会津駒ヶ岳と中門岳を見て御池まで縦走
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- GPS
- 09:26
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,748m
- 下り
- 1,180m
コースタイム
08:46駒の小屋頂上分岐-08:47駒の小屋-08:57駒ヶ岳中門岳分岐-
09:02駒ヶ岳-09:34中門岳-
10:11駒ヶ岳中門岳分岐-10:19駒の小屋10:24-
10:56(1996P)-11:46大津岐峠12:09-13:04送電線巡視路分岐-13:09巡視小屋13:14-
14:15大杉岳14;21-15:07御池登山口-15:15尾瀬御池ロッジ
天候 | 曇りときどき晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
行きは時間優先で那須塩原ICからR400→R121→R352を快調に飛ばし、家から3時間で会津駒ヶ岳登山口に到着しました。 帰りはナビで距離優先検索したけど超絶大失敗。舘岩中を曲がってキャンプ場を過ぎると砂利道に。砂利のうちはよかったけど、5僂阿蕕い離レ道が延々1時間続く。峠付近に田代山登山口がありました。鬼怒川黒部ダムに到着まで5台ぐらいにすれ違った。ナビはこのまま南に行けという。舗装されてるしライトで対向車を判別しやすいのでドリフトはできないけどいい感じのスピードで飛ばす。途中4台ほどの車はうまいぐあいに広い場所で対向ができた。ブラインドヘアピンカーブは怖かった。もっと怖かったのは、鹿6頭、猿2群、イノシシ1頭。鹿は最初の1秒ぐらいじっとしているので、こちらが気づかないと確実に衝突する。霜降高原を過ぎて日光に入ってやれやれ。R121からいつもの田沼足利経由(R293)で、結局5時間走りっぱなし。当分砂利と峠は走りたくない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■駒ヶ岳登山口から滝沢登山口まで 最初に左に入る踏跡がありますがこれは行っちゃだめ。川の右岸から戻るのに、よく滑る丸い岩で渡渉して藪を5mほど歩く必要があります。ちゃんと看板のあるショートカットまで歩きましょう。 ■滝沢登山口から駒の小屋 全体の2/3は岩の多い登りです。いくらあせっても標準タイムの半分の時間では歩けませんので、時計を見ながら黙々と歩きます。水場分岐から3分ぐらい下ると水たまりがあり、右に1m登ったところに水の出るパイプがあります。空の500侫撻奪箸某紊魑發漾駒ヶ岳・中門岳・駒の小屋までまかなうことができました。 残り1/3は木道と木の階段など手入れがされた道です。森林限界を超えるとそこは尾瀬の沼地になり、ひときわ高いところの駒の小屋まで木道を歩きます。 ■駒の小屋から会津駒ヶ岳と中門岳 2通路の木道が整備されています。ところどころ、傾いて歩きにくかったりするところがあるので、歩きやすいほうの木道を選んで歩きます。濡れていると滑ると思うので雨の日は慎重に。中門岳まではアップダウンのある平地が続きかなり長時間に感じます。 ■駒の小屋から大津岐峡まで 細かいアップダウンのある岩尾根から始まります。片側が切れ落ちたがけのところがあるので足を滑らさないように。下草が刈られていて管理されている感じがします。ところどころで踏跡のようなものが沢に下っていきますが登山道じゃなく間違いなく遭難すると思うので尾根を歩きましょう。 ■大津岐峡から大杉岳まで 一転して最近管理はされていない感じの荒れた道になります。樹林帯では足を乗せるとずるっと滑る木道が多く、ぬかるみに足を入れるか滑る木道か選ばないといけません。ということで、メッシュの入った登山靴(くるぶしが濡れると中に水が入るタイプ)でこの道を歩くのはやめたほうが良いと思います。 ■大杉岳から御池登山口まで ここはよく手入れが行き届いた道です。御池登山口の標高が高く、駒ヶ岳登山口から駒ヶ岳までの半分の標高差を下るだけで済みます。下りが苦手で尾根が大好きで長時間の修行のような山行を目的とする人にはこのルートをお勧めします。これって僕のことですが。。。 |
その他周辺情報 | 御池ロッジは500円のお風呂があります。1階から入って2階にいくと取っ手の無い大きな扉があって躊躇しますが自動扉なのでさっと開いてくれます。お風呂は内風呂のみで露天はなくサウナは休止中でした。桧枝岐には日帰り温泉が他にもいっぱいありました。 |
写真
装備
個人装備 |
デジタルカメラ
コンパス
