鈴鹿7Mt. (西藤原 IN 椿大神社OUT) ※途中撤退
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- GPS
- 22:12
- 距離
- 42.2km
- 登り
- 4,048m
- 下り
- 3,704m
コースタイム
- 山行
- 13:31
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 14:50
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 8:04
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
1山行で鈴鹿7Mt.を踏破しよう!と考えてみたが、、、
1泊2日はちょっと厳しかった、、、
初日の累積標高は約3200m。これを「一つの壁」として、今後はこの壁を乗り越えぬようにしようwww
1泊2日で踏破しようとするならば、
・昼間にちゃんと睡眠を取っておくべし
・幕営地は、根の平峠が適地
・2日目は御在所岳⇒雨乞岳⇒鎌ヶ岳⇒入道岳が良い(と思う)
もしくは、初日に根の平峠にテントを張ってから空身で御在所ピストン
藤原岳へ向けてナイトハイク
登山口で登山準備をし、足元をサラテクトで入念にガードし、いざ出発!
というところでポールを忘れたことに気が付いた、、、あれあれスタートから躓いたな、、、
しかし、ないものはしょうがない。進むのみ!
藤原岳の登りは、登山道がしっかりしているのでナイトハイクでも安心。ナイトハイクはひたすら進むことに集中できるのでハイペースで登れる。標高10m/分のペースなので上出来だ。
9合目では、桑名の街明かりがよく見えた。
藤原岳の山頂は風が強く、かなり寒い状況。景色も見えないのでピークを踏んでそそくさと次へ向かう。
また今度、藤原岳から御池岳へ来ると思うから、景色はその時のお楽しみ^^
竜ヶ岳へ向けて
藤原岳山頂からの下りポイントを探す。暗いこともあってちょっと迷う。
ポイントを見つけ、下り始めると、事前情報で「迷いやすいよ」と言われていた通り、確かにどこが登山道かよくわからない。踏み跡が少ないし、特に整備はされてないようだし、暗いし。
幸いにして反射テープだったのでルートロスすることなく進むことができた。感謝。
しかし、この道のり、急登が多くて体力を削っていく。先は長いのに既に足が攣ってきた。ヤバイ。寒さと寝不足の影響か?予定よりタイムを短縮できず焦りが出てきた。
セキオノコバあたりで朝日が差し込んできた。静ヶ岳は、体力温存のためスルー。
風がどんどん強くなってきた。竜ヶ岳の尾根は高木が無くなるので一層寒さが厳しく感じる。
竜ヶ岳の山頂は、とにかく猛烈な風。風速計を持ってきたらよかった。体感では風速12,3mくらいだと思う。寒さで顔の感覚は無くなってきた。早く下山しよう。
釈迦ヶ岳へ向けて
石榑峠に下っていくと、次第に風は弱まってきた。
重ね岩を見て〜麓の白砂尾根を眺めて〜。やっと楽しい山行が始まった感じだ。
石榑峠まで降りてきて、本日初の「人類との遭遇」!
たまたまお会いした方に「竜ヶ岳の山頂、風強いし、めちゃくちゃ寒かったですよ」ってお話したら「えぇ〜どうしよっかな〜」って仰っていて、、、
すいません。要らん事言ってしまいました。楽しく登ってきてくださいね^^
石榑峠から釈迦ヶ岳へ向けての登りは、ガードレールを跨いで舗装路を上がっていく。舗装路の終点は広場になっていてテント泊に丁度良い。
この辺りの植生は、低木で多く、ちょっとした「お庭」感があり、とても心地よい。上手く伝えられないが「ステキ」だ。
短パンで歩くと膝下は傷だらけになりそうだけどwww
釈迦ヶ岳山頂まで、三池岳含め細かなアップダウンが続く。これがなかなかつらい。長い長い釈迦ヶ岳までの道を乗り越えると、釈迦ヶ岳山頂は鈴鹿の街を見下ろす良い眺望がある。
さぁ根の平峠へ
本日は、友人と根の平峠で11:30に待ち合わせをしている。
当初予定では、少し余裕があるから釈迦ヶ岳やハト峰峠で時間調整をして向かえばよいと思っていたが、全然時間がない!
