五竜岳(ブルドーザー道経由遠見尾根往復)
- GPS
- 13:15
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 2,388m
- 下り
- 2,387m
コースタイム
- 山行
- 11:50
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 13:16
(天候確認のため、エスカルプラザのライブカメラを見たとき、ちょくちょく登山者が写っているので、使ってみました。)
ゴンドラの案内では、16:15以降は下山できないように書かれていましたが、ブルドーザー道というものがあるのだと知り、使えるものだと考え、使わせていただきました。朝早くもですけれど。)
草はよく刈り込んでありました。(熊がいてもわかりやすい。いなくてよかった〇)
*究極の選択で、荷を軽くしてゴンドラまで走るほうが自分には危険に思え、この方法を取りましたが、地蔵の頭迄来ると、「一登りした!」という感はあります。
遠見尾根の道は細いし、藪も高いし、ざれもあります。意外なwaiting timeも。
天候 | 晴れ時々曇り。 山頂、信州方面雲かかる。白馬、劒方面見える。 五竜山荘の温度計は20℃ 南東の風で雲が山肌に沿い上昇。 上空は、風があり、ホシガラスが風(上昇気流)に逆らえず、尾根筋に封じ込められるような形に。登山者には、さほど、影響ない風。五竜岳のみの世界を創出しているような…。 雷は下山後、PROTECT |
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過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*ブルドーザー道。 暑い時間が嫌なので個所、ここを使わせてもらいました。特に危険とは思いませんでしたが、スキー場だけに、ストックを利用したらやりやすいのでは?小遠見までは、完全に暑すぎました。 *危険個所 明らかな危険個所は五竜岳分岐までの最後の登りの岩稜2つです。 特に1つ目は、ピラミダルグランドキャニオンみたいな岩です。 登り、下りで違う岩を使うのですが、(マーキングは〇×がそうなっている。)で帰りに谷側を使うところ、下で待機していると、なるほど、落ちたら死ぬわという感じ。往路を覚えていて、回避して内側を使う人もいたりします。団体さんに注意。十分往来に気を付けるべき、落ち着けば、何とかなる。間違ってはならないですね。マーキングもあります。セルフビレイの確保の金具もついています。 五竜山荘前の看板通り、縦走路分岐、鹿島槍は逃げ道ないそうです。すごいね。 (スリルのある箇所)狭い岩の外側を回る箇所は2か所ありました。とりあえず、ここまで来たら、取り乱すなという感じ。 最近、事故もあったし、自身が、体が硬直していることに、びっくり!(柔軟性が少し少ない。)まあゆっくり動けやということなのでしょうが、そういう事態になっていても、とにかく、落ち着きましょう。 この岩稜が終わって、息があれている最中、もう一岩が つらく思うなら、一呼吸落ち着いてから、このピークが終われば、山頂分岐が見えてきます。 山頂は突き出した岩尾根で痩せ尾根です。狭くて、5−6人まででしょう。分岐で、順番待ちしたりも、想定するべきです。あまり、せかせかしないほうがよいでしょう。 (他の鎖場)ヘルメットを西遠見山過ぎには着用するといいです。 鎖場は西遠見山を過ぎてから長いものが2段、白岳を上るところに2段。必ずしも、鎖が必要というわけでもない感じ。濡れていなければ、充分なアプローチで普通にこなせるでしょう。最初に書いた危険個所を思えば、へでもありませんが…。 下り時、ステップが滑らないように、注意深くなるようにしましょう。(靱帯などが伸びすぎると、痛みますね。)細心の注意を最後まで!体は1つしかありません よ。 (地味に危険な個所) 西遠見の痩せ尾根。狭くて、石英のような細かい粒粒の白ざれ混ざり、滑って落ちたら、命に係わる。脇は崖です。歩きにくいけど、足元注意。 2172mピークから西遠見山までにある。ざれたトラバース道。混雑時、2172Pで待機もありか。 このように、狭いので、往来の時間も、充分考えて、計画を立てる必要がある。 *その他のリスク(健康リスク) 2000m1日で登ると、高山病にも注意が必要です。帰り、頭痛がして、西遠見山で眺めの休憩をとる必要がありました。