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Yamareco

記録ID: 5825095
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西銀座ダイヤモンドコース(折立→黒部五郎岳・三俣蓮華岳・双六岳・槍ヶ岳→新穂高温泉)※はじめてのテント泊

2023年08月11日(金) ~ 2023年08月13日(日)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
29:49
距離
48.5km
登り
4,147m
下り
4,366m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:04
休憩
1:00
合計
9:04
距離 18.4km 登り 1,912m 下り 924m
7:17
36
7:53
23
8:16
8:22
7
8:48
8:49
29
9:18
9:21
15
9:36
22
9:58
10:11
10
10:21
69
11:30
6
11:36
11:43
25
12:08
12:09
7
12:16
12:18
26
12:44
12:51
94
14:25
9
14:34
14:41
5
14:46
14:59
82
2日目
山行
10:03
休憩
2:35
合計
12:38
距離 15.3km 登り 1,865m 下り 1,335m
3:35
61
5:02
5:21
17
5:38
5:39
23
6:02
18
6:20
6:35
30
7:07
7:08
12
7:20
7:33
30
8:03
8:08
38
8:46
40
9:26
9:41
70
10:51
11:00
54
11:54
12:03
20
12:23
12:42
33
13:15
13:34
102
15:16
15:40
9
15:49
15:55
18
3日目
山行
6:18
休憩
1:33
合計
7:51
距離 14.8km 登り 371m 下り 2,137m
3:55
25
4:20
4:37
68
5:45
5:58
9
6:07
6:34
6
6:40
6:41
44
7:25
7:31
54
8:25
8:32
35
9:07
9:15
1
9:16
9:17
59
10:16
36
10:52
11:05
29
11:34
12
重量の負担が大きく、ほぼ30分おきに5-10分程度の休憩を取っています。
天候 1日目:晴れのち曇り
2日目:晴れのち曇り(ガス)
3日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行き:毎日新聞東京本社から毎日あるぺん号で折立登山口へ
帰り:新穂高ロープウェイ新穂高温泉駅前から毎日あるぺん号で東京へ
コース状況/
危険箇所等
折立→太郎平小屋:全体的になだらか。森林限界にあたる青淵以降は休憩用ベンチが充実している。危険箇所無し。

太郎平小屋→黒部五郎岳:なだらかで危険箇所無し。黒部五郎岳山頂直下は名前の通り岩が多いが、手を使うことはない。

黒部五郎岳→黒部五郎小舎(カールルート):岩が多く、ガレ場・ザレ場の下りがあるので浮石・落石に注意。水量わずかだが沢の渡渉が複数回あり。

黒部五郎小舎→三俣蓮華岳:鎖や手を使う場面は無いが、稜線下のやせ尾根あり。バランスを崩して転倒すると斜面に落ちる。

三俣蓮華岳→双六小屋:裏銀座縦走路に合流。双六台地から双六小屋までの急な下りにガレ場あり。

双六小屋→槍ヶ岳山荘:裏銀座縦走路と重複する西鎌尾根。樅沢岳から千丈乗越までは、上がって下っての繰り返し。やせ尾根や砂地の下りに注意。鎖場もあるが、上がっていく分には使わなくてもいける。千丈乗越から先は上り一辺倒で槍の肩まで進む。

槍ヶ岳山荘→槍ヶ岳:渋滞で往復2時間以上。浮石に注意しながら三点支持でしっかりと。

槍ヶ岳山荘⇔殺生ヒュッテ:ガレ場と巨岩の急登。手は使わないが足に堪える。

槍ヶ岳山荘→飛騨沢千丈乗越分岐:砂地とガレ場・ザレ場の急斜面を下る。下り始めが滑りやすい。

飛騨沢千丈乗越分岐→槍平小屋:途中から樹林帯。引き続き足下は岩で傾斜もキツめ。

槍平小屋→白出沢分岐:引き続き足下は岩が多めで涸れた沢の横断が複数回ある。滝谷は水量が多く、細い木の橋を渡る。

白出沢分岐→林道ゲート・新穂高温泉駅:綺麗な舗装路では無いが、自動車が通行できるなだらかな道を下る。

水場は基本的に各小屋のみ。双六小屋と槍平小屋が比較的充実している。
その他周辺情報 コース上の休憩施設:太郎平小屋、黒部五郎小舎、双六小屋、槍ヶ岳山荘、槍平小屋、穂高平小屋など。途中の三俣蓮華岳を迂回すれば三俣山荘がある。

