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Yamareco

記録ID: 5858511
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

鷲羽岳〜水晶岳(新穂高登山口)

2023年08月15日(火) ~ 2023年08月18日(金)
 - 拍手
子連れ登山 bootselector その他2人
GPS
80:00
距離
44.8km
登り
3,386m
下り
3,386m

コースタイム

1日目
山行
6:08
休憩
0:16
合計
6:24
7:17
67
8:24
101
10:05
10:21
43
11:04
64
12:08
2日目
山行
2:03
休憩
0:00
合計
2:03
9:49
14
10:03
83
11:26
26
三俣峠
11:52
3日目
山行
7:54
休憩
0:20
合計
8:14
5:26
62
6:28
28
6:56
15
7:11
29
7:40
33
8:13
32
8:45
8:52
25
9:17
8
9:25
46
10:11
23
10:34
10:47
38
11:25
13
11:38
73
12:51
37
13:28
12
13:40
4日目
山行
5:50
休憩
0:47
合計
6:37
6:25
60
7:25
33
7:58
96
9:34
43
10:17
19
10:36
11:23
72
13:02
新穂高温泉無料駐車場
天候 曇り、雨、晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高市営第3駐車場(無料)
新穂高登山口にトイレあり
コース状況/
危険箇所等
問題なし
1日目
本日は長時間歩く予定なので朝早く出発。宿では朝食をおにぎりに変更していただいた。
新穂高市営第3駐車場に車を停める。標高1040m。
4日間停めるので、無料なのはかなり助かる。
1日目
本日は長時間歩く予定なので朝早く出発。宿では朝食をおにぎりに変更していただいた。
新穂高市営第3駐車場に車を停める。標高1040m。
4日間停めるので、無料なのはかなり助かる。
駐車場の奥から遊歩道が整備されており、ほとんど車道を歩く必要はない。
広大な駐車場はガラガラで、このすぐ側に車を停めることができた。
駐車場の奥から遊歩道が整備されており、ほとんど車道を歩く必要はない。
広大な駐車場はガラガラで、このすぐ側に車を停めることができた。
森の中を歩いて新穂高ロープウェイを目指す。
森の中を歩いて新穂高ロープウェイを目指す。
新穂高ロープウェイに到着。台風の影響で本日は運休だ。
新穂高ロープウェイに到着。台風の影響で本日は運休だ。
蒲田川に架かる橋を渡って登山開始。
蒲田川に架かる橋を渡って登山開始。
といっても最初は延々続く林道歩きだ。
といっても最初は延々続く林道歩きだ。
ボロボロの橋。
そんな馬鹿なというような注意書き。橋が落ちる危険があるのだろうか?
そんな馬鹿なというような注意書き。橋が落ちる危険があるのだろうか?
沢は大きな石が散在している。
沢は大きな石が散在している。
わさび平小屋に到着。
わさび平小屋に到着。
果物や野菜が冷やされている。
なかなか良さそうな小屋で、1日目はここで泊まるというのもありだ。
果物や野菜が冷やされている。
なかなか良さそうな小屋で、1日目はここで泊まるというのもありだ。
沢沿いの道が続く。河原に立つ一本の枯木が目立っている。
沢沿いの道が続く。河原に立つ一本の枯木が目立っている。
林道が終わってようやく登山開始。
綺麗に石が敷き詰められており、傾斜も緩く一定で、非常に登りやすい。
