檜洞丸 蛭ヶ岳 丹沢山 塔ノ岳縦走1泊2日
- GPS
- 29:42
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 2,228m
- 下り
- 2,486m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 9:15
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 7:53
・丹沢は低山にあらず。(日本アルプス登山に匹敵する縦走登山)
・コースタイム1.0倍程度のペースでは余裕のある登山計画とは言えず。
天候 | 1日目:曇りときどき晴れ 2日目:曇りときどき雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
NPC24H渋沢駅前第1駐車場(1日500円) ・電車 (行きのみ)小田急小田原線 渋沢駅→新松田駅 ・バス *行き 新松田駅北口 AM7:00頃(増便) 富士急湘南バス 西丹沢ビジターセンター行き(Suica可) *帰り 大倉バス停 PM2:22 神奈川中央交通バス 渋沢駅北口行き(Suica可) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・檜洞丸→臼ヶ岳→蛭ヶ岳 比較的整備が行き届いていない細い道。(一部草をかき分けるような箇所あり) 無数のアップダウンが続く。(体力の消耗に要注意) 特に蛭ヶ岳直下の道は強烈な登りと鎖場があり慎重に進む必要あり。 ・上記以外 よく整備された歩きやすい道。 |
その他周辺情報 | ・宿泊した山小屋 蛭ヶ岳山荘(要予約) ・日帰り温泉 湯遊三昧 湯花楽 秦野店 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
ストック
携帯トイレ
|
---|---|
備考 | 反省点 持参した飲料の不足(結果的に現地の各山小屋で合計2.5ℓ分の飲料を購入) |
感想
兼ねてからの念願であった神奈川最高峰 蛭ヶ岳縦走登山を決行。
天気は、1日目は良好。2日目が悪天候予報でしたが、この先しばらくは晴れ間が見込めなかったため、思い切ってこの日に登山決行しました。
1日目。檜洞丸まで必死に登って、そこから始まる蛭ヶ岳への登山は、まさに修行と言わんばかりでした。地図のコースタイム通りのペースで行くような(余裕のない)人は蛭ヶ岳登山は考え直した方がいいと今は思います。
写真の方にも記載したように、この道は登山道がとても細く、人の気配も全く無し。仮にここで遭難でもしたら間違いなく助からないと思わせるような孤独感、熊などの野生動物が襲ってくるのではないかという恐怖感に苛まれながらの登山になりました。蛭ヶ岳山頂直下には急坂+鎖場という試練もあり。(一歩踏み間違えたら滑落して生きては帰れないという恐怖感。) 今後はもっと余裕を持った登山計画を立てようと強く思った次第です。蛭ヶ岳山荘に到着したときは、本当に命を救われたような気持に包まれ、その中で小屋泊のおもてなしを頂いた小屋のご主人には感謝しっぱなしでした。
2日目。夜中に小屋に打ちつける大雨と風の音で目が覚め、こんな天候で残り半分の登山を決行するのかと考えると、気が気でありませんでした。ただ夜が明けると風はそこそこ強いものの、雨はほとんど小降りに。朝食後(食事を小屋で頂けるというありがたさには本当に感謝)、小屋のご主人からは”もう少し休んでいったら?”とご助言を頂きましたが、天気がこれ以上悪化するのを避けるため、出発を判断。”余裕が無かったら、みやま山荘と尊仏山荘で休んでいって”、”塔ノ岳まで着けばあとは下るだけだから”というご主人の言葉にも後押し頂き、その言葉通り道中の小屋で小休止を挟んだこと(雨風を凌いで休憩できる安心感)によってどうにか塔ノ岳まで辿り着くことができました。各山小屋を営んでいる方々にも本当に感謝です。ひたすらの下りでつま先に若干の痛みが出たものの、大倉尾根も無事に降りきることが出来ました。
丹沢山塊、今後は甘く見積もることなく登山したいと思える山行でした。体重が増えてからは登りで体力を大幅に消費してしまっているので、まずはダイエットせねばいかんですね。余裕のある体力&余裕のある時間配分が見込めた時に、今度はいい天気の日に丹沢山塊に再チャレンジしたいと思います
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