記録ID: 5844429
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
【木曽駒ヶ岳・空木岳・南駒ヶ岳・越百山】クラシックロードからの中ア主稜線縦走(IN:桂木場 OUT:須原駅)
2023年08月19日(土) ~
2023年08月21日(月)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 26:05
- 距離
- 52.6km
- 登り
- 4,017m
- 下り
- 4,722m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:34
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 4:25
距離 11.3km
登り 1,707m
下り 288m
2日目
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 10:22
距離 14.4km
登り 1,433m
下り 1,327m
14:10
3日目
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 11:14
距離 26.9km
登り 877m
下り 3,107m
16:00
2日間は長い行程。
ノンビリ稜線歩きを楽しんできたつもりでしたが、空木駒峰ヒュッテで小屋番の方と話をしていると、西駒山荘から空木駒峰ヒュッテまで10時間は早いということでした。
岩場への慣れで時間は大きく変わるという印象です。
最近は17時、18時に小屋に入る人も多いとのこと。余裕を持った計画を。
日ごとの行程。GARMIN調べで、ヤマレコとはズレあり。参考にしていただく際の目安として。
1日目:11.0km ↑1,550m↓220m
2日目:13.4km ↑1,370m↓1,270m
3日目:26.0km ↑600m↓2,710m
ノンビリ稜線歩きを楽しんできたつもりでしたが、空木駒峰ヒュッテで小屋番の方と話をしていると、西駒山荘から空木駒峰ヒュッテまで10時間は早いということでした。
岩場への慣れで時間は大きく変わるという印象です。
最近は17時、18時に小屋に入る人も多いとのこと。余裕を持った計画を。
日ごとの行程。GARMIN調べで、ヤマレコとはズレあり。参考にしていただく際の目安として。
1日目:11.0km ↑1,550m↓220m
2日目:13.4km ↑1,370m↓1,270m
3日目:26.0km ↑600m↓2,710m
天候 | 全日、晴れ→曇り→14時過ぎから雨、一時土砂降り 雲が出る時間は違えど、3日続けて同じような天気。 小屋の方とも話をしたのですが、最近は気温が高いためか雲が上がってくるのも、雨が降り出すのも時間が早い模様。 宿泊を伴う場合には、14時には到着する計画とした方がよいのかもしれません。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
伊那パークホテルに前泊。 伊那市駅前からタクシーで桂木場登山口へ。4,140円。 ◆帰り 須原駅までは歩き。 JR中央本線・松本行 17:44 須原 18:50 塩尻 大雨による遅延で、約1時間遅れ。地元の人との話では、中央西線の遅れはこのところしょっちゅうとのこと。 JR特急あずさ60号・新宿行 20:18 塩尻 22:22 立川 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場も多い行程です。 宝剣岳こそ下りの岩場になるものの、檜尾岳、熊沢岳、空木岳、南駒ヶ岳、仙涯嶺への岩場はすべて登り。 北上行程よりも、南下行程の方が、歩きやすいのではないかと思います。 水場が少ないので、持参量には注意。コース上の水場は、西駒山荘のあとは越百小屋を越えるまでありません。各山荘では購入可能。檜尾小屋、木曽殿山荘を下ったところに水場はありますが、立ち寄らずなので状況はわからず。 ◆桂木場登山口〜西駒山荘(1日目) ・急なところもなく、歩きやすい道。 ・登山口に、大樽避難小屋周辺でのスズメバチ目撃情報があり、注意して通行するように案内がありました。通行時には、特に見かけることもなし。 ◆西駒山荘〜木曽駒ケ岳〜空木岳〜空木駒峰ヒュッテ(2日目) ・西駒山荘から空木岳の区間は、森林限界上の稜線歩き。景色はバツグン😁 ・西駒山荘から木曽駒ケ岳までは、歩きやすい道。 ・中岳のまき道は歩きづらいというレコをよく見るため、山頂経由で。 ・宝剣岳区間はヘルメット着用。登りはすんなりと。狭いので人の多い時間だとすれ違いに注意が必要かと思います。下りはアップダウンを繰り返しながら。危険個所ではありますが、個人的には難しいと感じるところはなく、ゆっくり落ち着いて行けば問題ないレベルでした。 ・三ノ沢岳分岐から濁沢大峰は歩きやすい稜線♪ ・濁沢大峰を過ぎると、アップダウンを繰り返しながらの稜線歩き。岩場も登場。ペンキはしっかりで迷うようなところはなし。クサリ、ホチキス足場、ハシゴもしっかり。クサリは新しいものが多く、多少、滑る感じもありました。熊沢岳手前の岩場では、オーバーハング気味の岩にホチキス足場が取り付けられている箇所あり、ここが一番歩きづらかった。 ・木曽殿山荘から空木岳は、急な登り返し。それなりの距離・時間を歩いた後の急登は、結構きつかった。クサリ、岩登りもあり。 ◆空木岳〜南駒ヶ岳〜越百山〜須原駅(3日目) ・個人的には、空木岳から越百山の間は、岩場とハイマツ帯でかなり時間がかかった区間。 ・空木岳から南駒ヶ岳間は岩場が中心。ペンキがなく、コースがわかりづらいところもあり注意。空木岳を過ぎてすぐ、赤梛岳過ぎの2箇所でルートミス。南駒ヶ岳への登り返しの岩場も、合っているのかと不安になる箇所あり。摺鉢窪方面は崩落により通行止め。お花畑がきれいな場所ということなので残念。 ・南駒ヶ岳を過ぎるとハイマツ・シャクナゲで歩きづらくなります。管理する自治体が違うので、という事情の模様。道がわからないほどではありませんが、足元は見えづらく、木の枝に足をひっかける、膝やすねをぶつけること多数。草つゆも多く、少なくとも下はレインウェア推奨。 ・仙涯嶺への登りは、遠目からには「どこ登るの?」という岩場の急登。山頂近くになるとクサリもあり。 ・仙涯嶺を過ぎると越百山までは、岩場もなくなり稜線歩き。ハイマツで歩きづらいのは変わらず。 ・越百山からの下りは樹林帯の道。上の方は荒れ気味で歩きづらいところもあり。下の方は歩きやすい道。 ・登山口まで下りると、しばらくはダートの林道歩き。真っ暗なトンネルもあるので、ヘッデンはすぐに取り出せるようにしておいた方がよいと思います。ゲートを越えると、須原駅までは舗装された林道。下山の時間が読めなかったので、タクシーは呼ばずに歩いてしまいました。土砂降りに見舞われたこともあり、素直にタクシーを呼んでおけばよかった・・・ |
その他周辺情報 | ◆西駒山荘 朝夕食付きで、13,000円(週末割り増し適用)。 夕食はカレー、朝はお弁当にしていただきました。 インナーシーツ持参用。持参がない場合は、山荘で500円で購入可。 トイレは簡易トイレの袋方式。 ビール350㎖で600円。 当日飛び込み宿泊の方もいて、ほぼほぼ満室状態。週末ですしね。 ◆空木駒峰ヒュッテ 素泊まりで6,000円。寝具を借りる場合は、プラスで1,000円。 水のペットボトルは1人1本制限。食事用には、飲用とは別に天水の提供あり。 ビールが売り切れ。翌朝にヘリで荷揚げ。天候がよければ宿泊日の夕方に荷揚げだったということで、タイミングが悪かった😢 予約での宿泊は、私を含めて2組3名。土砂降りだったため、登山道補修の事前確認のために来ていた業者の方1名が飛び込み宿泊。宿泊者が少なく余裕を持っての利用。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ザック(38ℓ)
ザックカバー
クッカー
ガスボンベ
コッヘル
食料(5食分)
非常食
ハイドレーション
水
レインウェア
ライトダウン
アンダーウェア(着替え)
帽子
手袋
ストック
ヘッドランプ
ライター
サングラス
地図
スマホ
ロールペーパー
救急用品
サバイバルシート
予備靴ひも
携帯簡易トイレ
保険証
タオル
サンダル
Kindle
LEDランタン
携帯バッテリー
常備薬
ボディシート
ウィスキー
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感想
歩いてみたかった木曽駒ヶ岳〜空木岳の縦走路。
登りたかった200名山の南駒ヶ岳と300名山の越百山。
過去レコを見てみると、意外とまとめて縦走している人もいるんだ、ということで、分割取得の夏季休暇を利用して行ってきました。
このルートだと小屋利用となり、事前予約が必要。
元々が天気を見てから行き場所を決めるタイプであり、事前予約はどうにもなじめません・・・
こればかりはしょうがないので、早めに西駒山荘と空木駒峰ヒュッテを予約(結果的には、直前予約でも問題なかったというオチ・・・)。
天気はやきもきとしていましたが、幸いなことに稜線歩きの区間は晴れがメイン。
中アは北ア、南アほどのスケール感はありませんが、稜線は美しく、景色がよい区間も多く、なかなかに歩きごたえもありました。
山の中では雨に降られることもなく、素晴らしい稜線歩きを楽しむことができました。
もっとも、最後は林道歩きで土砂降りにみまわれたあげく、電車の遅延に巻き込まれました・・・
稜線歩きは楽しんだんだから、これくらいの苦労はしろということでしょうか。
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