林道が終わってようやく登山開始。
綺麗に石が敷き詰められており、傾斜も緩く一定で、非常に登りやすい。
秩父沢を通過。
冷たい水が流れている。
冷たい水が流れている。
チボ岩。大岩が積み重なっている。
チボ岩。大岩が積み重なっている。
サラシナショウマ。
サラシナショウマ。
オオレイジンソウ。
オオレイジンソウ。
背後に見えているのは抜戸岳。
台風が来ている割には風は穏やかで、意外に展望もある。
背後に見えているのは抜戸岳。
台風が来ている割には風は穏やかで、意外に展望もある。
木道を歩く。歩きやすい道が続く。
木道を歩く。歩きやすい道が続く。
鏡平に到着。
目の前に見えるのは西鎌尾根。
標高の高いところは雲に覆われていて、残念ながら槍ヶ岳は見えない。
休憩するのによい場所なので、ここで昼食をとる。
目の前に見えるのは西鎌尾根。
標高の高いところは雲に覆われていて、残念ながら槍ヶ岳は見えない。
休憩するのによい場所なので、ここで昼食をとる。
湖畔に咲くオヤマリンドウ。
湖畔に咲くオヤマリンドウ。
池のすぐ先に鏡平山荘がある。
池のすぐ先に鏡平山荘がある。
山荘の前にも池があり、風光明媚な場所だ。
山荘の前にも池があり、風光明媚な場所だ。
天候次第では鏡平山荘泊も考えたが、雨も風もないので予定通り先に進む。
天候次第では鏡平山荘泊も考えたが、雨も風もないので予定通り先に進む。
青空も見えているが、尾根には厚い雲がかかっている。
青空も見えているが、尾根には厚い雲がかかっている。
トリカブト、アザミなど秋の花々が見られる。
トリカブト、アザミなど秋の花々が見られる。
弓折乗越に到着。ここは笠ヶ岳への登山道との分岐点だ。
ここで稜線に出て風が強まるが、歩くのに支障が出るほどではない。
弓折乗越に到着。ここは笠ヶ岳への登山道との分岐点だ。
ここで稜線に出て風が強まるが、歩くのに支障が出るほどではない。
反対側の西側の展望が広がるが、冴えない景色だ。
反対側の西側の展望が広がるが、冴えない景色だ。
眼下には鏡平山荘が見える。
眼下には鏡平山荘が見える。
ここからは爽快な稜線歩き。
ここからは爽快な稜線歩き。
ウメバチソウ。
ヤマハハコ。いずれも地味な花だ。
ヤマハハコ。いずれも地味な花だ。
目の前に見えるのは双六岳。明日以降に登る予定だ。
目の前に見えるのは双六岳。明日以降に登る予定だ。
一羽の鳥が風を受けて、同じ場所にとどまっている。
獲物を探しているのだろうか?
一羽の鳥が風を受けて、同じ場所にとどまっている。
獲物を探しているのだろうか?
決して天気が良い訳ではないが、ホワイトアウトではなく展望が広がるのがありがたい。
大きな尾根、深い沢、雄大な展望が広がる。
決して天気が良い訳ではないが、ホワイトアウトではなく展望が広がるのがありがたい。
大きな尾根、深い沢、雄大な展望が広がる。
花見平に到着。
ハクサンフウロ。
ハクサンフウロ。
ミヤマリンドウ。鮮やかな青色だ。
ミヤマリンドウ。鮮やかな青色だ。
ウサギギク。花見平と呼ばれる場所だけあって、様々な花が咲いている。
ウサギギク。花見平と呼ばれる場所だけあって、様々な花が咲いている。
側にある小さな池。中を覗いてみたが、アメンボくらいしか見つからない。
側にある小さな池。中を覗いてみたが、アメンボくらいしか見つからない。
この辺りはハイマツの背が高い。
この辺りはハイマツの背が高い。
ナナカマド。赤い実をつけている。紅葉にはまだまだ早い。
ナナカマド。赤い実をつけている。紅葉にはまだまだ早い。
本日の目的地・双六小屋が見えてきた。
本日の目的地・双六小屋が見えてきた。
西鎌尾根と深い沢。その先に槍ヶ岳があるはずだ。
西鎌尾根と深い沢。その先に槍ヶ岳があるはずだ。
鷲ヶ岳にかかっていた雲が取れて姿を現す。存在感のある格好良い山だ。
