記録ID: 562317
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢
蛭ヶ岳・南稜から丹沢山・塔ノ岳周回と美しい金波
2014年12月19日(金) [日帰り]
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体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 09:50
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,327m
- 下り
- 2,320m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:38
15:49
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アイゼンは、蛭ヶ岳〜丹沢山は必要。日当でもカチコチに凍っています。 丹沢山〜塔ノ岳は北斜面(塔ノ岳に向かう際は登り)は凍結していますが、日当りの良い場所は融けています。大倉尾根に関してはアイゼンは必要ないでしょう。 【蛭ヶ岳南稜】(南尾根) 標高差650m平均勾配50%越えの急斜面です。両手両足を使って登る場所もあります。標高が上がると雪も残っているのでアイゼンが必要です。尾根を挟んで西側の方が雪が残ってる印象で滑りやすいです。意識としては尾根の東側を歩くと良いでしょう。 最初の取付きが直登急斜面で登るのが一番大変です。 取付きは旧治山運搬路終点。古い1BOX車が放置された所から西沢を渡り樹木に黄色いテープが巻かれている所から登ります。最初の70m(標高差)が崩れやすい谷間の急斜面です。その後左側の尾根に乗るようにして登っていきます。尾根に乗ったら尾根沿いを歩くだけなので迷わないと思います。 標高1400m付近の岩場は左から迂回し登ります。 標高1620m付近でお助けロープが2本あり、そこを過ぎるとイバラ地獄ですが左側から巻けば被害は最小限で済みます。左側を巻きすぎると檜洞丸への稜線ルートと合流してしまいます。適当な個所で右に登り本来の南稜ルートに戻りましょう。雪が降ってからはこの左へのトラバースが一番危険な個所になります。滑ったらそのまま崖に滑落します。 全体的に降りで使うには危険なルートです。 【小丸北尾根】 小丸山頂標識がある所から下降します。今回赤テープに騙されて鹿柵の東側から下降しましたが、本来は鹿柵の西側から下降すべきでした。イメージとしては「蛭に向かって下降」です。標高1170m付近で右(東)の尾根に入らない様に。東丹沢登山詳細図にはP1000で右の尾根を下るルート表示になっていますが、左(北西)の尾根を下った方が勾配も緩く歩きやすいです。 その他は一般登山道ですので割愛。 登山届は二俣で提出しましたが、用紙が無く、回収にも来ていない様です。このポストは来年平成27年3月末を持って撤去するそうです。 県民の森駐車場のトイレに紙はありませんでした。 |
写真
感想
週末、土日は仕事になったので金曜日の山行となりました。
今シーズン冬季の目標として蛭ヶ岳の南稜&南南東稜は月に一度登る事に決めてました。ですので本格的に雪が積もる前に一度登っておきたかったので今回登れてよかったです。
南稜は本当に気持ちが折れそうな急斜面が続くけど、その分標高が上がってからの景色は丹沢一ではないかと思います。そして山頂に上り詰めた時の達成感は最高です。
気になるのが山頂直下のイバラ・・・年々増えてる気がします。今では廃道となった南稜ですので整備に当たる人などいません。やはり人間が手を加えないと荒廃してしまうのでしょうか。こんなに素晴らしいルートなのにもったいない気がします。自然保護の観点からモノを言う人から批判を受けそうですが、「旧登山道」を覆うイバラに関しては多少伐採し手を加えようかと思います。
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isさん、お久しぶりです。
光る相模湾、見とれてしましました。
「金波」というのを初めて知りました。
最近は反省して真面目に歩いております。
hakkutuさん、お久しぶりです。
コメントありがとうございます。
金波、kazikaさんのレコで知りました。西伊豆や房総はともかく、丹沢では地形的な関係で太陽が低い冬季限定でしょうか。キラキラ輝いてとてもきれいでした。写真技術が無くて写真はイマイチですが実際はもっときれいです
本当は小屋泊して土曜日下山の予定でしたが、雨の予報で中止
詳細なレコありがとうございます。
いまだに実行に移せていなかったのですが、そろそろ頑張りたくなって来ました。もちろん積雪期にいきなりTRYはしません(出来ません)が、チャンスを伺いつつ頑張りたいと思います
堀山の家から二股へと下られた道は、山と高原地図では破線で初心者通行不可となっていますが、踏跡等無いのでしょうか?渡渉ポイントも気になる所です。僕が初めてチャレンジするとしたら、玄倉から入って臼の南尾根で下る形を取ると思いますが、参考迄に教えてください
fumihikoさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
いよいよですか!応援してます。
fumihikoさんなら玄倉からじゃなくても全く問題ないと思いますが、最初は玄倉がおすすめです。やはり火曜日でしょうか?そうなるとソロですよね。
その場合、最大の核心部はボッチで歩く「青崩隧道」ですね
堀山の家からの破線ルートは暗い植林帯の中を歩くのであまり面白くないです
isさんこんばんは。senです。
えッこれから蛭南、月に一度ですか
私も冬季、登り詰めた達成感を絶景とともに味わいたいです
「金波」美しい、「みやまカレー」おいしそう
お疲れ様です。
senpachiさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
赤鞍ヶ岳、お疲れ様です。
実は去年も同じ目標設定だったのですが、大雪などあって実現できず
「金波」美しかったですが、今まであまり意識していませんでした。kazikaさんの写真があまりにもきれいでした。
みやまカレー、山で食べるには贅沢すぎますね、本当にありがたい事です
こんばんは、isさん!
今回はis隊ではなかったのですネ
私も蛭直下のイバラがかなり増殖していると感じました
以前はイバラを避けながら山頂まで行けたと思いますが、先日下ったときは、中央突破が避けられない状況でした
今度行くときは剪定バサミを持っていこうと思っています
今年もイバラが隠れるほどの雪を期待しますが、今降る雪程度では南斜面はすぐ溶けるでしょうから、不謹慎ですが南岸低気圧に期待しています
hottenさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
今回ゴエは前日に三の塔周回してました
やはりhottenさんも気になっていましたか?南稜はそうでもないのですが、南南東稜は2年前はイバラが全く無く快適だった印象でしたが、前回登った時は全く行く手を阻まれた感じです。よーく見ると小さなイバラが生育中でしたのでもっと増えると思います。
hottenさんが以前手ノコを持って歩いているレコを見ていたのでこれはイイナ!と思っていたんです。来月また登るので自分も剪定バサミでカッコよくカットしておきます!
今年は冬型が強いので南岸低気圧はどうでしょう
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