(原因はヘルメットを取ったら治った)ので重さが知らずのうちにストレスに代わっていたのでしょう。早めの対策をして、急激な気圧の変化の影響を受けにくいように、ゆっくり降りてきました。 常備薬を持ちましょう。 というわけで、ゴンドラでテンパクか、日帰りかは、究極の選択にも思います。(テンパクの荷物も重すぎても、調子が悪くなる、理由になりますね。) 小屋は、都合のいい日になかなか開いていないし。 出来るなら、出発ももう1時間早くてもいいかも。クマ出没気になり…。 事故は、起こるべくして起こるので、早めの気づきですよね。 *トイレ:.┘好ルプラザ 五竜山荘 協力金箱あり。 汲み取り式 * 水:五竜山荘 消毒薬入り天水 100円 南アルプス天然水 550ml 400円 水不足で購入制限あり。2l持ってゆきましたが、五竜山荘で2本購入しました。今回、水は私の平均の2倍飲んでいます。スタミナが大切。 小遠見山の付近には、クマよけのドラがついています。熊にも注意?!オコジョだといいね。 |
その他周辺情報 | 五竜山荘 売店 南アルプス天然水550ml¥400 コーラ250ml¥500 アクエリアス他500mlPET ¥600 ビール ¥1000 小屋入口の天水消毒済み \100/l ほか、おみやげ品 コーヒー,ココア ¥200 早い者勝ちお稲荷さん3個アンドガリ ¥400 見た感じ、こんな感じ。お稲荷さんは復路立ち寄った時には売り切れていまし た。往路、休憩するつもりは、なかったが、そこで、食べておいて正解でした。 五竜ドライブステーション 簡易宿泊施設。 山小屋風の2段ベッドで、1人1ベッド利用。食事は持ち込みで、近所歩いて3分のセブンイレブンで調達することができます。 本当に寝るだけと言っても、シャワー室フロントで200円払えば使用できます。清掃が行き届いてきれいです。 気持ちよく利用できました。 近所に五龍温泉なごみの湯もありますが、休業中でした。 セブンイレブン白馬神城店 普通のセブン商品のほかにも、白馬みやげ、バッチなどが置いてあります。 黒菱なる白馬限定の日本酒なども置いてありました。 割と充実していますが、朝ごはん用となると、深夜便迄ないそうなので、早めの調達を心がけましょう。翌朝早起きが必要。 19:00以降はパン類は、人気商品から売れきれています。 |
写真
装備
個人装備 |
熊鈴。
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
スリング
カラビナ 水2l
小銭
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感想
私的には、いつ行こうか、天気×、で計画実行を何回もためらい、何回も練り直した、五竜岳登山。とうとう、実行出来ました。☺
テンパクしようかとも思いましたが、この暑いのに、水不足で、購入制限があるとかで、日帰りに急遽変更しましたが、飲んだ水分、2.8lを考えると、私には、この方法しかありませんでした。
連日の、事故報道もあり、結構硬直しましたが、無事下山となりました。スリング持参は大げさではないと思います。
五竜岳の鎖場付近は、人の往来も多く、待機もしっかりしましょう。落ちたら死ぬは本当ですが、恐怖心を克服してほしいです。落ち着きましょう。痩せ尾根というほどではないですが、山頂分岐から頂上まで、痩せ尾根です。そして、山頂は狭い。集中時はここも、待機の必要ありかも。
途中靴ひもが緩くなったり、狭いところで治すしかないと、要領を得ない感じが危うさ倍増。 😖
近頃、事故が多発しているけれど、そんな細かいところに注意しないとね。
小遠見山、中遠見山にある、犠牲者の皆様のプレートに、祈りを捧げる。多くの命を、奪ってきたのですね。厳しさを見せつけるような、ところもありました。皆様どうか、落ち着いて行動してください。
とりあえず、成功出来てうれしいです。
白馬村は空気はきれいです。いつも、帰るのが、名残惜しいです。日本の美しい村という感じが気に入っています。
安曇野は1−2週でお米が刈り取れそう。それに比べて、ゆっくりとした生育の白馬村、そんな感じがなぜか好き。
翌日も早く宿を出て、唐松岳も?なんて想像しながらも、台風を気にして岐路へ。駅まで来ると、笠雲が…。山をなめるなか。フーン。
白馬、後立山連邦はお腹の減りやすい山です。
今回も、持参のロールパン6個を平らげてしまいました。
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