20231112-近江遠征-武奈ヶ岳-堂満岳-カラ岳-釈迦岳-大津ワンゲル道
- GPS
- 08:47
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,724m
- 下り
- 1,678m
コースタイム
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 8:48
天候 | 曇り、のち小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
参考:比良駅からイン谷口までの江若交通比良登山線の時刻表 春分の日直前の土曜日 - 12月第一日曜日間の土休日のみ運行 https://www.kojak.co.jp/uploads/hiratozan.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
八雲ヶ原からカラ岳に向かうルートのはじめの方にある崩落箇所 2 箇所は、5年前よりも、多少、道幅が狭く、より危なっかしくなっていました。下に参考資料。 大津ワンゲル道の危なっかしさは、他の多くの記録も参照してください。 熊 今年に入って直近では大津ワンゲル道での目撃、そのほか山麓での目撃情報があり、過去には堂満岳ほかこの山域での遭遇の情報もありましたが、当日の行動中は、気配、痕跡はありませんでした。下に参考リンク。 スズメバチ 姿は見ず、羽音も聞きませんでした。 その他の羽虫 少々飛んでいました。 ヒル 見ませんでした。 人間 堂満岳までの登り 3 人(ノタノホリで見かけたお一方、標高 530m あたりで道を譲ってくださったご婦人お二方) 東レ新道分岐から金糞峠までの下りですれ違った 4 人(ハイカーお二方、ランナーお二方) 金糞峠の 10 人くらい 中峠までに先行していたお一方 西南稜で追い越した 5 人ほど 武奈ヶ岳山頂と周辺で十余人 武奈ヶ岳からパノラマコース分岐までに先行していたお一方とすれ違った十数人 八雲ヶ原で見かけたお一方 八雲ヶ原から登り切ってカラ岳方面へ左折するあたりで外国の背の高い男性お二方 大津ワンゲル道で難路部分を下った先で登って来られたお一方とすれ違い 比良駅の男性トイレの大は、和式でした。 |
その他周辺情報 | 天然温泉 比良とぴあ https://www.hiratopia.com/ 詳しくは、下記参照。 |
装備
個人装備 |
フェイスガード(ミズノアイスタッチ C2JY1182 グレー 装用)
ランニングマスク(ERGOSTAR グレー 携行)
不織布マスク(携行)
帽子(SOUTHFIELD後ろ日よけ付きhat カーキ)
長袖ポロシャツ(グレー)
長袖インナーTシャツ(おたふく手袋ボディータフネス グレー)
ズボン(ホシ服装 IDIES 撥水カーゴパンツ 991 LL チャコール)
足首丈インナー(Fine Track Dry Layer 黒)
レインジャケット(SOUTHFIELD 青+黒 携行)
靴(La Sportiva TX2 グレー)
靴下(安全靴作業用 黒グレー)
手袋(ラフ&ロード ゴアウインドストッパーマルチグローブ Lサイズ 黒)
ザック(Blue Ice Warthog 45L M Turkish Blue=青)
ドラムバッグ(DESCENTE Move Sport 4L)
ファーストエイドキット(赤)
タープポンチョ(MG TRAIL 橙色)
コンパス+笛+予備靴紐2本
ストック(Komperdell Explorer Contour Powerlock 伸縮式)
ブラスワン真鍮製熊鈴ガーディアン+消音機能追加+バッファローレザー革袋
ASWAYKE電子ホイッスル(赤)
害獣除け火薬銃ビッグバンR-3+カネキャップ火薬
害獣除けスプレー(TW-1000 40ml)
ヘルメット(折畳式 Edelrid Madillo 白)
携帯型情報通信端末(スマホ Xperia XZ2+ELECOM ZEROSHOCKケース)
スマホケース(藤原産業F SO-1)
モバイルバッテリー(Anker PowerCore 10000)
Garmin eTrex 32x+ナビ保護ケース青
GoPro HERO9 Black+Volta
RICOH THETA SC2+自撮り棒+リモコン
ココヘリ
ポケットラジオ(ELPA ER-P60F)
地図(国土地理院1/25000)
タオル
ハンドタオル
着替え一式
食料
行動食
非常食
飲料3.4L
水分以外7.6kg+健康保険証+山岳保険会員証
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感想
今日の滋賀県大津市南小松の最高気温は 14.5 度、朝 8 時の気温は 10.7 度でした。歩けば少し汗をかき、風の中で止まれば肌寒い気候でした。
水分 3.4L を含む約 11kg の荷物を携行し、水 1L とスポーツドリンク 200ml を消費しました。
行動中におにぎり 3 ケ、スティック羊羹 1 ケ、塩クエン酸飴 4 ケを摂りました。
座っての休憩