1
鷲ヶ岳にかかっていた雲が取れて姿を現す。存在感のある格好良い山だ。
双六山荘前の平地。小屋は良い場所に建っている。
双六山荘前の平地。小屋は良い場所に建っている。
小さな池があちらこちらにある。
小さな池があちらこちらにある。
池の畔にはチングルマの綿毛が見られる。
綿毛は何度も見ているが、チングルマの花は長い間見ていない。
池の畔にはチングルマの綿毛が見られる。
綿毛は何度も見ているが、チングルマの花は長い間見ていない。
振り返ると、抜戸岳の右に笠ヶ岳の姿が見える。
振り返ると、抜戸岳の右に笠ヶ岳の姿が見える。
双六小屋に到着。標高2550m。
双六小屋に到着。標高2550m。
小屋の前からは鷲羽岳を間近に望める。
小屋の前からは鷲羽岳を間近に望める。
双六小屋内部。サイコロでできた文字が可愛らしい。
双六小屋内部。サイコロでできた文字が可愛らしい。
4人部屋のコケモモの部屋を割り当てられる。
台風の影響でほとんどがキャンセル。登山客は十数名でとても快適だ。
まだ13時なので、談話室でのんびりと過ごす。
4人部屋のコケモモの部屋を割り当てられる。
台風の影響でほとんどがキャンセル。登山客は十数名でとても快適だ。
まだ13時なので、談話室でのんびりと過ごす。
14時には周辺は雲に覆われて展望は無くなる。
これから天気は崩れる予報だ。
14時には周辺は雲に覆われて展望は無くなる。
これから天気は崩れる予報だ。
2日目
昨夜は屋根を叩きつける雨と風の音がすごかった。
台風は日本海に抜けたはずだが、雨は降り続いている。
台風は離れていくはずなので、出発せずにしばらく様子を見る。
2日目
昨夜は屋根を叩きつける雨と風の音がすごかった。
台風は日本海に抜けたはずだが、雨は降り続いている。
台風は離れていくはずなので、出発せずにしばらく様子を見る。
一向に雨が止む気配が無いため、カッパを着て10時をめどに小屋を出発。
一向に雨が止む気配が無いため、カッパを着て10時をめどに小屋を出発。
降り続く雨。風はほとんど吹いていない。本日は水晶小屋まで行く予定。
天気が悪いので、全てのピークをスキップして、巻道を行くことにする。
降り続く雨。風はほとんど吹いていない。本日は水晶小屋まで行く予定。
天気が悪いので、全てのピークをスキップして、巻道を行くことにする。
ヒルだろうか?
一登りで巻道分岐に到着。双六岳と三俣蓮華岳は諦めて巻道を行く。
一登りで巻道分岐に到着。双六岳と三俣蓮華岳は諦めて巻道を行く。
傾斜は緩く、かなり安全に歩ける巻道だ。
傾斜は緩く、かなり安全に歩ける巻道だ。
ウサギを発見。北アルプスにウサギがいるとは思わなかった。
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ウサギを発見。北アルプスにウサギがいるとは思わなかった。
お次はライチョウ。天気が悪い日には遭遇率が高い。
親鳥と3〜4羽の雛がいる。
お次はライチョウ。天気が悪い日には遭遇率が高い。
親鳥と3〜4羽の雛がいる。
ハイマツが覆いかぶさっていて歩きにくい。
フードを被っていると、上の視界が遮られてしまう。
ハイマツが覆いかぶさっていて歩きにくい。
フードを被っていると、上の視界が遮られてしまう。
小さな沢を渡る。雨が降り続いているが、渡渉が困難なところはない。
一方、登山道が川のようになっているところがある。
小さな沢を渡る。雨が降り続いているが、渡渉が困難なところはない。
一方、登山道が川のようになっているところがある。
木のトンネル。
カエルを発見。
中継地点の三俣山荘に到着。小屋の庇の下で昼食をとる。
息子はここで足を止めたことで歩く気力を失ってしまったため、本日の行動はここまでとする。
