唐松岳・不帰ノ嶮2峰北峰/八方尾根ルート(日帰り)
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,666m
- 下り
- 1,648m
コースタイム
- 山行
- 10:02
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 10:30
天候 | 07/24(月)→はれ/くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■アクセス→長野道・あずみ野IC〜約90分。 ■駐車台数→200台 ■トイレ→あり。 ■水場→なし。 ■登山ポスト→なし(八方池山荘にあり) ■24時間利用→可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■黒菱駐車場(1,509m) 上記のアクセス欄を参照して下さい。 黒菱林道の道幅は狭く、車のすれ違いが困難になります。広い駐車場なので満車になる事は考えられませんが、登山者・観光客・自転車・バイクが通るので注意が必要です。 夏季はリフト・カフェ・トイレが利用できます。 八方池山荘にはリフト沿いにある作業用道路(立入禁止の看板があるが正規ルート)を利用して、グラートクワッドリフトと八方池山荘を通過します。 ■第1ケルン(1つ目のケルン・1,820m) 黒菱駐車場から約55分で第1ケルンに到着です。 第1ケルンは八方池山荘の下部にあり、黒菱駐車場から登らなければ見たり立ち寄ったりできません。リフトを利用する場合は見えません。 ■八方池山荘(1,834m) 第1ケルンから約5分で八方池山荘に到着です。 八方池山荘は通年営業の山小屋になり、売店と外トイレ(有料)があります。 登山道は八方池山荘の裏側にあり左→木道(五竜岳側)、右→尾根道(白馬岳側)に分かれどちらも通行可能です。どちらも上部の公衆トイレで合流しますが、尾根道は登山者が少なく快適です。 木道を通行すると、尾根道にある石神井ケルン(2つ目ケルン)は立ち寄る事ができません。 ■第2ケルン(3つ目のケルン・2,006m) 八方池山荘から約30分で第2ケルンに到着です。 第2ケルンは慰霊碑でもあります。 ※別称→息(ヤスム)ケルンと呼ばれます。 ■八方ケルン(4つ目のケルン・2,039m) 第2ケルンから約5分で八方ケルンに到着です。 八方尾根にある6つのケルンの中で、1番有名な顔型のケルンです。 ここから晴天時には、唐松岳〜不帰キレット〜白馬三山が見えてきます。 ■第3ケルン(5つ目のケルン・2,088m) 八方ケルンから約10分で第3ケルンに到着です。 晴天時には鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜不帰キレットが見えます。 リフトや八方池山荘を利用して、八方池まで登山者と観光客が入り混じり登山道が渋滞・混雑します。 第3ケルンと八方池(周回が可能)は同じとします。 ■下の樺(2,117m) 第3ケルンから約10分で下の樺に到着です。 無雪期の下の樺は道標や見所がなく通過点になりますが、積雪期は上の樺と同様にテント場になります(イグルー含む) ■上の樺(2,257m) 下の樺から約20分で上の樺に到着です。 無雪期の上の樺は道標や見所がなく通過点になりますが、積雪期は下の樺と同様にテント場になります(イグルー含む) ■扇雪渓(2,302m) 上の樺から約10分で扇雪渓に到着です。 扇雪渓には十分な残雪があり、表面は汚れていますが素手で掘り出せる位に柔らかく水作りが可能です。 雪渓の上部の登山道から見下ろすと、約1mの熊が雪渓の下部を五竜岳側の谷へ下っていました。小屋泊の下山者に声を掛けて注意を促しました(山頂でスライドした3人組の登山者も熊を目撃) ■丸山ケルン(6つ目のケルン・2,434m) 上の樺から約15分で丸山ケルンに到着です。 