槍ヶ岳〜前穂高岳縦走（のんびり小屋泊で大キレット突破！）

2023年08月02日(水) ~ 2023年08月05日(土)

• GPS: 80:00
• 距離: 32.4km
• 登り: 3,902m
• 下り: 3,575m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 2:00
• 合計: 9:50

5:10 鍋平駐車場
5:40 5:50 新穂高登山指導センター
7:00 7:20 穂高平小屋
9:40 10:00 白出沢出合
11:00 11:40 槍平小屋
13:20 13:50 奥丸山
15:00 槍平小屋

2日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 2:40
• 合計: 9:30

3:40 槍平小屋
5:20 5:50 飛騨沢千丈乗越分岐
6:30 6:40 千丈乗越
7:40 8:00 槍ヶ岳山荘
8:20 8:40 槍ヶ岳
9:00 10:00 槍ヶ岳山荘
10:30 10:40 大喰岳
11:20 11:30 中岳
13:00 南岳
13:10 南岳小屋

3日目

• 山行: 7:10
• 休憩: 1:00
• 合計: 8:10

4:30 南岳小屋
6:20 6:30 長谷川ピーク
8:30 9:00 北穂高小屋
9:00 9:10 北穂高岳
12:00 12:10 涸沢岳
12:40 穂高岳山荘

4日目

• 山行: 7:40
• 休憩: 1:40
• 合計: 9:20

3:30 穂高岳山荘
4:40 5:00 穂高岳
6:40 6:50 紀美子平
7:20 7:30 前穂高岳
8:20 8:30 紀美子平
9:40 9:50 カモシカの立場
10:30 10:50 岳沢小屋
10:50 見晴台
11:50 12:00 天然クーラー
12:30 12:40 河童橋
12:50 上高地バスターミナル
12:50 ゴール地点