飲食:新穂高温泉駅1階の飲食スペース、中崎山荘奥飛騨の湯など。
入浴:ホテル穂高、中崎山荘奥飛騨の湯など。
予約できる山小屋
槍平小屋
6:00に有峰林道が通行可能になり、バスが折立に到着したのは7:00。登山口は非常に多くの人で賑わっていた。
2023年08月11日 07:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 7:12
6:00に有峰林道が通行可能になり、バスが折立に到着したのは7:00。登山口は非常に多くの人で賑わっていた。
歩きやすい樹林帯で、傾斜もゆるやか。急登りはほとんど無い。
2023年08月11日 07:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 7:18
歩きやすい樹林帯で、傾斜もゆるやか。急登りはほとんど無い。
青淵ベンチを過ぎれば、見渡す限りの大草原が広がる。
休憩用のベンチも充実しているのでハイキング気分で歩ける。
2023年08月11日 09:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/11 9:36
青淵ベンチを過ぎれば、見渡す限りの大草原が広がる。
休憩用のベンチも充実しているのでハイキング気分で歩ける。
入りやすい佇まいの太郎平小屋のお手洗い。
この先、お手洗いは黒部五郎小舎まで無い。
2023年08月11日 10:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/11 10:01
入りやすい佇まいの太郎平小屋のお手洗い。
この先、お手洗いは黒部五郎小舎まで無い。
太郎平小屋の脇にある水場。
この先、黒部五郎小舎まで水場も営業施設も無いので、ここでしっかり補給したい。
2023年08月11日 10:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 10:02
太郎平小屋の脇にある水場。
この先、黒部五郎小舎まで水場も営業施設も無いので、ここでしっかり補給したい。
薬師岳へ向かう道。今回は登らないけれど、ぜひ行ってみたい。
2023年08月11日 10:12撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/11 10:12
薬師岳へ向かう道。今回は登らないけれど、ぜひ行ってみたい。
太郎平小屋から太郎山まではあっという間。
2023年08月11日 10:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/11 10:12
太郎平小屋から太郎山まではあっという間。
太郎山の山頂からの眺望。薬師岳と太郎平小屋の眺めがいい。
2023年08月11日 10:26撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
2
8/11 10:26
太郎山の山頂からの眺望。薬師岳と太郎平小屋の眺めがいい。
北ノ俣岳へ向かう木道。草原に池塘が広がる。
2023年08月11日 10:38撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
2
8/11 10:38
北ノ俣岳へ向かう木道。草原に池塘が広がる。
北ノ俣岳の山頂からの眺望。
遥か遠くに槍ヶ岳が見える。明日あそこまで行けるのだろうか。
2023年08月11日 11:42撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
1
8/11 11:42
北ノ俣岳の山頂からの眺望。
遥か遠くに槍ヶ岳が見える。明日あそこまで行けるのだろうか。
北ノ俣岳から富山方面を眺める。
すぐ下には有峰湖、遥か向こうに富山平野と富山湾。
2023年08月11日 11:44撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
1
8/11 11:44
北ノ俣岳から富山方面を眺める。
すぐ下には有峰湖、遥か向こうに富山平野と富山湾。
これから向かう黒部五郎岳。
登り返しが地味に多い。
2023年08月11日 12:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/11 12:09
これから向かう黒部五郎岳。
登り返しが地味に多い。
岩のゴロゴロした地帯を登って黒部五郎の肩へ。
少し歩けば山頂へ着く。
2023年08月11日 14:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 14:23
岩のゴロゴロした地帯を登って黒部五郎の肩へ。
少し歩けば山頂へ着く。
肩から見上げる黒部五郎岳の山頂。
2023年08月11日 14:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 14:23
肩から見上げる黒部五郎岳の山頂。
黒部五郎岳の山頂から黒部五郎小舎が見える。
実際には見た目より遥かに遠かった。
2023年08月11日 14:43撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/11 14:43
黒部五郎岳の山頂から黒部五郎小舎が見える。
実際には見た目より遥かに遠かった。
これから進む黒部五郎岳のカールルート。
天気もすっかり曇ってしまった。
2023年08月11日 14:44撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/11 14:44
これから進む黒部五郎岳のカールルート。
天気もすっかり曇ってしまった。
黒部五郎カールと黒部五郎岳。わずかに雪渓が残る。
2023年08月11日 15:40撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/11 15:40