森林限界を迎えるので無雪期は暑さ・紫外線対策が必要になり、唐松岳頂上山荘まで細尾根になり渋滞します。 当日は地元の中学生の学校登山や山小屋利用の団体(10名〜30名)がいて登りと下りで八方尾根は大渋滞になり、丸山ケルン〜不帰キレット(平日でも登山者が多い)〜黒菱駐車場までコースタイムより大幅に遅れます。 ※別称→丸山と呼ばれます。 ■唐松岳(2,696m) 丸山ケルンから約65分で唐松岳に到着です。 小屋泊の登山者はご来光が目当てなので山頂にはほとんどおらず、4人で静かな山頂を過ごせました。 続々と白馬岳側から不帰キレットを通過してきた登山者が登頂してくるので、早朝の雨の影響など情報交換をします。 当日は、唐松岳側から不帰キレットを歩いたのは2人(自分を含む)だけです。 ■不帰3峰(2,591m) 唐松岳から約30分で不帰3峰に到着です。 厳密には不帰3峰は登頂せず、富山県側の巻き道を通り不帰2峰南峰へ向かいます。 無雪期でも不帰3峰の登頂は可能だと思いますが、不帰3峰から不帰2峰南峰のコルは断崖絶壁です。例え登頂できても富山県側に下り、巻き道に復帰する必要があります。 ■不帰2峰南峰(2,611m) 不帰3峰から約30分で不帰2峰南峰に到着です。 唐松岳から不帰3峰のコルまでザレ場を下り、尾根から外れて富山県側の巻き道で不帰2峰南峰へ向かいます。 危険な場所はなく、鹿島槍ヶ岳南峰〜北峰の稜線に雰囲気が似ています。 ■不帰2峰北峰(2,579m) 不帰2峰南峰から約55分で不帰2峰北峰に到着です。 距離は300mと短く無雪期の難易度は低いですが、積雪期〜残雪期は細尾根の雪稜になり難易度が高くなります。 ピークには残置されたはしごがあり直進すると断崖絶壁で行き止まりになり、ピーク直下は落石に注意が必要です。 無雪期の不帰1峰への降り口は鎖場になり、滑落と落石に最大の注意が必要です。岩場・鎖場にはペンキマーク(赤・黄)があります。 ■不帰2峰北峰〜1峰の中間点(2,542m) 不帰2峰北峰から約20分で中間点に到着です。 不帰キレットの核心部は不帰2峰北峰〜1峰(岩場・鎖場)の区間になり、唐松岳〜不帰2峰南峰(ハイマツ帯の稜線)の難易度は一般登山道です。 2峰北峰から1峰へ向けて約40mの岩場(鎖場)を下降しますが、高度感があり滑落した場合は助かる確率はありません(積雪期〜残雪期はロープ必須) 新旧の鎖があり、鎖の支点(経年劣化・破損)に注意が必要です。 昼過ぎから天候が崩れる予報があり不帰キレットや八方尾根の稜線がガスに包まれ始めて、下山路の渋滞もあるので予定より早く下山します。 ■不帰2峰北峰(2,579m) 不帰2峰北峰〜1峰の中間点から約10分で不帰2峰北峰に到着です。 ■不帰2峰南峰(2,611m) 不帰2峰北峰から約15分で不帰2峰南峰に到着です。 ■不帰3峰(2,591m) 不帰2峰南峰から約15分で不帰3峰に到着です。 ■唐松岳(2,696m) 不帰3峰から約40分で唐松岳に到着です。 山頂には約20人の登山者がいるので、写真だけ撮影して通過します。 ■唐松岳頂上山荘(2,624m) 唐松岳から約15分で唐松岳頂上山荘に到着です。 売店で不帰ノ嶮の山バッジ(八方池山荘は販売なし)を購入します(14種・700円) トイレ代金(1回300円)は、出入口で小屋番さんが手渡しで徴収していました。 唐松岳頂上山荘の分岐点(牛首側)を登っている時に、意識のない年配のお爺さんが6人の小屋番さんに搬送されていました。 唐松岳頂上山荘〜八方池山荘まで団体の登山者で八方尾根は大渋滞になり、コースタイムより大幅に遅れます。 ■丸山ケルン(2,434m) 唐松岳頂上山荘から約40分で丸山ケルンに到着です。 ■扇雪渓(2,302m) 丸山ケルンから約10分で扇雪渓に到着です。 ■第3ケルン(2,088m) 扇雪渓から約30分で第3ケルンに到着です。 