳(1,037m)
※10/20(火)・16時40分。
2022年12月20日 16:39撮影 by  iPhone 7, Apple
12/20 16:39
茅野市から眺める八ヶ岳(1,037m)
※10/20(火)・16時40分。
焼岳北峰(参考写真)
焼岳北峰(参考写真)
8時間のラッセルを満喫した焼岳(1,797m)
2022年12月20日 11:02撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/20 11:02
8時間のラッセルを満喫した焼岳(1,797m)
撮影機器:

装備

個人装備
ヘルメット ツェルト ヘッドランプ 温度計 風速計 モバイルバッテリー10 000mAh3個 ちり紙 携帯トイレ 地図 登山計画書(控) 腕時計 ザック30L スマートフォン2台 ボールペン マスク ゴミ袋 現金 ココヘリGPS ザックカバー タオル 三脚 ワイヤー ストック 熊鈴 冬靴 インナーシャツ 靴下(冬用) 毛帽子 長ズボン ハードシェル(上下) ゲイター バラクラバ タイツ(冬用) インナーソックス ミドルシェル 手袋 ベースレイヤー(長袖) グローブ(冬用) テムレス シューズカバー ゼリー飲料2個 パン3個 ちくわ115g チョコバー3個 わかんじき チェーンスパイク ピッケル2本 12本爪アイゼン ゴーグル アタックザック ウエストバッグ 着替え2点(ハードシェル・ベースレイヤー) 水筒0.35L

感想

■2022年/焼岳・中尾高原ルート敗退(日帰り)
 

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■2022年12月19日(月) はれ/雪
 実家 11:55 5℃ 1,000m 
 中尾温泉口駐車場 19:54 1℃ 1,170m 雪
 着替え・荷作り 19:54〜21:00
 消灯 21:00〜03:30


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■2022年12月20日(火) 雪
 ※焼岳・中尾高原ルート 登り 
 起床 03:30 -3℃ 
 着替え・荷作り・朝食 03:30〜04:30
 中尾温泉口駐車場 04:30 1,170m -3℃
 林道ゲート 04:56 1,217m -3℃
 焼岳登山口(第1) 05:11 1,239m -4℃
 渡渉点(足洗谷) 05:14 1,241m -4℃
 焼岳登山口(第2) 06:32 1,416m -4℃
 白水の滝展望台 06:40 1,442m -4℃
 鍋助横手 08:55 1,649m -4℃
 敗退地点 11:02 1,797m -5℃
 

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■2022年12月20日(火) 雪
 ※焼岳・中尾高原ルート 下り
 敗退地点 11:02 1,797m -5℃
 鍋助横手 11:40 1,649m -4℃
 白水の滝展望台 12:17 1,442m -2℃
 焼岳登山口(第2) 12:24 1,416m 0℃
 渡渉点(足洗谷) 12:46 1,241m 0℃
 焼岳登山口(第1) 12:49 1239,m 1℃
 林道ゲート 12:58 1,217m 1℃
 中尾温泉口駐車場 13:10 1,170m 3℃
 着替え 13:10〜13:25
 実家 13:25〜16:48 1,000m 3℃


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■最強寒波を迎えた直後に焼岳を目指す。
 新中の湯ルートは人が多く距離が短い。
 物足りないので中尾高原ルートから登る。
 もちろん雪が降る駐車場には誰も居ない。
 予報では日の出後に雪が止むので期待するが
 予報は外れて終了まで雪は止まなかった。
 2,444mの焼岳を甘くみていたけれど
 標高2,000mにさえも届かなかった。
 柔らかい新雪の8時間の厳しいラッセルで
 ただただ深い雪の中を泳いで終わった。
 やはりラッセルの原動力は怒りと笑い。
 進まない怒りと笑いが交互に押し寄せる。
 雪を崩して固めて乗り越えての繰り返し。
 9時過ぎに日帰りで登頂できないと確定したが
 このまま簡単に諦めるのは情けない。
 11時をリミットに雪の中でもがき続ける。
 新雪のラッセル訓練として割り切って進む。
 腰以下はラッセルではないと言われるが
 終始、太股〜胸ラッセルを経験できた。
 とても充実したラッセル山行となった。

 
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
 

■体重→61.0kg  荷物→8.85kg
■日の出→06:47 日の入り→16:48
■距離→6.40km(片道3.20km)
■休憩時間→00時間00分
■時間(合計)→08時間40分
 (登り→06時間32分、下り→02時間08分)

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