黒部五郎カールと黒部五郎岳。わずかに雪渓が残る。
水量は少ないけれど沢を渡る箇所が複数あり。
2023年08月11日 16:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 16:01
水量は少ないけれど沢を渡る箇所が複数あり。
黒部五郎の肩からかなり歩いて、ようやく黒部五郎小舎が見えた。
ここまで遠かった。
2023年08月11日 16:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/11 16:13
黒部五郎の肩からかなり歩いて、ようやく黒部五郎小舎が見えた。
ここまで遠かった。
到着して一安心。
2023年08月11日 16:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 16:22
到着して一安心。
初めてのテント泊。
お世話になります。
2023年08月11日 17:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/11 17:18
初めてのテント泊。
お世話になります。
こういうときにありがたい完全メシ。
2023年08月12日 02:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 2:16
こういうときにありがたい完全メシ。
翌朝3:30過ぎに出発し、三俣蓮華岳へ向かう稜線。
鎖が設置されるような箇所ではないけれど、バランスを崩して滑り落ちないように注意。
2023年08月12日 04:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 4:29
翌朝3:30過ぎに出発し、三俣蓮華岳へ向かう稜線。
鎖が設置されるような箇所ではないけれど、バランスを崩して滑り落ちないように注意。
鷲羽岳の右側からまもなく太陽が昇る。
2023年08月12日 04:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 4:44
鷲羽岳の右側からまもなく太陽が昇る。
富山・岐阜・長野の三県境、三俣蓮華岳へ。
北ノ俣岳付近から大部分を富山・岐阜の県境沿いを歩いてきたけれど、ここからは槍ヶ岳まで岐阜・長野の県境を歩く。
2023年08月12日 05:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 5:04
富山・岐阜・長野の三県境、三俣蓮華岳へ。
北ノ俣岳付近から大部分を富山・岐阜の県境沿いを歩いてきたけれど、ここからは槍ヶ岳まで岐阜・長野の県境を歩く。
日の出の瞬間には間に合わなかったが、三俣蓮華岳からの眺めはとてもいい。
裏銀座縦走路との合流地点でもあり、かなり人が増えた気がする。
2023年08月12日 05:14撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/12 5:14
日の出の瞬間には間に合わなかったが、三俣蓮華岳からの眺めはとてもいい。
裏銀座縦走路との合流地点でもあり、かなり人が増えた気がする。
三俣蓮華岳のお隣、丸山、双六岳。右には笠ヶ岳が見えるけれど、槍穂から見える姿と随分違う。
2023年08月12日 05:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 5:41
三俣蓮華岳のお隣、丸山、双六岳。右には笠ヶ岳が見えるけれど、槍穂から見える姿と随分違う。
双六岳山頂。常念山脈から見る槍穂もいいけれど、こちら側からの眺めもいい。
2023年08月12日 06:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 6:25
双六岳山頂。常念山脈から見る槍穂もいいけれど、こちら側からの眺めもいい。
"天空の滑走路"と呼ばれる双六台地を歩いて槍ヶ岳へ向かっていく。
2023年08月12日 06:43撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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8/12 6:43
"天空の滑走路"と呼ばれる双六台地を歩いて槍ヶ岳へ向かっていく。
双六台地からは結構下る。滑らないように注意。
2023年08月12日 07:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 7:00
双六台地からは結構下る。滑らないように注意。
双六岳と樅沢岳の鞍部、双六小屋へ。
さらに人も多く、要衝であることがよくわかる。
ここで飲み水をしっかり補給したい。
2023年08月12日 07:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/12 7:24
双六岳と樅沢岳の鞍部、双六小屋へ。
さらに人も多く、要衝であることがよくわかる。
ここで飲み水をしっかり補給したい。
そして小屋のある鞍部から目の前のピークを目指して登っていく…常念乗越から常念岳への登りを思い出す。
2023年08月12日 07:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 7:33
そして小屋のある鞍部から目の前のピークを目指して登っていく…常念乗越から常念岳への登りを思い出す。
双六小屋の横にあるテント場と双六池、目の前に笠ヶ岳。
ここで幕営したら、とても気持ちよさそう。
2023年08月12日 07:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/12 7:34
双六小屋の横にあるテント場と双六池、目の前に笠ヶ岳。
