檜尾岳🏡＊空木岳周回

2023年06月17日(土) ~ 2023年06月18日(日)

• GPS: 102:18
• 距離: 10.0km
• 登り: 2,020m
• 下り: 573m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:42
• 休憩: 1:02
• 合計: 5:44

7:41 檜尾橋
7:45 7:49 檜尾登山口
9:16 9:55 赤沢の頭
11:42 12:01 シャクナゲのピーク
13:05 13:05 小檜尾岳
13:25 13:25 檜尾小屋
13:25 ゴール地点

2日間の行程
登り累計標高差2215m
下り累計標高差2575m
距離20.2km

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

駒ヶ根スキー場の駐車場(無料)に駐車。
トイレはないので注意⚠️
菅の台BCまでは下り坂を10分程
🚌:〜檜尾橋(420円)

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし

[水場]
＊檜尾避難小屋より檜尾根を3分程下ると「水場」の標識あり。残雪を25m程くだると、雪溶け水がしっかり流れています
＊木曽義仲の力水。未確認ですが、枯れる事はないとの情報をスライドしたハイカーさんに伺いました
＊空木平避難小屋の向かいに沢の流れがあります。空木岳から避難小屋への下りでは何ヶ所か残雪あり、雪溶け水が汲めます
＊池山小屋の水場は6/18朝までは枯れていたようですが、18日夕方にはザァザァ流れていました。しかしその後、24日朝には枯れていた情報があります。どういうことなのか不明ですが、お気をつけください。

[檜尾避難小屋]
＊一階は6人、2階は12人は泊まれそうです。窓がないので、これからの時期、晴れた日の2階は蒸し風呂になる可能性あります。今回もテント持参の方がたくさんいらして助かりました。
＊綺麗なトイレが2つあります

[木曽殿山荘冬季小屋、空木平避難小屋]
使用できますが、トイレはありません

[熊]
檜尾避難小屋の正規のテントサイト近くの樹林が熊のテリトリーになっているようでした。熊が歩き回っているのを、小屋から何度も眺めました。テントを張る場合は小屋付近のスペースに張ることをおススメします。