細かいアップダウンは続くが、下り基調なのでペースアップして急ぐ。
ハト峰峠の地上絵!きれかった!^^さぁ先へ急ぐぞ!
足も残ってないし、時間は迫ってるし、それでもペースアップしてギリギリ11:30前に滑り込んだ。そして、コーヒーを作って頂き、大休憩へ。
「今日の幕営はココでもいいけど、、、」という言葉をぐっと飲み込み、立ち上がる、、、
イブネへ
重い足を引きずって、一歩ずつ前へ進む。すれ違う方に「だいぶ疲れてますけど大丈夫?」と言われ、「(そうだよね〜そう見えるよね〜)ヘロヘロです。」の返し。誰も藤原から歩いてきたとは思うまい^^
イブネの苔はまだ寒さが残っているからか茶色が多く、緑の絨毯とまではいかない感じ。初秋あたりが良いのかも。
それにしてもイブネから眺める景色は素晴らしい。雨乞岳、鎌ヶ岳、御在所岳、釈迦ヶ岳、竜ヶ岳。360度、美しい山々が眺められる。次は初秋に。
イブネ山頂は植生保護のため幕営禁止。イブネを下りクラシ谷源頭部に幕営。
クラシ谷の向こう側(イブネ側)は幕営禁止という認識です。
30Km登はんの疲れから、食事をして18:00には就寝
雨乞岳へ
朝5:00まで爆睡し、2日目の登山を開始。
土曜日の朝は暴風状態だったが、日曜日の朝はとても静かだ。静かで凛とした空気がとても気持ちが良い。(寒いけど^^)
朝晩はまだ冷え込む。イブネ山頂は霜柱がびっしりだ。苔も霜を纏いながら寒さに耐えている。差し込む朝日は、じわっと暖かさを伝えてくれる。太陽に感謝。
杉峠まで下り、また雨乞岳を目指して登る。稜線に上がると、笹薮が美しい。
雨乞岳から東雨乞岳への笹藪の稜線は、4月初めに歩いた蛭ヶ岳〜丹沢山の稜線に似ている。美しい。
綿向山も見える。南雨乞岳を通って行けるらしい。
雪の季節に綿向山から雨乞岳まで歩いてみたいが遭難しそうだな。
雨乞岳山頂でもう一人の友人と落ち合う予定だったが、予定時刻には会えず。
二人組の御姉様としばし談笑し、東雨乞岳へ
東雨乞岳までの稜線でも会えず。ここから2ルートに分かれるが事前に伝えた計画通り谷筋を下る。(そして会えず、、、)
御在所岳へ
沢谷峠から御在所岳を目指す。マイナールートだが、稜線を辿るだけなので道迷いの心配はない。
そして、御嶽大権現で友人と合流。(寝坊&ルート違いにより会えなかったらしい。)
御在所岳からの景色はまた美しい。アカヤシオが沢山咲いていて綺麗だ。観光客も多く大変賑わっている。
ここで、ここから武平峠へ下り、鎌ヶ岳へ登り返す気力が無くなった、、、
初日の30Kmの影響で、体力的にも、気力的にも先に進むのが躊躇された。
結果だけ見れば、歩行距離は当初計画45Kmに対して、42.2Kmなので、「あと3Kmやん」なのだが、恐らくそうではない。
友人と歩くことで多少の甘えも出たかもしれないが、
「頑張って挑戦する登山」も良いが「仲間と一緒に登る登山」が好きなんだと実感。
楽しかった。
コメント
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コメントありがとうございます。
そうですね。イブネに寄ると途端にしんどくなりますね。今回は「イブネに寄る」が裏ミッションだったので仕方がありません。
やはり「根の平」が丁度良いですね。
水の補給は「杉峠あたり」が良いと思うので御在所、雨乞、鎌ヶ岳、水補給ポイントのルート取りを工夫すれば良いですね。
再チャレンジするかは、ちょっとわかりませんが^^
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