ここで幕営したら、とても気持ちよさそう。
樅沢岳を越えて西鎌尾根を槍ヶ岳へ。少しずつ上がって下っての繰り返しが地味にきつい。
2023年08月12日 08:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/12 8:10
樅沢岳を越えて西鎌尾根を槍ヶ岳へ。少しずつ上がって下っての繰り返しが地味にきつい。
足元が砂地だったり、ザレていたり。
滑らないように進まないと。
2023年08月12日 08:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 8:15
足元が砂地だったり、ザレていたり。
滑らないように進まないと。
一応、鎖が設置してあるけれど使わなくても進める。
2023年08月12日 09:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 9:12
一応、鎖が設置してあるけれど使わなくても進める。
少しずつ確実に槍ヶ岳へ近づいているのがわかる。
2023年08月12日 10:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/12 10:05
少しずつ確実に槍ヶ岳へ近づいているのがわかる。
やや急な登りに鎖があるけれど、登りなら使わなくも進める。
2023年08月12日 10:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 10:20
やや急な登りに鎖があるけれど、登りなら使わなくも進める。
千丈乗越までたどり着けば、あとは槍の肩まで上り一辺倒。
ちょっと長いけれど、下らなくてよいのは嬉しい。
2023年08月12日 10:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 10:51
千丈乗越までたどり着けば、あとは槍の肩まで上り一辺倒。
ちょっと長いけれど、下らなくてよいのは嬉しい。
槍ヶ岳の見え方が随分変わってきた。
小槍もよく見える。
2023年08月12日 10:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/12 10:56
槍ヶ岳の見え方が随分変わってきた。
小槍もよく見える。
飛騨側からガスが出てきて、穂高は完全に隠れました。
槍が飲まれるのも時間の問題。
2023年08月12日 11:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 11:09
飛騨側からガスが出てきて、穂高は完全に隠れました。
槍が飲まれるのも時間の問題。
なんとか午前のうちに着いたものの、先着順のテント場は既に満席。箸にも棒にも掛かってなさそう。
計画が甘かった。
2023年08月12日 11:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 11:54
なんとか午前のうちに着いたものの、先着順のテント場は既に満席。箸にも棒にも掛かってなさそう。
計画が甘かった。
槍ヶ岳山荘に物資を届けるヘリに会うことができました。
山荘からの回収は無いらしい。
2023年08月12日 11:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 11:59
槍ヶ岳山荘に物資を届けるヘリに会うことができました。
山荘からの回収は無いらしい。
テント場を求めて殺生ヒュッテに向かいます。
ここが埋まっていると計画が大きく変わってくるので、死活問題。
2023年08月12日 12:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 12:06
テント場を求めて殺生ヒュッテに向かいます。
ここが埋まっていると計画が大きく変わってくるので、死活問題。
テント場を確保することができました。まさに、生かしていただきました。
2023年08月12日 12:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/12 12:23
テント場を確保することができました。まさに、生かしていただきました。
テント場を確保したら登頂。
渋滞で肩から往復2時間以上。
この時期に登るのは考えものかも。
2023年08月12日 15:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/12 15:27
テント場を確保したら登頂。
渋滞で肩から往復2時間以上。
この時期に登るのは考えものかも。
槍ヶ岳を見上げるテント場。
大槍の眺めを優先するなら、こちらでの幕営は正解だったかも。
2023年08月12日 16:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/12 16:25
槍ヶ岳を見上げるテント場。
大槍の眺めを優先するなら、こちらでの幕営は正解だったかも。
夜明け前の槍ヶ岳。下山の前にもう一回山頂へ向かう。
2023年08月13日 04:36撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
1
8/13 4:36
夜明け前の槍ヶ岳。下山の前にもう一回山頂へ向かう。
一般ルートでの槍の穂先登頂時に見える、小槍の角度が特に険しさを際立たせる。
2023年08月13日 04:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/13 4:44
一般ルートでの槍の穂先登頂時に見える、小槍の角度が特に険しさを際立たせる。
やはり夜明けに合わせて登頂を目指す人は多く、2本目の梯子の手前で定員に達しました。
ここで下山者を待ちます。