唐松岳頂上山荘から中学生の学校登山の団体を全て追い越しますが、八方池〜八方池山荘は家族連れの観光客が多く渋滞します。 第3ケルンと八方池(周回が可能)は同じとします。 ■八方ケルン(2,039m) 第3ケルンから約5分で八方ケルンに到着です。 ■第2ケルン(2,006m) 八方ケルンから約5分で第2ケルンに到着です。 下山路は木道ではなく、尾根道を通過して石神井ケルンへ向かいます。 ■石神井ケルン(1,981m) 第2ケルンから約10分で石神井ケルンに到着です。 ※別称→八方山・八方山ケルンと呼ばれます。 ■八方池山荘(1,834m) 石神井ケルンから約15分で八方池山荘に到着です。 ■黒菱駐車場(1,509m) 八方池山荘から約30分で黒菱駐車場に到着です。 これで無事に山行が終了です。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★その他の注意点 唐松岳・不帰ノ嶮2峰北峰/八方尾根ルートの区間は距離→16.6m・標高差→1,187m・コースタイム→12時間35分になり日帰りが可能ですが唐松岳頂上山荘(唐松岳側) or 天狗山荘(白馬岳側)を利用する登山者が多いです(無雪期の場合・山滑走を除く) 無雪期に日帰りで登頂するには雪質・積雪量・天候・体調・装備・気力・長距離を歩ける体力が必要です。 ★不帰キレットについて 大キレット(北穂高岳〜南岳)・八峰キレット(はちみね・五竜岳〜鹿島槍ヶ岳)と並び日本三大キレットと呼ばれる不帰キレット(かえらず・唐松岳〜白馬鑓ヶ岳)は、山と山をつなぐ尾根が深く切れ落ちた岩場・鎖場が連続する場所です。 核心部は不帰2峰北峰〜1峰の区間になり、キレットと呼ばれる場所はエスケープルートがなく天候・水分量・技術・経験・知識・装備が重要です。 キレットは漢字で切戸と書き、長野県の方言と言われていて富山県では窓と呼ばれます。 ※八方尾根はメジャールートなので割愛します。 ★積雪量について 国道158号線(長野県)の道路と唐松岳・不帰ノ嶮2峰北峰/八方尾根ルートに全く雪はありません。 ★登山ポストについて 唐松岳・不帰ノ嶮2峰北峰/八方尾根ルートには、八方池山荘に登山ポストがあります(未確認) 黒菱駐車場に登山ポストはありません。 ★唐松岳・不帰ノ嶮の登山ルートについて 唐松岳・不帰ノ嶮の登山ルートは“方尾根ルート 猿倉荘ルート G鯒六飴魁槁垉▲レット ど垉▲レット+八峰キレット縦走ルートがあり、´△多く利用されます。 ★水場について 地図では唐松岳・不帰ノ嶮2峰北峰/八方尾根ルートには水場がなく、八方池山荘と唐松岳頂上山荘で購入するしかありません。 猿倉荘へ下山する場合は天狗山荘・白馬鑓温泉小屋・三白沢(サンジロ)まで水場がありません。 夏季の岩稜帯では、3L〜4Lのあれば十分です。 ★駐車場について 唐松岳・不帰ノ嶮2峰北峰/八方尾根ルートには1つの駐車場があります。 黒菱駐車場(200台)があり、リフトの運行前に出発が可能です。 駐車場は人気がないので、貴重品の管理と車上荒らしに特に注意が必要です。 ★山小屋の営業について 唐松岳・不帰ノ嶮2峰北峰/八方尾根ルートには、八方池山荘と唐松岳頂上山荘・天狗山荘があります。 小屋泊・テント泊の予約の有無を事前に確認する必要があります。 日帰りでも、緊急時に備えてツェルトを必ず持参しましょう。 ★マーキングについて 唐松岳・不帰ノ嶮2峰北峰/八方尾根ルートには各所に道標・ピンクテープ・ペンキマークがあり、道迷いする場面が少ないです。 無雪期になり登山道に雪はなく、落枝と共に落ちた古いピンクテープは回収済みです。 ★天候や服装について 唐松岳・不帰ノ嶮2峰北峰/八方尾根ルートの5割〜6割が樹林帯になり、朝露や降雨後は衣類が濡れるのでザックカバー・ゲイター・タオル・合羽・着替えがあると快適です。 当日は気温15℃〜23℃あり、平均気温は18℃です。 