堂満岳でおにぎり 1 ケ。
パノラマコースの途中の休憩岩でおにぎり 2 ケ。
今日は、下に記しますように、熊対策がありますので、おにぎりはジップビニール袋に入れて密封して携帯、ゴミもジップビニール袋に入れて密封するようにしました。犬の数倍の嗅覚を持つという熊への多少の対策です。フードコンテナーとガベッジバッグの方がよりよいのでしょう。
https://www.env.go.jp/park/shiretoko/guide/sirecoco/rental/index.html
https://yamahack.com/5202
今日の写真のほとんどは、GoPro HERO9 に Volta をつなげ、ガングリップ状態にして撮影しました。ボタンは本体にスリーブをかぶせた時よりも押しやすく、バッテリー残量を気にせずにすみ、持ちやすくてよいです。
手を空けたい時は、ズボンのポケットに入れて、ファスナーを閉めました。完全には収まらないのですが、落ちずにすみます。
曇り空もあって、写真がすべて暗い写りになってしまいました。
スマホは、今日は写真撮影には使わず、GPS ルートトレースにのみ使いましたが、イン谷口に戻ってきたあたりで電池切れになりかけました。比良とぴあまで、モバイルバッテリーを繋いで歩きました。
今日は、紙の地理院地図にルート、磁北線と通過予定時刻を記入したものをラミネートで防水処理をして、ストラップでズボンのベルトにつるしてポケットに入れて携行しました。行動中、スマホのルートトレースを見ることは、数回だけでした。
堂満岳に登る途中で道を譲ってくださったのは、たぶん、この方々。
https://yamap.com/activities/28158391
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八雲ヶ原からカラ岳へ向かう途中の崩落箇所
5 年前の崩落箇所 1 箇所目
20180923-近江遠征-武奈ヶ岳-カラ岳-釈迦岳 (87/111)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=1593169&pid=3c6e3fca3ecf3e31f005fce070f8292a
5 年前の崩落箇所 2 箇所目
20180923-近江遠征-武奈ヶ岳-カラ岳-釈迦岳 (88/111)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=1593169&pid=aa44da7aeb9c38758464a22e98cb4658
5 年前に比良山遭難防止対策協議会にメールでお知らせ申し上げ、その時のニュースに掲載されました。
https://hirasan.otsu.jp/news/2018tuukoufuka.pdf
トップページからのリンクは切れています。
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比良山遭難防止対策協議会
https://hirasan.otsu.jp/index.htm
レスキューポイント
https://hirasan.otsu.jp/rescue-map/index.htm
マップA ← 武奈ヶ岳 - 釈迦岳はこちら
https://hirasan.otsu.jp/rescue-map/images/mountain-A.pdf
マップB ← 堂満岳はこちら
https://hirasan.otsu.jp/rescue-map/images/mountain-B.pdf
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天然温泉 比良とぴあ
https://www.hiratopia.com/
入口で、登山者はザックをザック専用ロッカーに入れてから入館します。
ザック専用ロッカーには鍵はかかりませんので、貴重品は携帯するかコインロッカーを利用します。5 年前に来た時はロッカーは 4 基だけでしたが、12 基に増えていました。
入浴後に飲食ができます。
屋外テラスにテーブルと椅子があります。
午後 4 時ごろに赴きましたが、脱衣場、洗い場、浴槽とも、数人ずつの人で、空いていました。一度に入浴する人数に十人少々を想定しているような、こじんまりとした感じです。
JR 湖西線比良駅との送迎バス(無料、入館時に予約)があります。駅までの所要時間は、10 分足らずのようです。スタッフの人は 5 分くらいとおっしゃっていましたが駅まで歩いてみた(早歩き 25分)感想です。電車の時刻とがシビアな時には要注意でしょう。
比良駅までのバスの出発時間は、14:55、15:55、16:55、17:55
比良駅の京都行きの普通列車の発車時刻は(この日の時刻表)、
15:20、15:53
16:21、16:37、16:52
17:06、17:36、17:54
18:05、18:35
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大津市 熊の出没にご注意ください!