2023年08月13日 04:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 4:47
やはり夜明けに合わせて登頂を目指す人は多く、2本目の梯子の手前で定員に達しました。
ここで下山者を待ちます。
朝日に照らされる大キレット・穂高連峰方面。
2023年08月13日 05:16撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
2
8/13 5:16
朝日に照らされる大キレット・穂高連峰方面。
槍ヶ岳の形に影ができている。これは嬉しい。
2023年08月13日 05:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/13 5:23
槍ヶ岳の形に影ができている。これは嬉しい。
槍ヶ岳山頂から見える笠ヶ岳、西鎌尾根、双六岳、三俣蓮華岳、黒部五郎岳、薬師岳など。
2023年08月13日 05:33撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/13 5:33
槍ヶ岳山頂から見える笠ヶ岳、西鎌尾根、双六岳、三俣蓮華岳、黒部五郎岳、薬師岳など。
最高に気持ちよかった西銀座・槍ヶ岳。
午後から飛騨側を中心に雷雨だというので早めに下山します。
2023年08月13日 06:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/13 6:35
最高に気持ちよかった西銀座・槍ヶ岳。
午後から飛騨側を中心に雷雨だというので早めに下山します。
2700m地点を過ぎると緑が多くなります。
2023年08月13日 07:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/13 7:13
2700m地点を過ぎると緑が多くなります。
2023年08月13日 07:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 7:14
ここから樹林帯に突入。
2023年08月13日 07:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 7:39
ここから樹林帯に突入。
ガレ場、ザレ場が多い。傾斜もそれなりにある。
2023年08月13日 07:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 7:56
ガレ場、ザレ場が多い。傾斜もそれなりにある。
槍平テント場、ここだけ平坦。
2023年08月13日 08:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 8:23
槍平テント場、ここだけ平坦。
水が流れ続ける。ここでしっかり最後の補給をします。
2023年08月13日 08:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 8:31
水が流れ続ける。ここでしっかり最後の補給をします。
槍平小屋をすぎたら、穂高平小屋まで営業施設は無い。
結構離れているので、ここでしっかり整えたい。
2023年08月13日 08:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 8:34
槍平小屋をすぎたら、穂高平小屋まで営業施設は無い。
結構離れているので、ここでしっかり整えたい。
この道は沢の連続。
2023年08月13日 08:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 8:34
この道は沢の連続。
木道が現れ、あとは風光明媚で歩きやすい道かと期待したが、そんな甘い話はなかった。
2023年08月13日 08:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 8:37
木道が現れ、あとは風光明媚で歩きやすい道かと期待したが、そんな甘い話はなかった。
奥穂高岳、ジャンダルム、西穂高岳が見える。
すっかり見上げる位置。随分と下ったな。
2023年08月13日 08:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/13 8:40
奥穂高岳、ジャンダルム、西穂高岳が見える。
すっかり見上げる位置。随分と下ったな。
白出沢までのほとんどの区間について、岩が多い道。
2023年08月13日 09:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 9:01
白出沢までのほとんどの区間について、岩が多い道。
電波があるらしい。
2023年08月13日 09:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 9:06
電波があるらしい。
正面を見上げればジャンダルム。
滝谷は水量は多いので橋を渡る。
2023年08月13日 09:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 9:08
正面を見上げればジャンダルム。
滝谷は水量は多いので橋を渡る。
橋が割と狭い。そして流れが速い。
2023年08月13日 09:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/13 9:09
橋が割と狭い。そして流れが速い。
つい先月の出来事。凄まじい。
2023年08月13日 09:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 9:50
つい先月の出来事。凄まじい。
つい先月に作られたという新しい涸れ沢。
2023年08月13日 09:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 9:51