悪天候では装備や服装のレイヤリングに気を配り、防寒・防風対策が必要です。 ★幕営適地について 唐松岳・不帰ノ嶮2峰北峰/八方尾根ルートには稜線(標高2,400m〜不帰2峰北峰)に6つの幕営適地があります(写真添付) 1つ目〜3つ目の幕営適地は緊急時(唐松岳頂上山荘が近く無雪期で登山者が多く邪魔)に利用可能、4つ目〜6つ目の幕営適地は登山者が少なく広い場所なので邪魔になりません。 幕営する場合は携帯トイレを持参して、必ずゴミを持ち帰りましょう。 ★熊の出没について 唐松岳・不帰ノ嶮2峰北峰/八方尾根ルートは熊の生息地になり想像以上に身近に熊がいます。 グラートクワッドリフト〜八方池山荘、扇雪渓〜丸山ケルン、唐松岳〜天狗の頭の区間では熊の目撃情報が多く登りの扇雪渓で熊が出没しました。 唐松岳山頂でスライドした3人組の登山者も熊を目撃したので、唐松岳は登山者が多いですが熊に注意が必要です。 ★山バッジについて 夏山シーズンを迎えて営業する山小屋が多くなり、山バッジが購入できるようになりました。 今回は唐松岳頂上山荘(14種・700円)と八方池山荘(5種・600円/5種・700円)に寄りましたが、不帰ノ嶮のバッジは唐松岳頂上山荘のみで販売しています。 ★黒菱駐車場まで黒菱林道の自動車の運転は、動物の飛び出しや落石が多いので注意が必要です。 また一般道・林道・登山道の崩落・土砂災害・台風による交通規制や様々な注意報(雷・大雨・大雪・雪崩)に注意が必要です。 ★唐松岳・不帰ノ嶮2峰北峰/八方尾根ルートでは、スマートフォンの電波が8割〜9割入りました(時期・天候・機種による) 暑さ・寒さ・高所の影響でバッテリーの消耗がとても早いので、予備のモバイルバッテリー(充電ケーブル含む)が必要です。 ★当日の唐松岳・不帰ノ嶮2峰北峰/八方尾根ルートでは登山者のすれ違いは登り151名、下り176名、不帰キレットの通過者は15名です。 日照時間が長くなりましたが日帰りでは装備・服装・天候が重要です。 特に単独登山者はセルフレスキューとルートファインディング能力が必要になり、ツェルトと地図とヘッドランプの携帯が必須です。 ★ヘルメット・合羽(下)を全行程で使用しました。 ストックは黒菱駐車場〜不帰3峰の登下降で使用しました。 ★緊急時の連絡先 ‖臘警察署(長野県)→0261-22-0110 ★今回の山行の危険箇所 ”垉2峰北峰〜1峰→滑落・落石・崩落。 ★黒菱駐車場→04時45分に気温18℃、唐松岳→08時37分に気温15℃、黒菱駐車場→15時15分に気温22℃です。 気温の温度差が大きく紫外線が強く、体調管理や服装選びが難しくなります。 当日の日の出→04時38分、日の入り→19時14分と活動時間は長くなり、日の出と日の入り1時間前にはヘッドランプが必要です(ルートは樹林帯が長く日陰が多いため) ★唐松岳・不帰ノ嶮2峰北峰/八方尾根ルートでは、唐松岳頂上山荘の手前の岩場と不帰キレット(唐松岳〜天狗の頭)で落石に注意が必要です。 単独行なので鳥の鳴き声・荒い呼吸・風の音・水の音しか聞こえません。 落石を発見した場合は、後続の登山者に恥ずかしがらず大声で「ラーク」と知らせてあげましょう。 ★唐松岳・不帰ノ嶮2峰北峰/八方尾根ルートにはトイレが4つあります。 々菱駐車場(無料) 八方池山荘の外トイレ(有料) 8衆トイレ(有料) づ眈廠拂詐綮柿(有料) 他にトイレが無いので、必ず紙おむつ・携帯トイレを持参しましょう(リフト乗り場のトイレは含まない) ★登山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。バッテリーのリチウムイオン電池は暑さや寒さに弱く、すぐに使えなくなります。 電池切れ・故障・紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。 