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Yamareco

記録ID: 5846268
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳全山縦走(北→南)

2023年08月17日(木) ~ 2023年08月19日(土)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
mcnb その他1人
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
22:15
距離
47.9km
登り
4,533m
下り
4,542m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:12
休憩
1:43
合計
3:55
距離 5.4km 登り 986m 下り 208m
12:08
28
スタート地点
12:36
12:38
13
12:51
12:55
9
13:04
48
13:52
3
13:55
15:31
13
15:47
15:48
2
16:03
2日目
山行
8:04
休憩
1:51
合計
9:55
距離 25.9km 登り 1,851m 下り 2,102m
4:30
0
4:30
5
4:35
4:37
4
4:44
6
4:50
8
4:58
5
5:03
5:04
25
5:29
5:32
15
5:47
5:49
17
6:06
6:08
4
6:12
6:13
6
6:19
6:43
17
7:00
7:01
48
7:49
7:55
2
8:06
8:07
13
8:20
9
8:29
4
8:33
20
8:53
8:55
5
9:00
9:01
7
9:08
26
9:34
9:35
8
9:43
10
9:53
3
9:56
10:01
1
10:02
10:07
1
10:08
11
10:19
23
10:42
10:47
9
10:56
11:21
39
12:00
12:05
3
12:08
7
12:15
5
12:20
4
12:24
28
12:52
7
12:59
13:00
2
13:02
13:06
12
13:18
13:20
6
13:26
13:27
4
13:31
13:38
4
13:42
16
13:58
14:02
18
14:25
3日目
山行
7:22
休憩
2:30
合計
9:52
距離 16.6km 登り 1,711m 下り 2,260m
2:04
6
2:10
2:11
30
2:41
2:44
2
2:46
43
3:29
13
3:42
3:46
14
4:00
10
4:10
4:22
3
4:25
4:27
4
4:31
3
4:34
4:45
1
4:46
4:51
2
4:53
5:11
2
5:13
5:18
5
5:23
3
5:26
5:27
20
5:47
5:51
1
5:52
5:59
1
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6:05
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6:07
6:11
10
6:21
6:27
37
7:04
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7:28
7:30
26
7:56
8:01
13
8:14
8:22
3
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4
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8:37
7
8:44
8:53
8
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9:04
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21
9:50
10:02
50
10:52
10:54
26
11:20
36
11:56
天候 初日、15時から雷雨
2日目、快晴、8-9時ごろからガス
3日目、快晴、8時ごろからガス
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
蓼科の女神湖までは知人の車
観音平から延命の湯まではヒッチハイク
延命の湯から小淵沢駅まではタクシー
コース状況/
危険箇所等
台風の影響も特になし。
山と高原地図の通り。
その他周辺情報 観音平まで何社かタクシーを出しているので、電話すれば手配可能。
蓼科スキー場を登る。この時は快晴だったが、蓼科山荘に着いた直後に雷雨となった。
2023年08月17日 12:28撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/17 12:28
蓼科スキー場を登る。この時は快晴だったが、蓼科山荘に着いた直後に雷雨となった。
翌朝の蓼科の将軍平。この後すぐにストックを忘れたことに気づき引き返す。
2023年08月18日 04:38撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/18 4:38
翌朝の蓼科の将軍平。この後すぐにストックを忘れたことに気づき引き返す。
双子山山頂。スッキリ晴れて緑と青が輝いていた。
2023年08月18日 05:47撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/18 5:47
双子山山頂。スッキリ晴れて緑と青が輝いていた。
いい色
2023年08月18日 05:50撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/18 5:50
いい色
北横岳の北側ルートはそこそこ急登でかなり脚を使ってしまい、後がしんどくなる。この時まではギリギリ晴れていた。
2023年08月18日 07:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/18 7:53
北横岳の北側ルートはそこそこ急登でかなり脚を使ってしまい、後がしんどくなる。この時まではギリギリ晴れていた。
北横岳からは南八ヶ岳がよく見えた。あそこまでいくと思うと気が遠くなる。
2023年08月18日 07:57撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/18 7:57
北横岳からは南八ヶ岳がよく見えた。あそこまでいくと思うと気が遠くなる。
暑さと日光で思ったより水と体力を消費し、北横岳以降は全然写真を撮っていなかった。
高見石小屋の軽食で回復。昼食をまともに摂ってなかったことによるエネルギー不足になっていた可能性が高い。反省点
2023年08月18日 11:09撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/18 11:09
暑さと日光で思ったより水と体力を消費し、北横岳以降は全然写真を撮っていなかった。
高見石小屋の軽食で回復。昼食をまともに摂ってなかったことによるエネルギー不足になっていた可能性が高い。反省点
東天狗岳から根石岳方面。
西天狗岳に登る元気は残ってなかった。
2023年08月18日 13:03撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/18 13:03
東天狗岳から根石岳方面。
西天狗岳に登る元気は残ってなかった。