つい先月に作られたという新しい涸れ沢。
白出沢。
急に大きな人工物が現れる。
2023年08月13日 10:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 10:10
白出沢。
急に大きな人工物が現れる。
白出沢を過ぎたところ。広場になっているので、万が一があったらここで野営なのかな。
2023年08月13日 10:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 10:14
白出沢を過ぎたところ。広場になっているので、万が一があったらここで野営なのかな。
奥穂高岳ぼ白出沢登山口を過ぎたら、新穂高までずっと車が通れる砂利道を歩く。
一般車両は入れない。
2023年08月13日 10:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 10:15
奥穂高岳ぼ白出沢登山口を過ぎたら、新穂高までずっと車が通れる砂利道を歩く。
一般車両は入れない。
ここから奥穂高岳に登れるらしい。
2023年08月13日 10:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 10:16
ここから奥穂高岳に登れるらしい。
下山を急いでいたけれど、穂高平小屋のカキ氷の旗には勝てなかった。
2023年08月13日 10:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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下山を急いでいたけれど、穂高平小屋のカキ氷の旗には勝てなかった。
宇治金時の小豆がとても甘い。500円
2023年08月13日 10:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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宇治金時の小豆がとても甘い。500円
穂高平小屋を過ぎて下る途中にある休憩スペース。
荷物が重いので助かる。
2023年08月13日 11:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 11:20
穂高平小屋を過ぎて下る途中にある休憩スペース。
荷物が重いので助かる。
穂高平小屋からの近道。ヤマレコのオレンジ色の軌跡を見ると通っている人が多いらしいけれど、らくルートでは設定できない。
この道を計画する場合は手動でなぞるしかない。
2023年08月13日 11:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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穂高平小屋からの近道。ヤマレコのオレンジ色の軌跡を見ると通っている人が多いらしいけれど、らくルートでは設定できない。
この道を計画する場合は手動でなぞるしかない。
そしてようやく最後の林道ゲートが見えた。
新穂高温泉駅ももうすぐ。
2023年08月13日 11:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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そしてようやく最後の林道ゲートが見えた。
新穂高温泉駅ももうすぐ。
どうにか午前中のうちに下山を完了できた。
すぐ隣のホテル穂高の日帰り入浴受付は13:00-15:00なので、すぐ入りたい人は他所に行くしかない。
2023年08月13日 12:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 12:12
どうにか午前中のうちに下山を完了できた。
すぐ隣のホテル穂高の日帰り入浴受付は13:00-15:00なので、すぐ入りたい人は他所に行くしかない。
ホテル穂高からさらに下ってすぐの中崎山荘奥飛騨の湯で入浴。
絶え間なく流れる北アルプスの湧水を浴場で飲める。
2023年08月13日 12:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 12:13
ホテル穂高からさらに下ってすぐの中崎山荘奥飛騨の湯で入浴。
絶え間なく流れる北アルプスの湧水を浴場で飲める。
温泉入浴後は新穂高温泉駅1階の飲食スペースへ。
飛騨産というブルーベリーソフトとクラフトビール。
2023年08月13日 13:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/13 13:39
温泉入浴後は新穂高温泉駅1階の飲食スペースへ。
飛騨産というブルーベリーソフトとクラフトビール。
ラーメンもある。
2023年08月13日 13:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ラーメンもある。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え サンダル ザック サブザック ヘッドバンド 手拭い ヤケーヌ 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス 速乾タオル ストック 一眼レフカメラ テント テントマット シェラフ インナーシーツ エマージェンシーシート 熊鈴 ヘルメット 携帯トイレ アクティブインシュレーション 消毒アルコール デオドラントシート コンタクトレンズケース コンタクトレンズ洗浄液 歯ブラシ 歯磨き粉 ペットボトル モバイルバッテリー兼用ランタン 首枕 眼鏡
備考 出発時のザック重量は約14.5kg