地図・コンパス・ルート・分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備え、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。 登山では技術・知識・経験が全く通用しない場面に直面します。 ★無雪期でも先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません。また登山道や踏み跡が草木で隠れて道迷いしやすい状況です。 ピンクテープ・道標・赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる所まで戻るのが鉄則です。 ★標高・距離・気温・天候・風速・写真撮影・ルート工作・危険箇所の確認をしながら登るので、コースタイムより遅くなります。 登山ルート・距離・歩行時間は参考程度にして下さい。 ★登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。 また登山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり、探し出すのは極めて困難です。こまめに落し物やジッパーの開閉を確認しましょう。 しっかり貴重品は管理して、荷物のデポなどで盗難の被害に注意が必要です。 ★登山では、食事(行動食)・水作り(水汲み)・トイレ・着替え・装備の着脱など季節を問わず面倒で後回しになりがちです。 これらは早めに済ませて落石・滑落・雪崩など危険回避に神経を使いましょう。 ★無雪期ですが強い紫外線を浴びて重度の日焼けや紫外線の照り返しで、視力低下による怪我や事故に注意が必要です。 日焼け止めクリーム・リップクリーム・サングラスがあると便利です。 ★今回の山行 台風4号が発生して昼過ぎから雨予報になり、どこの山域もスッキリしないので唐松岳〜不帰ノ嶮2峰北峰を目指します。 散歩気分なので準備も整わず忘れ物が多くなり、世間は夏休みで5時に出発したにも関わらず唐松岳までに登り151名(下り176名)とすれ違い渋滞が発生します。 平日の不帰キレットの通過者も15名と多くて驚き、難所のすれ違いで待機待ちが発生します。 今回は不帰2峰北峰で引き返しましたが、次回はテント泊でゆっくり縦走して八峰キレットに繋げたいです。 ★駐車場の10km圏内はガソリンスタンドやコンビニがあり、とても便利なエリアです。 場所によって車中泊の禁止・火気厳禁など禁止事項があるので注意が必要です。 長く細かい説明になりましたが『安全第一』で唐松岳・不帰ノ嶮2峰を楽しんでください。 |
その他周辺情報 | ■八方の湯 ■営業時間→10:00〜21:00(07/16〜10/29) ■休館日→木曜日 ■料金→大人850円、小人500円、幼児300円。 ■マスクの着用義務→なし。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘルメット
ツェルト
ヘッドランプ
温度計
モバイルバッテリー10000mAh2個
ちり紙
携帯トイレ
地図
腕時計
ザック30L
スマートフォン2台
マスク
ゴミ袋
現金
ココヘリGPS
タオル
三脚
ストック
熊鈴
帽子
防虫ネット
アームカバー
合羽(下)
ウィンドシェル(上)
トレランシューズ
インナーシャツ(半袖)
靴下
手袋
ゼリー飲料1個
粉末アミノ酸1本
ウエストバッグ
着替え(半袖シャツ)
水筒(水1.5L)
手ぬぐい
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感想
★★不帰キレットはバリエーションルートの岩場になります。写真で細かい詳細を掲載してバかかリエーションルートの面白さが半減するので、不帰キレットを知りたくない人はご遠慮下さい。
★2023年/唐松岳・不帰キレット2峰北峰/八方尾根ルート(日帰り)