写真

6/17 6:23

駒ヶ根高原スキー場の駐車場に🚙を置いてスタート。60台ほどのキャパで6:30で1割くらい空きがあり。

6/17 6:35

下り坂を約10分歩いて菅の台BC。数週間前の週末レコでは空いていたので安心していたら、晴れ天予報の為か、あらあら長蛇の列

6/17 7:37

檜尾橋でバス🚌を下車

6/17 7:43

檜尾尾根の登山口。恐ろしく急な階段から始まりますが、すぐにマイルドな登山道に

6/17 9:10

マイズルソウがお出迎え

6/17 9:23

2時間弱で赤沢ノ頭(標高1991)。2年前の11月下旬に来た時は、積雪と強風の為ここで撤退したので、この先が楽しみ☺️

6/17 9:56

ハシゴがでてきたりもしますが、

6/17 10:05

基本穏やかな登り

6/17 10:27

イワカガミが元気いっぱい

6/17 11:00

標高2348、樹林の合間から伊那前岳。青空に気持ちがあがります⤴️⤴️

6/17 11:43

2時間でシャクナゲのピーク(標高2440)に到着

6/17 12:09

キバナノコマノツメ

6/17 12:11

進行方向に見えているのは小檜尾岳かな。地味なアップダウンが始まります

6/17 12:17

ミツバオウレン

6/17 12:22

ツガザクラ

6/17 12:23

ヒメイチゲ

6/17 12:25

視界が良くなってきました。
千畳敷カールを囲むように濁沢大峰→宝剣岳→伊那前岳の稜線

6/17 12:37

😊雰囲気最高な芽吹くダケカンバ林

6/17 12:38

檜尾尾根はよく整備されていて、かなり歩きやすい

6/17 12:47

森林現界を抜けると、この解放感がたまりません

6/17 12:47

稜線の向こうに三ノ沢岳が見えてきた

6/17 12:49

振り向けば駒ヶ根の町と南アルプス

6/17 12:58

はしごも楽しい

6/17 13:01

左手には空木岳が堂々としています
カッコいい〜🥰

6/17 13:01

ワクワクさせられる展望の良い尾根あるき

6/17 13:02

標高2646。避難小屋が見えてくると

6/17 13:04

小檜尾岳に到着

6/17 13:04

小屋の手前の残雪が🚰水場のあるところ。水は出ているかな？

6/17 13:08

水が汲めるか、残雪を下って確認します

6/17 13:17

汲めますね！。念のため水は背負ってきたけれど、顔を洗ったり体を拭いたりできて、サッパリしました😚

6/17 13:23

今宵の我家。避難小屋として使えるスペースは、去年の増築前の半分くらいになってしまっていて、チョット残念でした😢

6/17 14:43

でも立地は最高❤️
空木岳がどーん

6/17 14:46

空木岳まで続く稜線。明日歩く縦走路。

6/17 14:48

奥に見える木曽駒ヶ岳までの稜線

6/17 14:48

木曽駒アップ

6/17 14:48

尖った宝剣岳と平らな伊那前岳

6/17 16:43

南アルプス方面は靄って見辛くなっていますが、ギサギザ鋸岳と尖った甲斐駒ヶ岳→仙丈ケ岳

6/17 16:43

北岳、間ノ岳、農鳥岳

6/17 16:43

富士山も

photo byあずき
「小屋近くで熊を見た」とスライドした方からの目撃情報がありましたが、小屋裏に発見。小屋より上方のエリアがテリトリーのようです。

photo byあずき
引いて見たところ。白く写る残雪？の左手が正規のテントサイトになるので、テントサイトでのテン泊⛺️はしばらく控えた方が良さそうです⚠️

6/18 4:08

おはようございます

6/18 4:30

2日目は空木岳まで縦走、池山尾根を下ります

6/18 4:31

ちょうど出発の4:30にご来光

6/18 4:33

今日は相棒てっちゃんの他に、夕べ小屋で盛り上がった亜希ちゃん、みっちゃん、あこちゃん、お兄の6人の大所帯でスタート！

6/18 4:48

南アルプスと檜尾避難小屋。
絵になる小屋だなあ☺️

6/18 4:53

チングルマ

6/18 4:53

キバナシャクナゲ

6/18 4:57

稜線にでると檜尾岳2727

6/18 4:57

北方向、木曽駒ヶ岳まで続く稜線。左の三ノ沢岳の存在が大きくて、木曽駒ヶ岳は奥に小さく見える

6/18 4:58

三ノ沢岳の左肩に御嶽山

6/18 4:58

右肩に乗鞍岳

6/18 4:58

南方向、空木岳と続く稜線

6/18 5:01

イワウメ

6/18 5:08

チョウノスケソウ

6/18 5:08

なかなか逢えないお花なので、感激💕

6/18 5:46

目指す熊沢岳
大滝山は山名プレートはなかった

6/18 5:52

鎖が出てきますが、まだ序の口

6/18 6:01

ハクサンイチゲ、いつ見ても可憐✨

6/18 6:01

ショウジョウバカマ

6/18 6:24

熊川岳のピークはハイマツの広場
空木岳をバックにしたこの感じ好き〜💕

6/18 6:24

檜尾避難小屋からも見えたオベリスク的な🪨

6/18 6:29

2時間弱で熊沢岳に到着。
大所帯で歩くので、コースタイムはこんなものかな。。

6/18 6:31

空木岳まではまだまだあるねー

6/18 6:43

岩のてっぺんで監視中？の雷鳥♂を発見

6/18 6:44

駆けつけて撮影会

6/18 6:44

こっち向いて〜

6/18 6:45

📸

6/18 6:48

空木岳の先の南駒ヶ岳も眺めながら縦走中

6/18 7:03

ミヤマキンバイ

岩場や

6/18 7:58

ハイマツの原を進みます

6/18 8:02

1時間半で東川岳に到着。
実は途中で捻った右足の痛みがひかず、イヤな予感。。