中継地点の三俣山荘に到着。小屋の庇の下で昼食をとる。
息子はここで足を止めたことで歩く気力を失ってしまったため、本日の行動はここまでとする。
水晶小屋と三俣山荘は同じ系列なので、予約の変更はスムーズ。
台風で小屋はガラガラなので、融通が利くのはありがたい。
濡れた服を着替えて体を暖めてゆっくりとくつろぐ。
水晶小屋と三俣山荘は同じ系列なので、予約の変更はスムーズ。
台風で小屋はガラガラなので、融通が利くのはありがたい。
濡れた服を着替えて体を暖めてゆっくりとくつろぐ。
3日目
早朝に小屋の外に出て見る。
3日目
早朝に小屋の外に出て見る。
これまでより天気は良いが、雲の量が多い。
これまでより天気は良いが、雲の量が多い。
朝食を取って出発。残念ながら、すでに鷲羽岳は雲の中だ。
昨日は水晶小屋まで行けなかったので、その分本日の行程はハードだ。
朝食を取って出発。残念ながら、すでに鷲羽岳は雲の中だ。
昨日は水晶小屋まで行けなかったので、その分本日の行程はハードだ。
硫黄尾根が光を浴びて怪しく光っている。
1
硫黄尾根が光を浴びて怪しく光っている。
伊藤新道との分岐点。一度廃道になった登山道なのだが、復活を試みているらしく
まもなくこの道が通れるようになるようだ。
伊藤新道との分岐点。一度廃道になった登山道なのだが、復活を試みているらしく
まもなくこの道が通れるようになるようだ。
ときどき雲が消えて、山頂方面が姿を現す。
ときどき雲が消えて、山頂方面が姿を現す。
振り返るとハイマツの中にポツリと建つ三俣山荘が見える。
振り返るとハイマツの中にポツリと建つ三俣山荘が見える。
山頂直下は岩がちな地形だ。
山頂直下は岩がちな地形だ。
鷲羽岳山頂に到着。標高2924m。
山行3日目にして初めてのピークだ。残念ながら展望は全くない。
1
鷲羽岳山頂に到着。標高2924m。
山行3日目にして初めてのピークだ。残念ながら展望は全くない。
すぐに下山にかかり、次なる目的地の水晶岳を目指す。
すぐに下山にかかり、次なる目的地の水晶岳を目指す。
雲は多いが、それでも広がる展望は素晴らしい。
雲は多いが、それでも広がる展望は素晴らしい。
なんとブロッケン現象に遭遇。曇りの日ならではの光景だ。
なんとブロッケン現象に遭遇。曇りの日ならではの光景だ。
鷲羽岳を下ったらワリモ岳に向けての登り。
鷲羽岳を下ったらワリモ岳に向けての登り。
ワリモ岳山頂に到着。登山道は山頂直下を巻いている。
ワリモ岳山頂に到着。登山道は山頂直下を巻いている。
ワリモ岳を通過。岩だらけの山頂だ。
ワリモ岳を通過。岩だらけの山頂だ。
左手に祖父岳、その右奥は雲ノ平だ。
昨日に鷲羽・水晶に登って、本日は雲ノ平に行く予定だったが、その計画は叶わなかった。
左手に祖父岳、その右奥は雲ノ平だ。
昨日に鷲羽・水晶に登って、本日は雲ノ平に行く予定だったが、その計画は叶わなかった。
薬師岳。図体のでかい立派な山だ。山頂部の雲は取れなさそうだ。
薬師岳。図体のでかい立派な山だ。山頂部の雲は取れなさそうだ。
イワギキョウ。
うねる尾根の向こうに水晶岳の姿が見えてくる。
うねる尾根の向こうに水晶岳の姿が見えてくる。
雲湧く夏山。
ワリモ北分岐を過ぎ、水晶岳にだいぶ近づいてくる。
こちらから見る水晶岳はあまり冴えない山容だ。
ワリモ北分岐を過ぎ、水晶岳にだいぶ近づいてくる。
こちらから見る水晶岳はあまり冴えない山容だ。
尾根が広がり、周囲にはお花畑が広がる。
尾根が広がり、周囲にはお花畑が広がる。
イブキジャコウソウ。
イブキジャコウソウ。
ヨツバシオガマ。この固体は花の色が濃い。
ヨツバシオガマ。この固体は花の色が濃い。
トウヤクリンドウ。
トウヤクリンドウ。
ミヤマコゴメグサ。
ミヤマコゴメグサ。
これは一体何だろう?
