上高地-西穂山荘-わさび平-笠新道-笠ヶ岳-双六-小池新道-新穂高
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- GPS
- 76:04
- 距離
- 52.3km
- 登り
- 3,927m
- 下り
- 4,335m
コースタイム
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 10:07
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 5:57
- 合計
- 12:47
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 4:11
- 合計
- 9:08
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 6:00
天候 | 1日目 くもり時々小雨 2日目 くもり→夜一時雨 3日目 晴れ→くもり 4日目 晴れ→くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
9/14(木) 飛行機:福岡1900→羽田2040(JAL328) 京急:羽田2109→品川2131 (292円) JR:品川2138→新宿2200(208円) バス:バスタ新宿南口2225→上高地BT0520(12,200円) <復路> 9/18(月) バス:新穂高RP1155→高山濃飛BT1331(2,200円)※約10分遅れて到着 バス:高山濃飛BT1400→名古屋駅新幹線口1635(3,100円)※約50分遅れて到着 新幹線:名古屋1749→博多2109(のぞみ47号16,960円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
どのルートも歩きやすく、危険箇所は特に無し。 以下、テン場、主な水場の状況。 <わさび平小屋> テント:1張1名2000円(予約不要) トイレ:200円/回←ここ重要 水:蛇口をひねればジャンジャン出てきた(無料) <笠ヶ岳山荘> テント:1張1名2000円(予約不要) トイレ:無料(テン場代に含む) 水:枯渇状態 雨水ひとり1Lまで(200円/L) ペットボトルミネラルウォーターひとり2本まで(500円/本) <双六小屋> テント:1張1名2000円(特定日要予約) トイレ:200円/回←ここ重要 水:強く節水を呼びかけ 小屋前の水場のみオープン(無料) トイレ横の水場は閉鎖 <笠新道> 入口の水場:9/15朝、9/18朝、水は普通に出ていたが、その後は枯れたというレコを見かけたので要注意 <小池新道> 秩父沢:完全に枯れていた <上高地→西穂山荘> 宝水:泥水が少しだけあった |
その他周辺情報 | 中崎山荘 奥飛騨の湯(900円→JAF割100円引) 0578-89-2021 温泉9:00-18:00(シャンプー、ボディーソープあり) 食事11:00-14:00(飛騨牛ほうばステーキをオススメ) |
写真
感想
飯豊山を友人とテン泊縦走予定だった秋の連休。福岡から羽田へ飛び、東京起点で山旅プランを立てていた。しかし出発当日に天気予報を確認すると、秋雨前線の影響で東北方面はどこも雨予報。
そこで、東京からのアクセスが良く、天気も良さそうなエリアを探すと、北アルプス方面に晴れマークが。
というわけで、すでに東京に入っていた友人へ連絡し、急きょ山旅プランを練り直し。空きのある夜行バスがないか探してみると、さわやか信州号の上高地行きが奇跡的に空いていた。あれこれ予約していた飯豊の旅はすべてキャンセルし、とりあえず上高地へ向かうことに決め、羽田行きの飛行機に乗った。
ただ、数えてみたらなんと14回目の上高地。このエリアはあちこち歩き回ってるし、有休使ってせっかく4連休にしたことだし・・・ということで、8月に悪天候で断念した笠ヶ岳を上高地から目指すプランを提案、それで行こうということになった。
1日目:上高地→わさび平(テント)
上高地からどうやって新穂高へ向かうか。何はともあれまずは河童橋まで歩き、上高地の景色を楽しむ。そして、西穂山荘まで上高地から歩いて登ることにした。お目当ては、西穂ラーメンとカレーとビール。
その後ロープウェイで新穂高へ下山し、中崎山荘・奥飛騨の湯で温泉に入ったあと、わさび平まで歩いてテント泊。
夕飯は持参した雲仙ハムとお裾分けしてもらった友人作のパスタ。ちなみにテン場でブヨに7〜8か所噛まれた…
そういえば、西穂山荘からロープウェイ駅へ歩く間に、双六のテン場に空きが出たのをタイミング良く見つけて即予約。もし予約出来なければ三俣山荘まで歩くしかないな〜と考えていたので良かった。
2日目:わさび平→笠ヶ岳山荘(テント)
