槍穂高縦走(大キレット・ジャンダルム)
- GPS
- 28:35
- 距離
- 37.0km
- 登り
- 3,384m
- 下り
- 3,363m
コースタイム
- 山行
- 8:03
- 休憩
- 4:22
- 合計
- 12:25
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 8:10
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 3:00
- 合計
- 9:40
天候 | 基本は晴れ。ただ昼以降はガスが出る率高め。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
東鎌尾根 岩場多くヘルメット推奨か。 槍→穂高 大キレットはかなり慎重に。 涸沢岳への登りもなかなか。 落石注意。 奥穂→ジャン 核心部以外も気を抜けない。 落石も要注意。 吊尾根→重太郎新道 岩場は注意。樹林帯もなかなかの標高差。 |
その他周辺情報 | 新島々手前の、竜島温泉せせらぎの湯を利用。 |
写真
感想
上高地を起点に槍ヶ岳→奥穂高への反時計回りの周回、小屋泊企画。
数日前より天気予報はまずまずでしたが台風が発生し不安は拭えないまま決行。直前の天気予報で
初日の槍ヶ岳までは行けそうで、それ以降は、2日目に大キレット、3日にジャンを予定しているため、天気を見ながら決行するか、途中下山するかを判断する事に。
アプローチ
8/10(木)23時に都内発も、中央道が大渋滞。想定より1時間以上到着が遅れた。さわんどの駐車場も混雑しており、タクシーに乗れるかどうかという状態。私達は運良く最後のタクシーに乗れましたが、ここで狂うと大きく山行に影響するので、注意が必要。
さわんどの駐車場は700円/日で、2泊3日だと2100円になります。タクシーは定額制で、上高地までは4600円。中の湯ゲート(釜トンネル)の開門を待つ車輌で平湯方面の路肩に行列が。5時オープンで最速の入山が出来ました。
day1
上高地BTからババ平まではほぼ平坦。水俣乗越分岐で東鎌尾根かそのまま最短ルートでいくか議論となり、結局、景色のいい東鎌尾根を選択。尾根まではまあまあな急登。水俣乗越で休憩後、ヘルメットを装着して尾根沿いを進むと絶景が見れます。このルートでしか見れない槍ヶ岳のアングルがあり最高でした。
岩場で少しずつ標高を上げ、ヒュッテ大槍で一休み。その後は無事槍ヶ岳山荘に到着。
2日目に槍ヶ岳でのご来光を拝んだ後、穂高岳山荘を目指す予定でしたが、天気予報で午前中までは晴天で午後は雨は降らないもののガスガスになる予報だったので、初日に槍ヶ岳まで登って2日目はそのまま穂高岳山荘を目指し午前中着目標へ。そのためこの日にに登った槍ヶ岳は残念ながらガスガスでした。
ただ夕食後の夕日は最高でした。山荘内にアナウンスが入り西側(山荘入口の裏)へ回ると、数日前に縦走した裏銀座、さらにはサンセットがばっちり。本当に素晴らしい景観でした。
day2
寝坊して2時半起き3時発。暗闇を縦走も晴天で最高の岩稜帯の尾根歩き。
南岳小屋で小休止、大キレットに備えます。
長谷川ピーク周辺は団体がいて混雑。すれ違いも慎重に。意識してないとHピークの文字は分かりにくいです。大キレットは当然に慎重さが求められます。
北穂高小屋でも休憩、食べ損ねた朝食を取りました。小屋前は混雑。
涸沢岳ピークまでもそれなりに難易度が高いと感じる岩稜帯でしたが、無事午前中に穂高岳山荘へ到着。ラーメンとお酒とお昼寝。
明日の天気次第では大きく経路を変更せざるを得ない状況でしたが、これまた奇跡的に午前中までは晴天の予報。これで全て予定通り行程が進める事となりました。
※涸沢岳頂上と穂高岳山荘で、THE TOPTENというレースの選手にお会いしました。
day3
午後から天候が崩れる予報だったため、2時半起き4時出発に。奥穂に到着もまだ暗い。
小休止していざジャンダルムへ。少し薄暗い状態から進みました。たぶん先行者は2名だけという感じでほぼ誰もおらず快適。後から、続々と後続の方が続いてました。微妙に夜露で濡れてる感があったため、特に慎重な足運びが必要でした。
奥穂側から進むと割とすぐに核心部、ウマノセ。下りはかなり怖かった。その後も本当に気が抜けません。落石注意の下りもあり。何とか登頂できましたが、経験豊富な同行者がいて良かった。
奥穂に戻り休憩し、岳沢まで下ります。途中、前穂高にも寄り、これまた絶景が見れました。頂上に何故かウンコあったけど。
重太郎新道から吊尾根のルートは以前テン泊装備で登りめちゃくちゃきつかった記憶が。下りもなかなか疲れました。途中、岳沢パノラマ手前でクマが、、、山行中に初めて目撃しました。付近に山岳警備隊?の方がいらしたので報告。岳沢小屋で休憩し、上高地へで下山。
上高地はもう人がとにかく多い。台風予報も関係なしか。沢渡駐車場までのバスに長蛇の列。後からの情報で3時間も待った人もいたとか。私達はタクシーですがそれでも1時間以上待つとのアナウンス。実際は4〜50分くらい待ったような気がします。予め計画に組み込んでいた方がいいです。
下山後は温泉も混雑を避けて、さわんどではなく、竜島温泉せせらぎの湯へ。人数制限をやっていましたが、ここは無事、混雑回避。松本インター近くの美味しい蕎麦屋で舌鼓。
その後は渋滞の中央道へ。混んではいましたが、帰りは想定より早く帰れました。
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