1
これは一体何だろう?
水晶小屋に到着。ここにザックをデポして水晶岳を目指す。
水晶小屋に到着。ここにザックをデポして水晶岳を目指す。
雲の中で出発。
タカネツメクサ。
タカネツメクサ。
これから進む尾根道が見え隠れしている。
これから進む尾根道が見え隠れしている。
急峻な登山道とハシゴ。
水晶岳はこれまでの登山道と異なり、北アルプスっぽい岩がちな地形が広がる。
急峻な登山道とハシゴ。
水晶岳はこれまでの登山道と異なり、北アルプスっぽい岩がちな地形が広がる。
歩いてきた尾根を振り返る。
歩いてきた尾根を振り返る。
山頂が見えてきた。
山頂が見えてきた。
水晶岳に到着。標高2986m。
北アルプスの最奥に聳える名峰の割には、山頂標識はずいぶんとお粗末だ。
1
水晶岳に到着。標高2986m。
北アルプスの最奥に聳える名峰の割には、山頂標識はずいぶんとお粗末だ。
すぐ隣の北峰が雲の中に浮かんでいる。
すぐ隣の北峰が雲の中に浮かんでいる。
展望は広がらず、本日は双六小屋まで戻る必要があるので、早々に引き返す。
展望は広がらず、本日は双六小屋まで戻る必要があるので、早々に引き返す。
深い谷の向こう側に僅かに黒部湖が見えている。
深い谷の向こう側に僅かに黒部湖が見えている。
水晶小屋に戻ってくる。デポしたザックを回収。
背景は水晶岳だ。
水晶小屋に戻ってくる。デポしたザックを回収。
背景は水晶岳だ。
復路は、ワリモ北分岐から鷲羽岳を経由せず、黒部源流を経由するコースを選択。
この辺りはウサギギクが群生している。
復路は、ワリモ北分岐から鷲羽岳を経由せず、黒部源流を経由するコースを選択。
この辺りはウサギギクが群生している。
岩苔乗越。この辺りは登山道の数が多く、あちらこちらに至るルートがある。
岩苔乗越。この辺りは登山道の数が多く、あちらこちらに至るルートがある。
沢にチョロチョロと水が流れ出す。黒部川の最初の一滴だ。
沢にチョロチョロと水が流れ出す。黒部川の最初の一滴だ。
小さな沢を渡渉。
小さな沢を渡渉。
サラシナショウマ、トリカブトなど様々な花が咲いている。
サラシナショウマ、トリカブトなど様々な花が咲いている。
沢沿いに下って行くと傾斜が緩んできて木道が現れる。
沢沿いに下って行くと傾斜が緩んできて木道が現れる。
標高が下がって水量はだいぶ増えてきた。それでも水の流れはまだまだ穏やかだ。
標高が下がって水量はだいぶ増えてきた。それでも水の流れはまだまだ穏やかだ。
目の前に聳えるのは三俣蓮華岳。
目の前に聳えるのは三俣蓮華岳。
歩いてきた沢を振り返る。見えているのは祖父岳の辺りだ。
歩いてきた沢を振り返る。見えているのは祖父岳の辺りだ。
黒部源流の分岐点に到着。
黒部源流の分岐点に到着。
息子がトイレに行きたいと言っているので、三俣山荘まで急ぐことにする。
息子がトイレに行きたいと言っているので、三俣山荘まで急ぐことにする。
急ぐ息子、追いかける自分。ここまでずいぶん歩いているので、お互い余りスピードは上がらない。
急ぐ息子、追いかける自分。ここまでずいぶん歩いているので、お互い余りスピードは上がらない。
三俣山荘のトイレに駆け込む。
三俣山荘のトイレに駆け込む。
トイレ待ちの間、周囲の景色を眺める。
雲がだいぶ上がって、大天井岳の姿が見えている。
トイレ待ちの間、周囲の景色を眺める。
雲がだいぶ上がって、大天井岳の姿が見えている。
三俣山荘で昼食をとることも考えたが、午後から雨が降る予報のため、
昼食はスキップして双六小屋を目指すことにする。
この辺りは背の低いハイマツが広がっている。
三俣山荘で昼食をとることも考えたが、午後から雨が降る予報のため、