6/18 8:04

証拠写真は一応撮っておかないとね

photo byあずき
今日の肝、木曽殿越まで降って空木岳まで登り返し

6/18 8:24

痛い足にはツラい降り。急斜面ですが、ツヅラ折りで整備されているので、覚悟した程大変ではなくホッ😮‍💨

6/18 8:37

程なくして

6/18 8:44

木曽殿山荘

6/18 8:44

冬季避難小屋

空木岳に向かいます

6/18 9:18

痛めた足は登りでは問題なく、タスカッタ

6/18 9:43

整備されていて困難なところはないけれど、鎖場など頻発して、それなりにきびしい

6/18 9:49

第一ピーク。確認していないけれど、2782ピークと思われます

6/18 9:50

アソコがピークかな？と思うこと複数回。。

6/18 10:40

いよいよラスボス

6/18 10:55

空木岳、
6人の歩く速度がまちまちなので、木曽殿越から2時間で到着

全員集合
標高差2000mの池山尾根が待っているかと思うと、山頂を離れ難く、1時間滞在してしまった😅

6/18 11:46

下山開始。目前には駒峰ヒュッテが見えます

6/18 12:39

噂に高い👻空木岳避難小屋をチェックしたかったので、空木平に降りてきました

6/18 12:40

窓から明りも入って、気持ち良い小屋です

6/18 12:39

小屋の向かいのこの標識の奥には、雪溶けの沢がザーザー流れていて、水も汲めました

残雪箇所は多数あり

6/18 13:04

オオサクラソウ

6/18 13:05

6/18 13:05

シナノキンバイ

6/18 13:06

ミヤマキンポウゲ

鎖場のある大地獄

6/18 15:34

痛めた足が痛くて、牛の歩みで漸くマセナギに到着。空木岳からコースタイム2時間20分のところ3時間40分もかかってしまった😱

6/18 16:14

池山小屋の水場

6/18 18:17

林道終点まで相方の車で迎えにきてもらうことも考えたけれど、ゲートが閉まっていて叶わず。。😥

6/18 18:50

何とか下山。コースタイム5時間のところ、7時間かかってしまった⤵️⤵️

6/25 4:15

帰宅後病院に行くと、やっぱり😢。。でした

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

iPhone 7 Plus Apple

装備

個人装備

スリーシーズンシュラフ 厚手ダウン 200デニール長袖ウールシャツ ダウンパンツ

備考

＊水分は2ℓ+2.5ℓでぴったり(水場の様子がわかっていれば、背負った2.5ℓは不要だった)。ザック重量13kg
＊不要だったもの:シュラフカバー、テントシューズ

🚙板橋本町→駒ヶ根:3790円
　　駒ヶ根→高井戸:3790円
⛽️175×33ℓ＝5761円　燃費:33ℓ/484km＝14.6km

感想

taromii

今回のお目当は
�’颪泙辰討澆燭�った檜尾避難小屋に泊まる
��檜尾岳〜空木岳を繋いで将棊頭山〜越百山の赤線を完成させる

�，呂擦辰�く水場のある小屋なのに、水を背負わなければならない時期を選んだのはNGでした。また避難小屋として使うには、増築前の方が快適そうだったので、訪問が遅かった😅。その点もNG。でも最高の立地と歩き易い檜尾尾根、という点では、季節を変えてリピート決定です。
また、小屋の周辺は熊のテリトリーになっていたようで、共存の一夜を過ごす貴重な経験をしました。ひとりぼっちだったら、そうそう呑気にはしていられなかったでしょうが。。

��檜尾岳〜空木岳の縦走は、想像以上に変化に富んだ楽しいルートでした。ただ、足を痛めて余裕が無かったのが残念でした。雷鳥にも会えて良かった。

足の痛みの原因は、甲にある小指の骨折でした。
よくある、足首を捻った程度の状況でしたが、こんなにも簡単に折れるのかと、驚くばかりでした。今後骨が弱っていくであろう事を考えると、山では今まで以上の注意が必要だと肝に命じました。骨が折れても標高差2000m降れたのは変な自信にもなり、でも緩やかな池山尾根だったからで、ラッキーは2度はないと思わなければいけません。

最低1ケ月はかかりそうなギブス生活。。夏の計画に間に合うよう、まずは体調管理が課題です。

コメント

いぬずや

taromiiさん
こんにちは🙋‍♂️

即席メンバーもあり
ルートも気持ち良さそうですね

この夏、この辺りの縦走を
考えていました

また、レポ完成したら
見に来ますね！😁

taromii

inuzuyaさん
今年の夏は中アルプス縦走、
良いですねー。
参考になると良いのですが。。
気になることがあったらご連絡くださいね😊。

yumihide

taromilさん
この頃レポがないなと思っていたのですが、私のレポに拍手があったのでちょっと覗いてみると、足小指の骨折とのこと、驚きました。
頑健そのものといったレポにいつも感心していたのですが、こんなこともあるのですね。
それにしてもこのルート2000ｍｍ標高差を、骨折しながらも無事下山されるとはご立派。

そろそろ、ギブスもとれたころでしょうが、無理せず、完治され、またご活躍できることを祈っております。
yumihide

taromii

yumihideさん
励ましのお言葉ありがとうございます‼️。お陰さまでギブスが取れて3週間が経ち、8月中旬から登りに行かれそうです。体力がどうなっているかが心配なところではありますが。。

今回は自分で下山出来る程度の怪我、仕事も休まずに済む程度の怪我でしたが、無理は禁物との警告と受け止めています。
いつも気になる山行をなさっていらっしゃるyumihideさんのレコ、これからも参考にさせていただきたく思っています。これからもよろしくお願いいたします😊。