笛
保険証
飲料(2.5L)
スマホ
ステッキ
腕時計
食事
熊鈴
手袋
帽子
GPSロガー
小型ライト
ヘッドランプ
ガスバーナー一式
コッヘル
ゲーター
防寒着
着替え
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感想
今日は福島県側の尾瀬に登山。天気が本当に良ければ燧ケ岳、悪ければ会津駒ヶ岳。当初の予定は会津駒ヶ岳中門岳から御池へ縦走を計画。桧枝岐村に入ったところで雨がポツリ、山頂はガス、ということで会津駒ヶ岳に決定。グラウンドに車を置くつもりで駒ヶ岳登山口すぐのトイレまで行ってみたら、車1台分の空地があったので迷わず駐車。身支度を終えたら天気が回復しそうだったので、軽量化のため雨具は持っていかず。大雨になったらピストンする予定でした。
山頂はガスでしたが想定範囲内。駒の小屋にザックをデポしたおかげで、中門岳までを快適に歩くことができ、御池までの縦走の体力温存することができました。祭日に挟まれた月曜日、朝6時だというのに登山口の駐車場はほぼ満杯、頂上まで抜く人ぬかれる人がいっぱい、駒の小屋も満員だったようで山頂には人がいっぱいいて、ガスの中の秋の始まりを堪能しました。
御池までの縦走は打って変わって人は全く見かけません。大津岐峡で座るところがあったので昼食していたら、予想していなかったのでご夫婦が現れびっくり。バスでここまで来たのでバスで帰るとのこと。かなりの健脚のようだったので、標準タイムでバスに間に合うと言って見送りました。
そのあと、落ちていた木の枝でラーメンを食べ出発。シャリバテぎみだったようで体力も戻り、14時40分のバスをあきらめたので気分もよくなり、休憩を入れつつ15時過ぎに御池ロッジに到着。
お風呂に入ってゆっくりのつもりだったのに、ここのお風呂に露天がなく、さっと出てきたらバスまであと1時間もある。200円のコーラを飲んでどうしようか悩んでいたら、目の前に靴を洗いに来た青年が。山男ならきっと承諾してくれるだろうとお願いしたら快諾をもらいました。この人は宇都宮の人で燧ケ岳や駒ヶ岳は何度か登られているらしく、登山口すぐのトイレ横まで送ってもらうことができました。
本日の山行で会った人は御池ロッジまでで約50人。大津岐峡で2人、御池までゼロでした。
水は2L、空1本を水場で補充、御池到着で400媚弔蠅世辰燭里妊函璽織2L消費しました。晴天だと駒の小屋で500奸350円)の水の購入が必要でした。食事はカップめんと5個入りのクリームパン+コーヒー。持って行ったレーズンパンは山では食べず、峠を攻めたあと休憩場所に寄っている時間がなくなったので車で食べました。
この日は結構寒く、登り始めは上着を着て、すぐに半袖になり森林限界から上着を着て、駒の小屋からの尾根では長袖に着替え、大杉岳で新しい半袖に着替えました。また、山頂付近は風が吹くとかなり寒く、指の先まで覆っている手袋(軍手のようなもので可)があるといいと思います。
来週の週末は台風が過ぎた後。台風一過は晴天というのを何度か裏切られているので、遠出はやめて晴れればラッキーの赤城に行くか、桐生100山の北方面に行くか悩むところ。
お疲れ様です。
さっそく言って来られましたね。
いつかの参考にさせていただきます。でも、距離長いですねー。
カップラーメン。僕もやったコトあります…天然箸
お湯入れてから気付いて、僕はその辺の硬めの草の茎だったように思います。
「誰もくるなよー」って思いながら食べました。(笑)
シイタケに似たキノコはツキヨタケかもしれませんね。猛毒なのでお気をつけを。
こんちわ。
確かにきつかったです。でも、終わってみたら、休憩は全部で30分以上とれて10時間未満だし、下り時間が短かくて累積登攀距離も短いので、9月13日の谷川の時より楽に感じました。
過去の登山記録の難易度一覧(難易度計算式も記載あり)
http://tancro.e-central.tv/grandmaster/script/makeYamagyoJS.html
ところで、御池から車で送ってもらった青年によると、燧ケ岳の南側は見事に晴れていて、会津駒から燧ケ岳までが残念な天候だったらしい。翌日は晴天だったし、最近は天気にツキがありません。
(ツキヨタケの写真をGoogleで見て)、あー、これですわ。なるほど。山のキノコ類は食べるつもりは毛頭ありませんが、こいつは間違いそうな怖いキノコですな。さんきゅです。
どこかで会いましたらよろしくお願いします。
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