昼食はスキップして双六小屋を目指すことにする。
この辺りは背の低いハイマツが広がっている。
三俣峠に到着。往路と同じく巻道を行く手もあるが、
頑張って三俣蓮華岳〜双六岳を経由する尾根道を行くことにする。
三俣峠に到着。往路と同じく巻道を行く手もあるが、
頑張って三俣蓮華岳〜双六岳を経由する尾根道を行くことにする。
眼下には往路に使った巻道コースが見える。
平地が広がるゆったりとした巻道だ。
眼下には往路に使った巻道コースが見える。
平地が広がるゆったりとした巻道だ。
背後には鷲羽岳が聳えている。
眼下のまだら模様に広がるハイマツが美しい。
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背後には鷲羽岳が聳えている。
眼下のまだら模様に広がるハイマツが美しい。
足元に芋虫を発見。調べたころ、ミヤマセダカモクメの幼虫のようだ。
足元に芋虫を発見。調べたころ、ミヤマセダカモクメの幼虫のようだ。
三俣蓮華岳に到着。標高2841m。
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三俣蓮華岳に到着。標高2841m。
山頂は鷲羽岳の展望台。雲は多いが素晴らしい展望が広がる。
山頂は鷲羽岳の展望台。雲は多いが素晴らしい展望が広がる。
こちらは水晶岳。手前に見える沢が、歩いてきた黒部源流の沢道だ。
始めて山頂から展望が広がった。
こちらは水晶岳。手前に見える沢が、歩いてきた黒部源流の沢道だ。
始めて山頂から展望が広がった。
ここから双六岳まで稜線歩き。疲れているのでアップダウンが結構きつい。
1
ここから双六岳まで稜線歩き。疲れているのでアップダウンが結構きつい。
この辺りもウサギギク、ヨツバシオガマなどお花畑が見られる。
この辺りもウサギギク、ヨツバシオガマなどお花畑が見られる。
大きなキノコ。
途中で雨がパラついてきたので、カッパを着用。
途中で雨がパラついてきたので、カッパを着用。
双六岳に到着。標高2860m。
雲に覆われ視界は無くなった。
双六岳に到着。標高2860m。
雲に覆われ視界は無くなった。
あとは双六小屋まで下るのみだ。
あとは双六小屋まで下るのみだ。
傾斜の緩い広い尾根を歩く。
傾斜の緩い広い尾根を歩く。
足元にミヤマダイモンジソウを発見。
足元にミヤマダイモンジソウを発見。
眼下に双六小屋が見えてきた。あと僅かだ。
眼下に双六小屋が見えてきた。あと僅かだ。
巻道分岐点と合流。
巻道分岐点と合流。
無事、双六小屋に到着。ようやく昼食にありつける。
しばらくすると雨が降ってきた。滑り込みセーフだった。
無事、双六小屋に到着。ようやく昼食にありつける。
しばらくすると雨が降ってきた。滑り込みセーフだった。
台風が去り、週末に向けて天気は比較的安定。
テント場はいっぱい、双六小屋も恐らく満室で大賑わいだ。
台風が去り、週末に向けて天気は比較的安定。
テント場はいっぱい、双六小屋も恐らく満室で大賑わいだ。
4日目
夜明け前。東の空が白んでくる。
4日目
夜明け前。東の空が白んでくる。
黒い雲が朝陽を浴びて赤く光っている。ちょっと不気味な光景だ。
双六小屋の東には常念山脈が横たわっているので、日の出は遅い。
黒い雲が朝陽を浴びて赤く光っている。ちょっと不気味な光景だ。
双六小屋の東には常念山脈が横たわっているので、日の出は遅い。
5時13分にようやく日の出を迎える。燕岳の右辺りから太陽が顔を出す。
山の中で御来光を拝むのは何年振りだろう?
5時13分にようやく日の出を迎える。燕岳の右辺りから太陽が顔を出す。
山の中で御来光を拝むのは何年振りだろう?