https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/025/1605/g/t/1390705956292.html
滋賀県のクマ目撃出没情報 [2023.6.29]
http://sukeroku.blog55.fc2.com/blog-entry-9004.html
今年(2023年)6 月 8 日に、比良とぴあの近隣の住宅が並ぶ市道で目撃されたということです。
hirorise さんの山行記録
大津ワンゲル道 →熊に遭遇 (熊の写真は撮れず…。遭遇場所写真アリ+状況はテキストで)
2023年11月04日(土)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6144259.html
今日の山行の主な課題は、熊対策でした。行程の最後、釈迦岳まで来て、以下の熊対策に換装して、大津ワンゲル道を下りました。
熊鈴
ブラスワン ガーディアン
https://brass1.net/guardian.html
アウトレットの値引き品ですが、よい音がしました。行動中は、手づくりの消音機構で音を消していました(別に日記で紹介します)。
https://www.yamareco.com/modules/diary/121565-detail-314894
吊り下げ用の革ベルトが付いていますが、ホックで留めるだけなので落とす可能性があります。紐も付け、ザックのヒップベルトのギアループにベルトと紐で下げました。
熊の気配はなく、音を鳴らすことはありませんでした。熊鈴を鳴らしている方は多かったです。
電子ホイッスル
ASWAYKE 電子ホイッスル
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0CKPR349L/
笛は、もともと持っていますが、熊対策用に電子ホイッスルを用意しました。
熊は、サイレンや打ち上げ花火の音からは逃げるらしいので、笛よりは電子ホイッスルがよいかと。紐を付け、飾りカラビナでザックのヒップベルトのギアループに下げました。
堂満岳で一回鳴らしてみただけで、後は鳴らすことはありませんでした。
【閲覧注意】クマの音対策。1番効果があるのはどれ?熊鈴、ホイッスル、爆竹、ロケット花火、サイレン、絶叫
マタギの教え【クマと生きる】
https://www.youtube.com/watch?v=9tWDPs3l5v0
火薬銃
火薬銃 ビッグバン R-3、カネキャップ 8 連発 × 12 ケ入り 3 箱
https://store.shopping.yahoo.co.jp/zumi/r-3kanecap.html
紐を付け、飾りカラビナでギアループに下げました。
1 発、堂満岳の人がいないところで試射して、あとは携帯しただけでした。
火薬玉(カネキャップ)は、1 箱だけ、ジップビニール袋に入れて防水して携行しました。
熊除けスプレー
TW-1000 40ml
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B000XZ9NSW/
これは、落とさないようにギアループに下げるよい方法がなさそうでしたので、ポケットに入れて携帯しました。
ポケットラジオ
ELPA ER-P60F
https://www.elpa.co.jp/product/av08/elpa1353.html
堂満岳で NHK ラジオ第一放送の受信を確認。防水ではありませんので、肩にかけた防水プールバックに入れたまま、鳴らさずに携帯しただけでした。
MG TRAIL レインコートシート登山リュックを背負い着用できる ポンチョ ビバーク用防寒シート付
https://www.amazon.co.jp/dp/B01IUHAFP4/
オレンジ色
いつも緊急用に携帯しているものです。熊は青色に執着するということと、自分より大きい物体を避けるということから、これを羽織って自分が大きく見えるようにし、あわせて青色のザック(Blue Ice warthog)も隠してみました。
大津ワンゲル道の急降下箇所では足下が邪魔になりましたが、行動することはできました。
熊の視覚!色の識別はできる? | 熊の種類や生態
https://熊.biz/archives/126
ヘルメット
Edelrid Madillo
折りたためるので重宝していますが、廃版のようです。
熊に襲われたらうつ伏せになって頭と首を守れということです。
もともとバリエーションやマイナールートでは装用しています。大津ワンゲル道ですと、熊にかかわらず、装用します。
トレッキングポール
Komperdell Explorer Contour Powerlock 伸縮式
いつもは折り畳み式のポールをザックに入れて携行しているだけですが、今日は、より丈夫な伸縮式のこれをザックに入れて携行しました。Blue Ice Warthog 45M ですと、ザックの中で X 字状にすると、なんとか入ります。
公共交通機関移動なので、外付けはなるべく避けています。
釈迦岳で 1 本取り出し、石突きを外して短くして手に持ちました。地面につくよりも護身用という形です。
ナイフ
Petzl Spatha
https://www.petzl.com/INT/en/Professional/Packs-and-accessories/SPATHA
クライミング、レスキューなどに準備しているものです。熊に対抗するには貧弱ですが、いちおう。
折りたたんだ状態でカラビナでザックのヒップベルトのギアループに下げました。移動中は、防水プールバックにしまい、さらにそれをザックにしまっておきました。職質対策です。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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金糞峠では、横を通らせてくださってありがとうございました。その節は失礼しました。
GoPro にハンドグリップ (Volta) を付けて持ちやすくしてみました。私は動画を撮ることはありませんが、ガングリップの形のカメラが行動中に使いやすいので、こうしています。以前は SONY HDR-GWP88V というガングリップで持つことができるビデオカメラを山での静止画撮影に使っていました。
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/item.php?itemid=1928
武奈ヶ岳には年に何回もは出かけられないのですが、もしお会いできましたら、こちらこそ、比良の山々をお教えください。
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