西天狗岳と東天狗岳。ここはまた登りに来たい。
2023年08月18日 13:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/18 13:10
西天狗岳と東天狗岳。ここはまた登りに来たい。
西天狗岳と東天狗岳の遠景
2023年08月18日 13:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/18 13:20
西天狗岳と東天狗岳の遠景
根石岳山荘。ここで水が補給できて救われた。
Wi-Fiも使える神宿。
この後夏沢峠から本沢温泉に下る。
2023年08月18日 13:26撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/18 13:26
根石岳山荘。ここで水が補給できて救われた。
Wi-Fiも使える神宿。
この後夏沢峠から本沢温泉に下る。
本沢温泉のこけももの湯。疲れた体に超沁みる。
2023年08月18日 15:08撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/18 15:08
本沢温泉のこけももの湯。疲れた体に超沁みる。
野天の湯。運良く空いてた。二つの温泉で筋肉の疲労による放熱を促進したことで、寝付きがめちゃよかった。
2023年08月18日 16:49撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
8/18 16:49
野天の湯。運良く空いてた。二つの温泉で筋肉の疲労による放熱を促進したことで、寝付きがめちゃよかった。
野天の湯からの硫黄岳爆裂火口。
2023年08月18日 17:09撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/18 17:09
野天の湯からの硫黄岳爆裂火口。
翌朝2時から行動開始。
iPhone12miniで星が撮れることに驚き。
2023年08月19日 02:57撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/19 2:57
翌朝2時から行動開始。
iPhone12miniで星が撮れることに驚き。
一度歩いたことがあると安心して進めるね。
2023年08月19日 03:29撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/19 3:29
一度歩いたことがあると安心して進めるね。
2年前が懐かしい。
2023年08月19日 03:43撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/19 3:43
2年前が懐かしい。
空が白んできた。まだ日の出まで時間があるので進む。
2023年08月19日 04:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/19 4:13
空が白んできた。まだ日の出まで時間があるので進む。
確か石尊峰から。まだいける。
2023年08月19日 04:38撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/19 4:38
確か石尊峰から。まだいける。
二十三夜峰でようやく雲から太陽が出てきた。
2023年08月19日 05:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/19 5:11
二十三夜峰でようやく雲から太陽が出てきた。
赤岳と富士山。
2023年08月19日 05:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/19 5:13
赤岳と富士山。
山頂に着いて、ここまで来た道を振り返る。
この後のキレットで苦しむことはまだ知らない。
2023年08月19日 05:50撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/19 5:50
山頂に着いて、ここまで来た道を振り返る。
この後のキレットで苦しむことはまだ知らない。
赤岳山頂標識と富士山。
2023年08月19日 05:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/19 5:54
赤岳山頂標識と富士山。
南アもいい色。
2023年08月19日 05:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8/19 5:54
南アもいい色。
赤岳山頂から下り初めて、自分がとったルートが賢明ではなかったことに気づく。難所に次ぐ難所で心が折れかける。登りならなんとかなるのか?
三大キレットなんて夢のまた夢や。
2023年08月19日 06:15撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/19 6:15
赤岳山頂から下り初めて、自分がとったルートが賢明ではなかったことに気づく。難所に次ぐ難所で心が折れかける。登りならなんとかなるのか?
三大キレットなんて夢のまた夢や。
真教寺尾根を下るはずがキレットを下ってしまい、またキレットを登り返そうとしてた道迷いボーイに出会い、流石に危険では?ということで一緒に下山を目指すことに。権現岳は遠い、、
2023年08月19日 07:23撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/19 7:23
真教寺尾根を下るはずがキレットを下ってしまい、またキレットを登り返そうとしてた道迷いボーイに出会い、流石に危険では?ということで一緒に下山を目指すことに。権現岳は遠い、、
振り返ると赤岳から阿弥陀岳への稜線が綺麗だった。ガスが昇り始める。
2023年08月19日 07:44撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/19 7:44
振り返ると赤岳から阿弥陀岳への稜線が綺麗だった。ガスが昇り始める。
権現岳手前の最長梯子。キレットの下りで脚をかなり使っており、ただ登るだけなのにかなりしんどかった。
2023年08月19日 08:12撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/19 8:12
権現岳手前の最長梯子。キレットの下りで脚をかなり使っており、ただ登るだけなのにかなりしんどかった。
編笠岳も素敵な山容。踏ん張りが効かなくなってくるが、なんとか青年小屋まで頑張る。
2023年08月19日 08:47撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
8/19 8:47
編笠岳も素敵な山容。踏ん張りが効かなくなってくるが、なんとか青年小屋まで頑張る。
ようやく編笠岳の山頂。
ここからの下りで脚は限界を迎えた。なんとか観音平まで辿り着き、タクシーを手配していたところ、神おじいさまおばあさまが声をかけてくれ、延命の湯まで送ってもらった。感謝しても仕切れない。ありがとうございました。
2023年08月19日 09:51撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/19 9:51
ようやく編笠岳の山頂。
ここからの下りで脚は限界を迎えた。なんとか観音平まで辿り着き、タクシーを手配していたところ、神おじいさまおばあさまが声をかけてくれ、延命の湯まで送ってもらった。感謝しても仕切れない。ありがとうございました。
撮影機器:

感想

⚪︎メモ
蓼科側から八ヶ岳に行けることになったので、折角なと北から南へ全山縦走を決行した。
テーマは二つ
1. ツェルトを使う
2. 短い日数で距離と獲得標高を伸ばし、足りないところを洗い出す

都合により17日13時ごろに登山開始のため、一泊目は急遽蓼科山荘に泊まることとなった。二泊目の本沢温泉ではツェルト泊がバッチリ機能し、身体を休めることができた。雨が無ければテントより快適でとても良かった。
距離と獲得標高に関しては、準備不足な点も多かったが出来る限りチャレンジできたと思う。特に2日目の登り基調の細かなアップダウンを0.7倍のコースタイムで超えて宿泊地に着けたのでよかった。
足りなかったことは以下の通り。
・行動食の不足
準備しづらい環境ではあったが、全く足りず山小屋の力を借りた。軽食提供時間に通過できるかは運要素があるし、山小屋がない山もあるので無補給前提で準備したい。効率よくエネルギー摂取でき、コストもお手軽な行動食を調査する。
・岩稜帯の経験不足
赤岳〜権現岳にキレットがあることは認識していたが、想像以上に険しく著しく体力と脚を消耗した。技術で何とかなるのかよくわからないが、とりあえずキレットを下るルートは選択しない方が良さそう。できれば登るべき。
・無理矢理な行程は楽しめない
20km ±1500m を連日でやるほどの体力はなく、ヘロヘロになりながら必死に目的地を目指すばかりで楽しさよりしんどさが勝った3日間だった。体力をつけるか、あるいは日数を確保し登るか。後者なら友人と登りたい。

⚪︎八ヶ岳全山縦走について
南から北のルートの方が安全だろうと思いました。疲れた脚でキレットを下るのは正直やってはいけない選択だった思います。
ただ北ルートの方が宿泊地が多く、赤岳からの景色を楽しむことを前提としたルート選択はしやすいのではと感じました。南からだと初日を青年小屋or朝早く出て赤岳を越えた後の山荘のどれかor行者小屋まで降りてテント泊するかになってしまう。夏は朝快晴でも午後になるとほぼ確実にガスが出るため、前二つは赤岳山頂からの景色は望めない可能性が高いですし、3つ目は赤岳を登り返すハードモードになります。
(この2日間は午前8-9時にはガスが出て見れなくなりました)
北ルートであれば山小屋の選択肢は多いですし、キャンプするにしても朝2-3時ごろから登り始めれば確実に景色は楽しめます。(その後のキレットを忘れれば)
キレット小屋などが再オープンすることを期待しましょう。

⚪︎まとめ
ギリギリだったが、攻めた行程をやり遂げることができた!しんどさが勝ったが、トータルで達成感はあるのでOK!
ただ、八ヶ岳はもうお腹いっぱい!消化には数年かかりそう!

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体力レベル
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