天候

概ね良好

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

鍋平駐車場利用(8/2　2:00時点でP5は満車のため）
下山後、上高地から平湯までバス利用。平湯で新穂高温泉行へ乗り換え、鍋平の車を回収。

コース状況／危険箇所等

気が抜けないコースですが、整備は良くされていると思います。

その他周辺情報

下山後「ひがくの湯」利用
入浴　800円
飛騨牛焼肉定食　2500円が当日なんと600円引き、
さらにスイカとトマトのバイキング付き。
おいしかったです！

写真

8/2 5:50

鍋平から下ってきました。
本格的な山道でしたね。

8/2 7:01

ここで休憩。
静かです。

8/2 8:55

タマガワホトトギス

8/2 9:50

滝谷を渡ると…

8/2 9:51

滝谷ドーム
凄い威圧感。

8/2 11:01

もう今夜の宿に到着。

8/2 11:36

なんと個室です。
快適！

8/2 12:22

時間があるので、奥丸山へ出かけます。
これがかなりの急登で大変でした。

8/2 13:14

ニッコウキスゲが綺麗でしたが…

8/2 13:19

すっかりガスってしまい、360度の展望のはずの山頂からは何も見えませんでした。

8/2 13:44

しばらく待っているとドームが現れましたが、ここまででした。

8/2 14:04

槍平小屋は下に見えます。

8/2 14:22

下山途中で大槍が幽かに顔を見せてくれました。

8/2 17:45

小屋に戻るとこんなにクッキリ…
よくあることですから、明日に期待。

8/2 17:52

夕食、美味しいカレーです。

8/3 3:41

2日目
夜明け前に出発。

8/3 5:01

前日登った奥丸山です。

8/3 5:26

千丈分岐到着。

8/3 5:31

ここで朝食。
槍平小屋弁当をいただきます！

8/3 6:31

千丈乗越到着。

8/3 6:50

西鎌尾根

8/3 7:41

槍は間近となりました。

8/3 7:43

小槍

8/3 7:51

槍ヶ岳山荘到着。

8/3 8:01

さあ穂先へ。
以前登った時はガスガスで何も見えなかったけど、
今日は違う。

8/3 8:09

石を落とさないように…

8/3 8:18

梯子が続きます。

8/3 8:19

高度感あり。

8/3 8:21

長い梯子を上ると…

山頂です。
素晴らしい眺め！
撮っていただきました。

8/3 8:28

これから辿る峰々…

8/3 8:40

たっぷり展望を楽しみ下ります。
慎重に！

8/3 8:58

やっぱり、こういう天気に登る山ですね。

8/3 9:22

ここで昼食。

8/3 10:08

チシマギキョウは花盛り。

8/3 10:27

まるでマチュピチュみたい！

8/3 10:31

大喰岳

8/3 11:26

途中梯子もあります。

8/3 11:29

中岳。
ガスが出てきました。

8/3 13:00

そして南岳。
3,000m峰が続きます。

8/3 13:10

南岳小屋到着。

8/3 13:29

部屋はこんな感じ。
上段の寝床となりましたが、梯子を上る時何度か頭を梁にぶつけました。ヘルメットしておけばヨカッタ…

8/4 4:29

3日目
いよいよ今回のメインイベントへ出発です。
気温7.5度。

8/4 4:39

大キレットへ突入。

8/4 4:52

まずはとにかく下ります。

8/4 5:00

下ります。
慎重に…
こうしたところよりザレ場の方が怖いんですよ。

8/4 5:08

長い梯子もあります。

8/4 5:09

朝日が当たってきました。

8/4 5:23

落ちないように。

8/4 5:37

この上が長谷川ピーク。

8/4 5:49

ここで一休み。

8/4 6:19

なんとか順調に来てます。

8/4 6:23

落ちないように。

8/4 6:27

長谷川ピーク到着。

撮っていただきました。

8/4 6:36

北穂側は更に高度感あり。

8/4 6:41

落ちないように。

8/4 6:46

慎重に。

8/4 6:55

北穂は迫ってきますが、一体どこを登るんだろう？

8/6 23:12

高度感あり。

8/4 6:58

なんかホッとするものが…

8/4 6:59

こんな状態。

8/4 7:00

A沢のコル。
休憩ポイントです。

8/4 7:04

長谷川ピークを振り返ります。

8/4 7:16

さあ、北穂への登りへ。

8/4 7:16

浮石だらけなので落とさないように！

8/4 7:27

こういう所は見た目より危ない。

8/4 7:32

ここから飛騨泣きです。

8/4 7:32

高度感はありますが、足場はシッカリしています。

8/4 7:36

ありがたい補助も整備されてあります。

8/4 7:54

あとは石を落とさぬようひたすら登ります。

8/4 7:56

それにしてもいい眺め！

8/4 8:30

無事、大キレットを突破しました！

8/4 8:49

日射しが熱いけどここで飲みたかったコーヒーを淹れます。

8/4 9:10

ここまでやって来ました！

8/4 9:21

次は彼方を目指します。

8/4 9:24

岩場に似合う花ですね。

8/4 10:08

こんなところが続きます。

8/4 10:33

まだまだ気が抜けません。

8/4 11:19

涸沢岳への登りのキツイところ。

8/4 12:08

やっと涸沢岳。
ここまでくればやっとホッとできます。

8/4 12:41

穂高小屋へはわずかの下りです。

8/4 13:17

やれやれ乾杯！

8/4 17:06

夕食、美味しい！

8/5 3:36

4日目
奥穂へ向かって出発！
昨夜は激しい雷雨となりましたが、
今朝も天気が良い！

8/5 4:24

途中時間調整してきましたが、日の出前に登頂。

8/5 4:30

皆さん日の出を待っています。

8/5 4:25

まずはお詣り。

8/6 22:38

撮って頂きました。

8/5 4:30

続々と登ってこられます。

8/5 4:39

穂高山荘弁当を食べながら日の出を待ちます。

8/5 4:54

常念岳の向こうに太陽が顔を出しました。

8/5 5:04

槍ヶ岳

8/5 5:04

山頂の皆さん

8/5 5:07

辿ってきた峰々。

8/5 5:10

ジャンダルムに向かうクライマー。

8/5 5:29

前穂へ向かいます。

8/5 5:30

吊尾根も気が抜けません。

8/5 5:47

西穂に焼岳。

8/5 7:21

前穂高岳登頂！
今回の縦走で最終8座目の3,000m峰。
この素晴らしい眺めをありがとう！

8/5 7:27

穂高よさらば！
下山です。

8/5 8:35

激下りなので気が抜けません。

8/5 8:49

雷鳥広場
この地点に大石が転がりハイマツの根がむき出しになったところがありました。真新しい状態なので、昨夜の雷雨の落雷の痕でしょうか？それともクマの仕業？

8/5 9:35

激下りが続きます。

8/5 9:40

ここまで来るとホッとします。

8/5 10:29

岳沢小屋
ここからはストックを出して上高地を目指します。

8/5 11:53

風穴
天然クーラーが気持ちいい！

8/5 12:33

のどかで癒される〜！

8/5 12:48

無事、上高地へ下山。
観光客で賑わっています。
この後、13:00発の平湯行きのバスに乗車することが出来、平湯でも乗り継ぎ良く新穂高温泉行のバスに乗れてラッキーでした。
バス乗車中は雨になり、雨の中を鍋平駐車場へ歩くのかと憂鬱になりましたが、下車するころに止んでくれて、これもラッキーでした。
今回はとにかく天気に恵まれ感謝の山行でした。

ひがくの湯で飛騨牛焼肉定食をいただきました！

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

senutoto

三大キレットで残っていたところへようやく行ってくることが出来ました。
いつもはテント泊が多いのですが今回は軽量化を優先して、贅沢に山小屋3泊の山行としました。実際行ってみてこれは正しい選択だったとつくづく感じました。テン泊で縦走している方は凄いですね。今回の練習として6月から十二ヶ岳、鶏冠山、そして宝剣岳を越えて中央アルプス縦走をこなしてきましたが、これも正しかったと感じました。なにより山行中は天気に恵まれたことが幸運でした。