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■2023年07月24日(月) はれ
※ 不帰ノ嶮2峰北峰/八方尾根ルート 登り
黒菱駐車場 04:35 1,509m 18℃
着替え・荷作り・朝食 04:35〜04:45
黒菱駐車場 04:45 1,509m 18℃
第1ケルン 05:39 1,820m 17℃
八方池山荘 05:46 1,834m 17℃
第2ケルン 06:18 2,006m 16℃
八方ケルン 06:24 2,039m 17℃
第3ケルン 06:33 2,088m 17℃
下の樺 06:41 2,117m 18℃
上の樺 07:01 2,257m 17℃
扇雪渓 07:09 2,302m 17℃
丸山ケルン 07:30 2,434m 21℃
唐松岳 08:37〜09:00 2,696m 15℃
不帰3峰 09:29 2,591m 17℃
不帰2峰南峰 09:57 2,611m 20℃
不帰2峰北峰 10:51 2,579m 20℃
2峰〜1峰中間点 11:11〜16 2,542m 18℃
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■2023年07月18日(火) くもり/はれ
※ 不帰ノ嶮2峰北峰/八方尾根ルート 登り
2峰〜1峰中間点 11:16 2,542m 18℃
不帰2峰北峰 11:24 2,579m 19℃
不帰2峰南峰 11:38 2,611m 17℃
不帰3峰 11:54 2,591m 18℃
唐松岳 12:33 2,696m 18℃
唐松岳頂上山荘 12:49 2,624m 18℃
丸山ケルン 13:27 2,434m 20℃
扇雪渓 13:37 2,302m 17℃
下の樺 13:47 2,117m 18℃
第3ケルン 14:08 2,088m 18℃
八方ケルン 14:14 2,039m 19℃
第2ケルン 14:19 2,006m 22℃
石神井ケルン 14:31 1,981m 20℃
八方池山荘 14:48 1,834m 21℃
黒菱駐車場 15:15 1,509m 22℃
着替え・荷作り 15:15〜15:25
実家 15:25〜19:40 1,000m 25℃
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■台風4号の発生で昼過ぎから雨予報になり
どこの山域も悪天候でスッキリしない。
散歩気分で唐松岳〜不帰2峰北峰を目指す。
やはり遊び気分なので忘れ物が多くなり
100人以上のすれ違いでペースダウン。
扇雪渓を過ぎてからまさかの青空に愕然。
唐松岳から見える快晴の剱岳に鋭気を奪われ
剱岳を選択しなかった事に大きく後悔する。
気分が乗らずに不帰キレットへ進むけれど
平日のキレット縦走者が多く非常に驚いた。
日本三大キレットの難易度を数人に聞くと
「問題ない」と答えが返ってきて落胆する。
不帰ノ嶮に想像以上に期待しすぎていたのか
自分の登山技術が向上したのかは不明だ。
核心部の2峰北峰〜1峰の手前で下山するが
次に登る時は感動がなく残念な気持ちだが
テント泊でゆっくり不帰ノ嶮を通過したい。
また隣りの八峰キレットには期待したい。
涸沢岳〜北穂高岳の奥壁バンドが生涯で最恐。
積雪〜残雪期の不帰ノ嶮も視野に入れたい。
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■体重→61.0kg 荷物→3.80kg(水1.5L)
■日の出→04:38 日の入り→19:14
■距離→16.6km(登り→8.2km 下り→8.4km)
■時間(合計)→10時間02分
(登り→06時間03分、下り→03時59分)
■休憩時間→00時間28分
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