飯豊山縦走 梶川尾根↑川入↓

2023年08月17日(木) ~ 2023年08月19日(土)

• GPS: 25:26
• 距離: 30.9km
• 登り: 2,695m
• 下り: 2,651m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:59
• 休憩: 0:13
• 合計: 8:12

5:28 スタート地点
7:16 7:26 湯沢峰
11:33 11:34 梶川峰
13:08 13:10 扇ノ地神
13:40 門内小屋

2日目

• 山行: 6:35
• 休憩: 1:52
• 合計: 8:27

6:01 門内小屋
6:09 6:10 門内岳
7:15 7:34 北股岳
7:54 8:11 梅花皮小屋
8:39 8:39 梅花皮岳
9:04 9:18 烏帽子岳
10:15 10:15 御手洗ノ池
12:07 12:49 御西岳避難小屋
12:55 12:56 御西岳
13:09 13:09 草月平
13:24 13:24 玄山道分岐
13:38 13:38 駒形山
13:55 14:13 飯豊山
14:28 本山小屋

3日目

• 山行: 6:43
• 休憩: 1:54
• 合計: 8:37

5:29 本山小屋
5:34 5:34 一ノ王子
5:52 5:52 御前坂下
6:07 6:08 御秘所
6:11 6:11 姥権現
6:28 6:29 草履塚
6:53 7:01 切合小屋
7:07 7:08 切合・種蒔山分れ
7:15 7:15 種蒔雪渓
7:23 7:23 種蒔山
7:51 7:51 七森
8:43 9:04 三国岳避難小屋(三国小屋)
9:14 9:15 剣ヶ峰の水場
9:25 9:26 剣ヶ峰
9:54 10:11 地蔵山西分岐
10:23 10:26 峰秀水
10:44 10:44 横峰
11:00 11:06 笹平
11:23 11:33 上十五里
11:53 11:54 中十五里
12:13 12:16 下十五里
12:48 12:48 御沢登山口
13:01 13:41 御沢野営場
14:05 14:05 川入
14:06 ゴール地点

天候

快晴〜土砂降り

コース状況／危険箇所等

何処のルートともよく整備されていました。

写真

8/16 14:26

前泊地の最寄駅である小国駅に着きました。東京から新幹線で新潟を経由して坂町駅へ。坂町からは米坂線の代行バスを使ってやっと到着しました。

8/16 16:18

小国駅からは登山口近くの梅花皮荘までこちらのマイクロバスに乗車しました。（500円）

8/16 16:25

お世話になった民宿・奥川入です。あゆの塩焼き、採れたての卵、野菜の惣菜が美味しいかったです。

8/16 18:46

宿泊はこちらの離れです。お風呂が大きく快適でした。遠くの山々を見ながら湯船に入るのは良いものでした。

8/17 5:04

登山初日。朝方の民宿前。暑さが心配ですが、良い天気です。民宿の方に車で登山口まで送っていただきました。

8/17 5:29

橋を渡っていよいよ登山開始です。こちらが梶川尾根の入り口ですが、いきなりの急登です。

8/17 5:40

急登の連続ですが、樹林帯から一瞬開けた場所で撮影。

8/17 7:04

この辺りから日差しが強烈になり、朝の時間帯でもかなり暑かったです。

8/17 7:15

隙間から見えているのは飯豊山でしょうか。

8/17 7:19

この辺は急登と暑さとの戦いでした。

8/17 8:00

梯子もありました。

8/17 8:34

紫陽花の涼しい表情が一瞬癒してくれました。

8/17 9:11

なんとか待望の水場である五郎清水に到着。水場までは少し距離がありました。

8/17 9:22

五郎清水の水場です。それなりの水量がありましたが、なんといってもこの水場のいいところは水が冷たいことです。体温が上がり切った私たちを十分に癒してくれました。あまりの快適さのため、予定外の大休止となりました。
門内小屋の管理人の方によるとこの水場の裏に回ると水が噴き出している部分があるらしいです。

