白馬岳~不帰キレット
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- GPS
- 17:57
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,481m
- 下り
- 2,481m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 7:03
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 10:05
天候 | 1日目 晴れのち曇りのち雨 小屋到着後晴れ 2日目 晴れ時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
タクシー(3,040円)にて栂池高原まで移動 |
その他周辺情報 | 栂池ゴンドラ&栂池ロープウェイ自然園入園料無し 片道2000円 https://www.nsd-hakuba.jp/green/tsugaike/panoramaway.html 八方アルペンライン 片道1900円 https://www.happo-one.jp/trekking/alpenline/ 十郎の湯 600円 http://www.yellow-pages.jp/cms/shinshu_online/sightseeing/onsen/shop/3402/1/ |
写真
感想
コロナ罹患後の初めての山。
咳は大夫落ちついたが、体力落ちちゃって歩けるかどうか。
一日目
寝不足のせいかペース上がらず。
とにかく暑い。
白馬大池でコーラを補給し、少し復活。
手拭いを濡らして首に巻くもすぐに乾く。
熱中症寸前、ふらふらで歩く。
白馬岳手前で小雨がパラつく。
白馬岳山頂は小雨でガスガス、景色は拝めず。
雨が強まりそうなのでさっさと小屋に向かったが、その後すぐに晴れてちょっと残念。
二日目
4時スタート。暑くなる前に距離を稼ぐ。
杓子岳を巻こうか迷ったがせっかくなので山頂で日の出を拝む。
ここの登りがこの日一番キツかった。
日が昇ると相変わらずの灼熱だが、しっかり寝たせいか前日よりは体調も良い。
天狗山荘でコーラ補給。
天狗山荘のベンチは日影で目の前に雪渓。ひんやりと快適な休憩。
しっかり休んだせいか歩き始めは寒いくらいだったが、歩き始めるとやはり暑くて、休憩中涼しすぎて手拭い濡らすの忘れたことを後悔。
天狗の大下りは岩場の下りはほんの少しでガレザレの下りにうんざりする。
そしていよいよ今回のお目当て不帰嶮。
I峰は普通の登山道だったがII峰(北峰、南峰)は岩っぽい登りで、楽しかった。
唐松岳に到着するとゴールまであと少し。登山者も増えてお気楽な雰囲気。
水がないと噂の唐松岳頂上山荘で冷えた炭酸水で復活。
心配した八方尾根の渋滞もそれほどでもなく、順調に下山。
八方尾根から歩いてきた山々の眺めを期待していたが、白馬方面はガスガスだった。
三大キレットなるものがある、大キレットと八峰キレットは既に踏破済みなので、今回の不帰キレットでコンプリートとなる。
ついでと言っては何だが、道繋ぎで栂池から白馬三山も歩きたいと今回の計画となった。
本来は更に五竜岳まで足を伸ばす予定だったが、自分の不調もあり八方尾根から下山することになってしまったのは残念であった。
1日目
八方バスターミナルに深夜到着、仮眠するがあまり眠れず、これが今回不調の原因か?
出発準備をしていると運良くタクシーが捕まる、そそくさと準備してGO!
しかしスマホを忘れて戻る💦
スタートするも序盤の登りで早くも息が上がる、暑さもあり全くペースが上がらない。
皆のペースに着いて行けずマイペースで歩く、アップダウンの少ないところや下りはいつものペースで歩けるのが救い。
そのうち右太腿が攣りかかったような状態に💦
塩分タブレットや芍薬甘草湯を摂るが効かず、仲間が持っていた塩を頂く。
これが効いたのかしばらくは歩けたが、やはり急登では痛みがぶり返す。
結局騙し騙し登っては下りで挽回で、何とか大迷惑は掛けずに済んだ。
そんなこんなで山や花を楽しむ余裕はあまり無かったが、1人だけ雷鳥が見れたのは頑張ったご褒美か😅
2日目
しっかり飲んで寝て体調はバッチリ?
まだ暗い中ヘッデンスタート、涼しい内になるべく進みたい。
しかし腿の痛みは残っており相変わらず登りはスローペース。
天気は上々で右に劔を見ながらの歩きは急登以外は楽しい。
天狗ノ大下りはかなりガレて居るが下山家には無問題、快調に下る。
肝心の不帰キレットはあっという間に終わってキッツい不帰嶮へ。
岩登りは楽しいが息が上がり登っては止まるを繰り返しながら制覇!