双六岳と双六小屋が赤く染まっている。
双六岳と双六小屋が赤く染まっている。
小屋に戻って朝食を取ったら出発。
本日は新穂高温泉に下山するのみの楽な行程。
双六小屋は広くてきれいで快適で、素晴らしい小屋だった。また泊まりに来たい。
小屋に戻って朝食を取ったら出発。
本日は新穂高温泉に下山するのみの楽な行程。
双六小屋は広くてきれいで快適で、素晴らしい小屋だった。また泊まりに来たい。
最後の最後で晴天に恵まれた本山行。
名残惜しいが下山の時間だ。
最後の最後で晴天に恵まれた本山行。
名残惜しいが下山の時間だ。
最初は少しの登り。笠ヶ岳の方向を目指して歩く。
最初は少しの登り。笠ヶ岳の方向を目指して歩く。
本山行で初めて、槍ヶ岳が目の前に現れる。
ようやく槍を望むことができた。
本山行で初めて、槍ヶ岳が目の前に現れる。
ようやく槍を望むことができた。
振り返ると鷲羽岳、水晶岳と双六小屋。これで見納めだ。
振り返ると鷲羽岳、水晶岳と双六小屋。これで見納めだ。
素晴らしい展望の尾根道を歩く。
素晴らしい展望の尾根道を歩く。
花見平から眺める穂高岳。存在感のある巨大な山だ。
花見平から眺める穂高岳。存在感のある巨大な山だ。
眼下に鏡平が見えてきた。
眼下に鏡平が見えてきた。
弓折分岐を通過。槍ヶ岳にかかっていた雲は消えた。
弓折分岐を通過。槍ヶ岳にかかっていた雲は消えた。
美しい赤色の実。何の実だろうか?
美しい赤色の実。何の実だろうか?
鏡平に到着。
池に槍の姿が写っている。
池に槍の姿が写っている。
シシウドヶ原からは、蒲田川の向こうに焼岳と乗鞍岳が見えている。
シシウドヶ原からは、蒲田川の向こうに焼岳と乗鞍岳が見えている。
下から続々と登山者が登ってくる。すれ違いで待っている時間が長い。
急ぐ必要はないのでゆっくりと下っていく。
下から続々と登山者が登ってくる。すれ違いで待っている時間が長い。
急ぐ必要はないのでゆっくりと下っていく。
秩父沢を通過。頭上の岩尾根が美しい。
秩父沢を通過。頭上の岩尾根が美しい。
槍ヶ岳はもう、はるか高く、はるか遠くだ。
槍ヶ岳はもう、はるか高く、はるか遠くだ。
林道に出てくる。あとは長い林道歩きだ。
林道に出てくる。あとは長い林道歩きだ。
わさび平小屋に到着。
わさび平小屋に到着。
ここで昼食にそうめんを食べることにする。色合いがとても美しい。
ここで昼食にそうめんを食べることにする。色合いがとても美しい。
残りの林道を歩く。頭上に聳える岩尾根はすごく迫力がある。
錫杖岳の辺りだろうか?
残りの林道を歩く。頭上に聳える岩尾根はすごく迫力がある。
錫杖岳の辺りだろうか?
風穴。この辺りは所々に岩穴があり、冷気が出ていて涼しい。
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風穴。この辺りは所々に岩穴があり、冷気が出ていて涼しい。
新穂高ロープウェイに戻ってくる。
新穂高ロープウェイに戻ってくる。
新穂高登山指導センターで下山届を提出。
新穂高登山指導センターで下山届を提出。
新穂高市営第3駐車場に戻ってくる。驚いたことに広大な駐車場はほぼ満車。
この様子だと、明日は早朝に来ても駐車は難しそうだ。
新穂高市営第3駐車場に戻ってくる。驚いたことに広大な駐車場はほぼ満車。
この様子だと、明日は早朝に来ても駐車は難しそうだ。

感想

決して天候に恵まれた訳ではなかったが、所々で素晴らしい景色に出会え、決行して良かったと思える山行だった。

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技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
笠ヶ岳・水晶岳
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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