8/17 11:01

この辺は大きな木々が点在していました。

8/17 11:01

リンドウ。飯豊山域全体で良く見られました。

8/17 11:12

こちらも飯豊山域全体で良く見られました。

8/17 11:42

やっと梶川峰山頂に到着。

8/17 11:42

民宿の方に作ってもらった昼食を食べました。トマトの瑞々しさが染みました。

8/17 12:21

飯豊山域全体で良く見られました。

8/17 12:21

ケルン

8/17 13:28

こちらも飯豊山域全体で良く見られました。

8/17 13:40

やっと門内小屋に到着。

8/17 16:13

門内小屋のテント場近くにニッコウキスゲが咲いていました。時期は終わりかかっていますが、立派に咲いていました。

8/17 16:20

門内小屋の水場。あまり水量はありませんが、少し待てば貯められます。

8/17 17:48

門内小屋の1階。明るく快適でした。（1泊2000円）

8/18 5:01

登山2日目。門内小屋前の日の出。昨日の夕方は相当な雨が降りましたが、朝は今日もいい天気です。

8/18 5:11

朝焼けに照らされた山並み

8/18 6:03

6時に出発して門内岳到着。

8/18 6:04

雲海も見られました。

8/18 6:46

振り返ると門内小屋が見えました。

8/18 6:51

道幅が狭く朝露と昨日の雨で草は濡れていたので、ゲイターを装着。

8/18 7:15

これから行く予定の稜線。長そうですが、楽しみです。北股岳山頂より

8/18 7:35

眼下に梅花皮小屋が見えました。

8/18 7:56

梅花皮小屋到着。工事中でしたが、トイレは使えるようです。

8/18 7:59

梅花皮小屋近くの水場。冷たく水量豊富でした。

8/18 8:32

北股岳と梅花皮小屋

8/18 8:34

ハクサンイチゲ

8/18 9:02

烏帽子岳山頂に到着。

8/18 9:44

雪渓が見られました。

8/18 10:23

ここでもニッコウキスゲが見られました。

8/18 10:25

リンドウがキレイに開花していました。

8/18 10:52

雲が出てきました。

8/18 11:39

御西小屋が見えました。

8/18 12:00

御西小屋に到着。門内小屋同様に小屋内は快適そうでした。雪の氷で冷やされたCCレモンをいただきました。（500円）

8/18 12:00

大日岳に行きたかったのですが、怪しい雲行きと明日の山行を考慮して断念。本山小屋に向かいます。

8/18 12:10

大日岳方向。怪しい雲が立ちこめていました。

8/18 12:54

御西岳付近。

8/18 13:04

飯豊本山が見えてきました。山頂に道標が見えました。

8/18 13:39

飯豊本山と右の稜線上に本山小屋が見えてきました。

8/18 13:48

本山直下は大きな岩がゴロゴロありました。

8/18 13:56

飯豊山頂に到着。天気予報とは異なり、雲は多いものの基本的には晴れていました。

8/18 13:57

山頂標と遠くに大日岳です。

8/18 14:01

これまで大日岳は山頂付近は雲がかかっていましたが、ここにきて見えてきました。後ろに黒い雲がありますが。

8/18 14:28

本山小屋に到着。今日はここに泊まりました。前日の門内小屋とは異なり、1階、2階ともに満室に近い状況でした。（1泊2500円＋100円）

8/18 16:18

イイデリンドウ。本山小屋の方に生息域を教えていただき撮影しました。iphoneの特性なのか、紫色の花びらにピントが合わず強制的にピント位置を変えてもどうもパッとしませんでした。