【水分消費量】
・2.5L
・3.85L
・2L
※ただし、惜しみなく飲んだのでもう少し減らすことはできたと考えられる。

【減らせたもの】
・入浴後の着替えのシャツ→お世話になった山小屋でTシャツを買うので、持ってこなくてよかった。
・アクティブインシュレーション→動けばすぐ暑くなり、静止中の冷えもソフトシェルで凌げたので使わなかった。
・サンダル→あまりテント設営後に出歩かなかったので、無くてもどうにかなったはず。
・折り畳み傘→雨が降ってもレインウェアを着るので山行中はささない。
・小物入れの袋→薄くて軽いものにすればよかった。

【減らすのは気がひけるが使わなかったもの】
・エマージェンシーシート
・携帯トイレ
・レインウェア上下

感想

夏山シーズン真っ盛り、山の日三連休は憧れの西銀座ダイヤモンドコースに挑戦しました。
(前週にテント泊の練習をするつもりが風邪でどこにも行けず、図らずも初のテント泊山行になりました。)

距離こそ長いものの眺めが素晴らしく、危険箇所がほとんど無い…というのが事前に聞いていた話です。

時系列順に感想をまとめてみます。

【1日目】折立→黒部五郎小舎
実際に歩き始めて感じたのは次の3点です。
・折立から急登も無くあっという間に森林限界で一気に視界が開ける。見渡す限りの大草原に雄大な薬師岳、富山湾、富山平野、加賀の白山、そして角度によっては剱岳。
・ベンチや木道も充実して歩きやすいし、気分はハイキングに近い。多くの人で賑わっているのも頷ける。
・太郎平小屋まで着くと、東方面に鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳、黒部五郎岳なども見えてきて改めて展望に恵まれた場所であることを感じられる。

太郎平小屋を過ぎた辺りから少しずつ印象が変わってきて、
・景色は引き続き素晴らしいけれど、一気に人が減った印象。同じ方向に歩いている人には10人くらいしか会わなかった。
・遠くに槍ヶ岳や笠ヶ岳が見えてきて、本当にあんなところまで行けるのかとも思えてくる。笠ヶ岳は位置関係的には疑いないのだけれど、槍穂高から見える姿とあまりに違っているのですぐにはわからなかった。
・太郎山、北ノ俣岳、赤木岳と何度も山頂に登っては下っての繰り返しなので、地味に体力を奪われる。

黒部五郎岳の肩からテント場までは、溜まってきた疲れの中で歩くのはとてもキツく、
・山頂や肩からは黒部五郎小舎が見えていたのに、なかなか辿り着かない。予想コースタイムも崩れ、さらにカールの途中で「あと二時間」という文字を目撃する。
・ザレ場の下りや岩の道が足に堪える。
・時間も押すので余裕が無く、到着時の安心感はひとしおでした。

【2日目】黒部五郎小舎→殺生ヒュッテ
夜明け前、月も細く満点の星空を見ながらテントを畳みました。流れ星も見えたのが嬉しいです。

テント泊装備の重量で思うように歩けていないので、計画前倒しです。槍ヶ岳の肩に午前のうちに到着することを目指して3:30過ぎに出発しました。
・この時点で周りのテントの三分の一くらいは既に撤収されていた。かなり奥まった場所というのは関係しているのだろうか。
・じっとしていると肌寒いが歩いているとソフトシェルが暑く感じる。
・三俣蓮華岳へ向かう稜線に出てしばらくすると、急斜面の上を歩くことになるので、バランスを崩さないよう注意が必要。
・ご来光には微妙に間に合わなかったものの、三県境の三俣蓮華岳まで来ると人も一気に増えた。鷲羽岳や槍ヶ岳を筆頭に名だたる山々が見えるので、とても充実感がある。

三俣蓮華岳から先は裏銀座縦走路と重複し、目の前の槍穂の存在感が強くなっていきます。
・太陽が出ればソフトシェルは必要なく、下着にTシャツで十分過ごせる。
・三俣蓮華岳から双六岳、双六台地まではひたすら気持ちのいい稜線歩きができる。”天空の滑走路”は圧巻。
・双六台地から双六小屋まではかなり下る。これから槍ヶ岳へ向かうというのに、容赦無い。

双六小屋から先は西鎌尾根に入り、いよいよ槍ヶ岳への道です。少しずつ穂高連峰や五竜岳方面が雲に覆われ、槍ヶ岳にガスがかかるのも時間の問題です。
・双六小屋での水分補給がとてもありがたい。池の横のテント場も見ていて綺麗でいい。笠ヶ岳や新穂高への案内標識も現れるが、いずれも所要時間が長く、双六岳の遠さを感じる。
・西鎌尾根は上がって下っての繰り返しなので、地味に堪える。滑りやすい砂地やザレ場も慎重に。
・鎖場が複数あり。使わなくても通れるが、崖に落ちないように注意は必要。