念願の笠新道から笠ヶ岳を目指す。杓子平までは想像どおり延々と登りが続く。杓子平から先はアルプスらしい山容にテンションはあがったが、前夜なぜかぐっすり眠れなかったこともありペースはあがらす、稜線へ出てようやくルンルン気分に。ガスの中から徐々に現れた笠ヶ岳は、まさにラスボスだった。
笠ヶ岳のテン場は適度な距離感があってなかなか良い。唯一の難点はトイレ。笠ヶ岳山荘まで歩いて7〜8分登らなければならない。
ちなみに山荘では、雨水はひとり1Lまで200円、500mlペットはひとり2本まで500円(1本あたり)で販売されていた。
水を3L担いで笠新道を登ったが、テン場到着時にはほぼなくなっていたので、雨水1Lとペット1本購入。
夕飯はいつものアマノのカレー。お隣さんにスパイシーで美味しいタンドリーチキンのお裾分けをいただいたので、周りの方々にも雲仙ハムをお裾分け。
3日目:笠ヶ岳山荘→双六小屋(テント)
夜は雨だったが、朝目覚めると満天の星空。日の出前に笠ヶ岳山頂へ。北ア、中ア、南アに、富士山や白山、御嶽山。ぐるり360度の素晴らしい眺望を満喫。
この日は笠から双六までの稜線歩き。ルンルン気分でゆるゆるだろうと思っていたら、意外とアップダウンが多くてぜんぜんゆるゆるじゃない。天気も良く、そして暑く、笠ヶ岳山荘で購入したコーラ、なっちゃん、ミネラルウォーター、計1.5Lを双六小屋到着時点で完全に飲み干した。
テント設営後、同じルートを歩いてきた方々と、小屋前のテーブルで楽しく交流会。結局そのまま夕飯まで済ませて、1番の好天だった3日目が終了。
4日目:双六小屋→新穂高
この日は羽田経由で福岡まで帰る日。松本14時過ぎのあずさに乗る必要があるのは調べていたけど、そもそも松本へその時間までにたどり着くのか、docomoの電波が弱く双六で調べることが出来ず。
そのため早めの朝4時、テン場を出発。空は昨夜に引き続き満天の星空。天の川もくっきり。
花見平あたりでdocomoの電波を捉えたが、なんとまったく間に合わないことが判明。そこで思い切って飛行機をキャンセルし、新穂高→高山→名古屋とバスで移動して、博多まで新幹線で帰ることにした。
日の出前のヤリホのシルエットを眺めながら、飛行機とあずさをキャンセル、代わりに高山からの高速バスを予約。帰りの段取りが無事にまとまったので、鏡平山荘で槍を眺めながら美味しいコーヒーをのんびりといただく。
その後は小池新道を良いペースで下り、新穂高までの林道をだらだら歩き、4日間約50kmの山歩き終了。
下山後はふたたび中崎山荘・奥飛騨の湯へ。温泉とご褒美の食事は欠かせない。こちらの飛騨牛朴葉ステーキ、本当にオススメ。
*****
という感じで、超行き当たりばったりな北アルプス4daysは無事に終了。その割に余すことなくしっかり楽しむことが出来たのは、普段から山旅の妄想を膨らませ、引き出しをたくさん用意していたこともあるが、何より一緒に歩いた友人が、出発当日の飯豊から北アへの行き先変更や、帰りの飛行機当日キャンセルなどの大胆すぎる提案に驚きながらも、快くokしてくれたことに尽きると思う。
おかげで大満足の楽しい山旅になった。本当にありがとう。
飯豊山リベンジされるとき教えてください😊行きたいお山リストのトップなんです。keiさんどんな計画だったのかな〜お聞きしたいなと思ってました。
また息ぴったりのお二人にお会いできますように🎶
コメントありがとうございます😊
ここまで大胆に行き先変更したことはこれまで無かったので、無事に家まで帰り着けて良かったです笑
飯豊山、なんとトップなんですね✨
さきほど計画書を共有してみました。見れてますか?
自分は東北自体ほぼはじめてで、わからないことだらけで、なんとなくこんな風に歩けるのかな?という計画を立てていました。
違うルートやココ行ったほうが良いよーっていうのがあれば、ぜひ知りたいです😊
それにしても、スパイシーな香りが漂ってきたおかげで、とても楽しい山旅になりました😊
ほんとまたお会い出来ますように✨
5年ほど前に飯豊町に行く機会があり、とても温かいおもてなしを受けたので、それからぜひぜひ登りたいお山になりました。もちろん縦走で!とはいえ、アクセスだけでも大変なので、具体的な計画はまだでした。keiさんのプランをベースに、まじめに情報収集していきます。もし予定合えば、ご一緒させてくださーい!
まぁ、怖くて行けませんけどね😅
そそ、ピストンよりも縦走が好きなんです。なのでレンタカー借りることはほぼなく、多少不便でも公共交通機関で登山口までアクセスすることがほとんどですね。
飯豊山、今年はもう難しい気がしてるので、来年以降かな〜って考えてます。東北の紅葉が素晴らしいと聞くので、その時期に。ぜひ、計画立てましょう😊
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