最後のピーク唐松岳まで来ると、そこから先は観光地で人だらけ💦
水不足の唐松岳頂上山荘だがコーラはあるので助かる、思えばこの山行中小屋毎にコーラを補給したがお陰で歩けたのかも。
ここまで来たら後は快調に下山して無事リフト乗場到着、お疲れさまでした♪
今回の企画に参加した目的
1. 不帰キレット
2. 2回目のツエルト泊
北飯豊の頼母木小屋での初ツエルト泊を経験した後、雨対策として、縫い目をシームしたり、農業用ポリシートで中敷を自作したので、それを試したかった。中敷は、大雨によるテン場での濁流にも耐えられるよう、10cmほど4辺を折り上げて丸いマジックテープでツエルト布に数箇所貼り付け、箱型になるようにしたもの。
3. 白馬大池
初めて白馬岳に行った時は、猿倉から大雪渓ピストンだったため、一度見てみたかった。
4. 白馬三山
初めて行った時は、ガスガスで白馬鑓ヶ岳までは行かず、杓子岳までしか行かなかったので。杓子岳も真っ白で展望なしだった。
5. 八方尾根からの不帰キレットの眺めを見たい。
以前、唐松岳~五竜岳に行くため八方尾根を登った時に見えた、不帰キレットの堂々たる岩の迫力と美しさに圧倒されたので、もう一度見てみたかった。
6. 八方池
唐松~五竜で八方尾根を登った時は、ガスガスで池に映る逆さ白馬三山が見れなかったので。
とまあ、これだけの目的がありました。5番、6番は、ガスでまた目的はかないませんでしたが、2日間天気もおおむね良く、北海道に続いて、よい縦走ができました。kanobossさん、企画していただきまして、ありがとうございました。
1日目
白馬八方BT駐車場からバスで栂池高原まで行く予定でしたが、タクシーが捕まったのでタクシーで。ゴンドラ2本乗りついで自然園へ。天気は快晴。空気が美味しく嬉しくなる。
白馬乗鞍岳手前の雪渓はほんの十数m登るだけで、チェーンも不要。美しい白馬大池をぐるりと巻いて、小蓮華山へ。この辺りからガスがちに。しかし稜線歩きが楽しい。白馬岳山頂に着く手前から、予報通り雨が降り出し、山頂はまたもやガスでした(初めて来た時も何も見えなかった)。残念。
白馬山荘に着いた辺りから雨はやんで、白馬岳頂上宿舎のテン場に無事ツエルトを幕営できました。テン場は、ほぼ満員状態で、ツエルト泊は私1人だけ(私以外のメンバーも宿舎素泊まり)。自炊後の夕方2時間程、また雨が降りだし、雨対策の効果を試すことができた。テン場の地面に濁流ができる程の降り方ではなかったですが、大丈夫そうな感触は掴めました。
2日目
朝の4時にヘッデンスタート。朝焼け、杓子岳からの日の出はとても美しかった。やっぱりこの時間の山の景色が好きですね。天狗山荘には7時前に到着。疲れたので、そこでぜんざい(800円)を注文。お餅(団子ではない)と、つぶあんが絶品でした。
不帰キレットを歩いてる間は、東側はガスってましたが、西側は雲一つなく、清潭で凛々しい剱岳が、ずっとくっきりと見えていて素晴らしかったです。天気が良過ぎて暑かったですが、天狗の大下り、Ⅰ峰からⅢ峰へと、順調に歩いて唐松岳へ。天狗山荘から4時間強でした。
唐松岳頂上山荘で休憩してから、八方尾根を下り無事ゴール。お疲れ様でした。この日は休憩込みで10時間。みんな良く歩きましたな。全員、私が会に入る前からの山友で、お久しぶりのメンバーも。みなさん、しぶとく逞しく山を続けてて、いいね👍。また宜しくお願いします。
出会った花たち50種類以上 (さすが白馬花の名山)
オニシオガマ(お初)、チングルマ、イワショウブ、ハクサンオミナエシ、タカネナデシコ、ハクサンフウロ、クルマユリ、チシマギキョウ、イワギキョウ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、コマクサ、
トウヤクリンドウ、ウルップソウ、タカネマツムシソウ、エゾシオガマ、ミヤマダイモンジソウ、ミヤマカラマツ、ミヤマコゴメグサ、ミネウスユキソウ、リンネソウ(お初)、ホツツジ、ハクサンイチゲ、ニッコウキスゲ、ミヤマリンドウ、ハクサンシャジン、タテヤマウツボグサ、アヤメ、ホソバツメクサ、ミヤマアズマギク、タカネツメクサ、ミヤマクワガタ、ミヤマアケボノソウ(お初)、ヨツバシオガマ、タカネバラ、シャクナゲ、ワレモコウ、シモツケソウ、カライトソウ、キンコウカ、ミヤマダイコンソウ、アキノキリンソウ、オトギリソウ、クガイソウ、オオバギボウシ、イワオトギリ、シロバナトウウチソウ、オンタデ、ヤマハハコ、センニチコウ、ウメバチソウ 他多数
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