こうしてどうにかギリギリ午前中に槍ヶ岳山荘へ着いたものの、テント場は既に埋まっていました。計画が甘かったということです。
代替案は殺生ヒュッテです。もし、こちらも駄目ならババ平?槍平小屋?…さすがにこんなことで路上で勝手に野営というわけにもいかないし、下山を目指すか…と考えましたが、殺生ヒュッテのテント場を確保することができました。まさに生かしていただきました。助かった。
・殺生ヒュッテは槍ヶ岳山荘から最も近く、見える距離にある為、代替しやすい。
・パンを300円で売っているので、翌朝食べられるしお湯もいらない。この場所で300円というのも安い。
・尖った槍ヶ岳を見たいなら、こちらの方が眺めはいい。槍を見上げる場所にテントを張れる。

幕営地を確保したところで、まだ午後になったばかりなので穂先へ向かいます。天気はほぼガス、稀に晴れ。
・肩を出発して戻って来るまで2時間半。時期が時期だし、人気の山なので渋滞は想像に難くないのだが、こんなにかかるか。。
・この日も文字通りに老若男女が登っていましたが、手足の置き場はしっかり見定める必要がある山なのは間違いない。山のグレーディングではCなのだが、緊張感高めな気がする。
・山頂で想い想いにのんびり過ごす人は皆無で、順々に記念撮影しては下りていく。もはや渋滞というより流れ作業の行列。

【3日目】殺生ヒュッテ→新穂高温泉
天気予報によると晴れのち午後から雷雨ということなので、この日も午前中の下山を目指しました。

予報よりも天気はよく、夜明け前は引き続き満天の星空です。下山の前に、朝の槍ヶ岳を楽しみに行きます。そして考えることは皆さん一緒です。
・2:30頃にはテント場は出発準備をする人たちが目立つようになっていた。
・槍の肩を出発できたのが4:30過ぎになってしまったが時既に遅し。登り始めから混雑はしていたが、山頂直下2本梯子の手前で定員に達し、下りて来る人を待つことに。4:54日の出なので、それより前に下りる人はいないだろう。
・笠ヶ岳方面に槍ヶ岳の形をした影を見ることができた。これは嬉しい。
・練習を兼ねて、鎖を使わずに上り下りをしてみた。鎖は触れなくてもいける。ハシゴと上りの杭は必要だった。

朝は好天に恵まれ、これから特に飛騨側から雷雨だなんて想像できないのですが、とてもその中を歩きたくないので、6時半すぎには下山を始めることにしました。
・道はほぼ下り一辺倒。小ピークを目指さなくてよいだけ気が楽。
・多くの部分は砂地かガレ場・ザレ場か、岩の上かという路面状況で狭い。
・水平距離は上高地より短いものの、より低い地点まで下る。
・営業施設は槍平小屋と穂高平山荘の2箇所のみ。槍平小屋は飲用水が潤沢なので、槍ヶ岳山荘や殺生ヒュッテで買う量は抑えてもよい。
・下山までの安心安全や華やかさを求めるなら上高地を目指した方がよい。新穂高への下山は静かに歩きたい人向け。

【全体を通じて】
・天気に恵まれたが暑くはなく、風が吹けば涼しく感じる。
・樹林帯が少なく見晴らしがいいので、天気がよければ絶景を見ながら歩ける区間が多い。
・折立から太郎平小屋までは近いが、太郎平小屋を過ぎると次の山小屋である黒部五郎小舎までの距離が長い。また、有峰林道は朝6時まで通行できないため、これを待って折立から歩き始めると黒部五郎小舎に着くのは夕方になってしまう。コース紹介で折立-太郎平小屋の区間と、太郎平小屋-黒部五郎小舎の区間が別の日に分けられがちなのがよくわかる。
・黒部五郎岳と黒部五郎小舎もそれなりに離れており、黒部五郎岳が北アルプスの最奥部と呼ばれるのがよくわかる気がする。
・水場や施設の配置や距離等を踏まえると、西銀座ダイヤモンドコースの所要日数が一般に3泊4日以上とされているのは非常に頷ける。
・西銀座ダイヤモンドコースは危険箇所がほとんど無いと言われるが、荷物の重量によってはバランスを崩して転倒→滑落に繋がりかねない箇所もある。
・夏山シーズン、お盆休み、山の日という好条件に加え、人気の槍ヶ岳。混雑はある程予見できたが、肩から往復2時間以上はかなり時間を取られる。この時期に登頂するのは考えものかも知れない。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳 〜新穂高から双六、西鎌経由〜
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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