8/18 16:25

斜めからなんとかある程度のピントを得ました。

8/18 16:27

別の場所でイイデリンドウを撮影しましたが、やはりピントが合わず。

8/18 18:34

夕暮れ時の本山小屋。

8/19 4:48

3日目最終日。本山小屋前より。日の出前です。雲海の広がりが美しかったです。

8/19 4:48

山並みと雲海が美しかったです。

8/19 4:49

飯豊本山方向も美しい稜線が広がっていました。

8/19 4:57

日の出。

8/19 4:57

太陽と雲海。

8/19 4:57

アップで

8/19 4:58

キレイなんですが、ゴーストが出てしまいました。

8/19 5:24

ゴーストは出ていますが美しいです。

8/19 5:26

今日もいい天気になりそうです。川入に向けて出発します。

8/19 6:03

この辺は岩場が連続して切り立っている場所が多かったです。雨だと滑りそうです。

8/19 6:04

岩場を抜けていきます。

8/19 6:27

この辺は道幅がそれなりにあるので、草が濡れていてもゲイターは着用不要です。

8/19 6:28

草履塚

8/19 6:40

切合小屋が見えました。この辺はアップダウンはそれなりにあり、なかなか体力を削がれます。

8/19 6:56

切合小屋到着。水場は入り口前にあるものの、水はヌルメです。

8/19 7:03

飯豊本山方向。

8/19 7:06

大日杉分岐

8/19 7:09

木漏れ日が眩しい美しい樹林帯の道

8/19 7:25

雲がちょうど山頂にかかって火山！に見えました。

8/19 7:32

この辺も岩場が続きます。

8/19 8:36

三国小屋が見えました。

8/19 8:43

三国小屋到着。

8/19 8:43

三国小屋より。雲間から飯豊本山が見えました。

8/19 9:15

またまた岩場です。

8/19 9:17

両側が結構切れ落ちていますが、慎重に行けば大丈夫でした。

8/19 9:58

地蔵岳と川入方向の分岐です。ここで休憩を取りました。

8/19 11:24

上十五里。

8/19 11:32

狭い道を降りて行きました。この後、サーッと一雨来て、土砂降りになりました。

8/19 12:09

下十五里。この辺でも土砂降りで全身上から下まで濡れました。

8/19 12:48

なんとか登山口に到着。この時も道は川のようになっていました。

8/19 12:50

林道沿いを歩きました。川は土砂降りで濁流になっていました。

8/19 13:00

御沢野営場。雨が小降りになったので、炊事場で着替えました。

8/19 14:01

川入の民宿の横を通ります。

8/19 14:04

雨は小降りになっていましたが、川は濁流でした。

8/19 14:13

無事、川入のバス停に到着。14時45分発に乗ります。

8/19 15:25

川入駅到着。足元は濡れていますが、安全に下山ができました。

8/19 15:51

喜多方駅でSLに遭遇。咄嗟のことだったので、指が入ってしまいました。

撮影機器：

iPhone 13 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

Ojisan69

職場の先輩と2人で飯豊山に行ってきました。（2泊3日）
前泊をして、梶川尾根より稜線に上がり、門内小屋、本山小屋に宿泊して川入に下山しました。梶川尾根は噂に違わぬ急登で気温が高かったこともあり、熱中症気味でしたが、途中に清水五郎という水場があり、ここの水が冷たくリフレッシュできたことで大分回復できました。また初日の宿泊地である門内小屋は、私たちだけの二人だけだったこともあり、広く快適でした。最終日の3日目は、これまで避けてこれた雨がついに私達を直撃して、気温がそこそこ高かったこともあり、レインウェアを着用せず上から下までずぶ濡れになりました。今考えると上着は着ても汗でドロドロになるので着用しない方が良かった気がしますが、パンツは靴がその後いつまでも乾かなかったことを考えると、着用した方が良かった気がします。
計画段階では、御西小屋から大日岳まで往復の予定でしたが、山頂付近は雲がかかっていたこと、最終日の予定が苦しくことを考慮してやむなく諦めました。最終日の下山中に大雨となり、時間がかかったことを考えるとこの判断は間違っていませんでした。
テン泊の装備も持っていきましたが、二泊とも避難小屋🛖に宿泊したため一度も使用せずでした。飯豊山一帯の小屋は予約が出来ないため仕方がないですね。夕方から夜にかけて雨が降ることが多かったので、小屋泊は助かりました。